F-22が達成出来なかったこと

Last-modified: 2021-01-31 (日) 11:01:12
 

 F-22が達成出来なかったこと 

 

※ 特に重要と思われる点を太字で強調しました ※

 
 

関連ページ → 王道からかけ離れているF-22の運用思想

 

F-22が達成出来なかったこと

 

ですがスレ避難所 その376
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/36360/1599394789/

 
 

614 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/12(土) 23:02:55 ID:kUHJgL.E0

 

今更ながらに疑問なのだが、なぜF-2はベースとしてF-16を採用したんだ?
F-2って設計開発時期的にはF-22と同じ世代だけど、
F-22のようにステルス性を持つ機体にすることは出来なかったのかしらん?

 

ステルス技術そのものは、1960年代にソ連科学者が論文発表
それをもとに1970年代にロッキード社は概念実証機ハブブルーを設計
1980年代にはF-117やB-2を開発、1990年代にはF-22を開発した、というのが流れ
だよな

 

日本が同じように、冷戦期のうちからステルス機戦闘機の開発に端緒を開いておくことが出来れば、
F-2だって性能的に陳腐化することなく運用し続けられただろうに…

 

616 名前:ヴィルデ・ザウ ◆z9E9JkEdao[sage] 投稿日:2020/09/12(土) 23:14:50 ID:8M8rj42A0

>>614
F-117が世界初のステルス機として公表されたのは1988年
F-2の開発条件が紆余曲折の末定まったのが1988年
その頃にはF-22の存在は公表されていないよ

 

617 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/12(土) 23:16:12 ID:2qOEEAUA0

>>614
自主開発案FS-Xのような1970年代前半の機体設計が精々の当時の国内事情に、一体何を期待しているのだ。

 

628 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 00:39:54 ID:PGaFZlY20

>>614
無理だろう

 

アメリカを除いて70~80年代初頭のステルス技術の知見では、
複合材の段階的な適応、電波選択透過性遮蔽材の適用(キャノピー・レドーム)、
レーダー波吸収材の適用(インテーク等)によるRCS削減に拠っていたとこが多分にある。

F-16 block30以降実装されたものやF-2向けに実装されたものと方向性は大同小異よ。

 

今日のステルス戦術機は
FBW技術が導入され、ACTを適用したCCV(運動能力向上)機で、
機動性とVLO(超低観測性)両立した機
なんで
飛行制御と設計時に仕えるコンピュータの性能的に見て
70年代当時の予想だと21世紀前半~中頃辺りに出現すると思われていた。
当時から見て次々世代あたりだったからな。

 

F-117とATB・ATF計画機、B-2/YF-22/YF-23の完成で
下手したら当時の予測より20年~半世紀近くも繰り上がってる
のは押さえて置かんとマズい

 

あの辺りの計画機は、F-19やハブ・ブルーとかの情報漏洩を元に
80年代のブラック・プロジェクトで開発中とされていた極秘ステルス機の予想の上を行ってる。

 

625 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 00:06:45 ID:vzgn/ng.0

 

当時の日本にステルス機を開発させるのは無理があるよなぁ…
仮に開発陣に十分なステルスの知識が有っても、Mig1.44の様な低RCS機の開発の方向に行くしかないのでは?

 

628 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 00:39:54 ID:PGaFZlY20

>>625
当時の知見で主力有人戦闘機向けのステルス化(低観測化)計っているからねぇ>F-2
F-117と同種のファセッティング構造導入し先進的だった
西ドイツの戦闘機デモンストレータ―・MBBランピリダエでもだいたい12年遅れ

 

ただこいつはコメートみたいな軽量安価な短距離迎撃機構想に基いていたもので格闘戦を想定しておらず、
任務と航続性能極端に限定して操縦士の視界と安定性と機動性放棄したために
ステルス化コンセプトが成立したのは踏まえておく必要がある

 

本邦だとASM/SSM、AAMとかに導入したステルス化と方向性が近いブツなんで
有人戦術機としてはちょっとアブノーマルな方向よね
こうして他所と比較してみて、実際のタイフーン・ラファールに投じられたRCS低減の努力も考えると(ry

 

626 名前:避難所の名無し三等兵[] 投稿日:2020/09/13(日) 00:07:15 ID:QkqZApU60

 

ロシア(旧ソ連)ってステルス戦闘機の概念まで到達していたんですか?
ソ連の科学者が解明したのは電波反射を現実的な計算量で解析できる理論であって、
その理論があればステルス機を設計できると理解したのは米国じゃなかったかと。

 

633 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:17:26 ID:PGaFZlY20

>>626
ソ連/ロシアは有人機は低観測性化はかりつつ、
無人偵察機と大型ミサイルの翼のステルス化志向してたとこはある

 

70-80年台だと、ソ連科学者の論文を基に発展するコンピュータ資源を使って計算すれば
運用環境を限定したステルス戦闘機に適用できると力入れてたのは米と西独やね

 

早期着手した為に得られた知見と確保した計算機資源、
機体制御込みでの航空機開発力と政治力では米の一強になってしまう。
それまでの積み重ねがある米だからこそ、あの時期にステルス機開発できたと言える。

西独のMBBランピリダエは冷戦終結と米の政治的圧力もあって潰れてたりするしな

 

631 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:11:20 ID:.LcNQYms0

>>614

ベースとしてF-16を

F/A18ベースならと結構、思ったな。
航空ファンだと米側がLMに炭素複合材技術を与えるため、とかあったが...

 

632 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:14:37 ID:I7X9iXMs0

>>631
そもそもベースが必要だったのか否かという点もね。

 

634 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:18:38 ID:hsgNJueQ0

>>631
蜂のアレさが一般オタにまで周知されるようになったのは2000年代入って大分経ってからだし
極一部の空力に詳しいニキは感づいてたにしても、米帝海軍最新ハイテク戦闘/攻撃機のイメージや
いいとこだけ強調した各紙の記事に幻惑された大多数の声に埋もれてしまってたし。

 

636 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:29:43 ID:.LcNQYms0

>>634
あー、ストレーキの件かぁ。
F-16はうまく処理してるのに同時期のF/A-18は..とは思ったけど
あれF-5の系統の当時としても保守的な設計だったからってのもあるのかねぇ?

 

638 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:41:57 ID:PGaFZlY20

>>634
ただ当時、F-5/ホーネット的な空力アプローチで、加速性能低下と引き換えに、
攻撃受けた悪条件の滑走路でも運用できるよう短距離離着陸性能を保持しつつ
中低速域での格闘戦向け性能と搭載量確保するってアプローチは日英で採られてるからね。
(本邦またカワサキかはFSX向け、英BAeはトーネードの補完代替向けとか)

 

艦載機向けの特性だけど、基地を分散配置して各地に離発着できる空港や
代替滑走路・緊急離着陸場確保できるならば、あれはあれでアリなアプローチよ

 

F-15みたいな対戦闘機戦闘能力持つ主力制空戦闘機が確保される前提ならだけど

 

629 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 00:47:58 ID:NfqrMsp60

極秘ステルス機の予想の上

そんなんがエリア51で飛び交ってたと考えるとそらUFO騒ぎやらなんやらも起きる罠と

 

633 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:17:26 ID:PGaFZlY20

>>629
70年代当時の予想は普通とは言え、世代交代という点で行くと悲観的な方の予測だから

 

冷戦が継続して主力戦闘機の耐用期間が飛行時間で4,000時間台、
F-104・ジャギュア代替・後継機として構想された後のタイフーンに繋がる機、
BAE P.106B/P.110とかTKF-90とかあたりが単独開発され、
その次の世代として考えられたものとして捉えるなら、
早ければ試作機登場が1990年代末あたりになるわけだから

 

機動性と有人戦術機としての性能損なわない範囲での漸進的な低観測性化が
米のステルス機開発、ことATB・ATFで一気にどっか行くなんて、まだ思われてない時期だわな

 

635 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:23:26 ID:hsgNJueQ0

>>633
ただその当時のYF-22/23ショック経験した世代の中には、
30年経ってもその時のインパクトから脱しきれずF-22盲信してるぽいのがいたりするのがなぁ

 

637 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:30:58 ID:I7X9iXMs0

>>635
データリンク系以外ではいまでも最強なのは間違ってないからね。

 

638 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:41:57 ID:PGaFZlY20

>>635
いかんよねー>盲信
F-15に対するそれと質的には似たようなもんだけど

 

まぁ、今でも一流なのは確かだ>F-22
F-35 block4~6以降の普及後は、近代化の努力があまりなされなければ
急速に戦力としての位置付けが低下すると見てるけど
今のF-22近代化の方針だと最後まで有力でいられるかちょっと微妙かも

 

639 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 01:52:50 ID:hsgNJueQ0

>>637

>>638
実際現時点で最強なんだから誰だって高く評価するし全然問題ないんだけど、
あれがステルス戦闘機の唯一至高の「解」だ、みたいな主張する人が誰とは言わんけど
複数いてちょいともにょるよね

 

641 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 02:05:51 ID:PGaFZlY20

>>639
>あれがステルス戦闘機の唯一至高の「解」だ

 

そりゃ単なるバカの言い草なので気にせん方がええで

 

確かにF-22は「"長距離航空優勢任務を負うステルス制空戦闘機"として到達した解」だが、
想定された用途・任務が違うなら形態が変わって当然。
あれがステルス戦闘機の唯一至高の「解」だ、みたいな主張に則れば
「なんで同じ要求に基き生み出されたはずのYF-23がYF-22とまったく違った形態なの?」
この疑問に説明できない。

 

なおこの言い草はピエール・スプレイ御大に影響され過ぎている気がするので我ながら大変アレ

 

ついでに米海軍のNATF計画は
「"長距離哨戒・防空任務を負うステルス制空戦闘機"として到達しそうだった解」だけど
洋上を長駆展開する滞空時間の確保と受け身での艦隊防空を想定してたNATFは
(中途でATFと合流したが)機体構造ある程度共通してても形態変わる予定だっただろ?

 

YF-22を元としても、可変翼導入したり形態変わるだろ?
YF-23を元としても、カナード導入したり尾翼縮小か廃される方向だったろ?
想定用途と運用環境で形態変わってるだろう。

 

想定される任務で求められる滞空時間・航続力付与要請と
スーパークルーズ維持時間、離発着性能で同系列機でも変わるんだ。
そんなのF-35A・B・Cと見ても解る。

 

唯一至高の解なんて、どこにあるの?
性能的にも調達性の観点からも、F-22は最大公約数も満たなかっただろうに。

 

真面目な通史とか書籍では、そういうとこ踏まえて書いてるかどうかでも、色々見えてくるとこがある罠

 

645 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 04:49:11 ID:PGaFZlY20

>>641

 

なお要求されていながらF-22で達成出来なかった点、要求落とされた、
または能力低下許容された点で目立つもの
を挙げてみるか

 

●総離着陸重量

 

 ・50,000ポンド(22,700kg)以下→60,000ポンド(27,200kg)に妥協
   航続性能・作戦行動半径・スーパークルーズ維持要求低下
   これに伴い開発要求されていたJAFEエンジンコアへの要求度が増大
   熱対策と飛行時間8,000時間化(F-15への要求の倍)前提に肥大化した面もある

 

●離発着性能、推力偏向・逆噴射機能

 

 ・610m以内での離発着要求が910m以内に低下、あわせてノズル仕様変更

 

●アビオニクス全般

 

 ・AN/APG-77 性能未達?
   ロット5以降搭載のAN/APG-77(v)1でアレイ変更・能力向上、動作モード追加後達成と思われ

 

 ・ミッションコンピュータ・ESM全般
   妥協されたが一流・当時としては過剰気味

 

 ・側面監視レーダー(SLAR)・IRSTシステム
   搭載取り下げ
   双方とも機首部搭載スペースがそのままデッドスペース化

 

●コクピットシステム全般の完全な刷新・新型化断念

 

 ・DVI(直接音声入力)削除
 ・射出座席・生命維持装置・酸素発生システム(OBOGS)、操縦士向け装具刷新断念
   これは全面刷新せずに既存のものの発展形とし、安全側に振った改善化路線に変更
   後にOBOGSと装具でトラブル起こしたが、当初プランのままだとより怖いことになっていたかも

 
 

主だった所だけでも、機体規模と機首形状・ステルス化に影響する箇所、
電力・冷却系、ミッションコンピュータ周りに影響する箇所で要求が変化し、
それらがYF-22からのF-22への形状変更にも影響しているのが見て取れる。

そこから見てもF-22Aは妥協の産物だなと言える。

 

YF-22とF-22への形状変更点、特にインテーク・尾翼回りの変化考えると
それまでのロッキード製航空機の傾向への対策で、尾部を構造的に安全な方に振って、
特に側方ステルスに影響する尾翼(垂直尾翼)面積と舵面積を取り過ぎた為、
改善後の今も機体全体に悪影響を及ぼしてる疑念がある点も見るべきかな、とは思う。

 

平均整備間隔の未達、整備性、前線飛行場で整備可能なように要求されていた
300飛行時間ごとのステルス性維持・トータルパッケージメンテナンスが
整備支援施設がある根拠地に限定されたとか、
列線整備できる個所の少なさと後方デポ・メーカー送り修理の増加に伴う負担増とか
調達機数が制約された皺寄せ受けてる運用上の難点も挙げていけばキリがない。

 

F-22Aラプターは、もっと飛行機として根本的なとこで
格闘戦も考慮した制空戦闘機としての要求達成しつつステルス性と両立させるため妥協せざるを得なかった、
兵器としては看過できるがアレな点がまだまだありそうな気はするかな

 

656 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 08:31:54 ID:hsgNJueQ0

>>645

F-22の要求引き下げ

その当時の自分の実感として、正直安心したところあったり

 

ATF計画って「それなんてSFスーパーメカ?」だったやん。
マジでこれやんのかいやさすがにどっかで色々妥協するやろ
でも米帝ならもしかすると……みたいな

 

それが結局ああなって「ああよかった米帝も生身(?)の現実の国家だったんだ」と分かった時の
納得とがっかりと安堵の入り混じった思いは今でも覚えてたり。

 

あと、未達案件で大きな奴として取得性関連があったはず。
さすがに実現されるとは誰も本気じゃ信じてなかったろーけど、
一応「F-15よりユニットコスト安い」ってのも求められてはいた

 

冷戦の精華みたいな計画だったからウルトラ超兵器になるのは理の当然だったし、
上記いろいろ切られた案件、特にアビオがらみの部分は冷戦続いてたら
石にかじりついても実現実装されてたとも想像する。
逆噴射も維持され、その分航続力まわりは当初は割り食って更に削られた状態で配備され、
後の改良で手当てされることになってたかと

 

逆噴射は割と早期の段階で取り下げられてた記憶があるけど、
アレってゴルビーが融和姿勢見せてなかったら取り下げられずに開発が進行し、
割と計画全体に影落としてたんとちゃうかな
などと今になって歴史のifを想像する

 

657 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 08:36:14 ID:hsgNJueQ0

 

いや、実現したブツも十分スーパーメカなんですけどね>F-22

 

660 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 10:06:42 ID:PGaFZlY20

>>656

>>657
F-22、実現したブツはウルトラ超兵器だしスーパーメカなんだけど、
俺的には過去の傾向と要求未達と取得性面由来の無駄な構造と
下手な装備の後日搭載案で能力損なってるのが気に食わない、とか
削って良い箇所と力入れるべき箇所が違うよ、みたいなとこはある。

 

取得性で行くなら先に挙げた箇所をもっと削り込めたんでね、とか。
ミッションコンピュータ向けCIPのモジュールスロット空けてコスト落すとか、
2025年までの寿命考えるなら小手先の価格低減策に走り過ぎてるのが。

 

ソフトウェア無線を始めとしたアビオニクスの各システムも
CIPで走るOS上で仮想化して構築されてる機体なら、
装備の後日搭載より計画進展につれて安価になったプロセッサを積み増してトータルの処理能力で殴れ、
まだCIPモジュールスロット埋めてないし、CIPそのものを1セット積み増す搭載余地で
処理性能4.5倍は増せる余裕あるんだからとか言いたくなる。

 

F-14、15等とは、当初の取得性で制限された部分に対する扱いと
MLU改装に向けたノリがまったく違うあたりがアレなんだけどねw
冷戦時の超兵器なスーパーメカと今時のCOTS機の過渡期なとこが出てるよな。

 

662 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 10:16:42 ID:hsgNJueQ0

>>660
冷戦脳で計画したものに平和の配当割り当てようと頑張った
ある意味キメラ兵器だからしゃーなし。
一時期F/A-22Aなどとも名乗ってみたり、
議会と命がけで戦い続けてきた歴戦の勇者だ、面構えが違う。

 

今聞かされたらユニットコストの件も、シド・ミードのイメージイラストつきで
「先進の自動化工場でプラモデルのように複合材多用して作ることで、
チタン削りだし等の高価な加工廃して性能上げつつ実現します」
なんて大真面目にアッピルしてたものよ

 

667 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 10:53:27 ID:PGaFZlY20

>>662
実家のどこかにあるわ、その手のアピールしてたの載ったブツw
当時からロッキードのイラストレーター陣ってやたら豪勢で上手いし、
センスあって、構図からしてカッコいいのよなw

 

678 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 11:50:28 ID:Co0yba8s0

>>662
そのシド・ミードを現実化できそうよな次期戦闘機は。
次期戦闘機でようやくF-22で達成出来なかった要求満たせそうなもんだからなあ、
何だよ直接音声入力とか……

 

758 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 23:46:40 ID:kilhK2LU0

>>678

DVI(直接音声入力)

グラスコクピットの表示モード変更や表示更新、無線のチャンネル変更
最悪機動中の空間識失調対処とか緊急時対処用として、当時のトレンドだったからぬ

 

何気にVTAS/DVIとしてタイフーンなんかで実装されてて
各種データ入力の切替更新とディスプレイのモード変更、
無線・航法装置のチャンネル変更
目標選択と僚機への目標割当が音声入力に対応してる。

 

646 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 06:11:28 ID:cDeJPtTc0

 

当時の性能要求が
「十分な支援設備のない前線でこんなもん維持できねーよ」
になってたくさいのは見て取れるわなあ。

 

そして現代でも状況は変わっていないが、基礎技術が底上げされたので
・メンテの手間がそれほどかからないステルス構造
・より小型高性能でユニット化された電子系
などが後発のF-35には盛り込まれたと。

 

650 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 07:25:10 ID:PGaFZlY20

>>646

「十分な支援設備のない前線でこんなもん維持できねーよ」

JSF/F-35では、多国籍の共同開発という前提はあるが
当初からALGS組んで運用国同士で国際的な後方支援システム設けようとしたり
うまく行かなかったけど整備支援にALIS(自動兵站情報システム)組んだりと、
その辺を是正しようとした努力が見える

 

必須なものを除いて、過度に特殊化・専門化したものを避けようとするあたりも
そこいら絡みなんかなと思ったりはする。
ソフト開発にAda83をなるべく使わずC++(JSF++)主体で行くとか、
リアルタイムOSと資産は米空軍主導でロッキードマーティンとノースロップで
出来るだけ共用するとか努力してるしね。

 

663 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 10:26:20 ID:7ZEevknw0

 

要するに、
・F-22はオーパーツだった
・あのレベルの機体を開発するのは当時(いや今も?)の他国には不可能だった。
・日本にもステルスについて一部の要素技術はあり、それはASMやF-2の低RCS化に活用された。

 

こういう理解で宜しいか?

 

しかしF-22は冷戦中、実戦に投入することはできなかったことがつくづく残念だな
とはいえ、冷戦は情報戦という側面もあったことを考えると、
ATF計画時代に少しずつ情報開示された断片情報や、YF-22とX-32の威容によって、
ソ連崩壊を早めることに多少貢献したかもしれないという点は戦果と言えなくもないかもしれんね

 

667 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 10:53:27 ID:PGaFZlY20

>>663
そーゆー理解でおK>日本にもステルスについて

 

つか規模こそ違えどF-2とASM-2をセット成立させた要素技術だからぬ
>電波吸収材を導入した複合材翼と低観測化インテーク

 

F-22は、時代の追い風と米の足踏み、その後の技術的進歩と知見の普及込みで
やっとATF計画時と同レベルの発想に基くものや、近い水準まで追いついてきた感はある。
アレは何が怖いかというと、F-22自体ではなく、F-22をオーパーツ足らしめたコンセプトのまとめ方と
F-15開発運用経験込みで得られた知見と要素技術の積み上げ方よね。

 

ATF計画向けに練られたコンセプトはボイド御大のエネルギー機動性理論と
F-15・16世代の敵機に対する優位獲得、人間の生理的限界のアカンところという
三大ハードルをクリアするのにそう来たか
みたいな発想の勝利みたいなとこがけっこーある希ガス。

 
 

当初目標未達のF-22、アップグレードとその将来


 

(まとめ)
・構造上の欠陥を修復した結果、F-22Aの機体寿命は1万6,000飛行時間へと延長。(=2060年まで運用可能)
・次世代戦闘機の開発が予想より早く、2030年代に登場するかもしれない。
・今後のF-22Aのアップグレードは次世代戦闘機開発との予算の取り合い。
・2019年に結んだF-22保守契約(オプション込)の70億ドルのうち、約半分がコーティングの維持に使われる。
・LMではコーティング費用の削減を研究中だが、上手くいかないと2045年までに100億ドル以上の費用が発生する。
・F-35Aの調達コストは下がっているが、運用コストは3万ドル台と負担が大きいので、LMとF-16V調達の話し合い中。

 

国防予算を削る気まんまんの売電政権が、予算を増額してくれる可能性は低い。
このまま次期戦闘機開発も延期、F-22Aの可動率も低下、という暗い未来しか思いつかに。

 

当然、在日米軍基地にローテーションでやってくるF-22の機数も削減される可能性ががが

 

134 名前:負け組投資家@スマホ ◆9MPEgNILkWSC (ワッチョイ 6dda-Bcx5)[sage] 投稿日:2021/01/30(土) 19:44:01.59 ID:BKajlzZl0

>>130
酸欠になる欠陥って時から我が方の中の情報更新が止まってる

 

142 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 5967-merL)[sage] 投稿日:2021/01/30(土) 19:46:52.01 ID:ToXnN/Q50

>>130
設計はF-35より10年古いんだっけ
今も製造されてるF-35と違って根本的な改造ができないF-22は技術的な寿命が早くきそう

 

148 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0aed-unxX)[sage] 投稿日:2021/01/30(土) 19:48:49.67 ID:MAqefYMZ0

>>142
現在計画中のミッションコンピューターのアップグレードがどうなるか、だな。
さすがにF-35と同じMADLを搭載する予定はなさそうだが。

 

いずれにしても多額の改修費用が発生するので、議会を説得できないと身動きがとれない。

 
 

180 名前:尾州鱒 ◆r782vsfCd0FE (アウアウウー Sa21-unxX)[sage] 投稿日:2021/01/30(土) 19:59:19.47 ID:jMHM2OcAa

>>130

>>142
せめてあと5年早く飛んでいれば、配備機数も現実よりずっと多くなって
今頃はF-35に準じた魔改造も有り得たでしょうに。不憫な子ですよラプター。

 
 

関連ページ