ヴァンフーリエン

Last-modified: 2022-04-20 (水) 21:08:52
ヴァンフーリエン
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ステータス
クラスバーサーカー出典エルーラン王国/英霊卓
属性混沌・悪性別男性
キャラクター紹介
強大なフォモールの戦士。
二双の斧と、埒外の耐久力で目の前全てをひき潰す。
妖魔の一大軍団を築き上げ、魔族来寇に乗じて多くの地を滅ぼした。
 

キャラクター概要

彼が使用していた竜牙の斧は、粛清竜オルケイアの牙から削り出したものであった。
それ故、謳われとして「粛清竜」としての側面を謳い上げ、内容を変質。
彼は粛清竜ヴァンフーリエンとして降臨する。
その後、妖魔の「決着の願い」のために全てを滅ぼすための機構として稼働した。

元より、妖魔の勝利のために生涯を捧げていた妖魔であり、種族を問わず多くの妖魔が彼に付き従った。
妖魔の願いを達するものは彼なのだと信奉した者達が多く存在したのだ。
規格外の存在であるフォモールの王エラザンデルがいなければ、もしくは妖魔の王として君臨する器だったかもしれない。
しかし、全ては彼にとっては果て無き夢だったのだ。

スキル

カリスマC-

国家運営は出来ないが、志を共にする仲間とは死を厭わない強固な繋がりを持つ。
ヴァンフーリエン率いる古城軍団は、頑強な妖魔軍団として知られた。

戦闘続行A+

異形:古の城を始めとした、数々の戦闘続行・反撃能力。
彼の規格外の戦績を支える最大要因。

竜種改造B

粛清竜の謳われによる自己改造。
粛清竜としての出力を得て、独立した行動が可能となる。
「謳われ」による疑似再現であるため、真に竜の心臓を取り込んだ場合よりランクダウンしている。
また、選定者の資格を簒奪可能となり、粛清装置としての能力を手に入れる。

運命加速C

敵対する者の「運命を打破する力」「運命をつかみ取る力」を剥奪する能力。
銀の輪の女神アリアンロッドに由来する運命に関わる力を否定し、神々の定めた法則を強制適用することができる。
光の時代に生まれた純粋生命である粛清竜が持つ能力であり、外付けの力であるためランクダウンしている。

うたかたの夢A

個人の願望、幻想から生み出された生命体。
願望から生まれたが故に強い力を保有するが、同時に1つの生命体としては永遠に認められない。
謳われた武器が受肉した存在である粛清竜ヴァンフーリエンは、どこまで行っても生命体ではない。
それでも尚、妖魔の勝利を求める。

 

宝具

願い果てた結末の剣(エンド・オブ・オルケイア)

ランク:EX
レンジ:1-999
最大捕捉:1000

粛清装置としての権能が宝具となったもの。
選定者の資格を簒奪し、自身を大霊脈と接続すれば、神々という機構を単なる魔力パスとして用いて粛清を発動可能となる。
すなわち、これは火の粛清そのものだ。

銀の輪の女神アリアンロッドは、七大神にも含まれない不可思議な精霊である。
信仰という神の括りに左右されることなく、ただ運命を司る。
司ると言っても、彼女が何かを意図して引き起こすわけではない。
ただ、運命を覆すだけの力を持つ生命体が存在したとき、彼女という機構が機能する。ただそれだけのことだ。
「フェイト」を肯定する世界の理、それがアリアンロッドという女神である。

運命を打破する力、運命をつかみ取る力、そのどれもが七大神信仰に由来する自然現象の大前提に左右されることはない。
つまり、神々(月や太陽、雷や泉などの存在して当たり前のもの、自然界の物理法則)すら、時に凌駕しかねない。
フェイトが生み出す結果は、時に当たり前を破壊する。

であれば、逆説的にフェイトが尽きるということは、それは神々のもたらす法則が罷り通るということだ。
この宝具は、以上のような絶対性から導かれる「結果」であり、絶対の「当たり前」である。
つまるところ、火の粛清とは、そのようなもの、「絶対の当たり前な結果」なのである。