主要キャラクター

Last-modified: 2014-09-06 (土) 13:56:51

四騎士

焦炎評議会によって世界の調和を乱す者のもとへ送り込まれる断罪の戦士。かつて世界の調和を乱したネフィリムを殲滅したことから、焦炎評議会に認められて調和を守る騎士となり、絶大な力を与えられた。元々はネフィリムの一族であったはずの彼らが、どのような理由によって一族を裏切ったのか、作中では語られていない。
黙示録に描かれた最終戦争に登場するとされる四柱の騎士がモデルになっている。

  • デス(英:Death)
    今作のプレイヤーキャラクター。ネフィリムの一族の中でも最古の存在で、四騎士のリーダー。
    濡れ衣を着せられたウォーを助けるためというのが冒険の動機になっており、また創造者や死者たちの頼み事にも(文句や皮肉を言いつつも)協力したりと、外見のデザインとは裏腹に人間味を持ったキャラクターとして描かれている。
    黙示録では4番目に現れる騎士で、疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目を担っているとされる。青白い馬に乗っていることからペイルライダー(英:Pale Rider)とも呼ばれる。
  • ウォー(英:War)
    前作のプレイヤーキャラクター。ネフィリムの中では最も若い存在で、四騎士の中では末弟。
    封印が解かれていないのに召喚され、地上に最終戦争を引き起こして調和を乱した、と世界の調和を監視するという『焦炎評議会』に糾弾される。しかしこれは何者かによる陰謀であり、ウォーは無実の罪によって汚名を着せられることになった。その汚名を自ら返上するために、荒廃した人間界で破壊者とその眷属を排除していくことになる。大柄な体に憤怒を押しこみつつも自己を律し、筋を通し、性根の曲がった者を粉砕するハードボイルドなキャラクターとして描かれている。
    黙示録では2番目に現れる騎士で、赤い馬にまたがり、巨大な剣を持ち、人間の間に戦争を起こす役目を担っているとされる。
    2日本語版の翻訳ではデスの兄となっているが、これは誤訳。
  • ストライフ(英:Strife)
    今作では、銃を持つ男性の姿のシルエットで登場した。リデンプションはストライフの銃である。
    黙示録では最初に現れる騎士で、白い馬に乗り、手に弓を持ち、頭に冠をかぶっている。支配を司るとされる。
  • フューリー(英:Fury)
    シリーズ未登場。今作中で、シルエットのみ登場。鞭を持ったグラマラスな女性として描かれている。
    黙示録では3番目に現れる騎士で、黒い馬に乗り、手には天秤を持ち、地上に飢饉をもたらす役割を持っているとされる。

ネフィリム

かつて世界を荒らしまわっていたという暴虐の一族。デスら四騎士も一族の仲間であったが、何らかの理由により反乱を起こして一族を滅亡させる。

  • クロウファーザー(英:Crowfather)
    秘密の守り手と呼ばれている、古の一族の生き残り。一族総出で世界中を相手に戦争を起こしていた時も、吹雪と氷に閉ざされたベールの地に引きこもっていた。
    デスはかつて焦炎評議会から一族の魂を封じ込めたアミュレットを破壊するように命じられたが、命に背いてクロウファーザーに託した。
    デスの旅の道連れ・ダストは、クロウファーザーの眷属である。
  • アブサロム(英:Absalom)
    最初に産み落とされたネフィリム。天使と悪魔の残骸からリリスによって作り出された存在で、ネフィリムの一族はアブサロムをベースとして生み出されていった。
    天使には天界、悪魔には魔界があるのに、ネフィリムにはどうしてないのか。自分たちの世界を欲したネフィリムはエデン(人間界)を我がものとするため、世界に対して戦争を引き起こした。その戦争の最中にデスら4人が反旗を翻し、ネフィリムを根絶やしにしてしまう。最後まで抵抗していたアブサロムも、デスの刃にかかって息絶えようとしていた。最後の瞬間、世界を憎悪したアブサロムは、混沌の闇に引きずり込まれて『堕落の王』(英:Champion of Corruption)と成り果ててしまう。

創造者

古の時代、創造主とともに世界の礎を作ったという一族。今ではその技術も失われて久しく、武具鍛冶にその面影を残すのみである。

  • 長老エイダード(英:Elder Eideard)
    創造者たちが住む集落トライストーンのリーダー。寿命が近いのか病なのか、話をしながら咳き込む様子が印象的。フォージランドを訪れたデスに、様々な助言をしてくれる。
  • セイン(英:Thane)
    創造者の戦士。デスに戦いの技術を教えてくれる。また、戦って力を認めさせると、4体のモンスター討伐を依頼される。
  • アリーア(英:Alya)
    鍛冶師姉弟の姉。おしゃべりと店番担当。
  • ヴァルス(英:Valus)
    鍛冶師姉弟の弟。非常に無口で、主に実作業担当。
  • ムーリア(英:Muria)
    シャーマン。デスにさまざまな助言をしてくれるほか、頼みを聞くとポーションや護符を売ってくれるようになる。
  • カーン(英:Karn)
    フォージランドをうろつく戦士。デスに頼みごとを持ちかけたり、時には手助けをしてくれたりする。以前は職人だったようだ。
  • ウルセイン(英:Ulthane)
    前作に登場した鍛冶師。今作ではカーンの話の中に名前のみ登場する。セインの兄弟。

死者

  • 剣聖ドレイヴン(英:Draven the Blademaster)
    彼が死んだ際、黄金の闘技場で勝ち抜くことで死なずに済むと言われ、言われたとおりに勝ち抜いた。しかしドレイヴンの希望はかなえられず、死せる王の近衛となることを余儀なくされた。死ぬよりも過酷な運命に落とされたと、王に対して内心に恨みを抱いている。その王も最近では引きこもってしまい、さらにはそれを幸いにまるで自分が玉座に座っているがごとく振る舞う執政に辟易としている。
    デスにさまざまな戦闘技術を教えてくれる。また、王がかわいがっているというブラッドレスの討伐を依頼する。
  • 執政(英:The Chancellor)
    謁見の間に引きこもってしまった王に代わって、王国の全権を指揮するようになった。
    王に謁見を求めるデスに対して、黄金の闘技場で勝ち抜いてきたら謁見が許されるだろうと聞かせる。
    また、デスが王からの依頼を済ませると、魂の調停者から王冠を奪還してくるように依頼する。
  • 死せる王(英:Dead King)
    ボーンロード(英:Lord of Bones)などとも呼ばれる、死者の王国の統治者。
    王国に来た死者の魂の声を常に聞かされ続けており、そのせいで玉座の間に引きこもるようになってしまった。デスとの会話の端々にも、狂気に蝕まれ始めている部分がにじみ出てきている。
  • ファリシーア(英:Phariseer)
    統治の補佐をする3人の貴族(英:Dead Lords)の内のひとり。
    サボリ魔。堕落が現れ始めてもずっと墓に引きこもって眠りつづけていたことから、王の不興を買ってしまった。
  • ジュディケータ(英:Judicator)
    統治の補佐をする3人の貴族(英:Dead Lords)の内のひとり。
    死者の王国にやってきた魂を審判の間に送り込む役目を忠実に果たしていた。
    ダンジョンに迷い込んだ3つの魂の保護を、デスに依頼する。
  • バシリウス(英:Basileus)
    統治の補佐をする3人の貴族(英:Dead Lords)の内のひとり。
    戦闘狂。2本の大剣を振り回し、巨大なクモの化け物アキドナを使役していた。
    アキドナは、セインに討伐を依頼されるモンスターのうちの一匹。
  • アーグル(英:Argul)
    以前、死者の王国に君臨していた王。当時、部下だった現王に追い落とされ、失脚してしまう。
    王であったときから狂気に取りつかれていたらしく、彼が起こした数々の信じがたい出来事は災害に近い規模だったと語られることが多い。

天使

  • ナサニエル(英:Nathaniel)
    元は天使の戦士団・ヘルガードの一員だったが、司令官に命じられて水晶の尖塔の警護に出向してきた。
    ネフィリムとの戦争の時代にはデスと肩を並べて戦い、窮地を救ってもらったこともあるという。デスは覚えていなかったが。
  • アルコン(英:Archon)
    黄金に輝く光の天使。水晶の尖塔で堕落と戦い続けてきた。
    象牙の城への道を開き、ロストライトにはびこる堕落を一掃するため、デスにアラフェルの杖を持ってくるよう依頼する。
    ちなみにアルコンは役職名で本名はルシアン (英語 : Lucien) である
  • ウリエル(英:Uriel)
    ヘルガードを率いる大隊長。人間界で進退窮まっていたところをデスに助けられる。
    前作から引き続き登場。前作ではウォーを仇敵として付け狙う。のちに誤解と判明してわだかまりは溶けたが、結局は立場の違いとそれまでの経緯によって、互いに名誉をかけて戦い殺しあう誓いを交わした。
  • ハマエラ書記官(英:Jamaerah The Scribe)
    メタボな天使。堕落に冒されていたが、デスとの戦いを経て浄化される。
    ハマエラは命乞いの果てに、ロストライトに浸食する堕落の根源と、ウェル・オブ・ソウルへ至る扉の鍵を持っている者の名前をデスに教えた。
  • アバドン(英:Avaddon)
    ヘルガードの司令官。前作に登場した重要人物。
    今作では、ナサニエルとウリエルの会話の中に名前のみ登場する。

悪魔

  • ヴァルグリム(英:Valgrim)
    商人。前作から引き続き登場。死者の書の紙片を集めてくるようデスに依頼する。
  • オステゴス(英:Ostegoth)
    商人。死者の王国に飛ばされたデスに、様々な情報を語って聞かせてくれる。また、失われた秘宝を集めてくるようデスに依頼する。
  • リリス(英:Lilith)
    ネフィリムの祖であるアブサロムを生み出したとして、ネフィリム、ひいてはデスの母を名乗る。
    悪魔の鍵の持ち主を教えてくれるほか、ヴォイドウォーカーをフェーズウォーカーに変えてくれる。
    前作にも登場していた(らしい?)。重要人物のアバドンをそそのかしていた。
    聖書にも登場する由緒正しい悪魔の母とも呼ばれる存在で、イヴの前にアダムと結ばれるはずだった最初の女性。後にイヴをそそのかして禁断のリンゴを食べさせたという。サタンの娘という説も。
  • サマエル(英:Samael)
    魔界の一領域を支配する悪魔の王。
    ブラックストーンを玉座としていたが、現在は廃墟となっており、サマエルの姿も確認できない。
    前作から引き続き登場。力の大部分を失っていたサマエルは、ウォーに様々な助言を与える代わりに、破壊者の眷属の心臓を持ってくるよう持ち掛ける。
    ユダヤ教の神話に登場する堕天使で、「赤いドラゴン」「死の天使」などと呼ばれるデーモン。人類をある期間支配する「火星」の化身とされ、サタンと同一視されることもある。
  • 闇の王子(英:The Dark Prince)
    作中で彼に関して語られていることはほとんどない、謎の存在。サマエルとは敵対関係にあるらしい。
    リリスに命令を下して陰謀に加担させていることから、魔族の中でもかなり上位の存在であることが推測できる。
  • ベリアル(英:Belial)
    荒廃した人間界で暴れまわっていた悪魔の王。ダウンロードコンテンツ『デーモンロード・ベリアル』で登場する。
    三又の槍を振り回す巨漢の悪魔で、欲望に忠実な質。デスの話によると、ごく最近になって王となったようだ。
    聖書ではサタンと同一視されることもある強大な悪魔で、ソロモン王に封印された72柱の悪魔に数えられる。元は天使だったが、知恵を授けるために地上へ降りた際、女の色香に迷って女と交わり、巨人族ネピリムを生ませてしまう。ネピリムは食欲の権化となって手当たり次第に食い尽くしたので、その罪をもって地獄へと落とされることになってしまった。

その他

  • ブラックルート(英:Blackroot)
    生命の樹の根に絡まって命が宿ったコンストラクト。デスにストーンバイトを集めてくるよう依頼し、引き換えにデスの能力を引き上げてくれる。
  • オラン(英:Oran)
    年経たウォーデン。数千年ぶりに目が覚めると、四肢が勝手にどこかへ行ってしまっていた。創世の時代では、創造者としての肉体を持っていたらしい。
  • 破壊者(英:Destroyer)
    世界の調和を乱して破滅をもたらす存在の総称。
    前作で最初に登場した破壊者は、人間界で最終戦争が引き起こされた折、地上に現れて世界を破壊しつくし、支配者に収まった。ストラーガという名前を持っていたが、今となってはそう呼ぶ者はあまりいない。
  • 焦炎評議会(英:The Charred Council)
    天界と魔界の間で絶え間なく続く戦争を監視し、第三世界である人間界に類が及ばないようバランスを取る役目を担っていた存在。だが結局は最終戦争が引き起こされ、人類は滅亡させられてしまう。
    前作では、その原因が四騎士のウォーにあると考え、評議会は彼を糾弾する。
  • カーゴン (英 : Kargon)
    試練の間の主。彼曰く、自分以外に試練の間を全て制覇した者は誰一人いないとのこと。
  • 邪悪なるK(英:Wicked K)
    Vigil Gamesのゼネラルマネージャー、デビッド・アダムス氏がジョークで生み出したキャラクターで、世界観には一切関与しないマスコット的キャラクター。
  • マッドスミス(英:Mad Smith)
    生命の樹と死の樹の狭間にあるシャドウランドにいる元創造者。ダウンロードコンテンツ『アビサルフォージ』に登場する。
    深淵の力を封じるために深淵の力を使ってコンストラクトを生み出す装置を作ったところ、その装置が狂ってしまい、装置ともども創造者たちによってシャドウランドに封印されてしまった。
  • ハンター(英:Hunter)
    最終戦争を生き延びた人類のひとり。ダウンロードコンテンツ『デーモンロード・ベリアル』に登場する。
    デスは、人間は全て滅びたと思っていたが、ウリエルから生き残りがいるらしいと聞かされ、話を聞くために彼を追うことにする。