黒魔術師 マクダ

カードスペック

毒カードLv3。
とはいえよほど序盤でもない限り、10毒程度では単体ではほとんど役に立たないだろう。本体火力もレアリティとコストにしては低め。

このカードを活用しようと思ったら、毒から何かを派生させるコンボカードとの併用が必須となってくる。
10毒くらいならコンボの起爆剤としてはそれなりに働いてくれるはず。組み合わせるカードにもよるが。

関連カード

毒つながり（自身への毒を除く）

　バイパー（2毒5T）・ブラックドラゴン（2毒5T）・真紅の シヴ?（3毒5T）・清姫?（3毒5T）・
　タランチュラ?（5毒5T）・ベノムスパイダー?（5毒5T）・イグ?（5毒5T）・黒魔術師 マクダ（10毒5T）・触れえざる毒 ナニー?（20毒5T）
　キマイラ（敵1毒>1毒5T）・カンカンダラ（1毒5T/敵1毒>1毒5T）・蜘蛛の女王 ヴィエラ?（1毒5T/自1シールド>1毒5T）

毒コンボカード

　キマイラ（敵1毒>1毒5T）・アイスロブスター（敵1毒>1凍結5T）・九尾（敵1毒>5損傷10T）・ベルゼバブ?（敵1毒>1弱体5T＆1脆弱5T）
　カンカンダラ（1毒5T/敵1毒>1毒5T）・ブラックドラゴン（2毒5T/敵1毒>1毒撃2T）・清姫?（3毒5T/敵1毒>1鼓舞2T）・イグ?（5毒5T/敵1毒>1集中5T）
　カオス（2毒（自）5T/自1毒>1聖撃5T）・アスモデウス?（5毒（自）5T/自1毒>1鉄身5T）

姉

　隻眼の グレタ

その他のエルフ

　正鵠の エレナ・樹林の聖騎士 ディナルド?・大賢者の孫娘 シリル・駆け抜ける雷 ファタル?・森の大賢者 ヴァルツ

DDFでの黒魔術師 マクダ

「詠唱します、合わせて！」

DDFの世界においては、厳密にはダークエルフという「種族」は存在しない。彼らはみな元は普通のエルフだったのが、後天的にダークエルフと化した者たちである。
エルフの社会では成人を迎える前に、祭壇で神の洗礼を受ける習わしがある。これを何らかの理由で怠ったり拒否すると、体が銀髪褐色肌のダークエルフに変貌するのだという。
ダークエルフは邪悪ではないものの、奔放で開けっぴろげな性格というのが一般通念らしい。何がどう奔放なのかは彼女らの服装を見て想像しよう。
ただし一般のエルフたちの間では、「堕ちた者」「汚れた血」などと呼ばれ侮蔑の対象となる。神の洗礼を拒んだとなればそういう目を向けられるのもやむなしか。

マクダもそんなダークエルフの一人である。
もっともマクダは世間のダークエルフ評とは逆の、おしとやかでかつ凛とした表情も見せるお嬢様的な人物である。清純派ダークエルフ。矛盾はない。
そんな彼女が洗礼を拒否し、ダークエルフになったのは姉グレタへの気遣いゆえと思われる。グレタが洗礼を受けることになっていたその日、マクダは重い病に伏せってしまっていた。
そのためグレタは妹を救うべく薬草摘みに奔走し、その結果洗礼を受け損ねてしまう。そして同じエルフたちから忌み嫌われ、孤立した末に森を去っていったのだった。

自分のために居場所を捨てた姉を独りにはさせまい、とマクダも彼女の後に続いた……まではよかったのだが、目下の悩みはダークエルフという立場由来の風評被害である。
実際は正反対の慎ましい性格なのに、先入観から上記の典型的ダークエルフのような目で見られることが絶えないらしい。服装が全然慎ましくないから当然と言えば当然だが。谷間にへそにふともも…
つくづく嫌になり普通のエルフに戻りたくなったマクダだが、そんなことが可能かどうかすら分からず、何より精神的にもエルフと絶縁したグレタには猛反対されてしまう。
八方塞がりというのが当時の彼女であった。

ゲーム上の得意分野は炎の魔法と毒の付与。
これだけ見るとダークエルフらしくはある（特に毒が）。ダーク化は技能にも影響を及ぼしているのだろうか。
DDD2では後者だけが受け継がれた結果、清純派の毒使いといういよいよ乖離の激しいキャラと化してしまった。マクダのむせび泣く声が聞こえる
まぁBuriedBornesなんかにも清純派っぽい毒使いはいるし……いるし……

コメント