カードとしてのカンカンダラ
カンカンダラ | ||
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レアリティ:★★★ | コスト:6 | 入手先:ベーシックパック |
8固定ダメージ 8HP回復 敵に1毒/5Turnを付与 敵に、敵の1毒につき1毒/5Turnを付与 |
敵に浴びせた毒を2倍に膨れ上がらせるカード。
単純に他の毒や毒撃と併せて使うもよし、イグ?のような毒コンボカードの起爆剤にもうってつけである。
ちなみにこの毒倍増能力はキマイラも持っている。基本スペックも固定ダメージとHP回復までは一緒。
キマイラは加えて通常ダメージも繰り出せる一方、カンカンダラにあってキマイラにはないものと言えば1毒の付与。
レアリティはカンカンダラの方が上のはずなのだが、どうもキマイラに見劣りするのは否めない。
関連カード
- 毒つながり(自身への毒を除く)
- バイパー(2毒5T)・ブラックドラゴン(2毒5T)・真紅の シヴ?(3毒5T)・清姫?(3毒5T)・
タランチュラ?(5毒5T)・ベノムスパイダー?(5毒5T)・イグ?(5毒5T)・黒魔術師 マクダ(10毒5T)・触れえざる毒 ナニー?(20毒5T)
キマイラ(敵1毒>1毒5T)・カンカンダラ(1毒5T/敵1毒>1毒5T)・蜘蛛の女王 ヴィエラ?(1毒5T/自1シールド>1毒5T) - 毒コンボつながり
- キマイラ(敵1毒>1毒5T)・アイスロブスター(敵1毒>1凍結5T)・九尾(敵1毒>5損傷10T)・ベルゼバブ?(敵1毒>1弱体5T&1脆弱5T)
カンカンダラ(1毒5T/敵1毒>1毒5T)・ブラックドラゴン(2毒5T/敵1毒>1毒撃2T)・清姫?(3毒5T/敵1毒>1鼓舞2T)・イグ?(5毒5T/敵1毒>1集中5T)
カオス(2毒(自)5T/自1毒>1聖撃5T)・アスモデウス?(5毒(自)5T/自1毒>1鉄身5T) - ホムンクルス
- 創られた奇跡 レル・レダ・創られた悪意 ゾーイ・カンカンダラ・スキュラ・ホムンクルス・滾血の猛牛 オーガスト・汚れた聖魔 ルーシー?
- 司祭・巫女(人外)
- ゴブリンシャーマン・トロールシャーマン?・イグの司祭?・(カンカンダラ)
ボス敵としてのカンカンダラ
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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カンカンダラ | 188 | 爪 | 2nターン | 4通常ダメージx2 | なし |
毒霧 | 3nターン | 4固定ダメージ 3毒5T | |||
巻きつき | 3nターン | 8通常ダメージ 1封印5T | |||
毒牙 | 3nターン | 6通常ダメージ 2毒5T | |||
トキシックバースト | 5nターン | 5流血2T |
生贄の穴10Fボス。通常ダメージに固定ダメージ、状態異常と一通りの攻撃手段を使ってくる。
基本技の爪は威力と頻度を兼ね備えた厄介な攻撃。ガードし続けるのが大変なら防衛や弱体が頼りになる。
難易度ハード以降は3の倍数ターンごとに、一息に3種類の攻撃を畳みかけてくるようになる。ノーガードだと即死は必至。
しっかり守りを固めるか、事前に弱体などで攻撃力を落とすかしたい。状態異常も3つ来るので抵抗も厚く張っておくこと。
難易度マスターから使い出すトキシックバーストの効果は5流血。手札を1枚使うごとに5もダメージを受けてしまう。
抵抗または治療するか、実質1ターンで切れるので守護ガードで踏ん張るという手もある。
過去作品でのカンカンダラ
かんかんだら。漢字では「姦姦蛇螺」などと書かれる。
上半身は腕6本の人間の女性、下半身は巨大な蛇。その正体はかつてとある村を守るべく、人食い大蛇と戦った巫女の成れの果てである。
巫女の奮闘にもかかわらずその劣勢を見た村人たちは、我が身可愛さから彼女を大蛇に生贄として差し出してしまった。裏切られた恨みから化けて出たのがこの怪物である。
原典は2chのオカルト板に存在するスレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」。21世紀においても怪談のネタはなお尽きまじ。
DDFでは怨嗟の穴のボスとして登場。
ここに現れるカンカンダラは前述のそれとは設定が異なり、人間の女性と蛇を合成したホムンクルスということらしい。
両者に共通するのは自分への惨たらしい仕打ちに対する怨念。他のホムンクルスと違い対話の余地すら全くなく、出くわした者は有無を言わさず彼女の憎悪のはけ口にさせられるだろう。
ホムンクルスと化す前に何人かの子供をもうけていたらしく、手には彼らを模した人形をぶら下げている。子供たちも皆ホムンクルスの素体にされてしまったとのこと(カンカンダラはこの事実を知らない)。
子供たちはその後どうなったのか、DDFに登場したホムンクルスの中に彼らがいるのか等は全く不明である。
そんなカンカンダラの必殺技がベノムバースト。こちらが毒状態の時に限り、最大HPの50%分のダメージを与えるという、なかなか強烈な内容である。
だがDDFにおいて、毒はパッシブスキル(最も安いアクセサリで付属可能)とガード1で簡単にブロックできるものであった。よってベノムバーストも同じく容易に対策できた。
その威力ゆえかこの必殺技はカンカンダラに限らず、ヒュドラやイグ?など他の毒ボスにも流用されたり、果てはポイズンエクスプローションなる一介のスキルカードとしてウヴァル?に払い下げられたりしたが、
それらに苦労したという話を聞いた試しが全くない。不遇の必殺技であった。
そんなベノムバーストは、DDD2ではツメイ・ゴリニッヒやヒンドレスの従者にパクられている。効果はすでに盛られている毒の効果量を2倍にするというもの。
つまりカンカンダラのカードと一緒である。敵の方のカンカンダラはもうベノムバーストは諦めてしまったようだが、「元祖」の意地はカードの中に生き続けている。