銅細工師

Last-modified: 2024-04-17 (水) 12:28:41
収録拡張コストカード種別効果
陰謀(初版)4アクションこのターン銅貨は、追加の1コインを生み出す。
 削除されたカード
このカードは初版のみに収録されており、第二版には収録されていません。


概要

使用したターン中、銅貨銀貨相当の金を生み出すようになるカード。手札にこのカードと銅貨が4枚あれば、それだけで属州が買えてしまう。
しかし複数枚の銅貨とこのカードが手札に揃わなければ効果が薄く、揃いづらい後半になるほど効力が落ちる。
引き切りデッキに指すと1枚で7金を生み出すカードになり得るが、引き切り構築には銅貨が邪魔なジレンマがつきまとう。

利用法

  • 初手で銅細工師-銀貨の2順目6金率は男爵-銀貨と同等の67.7%。すぐさま金貨を入手してステロするのが速いサプライなら選択肢になりうる。
  • 銅貨をサーチできる薬師とは好相性。過剰なコインが出る可能性もあるため追加で購入増加があると嬉しい。
  • 手札に銅貨を揃えやすい開拓者とは相性が良い。
  • ならず者商人ギルドを使用する場合、余った購入で銅貨を購入する機会もあるため「銅細工師、銅貨×4」といった手札も狙えなくもない。

詳細なルール

  • このカードを複数回プレイすることで効果は累積し、銅貨の価値が1金ずつ増えていく。
  • 闇市場、語り部などで銅細工師より前に使用した銅貨は追加のコインを産み出さない。

余談

  • ドナルド・Xによる削除理由は以下の通り。
    原文と日本語訳

    【原文】(引用元)

    The 6th card dropped.

    I wanted to drop the same number of cards as with Dominion, and had only picked five.

    My playtesters leaned towards Coppersmith.

    I had a new Coppersmith-like concept to try - which didn't work out.

    Coppersmith is an interesting dud, there are games where it's useful. They aren't common though.

    I used to use it as an example of how a not-so-good card would still be better than a main set dud;

    I could improve the main set by replacing say Feast with Coppersmith.

    But when the time came, Coppersmith didn't make it either.

    It's fun to win with a card that you can only rarely win with, but very few Dominion cards should be trying to fill that role (and enough still are).

    【日本語訳】

    これが6枚目の削除カードだ。

    私は基本セットと同じ枚数の削除カードが欲しかったが、まだ5枚しか削除していなかった。

    テスターは銅細工師を削除する方向に傾いていた。

    新たな銅細工師のようなコンセプトを試したいと思っていたが、これはうまくいかなかった。

    銅細工師は面白い失敗作であり、役に立つ場面もあった。しかし一般的には役立たずであった。

    このカードを基本セットの役立たずなカードよりはまだ良いという例として使ったこともあった。

    基本セットの祝宴を銅細工師と入れ替えることで基本セットを良くすることが出来た。

    しかしいざという時には、銅細工師も役には立たなかった。

    たまにしか勝てないカードで勝つことは楽しいが、ドミニオンでそういう役割を担うカードはごくわずかしかないはずだ(それでも十分にある)。

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