属州

Last-modified: 2024-02-23 (金) 21:41:34
収録拡張コストカード種別効果
基本
陰謀(初版)
基本カードセット
8勝利点6勝利点

概要

8コストで6勝利点を持つ基本的な勝利点カード。基本的なゲームにおける最上位の勝利点カードであり、これが売り切れたターンの終了時にゲームが終了する。
いかに素早く効率的に集められるかが勝利の目標地点であり、最大のポイントとなる。
これ自体は何の効果も持たないお荷物であるため、デッキパワーが十分でない段階から買い始めるとデッキが劣化し、ゲームが終わる前に息切れしてしまう。
このジレンマをいかに克服するかが腕の見せどころであり、ドミニオンの肝と言えるだろう。

利用法

  • 点数で優位に立っている場合、大地への塩まき肉屋でサプライの属州を減らすことでゲームの終了を早め、逃げ切りやすくなる。
  • 馬上槍試合探検家がある場合など、中盤から購入できるように行動すべきゲームもある。

7枚目属州問題

2人戦で点数が競っているときに、今自分が7枚目の属州を買うと、次の相手のターンで属州を買われたら負けてしまうという状況が発生することがある。
例えば具体的には、自分が18点、相手が19点でサプライの属州が残り2枚のとき、自分が7枚目の属州を買うとその瞬間は24対19となるが、次のターンに相手が8金出せた場合属州を買われて24対25でゲームエンドし敗北となってしまう*1
この状況から相手が次のターンに8金出ないことに賭けて7枚目の属州を買う手もあるが、公領などを買って点を伸ばしつつゲームエンドを回避する選択肢も有力である。
なお、上で挙げた例の状況から公領を買ったとすると、21対19で属州残り2枚となり、対戦相手にも同様の「7枚目属州問題」が発生する。
お互いが7枚目の属州を買いにくい状況で公領など別の勝利点を買い続けた結果、双方のデッキが勝利点まみれになり、もはやどちらも属州を買えなくなってしまい試合が泥沼化することもある。

詳細なルール

  • 各プレイヤーのターン終了時に、属州の山札が枯れているとゲーム終了となる。
    • 上位カードである植民地を利用するゲームでも、属州枯れが終了条件となるルールは変わらない。

関連カード

拡張名前関連
海辺(初版)探検家手札から属州カード1枚を公開すると、金貨カード1枚を獲得し、手札に加える。
収穫祭馬上槍試合すべてのプレイヤーは、自分の手札から属州1枚を公開してもよい。
あなたがそうした場合、そのカードを捨て札にし、褒賞カード1枚または公領1枚を獲得し、それをデッキの一番上に置く。
収穫祭&ギルドJoust属州1枚を脇に置けばReward1枚を獲得して手札に加える、クリーンアップフェイズに脇に置いた属州は捨てる
異郷愚者の黄金他のプレイヤーが属州1枚を獲得するときにこのカード1枚を手札から廃棄すると、金貨1枚を獲得し、デッキの上に置く。
帝国制圧購入時、属州1枚を獲得すると、+9勝利点トークン。
最初に属州が獲得されたとき、あなたが最後になる順番で、すべてのプレイヤーはそれぞれ1度ずつ<40>以下の範囲での入札を行う。
最大の入札をしたプレイヤーは+8勝利点トークン、そして入札した値に等しい< >を受け取る。
移動動物園同盟購入時、属州、公領、屋敷、金貨、銀貨、銅貨を獲得する。
略奪へつらう属州獲得時、【へつらうカード】1枚を獲得する。

コメント



*1 今回はわかりやすい例として互いに1ターン1購入で戦っている状況を想定したが、購入権が増えたり購入以外で勝利点が増減したり(アクションで公領獲得、呪い撒き、デッキ破壊で相手の勝利点減点など)する状況では様々なパターンが考えられより複雑となる。