Nation/EA/R'lyeh/Mind Vessel

Last-modified: 2016-02-23 (火) 07:54:47

Androdaiの意志を乗っ取り星魔法の技能を共有します

Mind Vessel
領域使用宝石
Thaumaturgy Lv3儀式/水陸両用15
主属性副属性効果量効果発生数
Astral3---
射程距離効果範囲精度補正疲労
----
特殊


ゲーム内説明文

This ritual puts a part of the Aboleth's mind in the humanlike vessel that has been bred for this purpose. After the ritual the vessel will have little left of its own mind and the Aboleth part will have to guide it along. After the merging of minds the vessel will be able to use its old magic knowledge as well as that of the Aboleth. The state of the Aboleth is constantly influencing its vessel and should the Aboleth die the vessel will not survive for more than a few days at the most. An Aboleth can not share his mind with more than one vessel at a time.

和訳

この儀式は、Abolethの精神の一部を、この目的のために養殖された人型の容器へと挿入します。儀式の完了後、容器自身の意志はごく僅かしか残らず、Abolethの一部がそれを共に導く必要があります。精神の融合により、容器はAbolethのものに加え自身の以前の魔法的知識も利用することができます。Abolethの状態は容器に常に影響を及ぼし、Abolethが死ぬことがあれば、容器はせいぜい数日しか生存しません。Abolethは彼の精神を複数の容器へ同時に共有することはできません。

解説

同じ州に居るAndrodaiの1体と結合され、術者の星魔法技能をAndrodaiにも与える極めて特殊な儀式。制限も独特で、1体の術者が維持できる関係は同時に1つだけ。また術者はAboleth、Abodai、Mind Lord(英雄のAuluudh含む)のいずれかである必要がある。

繋がりが構築されると、指定されたAndrodaiは術者の星魔法技能の基本値(ブースターなどを含まない)まで星魔法技能が向上し、さらに以後はMindless扱いとなる。星魔法以外の魔力は変化しない。
この繋がりを持つユニットは、術者側には「Commands a Slave Vessel」の、Androdai側には「Is a Slave Vessel」のアイコンが追加され、術者側からは接続されているAndrodaiの固有名も確認できる。
接続を持つ術者が死亡した場合、その奴隷であるAndrodaiも自動的に死亡する。一方、Androdai側が死んだ場合は関係だけが消滅し、術者は無傷で生存、新たな関係の構築も可能になる。

関係構築後も、主となっているAbolethがEmpowermentを行った場合、それに応じAndrodai側の星魔法技能も向上する。逆にAndrodai側での星魔法のEmpowermentをする意味はない。


独特ではあるものの、やることは至って単純。自力では海を離れられないAbolethたちの代わりに、Androdaiを利用して陸に影響を及ぼせるようになる。また海中では単純に同等の星の魔術師を2体得られることになる。
効果があるのが星魔法だけであることを考えると、最大限に活かせるのはランダムで星を引いたMindlordが星以外の魔法技能を引いたAndrodaiを従える場合。これで無理なく星4+水地死のいずれか1を持つAndrodaiを作製できる。

Abolethと違い、Androdaiは装備欄が人間と同等である点も見逃せない。Abolethはいくら基本の魔力が高度でも使えるブースターが非常に少ないのだが、Androdaiなら全てを利用することができる。
星魔法だけで見ても、Starshine Skullcapを利用できるのは大きい。なんとかしてCrystal Coinも用意できれば星6の達成も容易で、星魔法に限ればMind Lord本体を超える。
さらに運良く星5を引いたMind Lordを使うか、星4のものにEmpowermentを行えばRing of Sorceryなども狙える。星の宝石の供給に本当に余裕があるのであれば狙ってみるのも手だろう。


難点もいくつかある。まず、Androdaiは最初からInsaneが10付いており、これは儀式を経ても変わらない。確率はそう高くないものの、毎ターン常に命令を聞かない可能性が付き纏う。
またAndrodaiはAbolethに比べれば脆く、さらに寿命が驚異的に短い(僅か5年!)。儀式の性質的にAndrodaiを失うこと自体は致命的な損失とはならないものの、多用するとそれなりに高い宝石コストが響いてくるかもしれない。
死魔法を引いたAndrodaiであれば、関係構築後にTwicebornを用いてWight Mageに変化してしまうというのも手。変化の際に最初からあるInsaneは消え、さらに寿命も大幅に延長される。

儀式自体の問題ではないのだが、発動時の選択は少々不親切。たとえすでに他のAbolethが所有しているAndrodaiであっても平然と一覧に出てくる上に、それを選ぶと儀式が不発して宝石と時間だけ無駄にさせられる。同様にすでにAndrodaiを1体維持しているAbolethがさらに発動しても失敗する。
幸い一覧でも右クリックすればステータスは表示してくれるので、選択前には確認を怠らないこと。また発動前にも術者のステータスを再確認しておくことが推奨される。

もし少しでも管理を楽にしたいのであれば、ゲーム開始前の設定で指揮官の名前変更機能を許可しておいたほうが良いだろう(Advancedの"Renaming is not allowed"をRenaming allowed"に変更)。




「Androlethは、Polypal Spawnと人間の宿主の寄生的な融合による恐るべき結果です。Abolethの僕たちに捕らえられた人間の奴隷は、鎖に繋がれて濁った水に満たされた水槽へと連れて行かれます。Polypal Spawnは水から現れ、自らを犠牲者の精神と肉体へと接続します。その肉体が果てしなき苦痛にのた打ち回る間、人間の宿主はその精神を徐々に失います。融合が完了すると、宿主の精神は完全に消え去り、その肉体はもはや人間ではありません。この結果である複合体はAndrolethと呼ばれます。それはAboleth種族に特有の精神的力を保有し、その意志を下等なる生物へ投射できます。寄生的融合は不自然なものであり、少数のAndrolethだけが数年以上を生き延びることができます。」
(Androlethの説明文より)

「Androdaiは、人間の宿主と、神聖で神秘的なGibodaiの養分を与えられたSpawnとの融合により作られたAndrolethです。それゆえ作製された寄生体は、精神的力において他のAndrolethを遥かに凌ぎます。AndrodaiはPolypal Motherらのお気に入りで、聖職的、魔法的訓練の両方を与えられます。しかし、彼らの最も重要な能力はその砕かれた精神です。その寄生的融合の過程は、どういうわけか宿主にAndrodai自身のものに加えて他の精神が住まうことを可能とします。もしMind Lordに与えられるならば、Abolethは彼らの一部をAndrodaiの肉体に据えることができます。そのAndrodaiの肉体はMind Lordに乗っ取られ、その結果である精神の器はMind Lordの星の魔法に加え、Androdai自身の会得しているものを使うことができます。Androlethと同様、Androdaiは6年以上生きることは稀です。」
(Androdaiの説明文より)

パッチ変更点

4.23

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