Spell/Alteration/Utterdark

世界呪附：世界中を闇で包み、収入を激減させ、暗視能力のないものを弱体化させます

Utterdark
領域		使用	宝石
Alteration Lv9		儀式/水陸両用	100
主属性	副属性	効果量	効果発生数
9	-	-	-
射程距離	効果範囲	精度補正	疲労
-	-	-	-
特殊	世界呪附

ゲーム内説明文

The world is covered by a blanket of utter darkness. All living beings must use torches to see even a few feet in front of themselves. Undead, Demons and blind beings are unaffected by the darkness. All provinces except caves and deep seas have their income and resources reduced by 90 percent. During the perpetual night, forces of darkness and roaming shades will attack enemy provinces. The spell lasts until someone dispels it or the caster dies.

和訳

世界は完全なる闇に覆われます。すべての生物は、自身の数歩前を見るためにさえ松明を使わねばなりません。アンデッド、デーモンや、盲目の存在は、暗闇の影響を受けません。洞窟と深海以外のすべての州は、収入と資源が90％減少します。永遠なる夜の間、彷徨う影や闇の軍勢が、敵の州を攻撃します。呪文は、誰かがそれを解呪する、あるいは術者が死ぬまで持続します。

解説

世界中のほぼすべての州の収入を激減させ、またあらゆる戦闘にDarknessの効果を付加する世界呪附。非常に大きな影響力と、全魔法でもトップクラスの必要条件を持つ。
これが発動していると、最初から収入がほとんどないアンデッド国家などを除けばほぼ確実に大赤字の状態に突入、いずれ軍の維持費すら払えない状態に追い込まれることになる。資源の激減も強烈で、十分な装備を持つような兵はまず雇えず、軽装な兵でさえ少数ずつしか雇用できなくなる。
またDarknessによりほとんどの兵は大きな戦闘技能ペナルティを受けるため、暗視能力を持つものを主力とする国とはまともに戦えなくなる。また弓兵などは暗視能力が無い限りほとんど機能しない。

収入減少の効果は洞窟と深海には効果がないが、これらの地形はそもそもの収入が少ないため、あまり大きな助けにはならない。ただし資源も減らないため、雇用拠点としてはより有力になる。


収入が減るのは自国もなので、条件の厳しさもあって一般的な国では使いにくい魔法である。最も効果的に扱えるのはアンデッドのみの国だが、人口そのものは死滅させないこと、また宝石の収入には影響しないことから、召喚で十分な兵力を用意できる国（とくに血魔法を主軸とする国）でも使えなくはない。


基本的にはおまけだが、発動中は敵の州でランダムな襲撃が発生する。これはShade Lord率いるShadow SoldierやShadeの部隊、Shade率いるShade Beastの部隊、Fiend of Darkness単独の攻撃など、いくつかの種類がある。
攻撃の規模自体はごく小規模であり、十分な備えがあれば撃退は難しいことではない。ただし上記のように世界中にDarkness効果がかかっており、襲撃者はすべてがDark Power能力を持つため、予想よりも苦戦する可能性はある。
とはいえ、守備に金を費やしすぎるとそれこそ勝機がなくなるのは目に見えている。敵に使われた場合は、怯まずに呪附自体の解除を狙って行動すべきだろう。

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