【オートマッチング】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 13:26:04

概要

自動的にパーティ参加者を決定するシステム。
 
本作における大半のコンテンツに導入されている一方で、【常闇の聖戦】【バトル・ルネッサンス】【聖守護者の闘戦記】 【万魔の塔】【深淵の咎人たち】(4人用)といった、「原則4人パーティで戦う、非常に難易度の高いバトル(通称・ハイエンドコンテンツ)」には導入されていない。
これらはオートマッチングで適当に組まれたパーティではまず勝てないので、特定の仲間を探してくることがコンセプトであるからだと思われる。

導入されているコンテンツ

常設系

イベント系

基本的なシステム

職業毎にマッチング上の役割が定義されており、この条件が満たされることでマッチングが成立する。
ただし、コンテンツによっては条件が変わっている場合や、役割そのものが違う場合もある。

マッチングでの職業の役割

役割定義該当職業
回復役回復量が高く、
【CT】なしで範囲回復・蘇生の呪文や特技を扱える職
【僧侶】
【賢者】
【デスマスター】
【旅芸人】(ブーメラン装備)
準回復役回復・蘇生の呪文や特技を扱える職【旅芸人】(ブーメラン以外)
【レンジャー】
【スーパースター】(スティック装備)
【天地雷鳴士】(スティック装備)
攻撃役それ以外の職上記以外の職

パーティを構成する判定条件

  • 4人パーティ系(魔法の迷宮、黄昏の奏戦記)
    回復役1人 or 準回復役2人

 
また、【天地雷鳴士】【げんま召喚】【デスマスター】【死霊召喚】【海賊】【大砲置き】は1パーティにおける呼び出し上限があるため、オートマッチングではこれらの職業は1パーティに2人以上にはならないようになっている。 
 
【旅芸人】の場合、回復役が1人では難しいコンテンツでは準回復役でマッチングさせるために装備Aにブーメラン以外を装備し、戦闘中に装備Bのブーメランに持ち替えるという裏技もある。
なお、DQXTVによればマッチング時間が長い場合は大抵回復役が不足しているからとの事。
 
例外は【ヴァリーブートキャンプ】で、このコンテンツのみ定義に関係なく同じ職業同士でのみマッチングする(人数が揃わない場合はそのまま始まる)。

魔法の迷宮

魔法の迷宮に入る際にパーティを組んでいない場合、レベルが近い人や、職業バランスを考慮して選出され、パーティが組まれる。
プレイヤーがいなかった場合は酒場に登録してあるキャラが【サポート仲間】としてパーティに加わる。
この迷宮サポがなかなかに曲者で、当初は誰も借りないで余っていた人を優先的にマッチングしていた。
借りない理由はパッシブがいまいちだったり装備がいまいちだったりといろいろだが、一度こちらに来たサポは自分ではもうチェンジできないのでたとえ素手水着一丁の人でも使わないといけない。
これが問題となり、Ver.2.2後期でそのような人を優先する仕組みが廃止された。
 
また実装当初はサポ以外のマッチングでもシステムがしっかりしておらず、旅芸人や盗賊なども回復役として認定されており、僧侶どころかザオ役すらいないといった絶望的なパーティが組まれることも。
こうなると当然広場にはそんなパーティで攻略できるわけが無いと苦情が殺到。
現在は概ね僧侶もしくは賢者が一人ぐらいは加わるようにシステムが調整された。
しかしながら、パッシブ総取りのプレイヤーの中に一人だけパッシブをとってないプレイヤーが混じったりもするため、まだまだ改良の余地は残っている(Ver.1.3からは仲間が全員サポート仲間だった場合、突入前に確認が入るようになった)。
 
職毎の需要から、職別にマッチング率がかなり偏っているのも問題視されていた。
特に僧侶不足は深刻なもので、ヒーラーである僧侶、ヒーラーとなり得る賢者が最もマッチング率が高い。
次点で旅芸人、スーパースター等の回復可能な中衛職。
回復能力の高さから、前衛であるパラディンも同様に高いマッチング率を持つ。
逆に盗賊や武闘家といった、回復に難のある前衛職のマッチング率は大抵悪い。
マッチングにやたら時間がかかった挙句、肉2+サポート2人の寂しいPTになってしまったり、アタッカー兼サブヒーラーであるはずのレンジャーなどがメインヒーラーとして組まれる事態もあった。
当然根本的に回復能力が足らず、プレイヤーの腕によっては全滅の憂き目に遭うこともしばしば。
 
現在はサポート仲間などもより効果的にマッチングされるようになり、また、プレイヤーの能力、サポート自体の性能も上昇したことで、そうした問題点は自然に解消されつつある。
 
現状、魔法の迷宮はふくびき券入手をはじめとしてかなり重要なコンテンツとなり、多くのプレイヤーがそれぞれ異なる目的を持って入ってくる。
そうしたプレイヤーがランダムで選ばれるので、目的の違いからプレイの仕方でプレイヤー同士のぶつかり合いとなることもしばしばである。
「オートマッチングをせずサポート仲間で行かせて欲しい」という意見も多々あるが、これに対し運営は、「魔法の迷宮はパーティプレイをするきっかけとしての役割を持っており、現在はこれに変わるシステムがないのでその予定はない」としている。
 
「パーティープレイが目的なら、オートマッチングでプレイヤーが見つからなかった場合は酒場のサポート仲間を選ぶ必要性はない。プレイヤー側が持っているサポート仲間を優先して選んでほしい。」という意見も多数あるが、これも実現していない。
ただし、将来的に魔法の迷宮に代わるパーティプレイをするきっかけとなるシステムが出来れば、オートマッチングなしで遊べるようになる可能性があるとも発言しているが、結局Ver.6.1に至る現在まで魔法の迷宮のオートマッチングは継続している。

モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル

【ホイミスライム】【キメラ】が回復役、【スライム】【モーモン】【マジカルハット】【ミステリドール(仲間モンスター)】が準回復役に相当し、1パーティに回復役が1人以上または準回復役が2人以上入るようになっている。
かつては準回復役の定義が存在しなかったため必ずキメラかホイミスライムがパーティに入っていたが、2022年開催分より上記の仕様に変更された。2023年開催分ではミステリドールが追加された模様。

ブラックリスト

【ブラックリスト】に登録している人とはマッチングしない仕様となっている。
 
「プレイガイド」の「バトルトリニティ 対抗戦」の「マッチングについて」に以下のように記載されている。
※「ブラックリスト」に入っている相手でも、対戦相手としてマッチングされる場合があります。(味方としてマッチングされることはありません。)
 
この仕様を利用して、野良PTで実力の低いプレイヤーと組まされないように情報交換をし予めブラックリストに登録しておく行為が横行した。詳しくは【コロシアム問題】を参照。

配信サーバー問題

オートマッチングコンテンツは【サーバー】が独立しており、配信可能サーバー(旧取材撮影OKの人向けサーバー)と配信禁止サーバーのプレイヤーがマッチングしてしまう仕様のため配信ではオートマッチングの使用は禁止されている。
 
2013年6月23日の【ドラゴンクエストX TV】でニコニコ動画での配信許可が下りた。
事前に他プレイヤーの配信許諾を得ることや他プレイヤーの名称にモザイクをかけることが難しい「幻想画エリア」「バトルグランプリを含むコロシアムの公式戦」「季節イベント会場」「知の祝祭会場」は配信禁止エリアに指定された。
「魔法の迷宮」「不思議の魔塔」「パーティ同盟バトル」「邪神の宮殿」「「カジノ」のすごろく」は「配信許諾が得られているメンバーとあらかじめパーティを組み、オートマッチングをせずに入場した場合」は、配信が許可された。
 
Ver.3.5後期に全サーバーで配信可能となったため、オートマッチングを使用しての配信も解禁となった。
 
Ver.5.4で全サーバーで配信可能だったものが配信OKサーバーと配信禁止サーバーに分かれたが、配信でのオートマッチングは何故か使用可能のままとなっている。

変遷

Ver.1.4

【魔法の迷宮】の、「まほうのカギ」使用時のマッチングメッセージのレイアウトを変更された。

Ver.1.4.1a

魔法の迷宮にて、3人しかマッチングされないことがあった不具合を修正。

Ver.1.4.2

配信可能サーバーと配信禁止サーバーのプレイヤーがマッチングしてしまう仕様のため配信でのオートマッチングの使用は禁止に、「配信許諾が得られているメンバーとあらかじめパーティを組み、オートマッチングをせずに入場した場合」は、配信が許可された。

Ver.1.5前期

オートマッチングの職業バランスを調整された。

Ver.1.5中期

コインボスとの対戦に限り自分のサポート仲間パーティで戦えるようになった。港町レンドアにいる【ドロシー】にコインやカードを渡す(現在は迷宮に入ってからコインやカードを捧げる)とオートマッチングなしで戦える。
「パーティ同盟」を組む際に、4人パーティになるためのオートマッチングもできるようになった。

Ver.2.0

【コロシアム】のマッチング方法について調整が行われた。

Ver.2.1.0f

【コロシアム】の、対戦相手とのランク差が大きくならないようにマッチングバランスの調整。

Ver.2.1後期

【コロシアム】でマッチングする対戦相手のレベル帯を調整。

Ver.2.2後期

【コロシアム】のオートマッチングで、僧侶が2名以上、同じパーティに入らないように変更された。

Ver.2.3後期

コロシアムの「練習バトル」にて、「自動で相手を探す」(オートマッチング)が追加された。

Ver.3.2

【邪神の宮殿】に挑戦できるようになり以下の注意文が記載された。
※ 「邪神の宮殿」のバトルは、オートマッチングにて事前に承諾を得ることができないプレイヤーと遭遇する可能性のある場所であるため、事前に承諾を得ていないパーティおよび同盟メンバーでは動画配信を行わないでください。 事前にパーティを組み、パーティおよび同盟メンバー全員が動画配信を行うことに承諾していれば、動画配信を行えます。

Ver.3.5後期

全サーバーで配信可能に伴い配信でのオートマッチングの使用が許可された。

Ver.4.0

オートマッチングを、よりマッチングが成立しやすくなるように調整(事前にパーティを結成している場合を除き、天地雷鳴士は2人以上マッチングしないように調整)。

Ver.4.0.1a

【アストルティア防衛軍】で「同盟の仲間を自動で探す」で参加する際に、パーティ同盟が成立しやすいように調整された。

Ver.4.1

オートマッチングのマッチング条件を調整された(災厄の王や、邪神の宮殿 一獄など難易度が低めの場合は、回復役の職業が少なくてもマッチングが成立するように調整)。

Ver.4.2

「占い師」でデッキが不十分でタロットカードが使えない状態だと、オートマッチングに参加できないように調整。
【アストルティア防衛軍】の参加条件が見直され、アタマ、からだ上、からだ下、ウデ、足のすべてに防具の装備が必須、料理の効果を除いた最大HPが、一定値以上必要となった。

Ver.5.2

なかまモンスターとのパーティ同盟バトルにて、僧侶がいなくてもマッチングが成立するように変更された。

Ver.5.3

「マッチングでの職業の役割の定義」が変更された

  • 回復役は回復量が高く、チャージタイムなしで範囲回復・蘇生のじゅもんやとくぎを扱える職業
  • 準回復役は回復・蘇生のじゅもんやとくぎを扱える職業。

「マッチングでの職業の役割」を見直された

  • 準回復役から天地雷鳴士が外され、旅芸人(ブメ)が回復役に変更。

「パーティを構成する判定条件」を変更された

  • 魔法の迷宮・黄昏の奏戦記 など、回復役ひとりか、準回復役ふたりが入るように変更
  • 神話篇・夢現篇・邪神の宮殿一獄 などのパーティ同盟バトルで1パーティにひとり回復役が入る、または1パーティの全員が準回復役になるように変更
  • アストルティア防衛軍のマッチング判定は変更なし

Ver.5.4

【邪神の宮殿】のオートマッチングにおいて「防具を5か所装備すること」が必須条件になった。
【まもの博士の研究レポート】のオートマッチングにおいて【僧侶】もしくはそれに分類される仲間モンスターがいなくてもマッチングが成立するようになった。

Ver.5.5前期

パーティ同盟バトルにて、マッチングのルールを調整された。

Ver.6.0

コロシアム公式バトルで自分と相手のパーティに僧侶がいるいないに関わらず、マッチングするようになった。
コロシアムなどのマッチングコンテンツにおいて、「配信中」設定にしてもアイコンが表示されない不具合が修正された。
【不思議の魔塔】改修により休息の間のオートマッチングが廃止された。

Ver.6.1

オートマッチングでパーティが成立しなかった場合に参加する【サポート仲間】の武器種が職業ごとに固定になった。
詳細はあちらの項目を参照。

Ver.6.2

【深淵の咎人たち】の8人同盟バトル、【フェスタ・インフェルノ】で回復できる職業が少ない状態でマッチングしてしまう不具合を修正。

Ver.6.5前期

スティック装備の天地雷鳴士とスーパースターが準回復役、占い師が攻撃役としてマッチングされるようになった。