【神化の儀】

Last-modified: 2024-03-19 (火) 01:45:20

概要

【天使】が選定した【英雄】たちの魂を、肉体を失った【種族神】に代わりアストルティアを守護する新たな神へと生まれ変わらせる儀式。
 
英雄たちの魂を【四天の星巡り】によって高みに到達させ、禊によって清めた後に行う。
各々が持つ【魂の燭台】を「神化の光炉」に捧げ、そこから生まれた「神化の炎」を自身の中に取り込むことで神となる。
 
英雄の神化は天使たちの存在意義と言えるほどの悲願であり、このために長年をかけて入念に準備をしてきたとされる。
【女神ルティアナ】がこの世を去ったことで予定が前倒しされ、【竜族】の候補者が不在のまま実行された。

【天星の英雄たち】(Ver.6.0)

ストーリー終盤で、遅れて到着した【主人公】と、姿を現さなかった【フォステイル】を除く8人の英雄が神化の儀に臨む。
しかしなぜか儀式は失敗し、英雄たちは【悪神】と化してしまう。
【ラダ・ガート】は主人公により倒され封印されたが、他の7人はいずこかへと姿を消す。

【暴かれし相貌】(Ver.6.1)

【天使長ミトラー】らの調査により、神化の光炉に【悪神の火種】と呼ばれる黒い宝石が仕掛けられていたことが発覚。
それにより神化の炎が汚されて「呪炎」となってしまい、悪神化の原因となった。
 
ミトラーと協力したフォステイルの調査と推理により、光炉に火種を仕込み、悪神化を目論んだ犯人が【ヘルヴェル】であったことが暴かれた。

【ふたりの勇者】(Ver.6.2)

しかし、ヘルヴェルは確かに悪神の火種を作ってはいたが、悪神の火種を仕込んではいなかった。
悪神の火種を仕込んだ真の犯人は、最初に儀式を受けた【レオーネ】だった。
ヘルヴェルもレオーネも、謎の赤い石を埋め込まれ【ジア・クト念晶体】の傀儡となり、それによって引き起こされた事件だったのである。

【魔眼の月が昇るとき】(Ver.6.3)

悪神の火種で光炉が汚染されてしまい、浄化に時間がかかるので神化の儀は当分行えないという話がミトラーから語られる。

【悠久のレクタリス】(Ver.6.4)

光炉のある天の聖壇に【ジア・ルーベ】【ジア・サフィル】が襲来。
撃退するものの、光炉は結晶化されてしまう。

【天に煌めく星のごとく】(Ver.6.5前期~後期)

【とこしえの神殿】の地下、【秘伝の間】にある工房には初期型の神化の光炉があり、神授の秘密殿の扉を開くためにフォステイルが神化の儀を受けた。
こちらは魂の燭台は必要ないが、代わりに【光炉のカギ】を使って火を灯す必要がある。
さらに、【ユーライザ】も主人公の助けになりたいばかりに光炉に飛び込んでしまうが、意識不明となる。
 
工房にある書物によれば、英雄であることが神化の成否を分ける条件ではないが、歴史に名を刻むほどの人物なら神化の可能性が高い、という目安になるという。
これがこの初期型のみに当てはまるのか天の聖壇にあった神化の光炉にも当てはまるのか不明だが、英雄であっても神化に失敗する可能性はあるらしい。
 
その後回復し、【魔眼の月】への侵攻作戦に同行したユーライザが【ジア・レド・ゲノス】と対峙した際に神化を遂げる。神化したユーライザはそのままゲノス打倒の原動力となり、帰還時にはミトラーが「今後をユーライザ神に任せて自分は隠居しようか」とまで口にするほどだったが、この神化は限定的なものだったらしく突然解けて元の姿に戻ってしまった。頭から外れた光輪は【デンデロベー】が齧ってしまうオチがついた。
クエスト【大空の向こう側で】ではユーライザが再び神化していたが、これは前世である【レクタリス】の記憶が混同しているのが原因だと判明し、レクタリスの記憶が消えると神化できなくなった。
 
結局、主人公が神化の儀を受けることはなかった。