【鎌スキル】

Last-modified: 2024-03-31 (日) 09:35:38

概要

Ver.5.0で実装された、を扱うための武器スキル。
【デスマスター】【スーパースター】【魔剣士】【竜術士】が習得でき、それぞれで仕様が異なっている。

特徴

武器スキルラインの新規実装は、【Ver.1.1】以来実に7年ぶり。
鎌スキル自体もDQ史上において珍しく、初出のDQ8以来、16年ぶり2度目の登場となる。詳しくは【鎌スキル】を参照。
戦士寄りの元山賊【ヤンガス】が使う武器種だったが、今作では使用者の方向性が違う為、DQ8とは全く趣の異なる内容となっている。
独自のラインを持つ武器スキルが登場したVer.5シリーズからの登場とあってか、Ver.7.0現在の使用職全てが独自ラインを持っている。
 
武器自体の特徴としては、武器ガード可能なこと、攻撃魔力補正を持つこと、攻撃時状態異常などの物理武器の錬金と呪文発動速度などの魔法武器の錬金の両方を通常の錬金として付与できることが挙げられる。
物理攻撃と呪文や魔力依存の特技を併用して戦える両刀タイプ(悪く言えば器用貧乏)の武器種といえるだろう。実際はデスマスとスパスタにとっては魔法武器、魔剣士にとっては物理寄り両刀武器としての性質が強いが。
習得できる特技はいずれも純粋に高い威力を誇ると言うよりも、追加効果に期待したり、自身や味方を強化したりするものがメインとなっている。
 
本格的に活用しようとする場合、難点となるのが鎌スキルの宝珠を落とすモンスターがどれもVer.5.0以降の登場、要は魔界に生息するモンスターばかりなのでそこまでストーリーを進めないと狙って集められないという点。
進めてない場合は【試練の門】ボス(と魔法の迷宮のボス)の落とす宝珠か達人クエストの報酬に賭けるしかない。

習得とくぎ・スキル効果

デスマスター

攻撃魔力や回復魔力のパッシブスキルが付いているのが特徴。鎌自体には回復魔力補正が付いていないものの、180スキル込みなら弓より高い補正値が付く。
デスマスターが使う中では攻撃・回復両面において最も呪文の運用に適した武器となるだろう。半面、デスマスター自体が純魔法職であるため、物理攻撃能力は杖ほどでないにしろ控えめ。
そもそも、鎌の特技を無理に使わず(強いて言えばバフ無しで安定した高火力が取れるハデスの宴を使う程度)に呪文と職業特技による魔法攻撃・回復・蘇生・死霊使役を行っているだけでも十分役割を持てるので、両刀ではなくデスマスター用の魔法武器と割り切って運用するのもあり。
この場合は、180~200スキルで特技を一切習得せず、武器ガード率や魔法系パッシブスキルで埋め尽くすのが有効になる。

SPとくぎ・スキル効果
3【血吸いの守り】
7装備時こうげき力+20
13【冥王のかま】
22装備時こうげき魔力+30
35【魂狩り】
42装備時かいしん率+2%
58装備時武器ガード率+5%
76【早詠みの陣】
88装備時こうげき力+25
100【災いの斬撃】
110装備時こうげき魔力+35
120【事象反転】
130装備時かいふく魔力+40
140【ハデスの宴】
150呪文ぼうそう率+3%

スーパースター

バギ系呪文の運用に特化したスキルラインとなっている。
バギ系ダメージ+100%は【攻撃呪文強化】と同枠で、事象反転や【風斬りの舞】等で2段階アップさせると+200%となる。
また、行動時暴走アップは賢者の扇スキルにあるものと同様に、短時間だが元の暴走率や巻き込み数に関わらず確定で暴走となる。こちらはバギ系だけでなく【ラリホーマ】に応用することも可能。
バギ系の射程+5m効果も強力。Ver.6.0ではバギ系の基本射程が10m→15mに延長されたので、鎌装備時は射程20mのバギ系呪文を放つことができる。
スティックがザオラルを習得した為、唯一の蘇生手段ではなくなったものの、鎌版の【復活の杖】とも言えるアイテムに依らない蘇生手段となる救命の鎌も習得できる。
 
ステータス面では、デスマスターのような魔力パッシブは持っておらず、代わりに高めの攻撃力補正が付く。
呪文攻撃一本で考えるとチグハグしたパッシブ構成だが、高い攻撃力は各種CT技で活かせるため全くの無駄ではない。
元々両刀タイプであったスーパースターの特徴を残しつつ攻撃手段の貧弱さを補うための追加ともいえる。
…が、魂狩りの修正とムチの強化により、現在は物理適性が大きく下がっている。デスマスター同様に魔法メインの武器と割り切った方がよいかもしれない。

SPとくぎ・スキル効果
3血吸いの守り
7装備時こうげき力+30
13冥王のかま
22装備時武器ガード率+5%
35魂狩り
42装備時バギ系呪文射程距離+5m
58装備時こうげき力+40
76早詠みの陣
88装備時バギ系呪文+100%
100災いの斬撃
110行動時20%で暴走アップ
120事象反転
130会心&暴走時ダメージ+250
140ハデスの宴
150【救命の鎌】

魔剣士

パッシブ面では攻撃力や会心率への補正が大きくなり、攻撃魔力補正も得られるが、他職と違って呪文を補助する早読みの陣や事象反転といった特技が無くなった。
よって物理寄りの両刀となり、魔力依存特技との相性はよいが、呪文アタッカーとしての適性は皆無となっている。魔剣士の【ドルマ系】呪文がほぼ飾りになっている一因である。
代わりに味方の火力補助用に【愚者のタロット】と同様に陣の上にいる敵に対してダメージを増加させる爪牙の陣を習得する。
 
ポイント150で得られる闇属性ダメージの上昇も含め、主として【邪炎波】【ダークマター】といった職業技の火力を上昇させるのに使われる。
反面、職業固有技も含めて闇属性の攻撃手段に特化しているので耐性持ちには弱い。
鎌装備時の無属性攻撃手段は災いの斬撃、魂狩り、厄災の滅撃、根絶やしの重撃の4つのみで、魂狩りは命中率・威力共に低く、厄災の滅撃と根絶やしの重撃はCTスキルなので対抗手段に乏しい。

SPとくぎ・スキル効果
3【蒼月の守り】
7装備時こうげき力+20
13冥王のかま
22装備時こうげき魔力+30
35魂狩り
42装備時かいしん率+2%
58装備時武器ガード率+5%
76装備時こうげき力+25
88装備時かいしん率+2%
100災いの斬撃
110装備時こうげき魔力+35
120【爪牙の陣】
130装備時こうげき魔力+40
140ハデスの宴
150装備時闇攻撃ダメージ+5%

竜術士

SPとくぎ・スキル効果
3血吸いの守り
7装備時こうげき力+25
13冥王のかま
22装備時武器ガード率+5%
35魂狩り
42装備時こうげき力+25
58行動時10%で血吸いの守り
76装備時かいしん率+2%
88装備時ゾーン発動率+1%
100災いの斬撃
110装備時こうげき力+25
120装備時かいしん率+4%
130事象反転
140ハデスの宴
150ドラゴラム強化

180・200スキル

【180スキル】及び【200スキル】は以下より選択。

とくぎ・スキル効果160170180190200
【厄災の滅撃】120秒
(開幕60秒)
90秒
(開幕45秒)
60秒
(開幕30秒)
【根絶やしの重撃】110秒
(開幕55秒)
70秒
(開幕35秒)
装備時こうげき力+8+10+15
装備時かいしん率+1%+1.2%+1.5%
装備時武器ガード率+2%+3%+4%
装備時こうげき魔力+20+30+40
装備時呪文ぼうそう率+1%+1.2%+1.5%
装備時かいふく魔力
(魔剣士以外)
+20+30+40
冥王のかまの強化+6%+8%+10%
災いの斬撃の強化+2%+5%+8%
ハデスの宴の強化+8%+10%+12%
厄災の滅撃の強化+6%+8%+10%
血吸いの守りの効果時間
(魔剣士以外)
6秒8秒10秒
蒼月の守りの効果時間
(魔剣士のみ)
2秒3秒6秒

称号

SP獲得称号
3鎌の使い手
7草刈り名人
13鎌の申し子
22死神見習い
35闇の鎌使い
42鎌の魔人
58血の執行人
76妖鎌の騎士
88戦場の死神
100伝説の死神

変遷

Ver.5.5前期

魔剣士と血吸いの守りの相性が良すぎて強すぎたということで、HP回復効果を外して効果時間が延ばされた蒼月の守りと差し替えられた。

Ver.5.5後期

魔剣士は160P以降のスキルに回復魔力+をセットできなくなった。
一応、【HPパサー】の回復量に影響するはずだが、問題になることはまずないだろう。

Ver.7.0

新職業の竜術士が独自仕様で習得する。