【魔剣士】

Last-modified: 2024-04-28 (日) 19:30:51

職業

【戦士】-【僧侶】-【魔法使い】-【武闘家】-【盗賊】-【旅芸人】

-【バトルマスター】-【パラディン】-【魔法戦士】-【レンジャー】-【賢者】

-【スーパースター】-【まもの使い】-【どうぐ使い】-【踊り子】-【占い師】

-【天地雷鳴士】-【遊び人】-【デスマスター】-【魔剣士】-【海賊】

マスタークラス

-【ガーディアン】-【竜術士】

概要

魔の波動を チカラに変え
敵をせん滅する闇の剣士。片手剣
両手剣・短剣・鎌を装備可。

習得呪文

取得スキル

解説

Ver.5.4で実装の職業。公式での略称は「魔剣」。
Ver.4以降で実装された職業の例に漏れず、初期レベルは50。
前衛職としてはまもの使い以来実に7年振りの追加となり、【邪炎波】【ダークマター】の存在から【占い師】【天地雷鳴士】のような非呪文魔法アタッカーとしての側面も持っている。
職業クエストの受注場所が真の【グランゼドーラ王国】であるため、ストーリーをVer.2.1まで進めないと転職できない。
 
職業固有ギミック【魔の波動】を有し、【闇属性】攻撃に特化したアタッカー職。武器は片手剣・両手剣・短剣・鎌、防具は鎧と大盾を装備可能。
職業名の通り、本作に存在する刀剣系武器3カテゴリを全て扱うことができる。鎌スキルは独自ラインを持つ。武器の構え方も他の職業とは微妙に異なる。
また、後から鎧装備が可能になった魔法戦士を含めれば4つ目の重装系職業となる。
 
【パラメータ】面では【HP】【ちから】が高く、パッシブを除いた素のHPはパラディンの次に高い、ちからはバトルマスターに次ぐ。【みのまもり】は中の上といったところだが、重鎧を装備できるため守備力も高く、前衛に必要な能力が高い。
【こうげき魔力】依存のとくぎがあるためこうげき魔力も伸びるが、その代わり【すばやさ】【きようさ】などは低め。特にきようさは重鎧職の宿命か戦士に次ぐほどの低さである。
 
【職業スキル】および習得呪文の特徴は、とにかく闇属性に特化していること。
闇属性物理攻撃とくぎ【暗黒連撃】【煉獄魔斬】と、こうげき魔力依存の闇属性範囲とくぎ【邪炎波】【ダークマター】により、武器を問わず単体・範囲攻撃の両面をカバーできる。
単一属性特化のため、【断罪のゆびわ】【輝石のベルト】【戦神のベルト】といった属性強化効果の恩恵を受けやすく、闇等倍~弱点は勿論のこと0.9倍耐性程度までなら高火力でゴリ押すことができる。
また、ドルモーアまでの【ドルマ系】呪文も覚えるが、鎌以外では基礎攻撃魔力が低すぎる上、最上位の【ドルマドン】や能動的な【攻撃呪文強化】付与手段も持たない(ゆえに【魔犬の仮面】【絆のエンブレム改】に頼るしかない)など難点が多すぎるため、残念ながら雰囲気付け程度のものでしかない。
魔剣士の呪文の中で実用性があるものは、後述のバイキルトと移動用のリレミトに限られると考えた方がよいだろう。
 
もう一つの特徴である魔の波動は、自分が与えたダメージに応じてゲージが溜まり、満タンになると自己強化技の【闇のヴェール】が使えるようになるというもの。
闇のヴェールはまもの使いの【ウォークライ】より【与ダメージ増加】の増加量が多く、発動中の瞬間火力は本家ウォークライの使い手であるまもの使いにも匹敵する。
魔の波動の蓄積条件の関係で攻めれば攻めるほど強くなり、特に集団戦に強い。
鎧装備のため、素早さと引き換えにはなるが、攻撃専門でありながら耐久を確保しやすいのも魔剣士ならではの強みである。
盾を持ちつつ火力も出せるので、戦闘中における安定感は前衛アタッカー職の中でも随一。
 
基本の役割は純アタッカーながら、ある程度のサポートができることも特徴。
レベルアップで習得するバイキルトや職業スキルの【いてつくはどう】が地味に役立つ他、後述のように武器次第では武器スキルの補助技でも貢献できる。
また、ダークマターに【闇属性耐性低下】の追加効果が付いていることから闇使い同士で組むと特に真価を発揮でき、同職複数枚の他にはドルマ系呪文を持つ賢者、【死神のタロット】【隠者のタロット】を持つ占い師、こちら同様に鎌や職業スキルで闇属性特技を習得するデスマスターと好相性。
似たような職業名の魔法戦士とも相性が良く、【フォースブレイク】とダークマターや爪牙の陣を重ねることで特大のダメージを与えることができる。
この場合は闇以外の【フォース】がほぼ役に立たないが、魔剣士が入る時点で闇属性主軸が確定しているようなものなので大した問題ではないだろう。
むしろ、魔法戦士や他のメンバーも【ダークフォース】【ダークネスショット】で闇耐性ダウンを活用するとよい。
 
欠点としては、第一に単一属性特化ゆえ耐性持ちに対して著しくダメージが落ちることが挙げられる。
操作自体は簡単な部類だが、本作の【属性】の仕様や相手の耐性を理解していないと火力が出せない点で上級者向けともいえる。
初心者は闇耐性の相手が来た時用に片手剣を武器Bにセットしておくのがオススメ。闇のヴェール+片手剣スキル+盾で高【DPS】を出しつつ耐性も盛れる。片手剣スキルはモーションも短いので錬魔の秘法との相性も良い。
また、スキルや装備に【行動間隔短縮】関係のものが無いので、他の道着系の火力職と比べてターンが回ってくる速度が遅いことにも注意すべき。
同じ鎧系の戦士やパラディンよりは早く必殺技である程度は補えるが、意識的にターンを溜める立ち回りを心掛けたい。
 
なお、単体相手には闇属性物理で戦うことになる(=守備力と闇耐性の両方の影響を受ける)魔剣士は、基本的にハイエンドバトルコンテンツ(【常闇の聖戦】【聖守護者の闘戦記】【深淵の咎人たち】等)への適性が攻撃専門職の中でもダントツで低い。
なぜなら、この手のボスは大抵が「守備力と全属性耐性が満遍なく高い」か「守備力または特定属性耐性が極端に高い」かの二択であり、前者には守備力と闇耐性で二重に阻まれる点で片方しか影響を受けない他の物理・魔法アタッカーに見劣りし、後者には守備力と闇耐性のどちらかに引っ掛かった時点でアウトだからである。
しかし、Ver.6.3にて遂に【絶念のアウルモッド】という「守備力も闇耐性も甘い」魔剣士待望のボスが登場し、ようやくエンドでの席を得た。
なお、【コインボス】【邪神の宮殿】【源世庫パニガルム】等の難易度であれば、極端な守備力や耐性を持つボスはほぼおらず、多少軽減されたとしても盾&重装備と火力の両立やいてつくはどうといった魔剣士ならではの強みを生かして参入する余地が存在する場合が少なくない。
 
必殺技【錬魔の秘法】【魔剣開放】
錬魔の秘法は一定時間自身に【特技発動短縮】+【移動速度上昇】+【行動間隔ゼロ】を付与し、行動面が非常に快適になる。
特に行動間隔ゼロはすばやさの低さからターンが回ってくるのが遅いという魔剣士の欠点を補える。
魔剣開放はVer.6.3から追加された必殺技で、魔の波動を最大まで溜めて闇のヴェールを発動させる。

所持スキル考察

職業スキルが火力の大半をカバーしてくれるため、武器スキルの特技は無理に使う必要がない。よって、武器はパラメータ補正やパッシブスキル、補助特技などを重視して選ぶことができる。
総合的な火力が最も高くなる鎌をメイン武器にしつつ、片手剣・両手剣・短剣の中から1つ選ぶ運用が基本となる。どの武器にも長所があるので自分の行く場所に合わせて武器を選ぶと良い。
 

  • 【はどう】
    職業固有スキルの性質については解説済みのため、ここではそれを踏まえた装備や錬金の選び方について触れる。
    単体攻撃が物理攻撃、範囲攻撃が攻撃魔力依存のため、胸アクセや紋章アクセといった攻撃力と攻撃魔力がトレードオフになる部位では優先したい方を選ぶとよい。
    また、片手剣・短剣や鎧は高レベル帯になると攻撃魔力補正が付く(武器はLv110の【鳴神のつるぎ】【ファントムダガー】以降、鎧はLv108の【ミラーアーマーセット】以降)ため、解禁され次第高位のものに乗り換えていきたい。
    武器の錬金については、単体ボス等の暗黒連撃を主体とする場面で確実に基礎ダメージと魔の波動の期待値を伸ばせる攻撃力がおすすめ。
    また、攻撃力が影響しない範囲攻撃の期待値を僅かながら底上げできることや、会心時は魔の波動が2倍溜まることから、会心率錬金も選択肢に入る。
    半面、武器スキルの使用頻度が低いことから攻撃時状態異常は腐りやすく、バイキルトにしか影響しない呪文発動速度も魔剣士が武器の枠を使って積みたいものとは言い難くあまりおすすめできない。
    もちろん、どの武器にしろ【闇属性】攻撃が主体となるため、闇属性強化の【輝石のベルト】または【戦神のベルト】も用意しておきたい。攻撃力や攻撃魔力が付いていれば尚良い。
  • 【片手剣スキル】&【盾スキル】
    盾・大盾を同時に装備できるため、鎧を装備できることも相まって守備力は非常に高くなる。
    職業スキルの【暗黒連撃】は会心率補正が1/4なので上述通り錬金は攻撃がおすすめだが、【不死鳥天舞】【かいしん率上昇】により会心率を高められることから、会心特化なら暗黒連撃でも比較的【会心の一撃】が出やすくなるため、他の武器種より会心錬金の優先度は高め。
    多少の耐性持ちでも大抵ダメージは暗黒連撃≒【はやぶさ斬り】となるのではやぶさ斬りの出番はあまり多くないが、モーションの軽さによりちょっとした隙にも攻撃を差し込みに行ける小回りの良さが魅力。
    必殺技の効果中は発動モーションがほぼなく即座にターンが回ってくるため、凄まじい勢いで攻撃を繰り出すことができる。【闇のヴェール】による火力強化と併せると見た目より火力は高い。
    Ver.6.1からは【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】の威力が強化され、魔剣士はそこそこ攻撃魔力が高いのでギガスラッシュのダメージは宝珠で強化するだけでも800~900程度になる。
    闇属性に強い敵は【光属性】に弱いことが多いため、普段は【邪炎波】、闇属性に強い敵にはギガスラッシュと使い分けると効率よく敵集団にダメージを与えられるだろう。
    高めの火力と防御力を両立できるため、対単体ボス戦にはうってつけと言える武器種。
  • 【両手剣スキル】
    魔剣士の扱う武器種の中では最も物理攻撃力が高く、同世代の鎌とはバイキルト込みで100程度の攻撃力差が付く。
    あちらには「闇ダメージ+5%」があるものの、同条件で暗黒連撃や【煉獄魔斬】の威力を比べると両手剣の方が勝る。
    また、Ver.6.1より攻撃力+攻撃魔力依存となった属性CT技の【プラズマブレード】【ビッグバン】と相性が良く、依存パラメータの関係で両手剣使いの中では魔剣士が最も威力を引き出せる(宝珠だけでダークマターや煉獄魔斬並)。
    半面、武器自体が攻撃魔力補正を持たないことから邪炎波やダークマターの威力は4武器種中で最低となる。
    そのほか、【渾身斬り】【ぶんまわし】により単体・範囲共に無属性技の選択肢を得ることができる。
    とはいえ、渾身斬りのモーションの長さは暗黒連撃と大差なく、威力面でも闇耐性35%程度でようやくあちらと並ぶ程度のため、実際のところ出番は基本的にない。
    ぶんまわしについても、比較対象が両手剣の邪炎波であれば相手の守備力と闇耐性次第で使い分けられなくもない程度で、範囲攻撃武器としては闇に振り切った鎌や盾を持ちながら2属性を使い分けられる片手剣に比べてやや決め手に欠ける。
    総じて、職業スキルを用いた単体への闇属性物理火力&魔の波動チャージに特化した武器であり、範囲攻撃や無属性の活用についてはオマケ程度に捉えるのが良いだろう。
    なお、両手剣と言えば【業炎の大剣】などの属性武器も特徴だが、闇属性の職業スキルがメインとなり、ベルトによるブーストもそちらが優先されやすい魔剣士では他の両手剣使いほど活用するのは難しい。
    そもそも極端に闇属性耐性が高い相手への逃げ道として考えるなら、全属性耐性持ちにまとめて潰されない無属性の方がまだ扱いやすいため、他の属性に浮気するよりも純粋に攻撃力の高い無属性両手剣を選んだ方が良いだろう。
  • 【短剣スキル】&【盾スキル】
    片手剣同様に盾を装備でき、短剣使いの中では唯一の鎧職。
    注目は150Pにある【状態異常成功率アップ】で、【ダークマター】【闇属性耐性低下】の成功率にも影響する。
    ただダークマターの成功率を上げるだけなら【厄災の滅撃】を持つ鎌でも代用可能だが、こちらは【旅芸人】等と組んだ上で更に成功率を底上げするといった使い方もできる。
    また、Lv110以降の同格武器の間では片手剣より短剣の方が攻撃魔力補正が高く設定されているため、単体火力や会心率を考慮した魔の波動の溜めやすさではあちらが勝り、範囲火力や状態異常付与ではこちらが勝る形になる。
    職業スキルで火力が完結している職のため、武器スキルの単体火力が不安定かつ範囲火力がほぼゼロという短剣の弱点も問題にならない。
    よってほぼ職業スキルのみで戦うこととなるが、一応【スリープダガー】で眠りを付与することも可能であるし、【ネメシスエッジ】は強力な範囲攻撃でテンションとの相性も抜群なので有効に使っていこう。
    また、片手剣同様に必殺技の効果中は【タナトスハント】の待機モーションが非常に短くなるため、状況によっては短剣スキルによる攻撃を差し込みに行くのも有効である。
  • 【鎌スキル】
    スキルも合わせると装備可能武器種の中では【こうげき魔力】が一番高くなるため、邪炎波やダークマターの火力が最も高くなる。
    デスマスターやスーパースターとはまた違うスキル構成を持つ独自仕様で、これら2職のものと比べて攻撃力や会心率の上昇値が高い。代わりに呪文補助系の特技が一切無くなってしまったため、呪文運用には不向きとなっている。
    職業スキルと合わせると殆どの特技が闇属性を持ち、「装備時闇属性ダメージ+5%」と併せるとその火力はかなり高く、単体・範囲火力共に優れる武器種となる。
    【爪牙の陣】による火力補助や【厄災の滅撃】による【状態変化耐性低下】付与もあるため、補助能力にも優れる。【魂狩り】でメタル処理適性も特に高い。
    反面、魔剣士の武器種の中でも特に闇属性攻撃に特化しているため、耐性持ちに対しては非常に分が悪い。この辺りは他の武器種で補いたいところ。
    鎌スキルにも一応無属性特技はあるが、メタル狩り専用も同然の魂狩りや【CT】付きの【厄災の滅撃】【根絶やしの重撃】を除くと低威力の【災いの斬撃】しか残らないため、ほぼ対抗手段が無いと思ってよい。
    その他、前述のように魔剣士での火力を追求するなら錬金は攻撃力か会心率が好ましいが、他2職で有用な呪文発動速度錬金を流用せず専用の鎌を用意するというコスパの悪い買い物になりがちなのが悩みどころではある。
    なお、【蒼月の守り】によって武器ガードが20%に固定されるため武器ガード錬金もそこまで有効とはいえない。

サポート仲間について

【サポート仲間】としても優秀な部類。単体・範囲共に非CT技が高火力でCT技への依存度が低く、バイキルト、いてつくはどう、魔の波動関連しか補助を持たないという技構成がサポの動きと噛み合っており、雑魚戦もボス戦もこなせる。
雑魚戦では、【ガンガンいこうぜ】を命じておけば必殺以外の補助技を一切使わずに攻撃に専念してくれる。
自分が【たたかいのビート】等を供給しての単体狩りも可能だが、特にバフ不要で高火力の邪炎波による範囲狩りが得意。
弱めの雑魚を狙う場合、攻撃魔力重視のサポ魔剣士を3人引き連れることでプレイヤーが何も操作しなくても敵を殲滅し、硬いこともあって「終わりのHP回復」等を使えば戦後の【まんたん】操作すら不要とかなり快適に狩りができる。
ただし、闇属性特化故に得意不得意の差が大きいため、連れていく場所には注意したい。
一方、ボス戦では安定した単体・範囲火力に加え、アタッカーながらバイキルトのかけ直しやバフの除去も兼任できる点も光り、ギミックへの対応力も高い火力枠サポとして活躍できる。
よって、耐性に引っかかる恐れこそあるもののストーリーやクエストの初見サポ攻略に連れていくのも十分有効である。
この場合、ガンガンいこうぜだとバイキルトを唱えず、いてつくはどうも【打撃完全ガード】時くらいにしか使ってくれなくなるので、【バッチリがんばれ】に変えた方が良い。
サポではあまり好まれない必殺技も、魔剣士の場合絶え間なく行動するようになり、発動のロスをすぐに取り戻せるため許容しやすい。
Ver.6.3からは魔剣開放を習得すると両方の必殺技を使用するようになったので、雑魚戦においてはテンポが少々悪くなった。
しかし行動速度の高速化に加えて高火力を発揮できるようになるため、ボス戦においてはより強力になったといえる。

関連クエスト

特殊コンテンツでの扱い

変遷

Ver.5.4

実装。【超ドラゴンクエストX TV】で発表される前から雑誌や【目覚めし冒険者の広場】で情報公開されており、注目を集めていた。
その攻撃性能の高さから【万魔の塔】では早速火力役として注目され、魔剣士があっという間に主要構成の火力枠に収まった。
本バージョンで実装された【四の災壇】も、サポの魔剣士を入れた構成で実装数日でサポ構成による完全制覇者が現れた。
【アストルティア防衛軍】でもその火力の高さは折り紙付きで、最新兵団の【彩虹の粘塊兵団】にオートマッチングで入っても火力枠に魔剣士が多めに入ると大将を撃破してしまえるほど。
天獄においては相手や魔剣士の数によっては火力が高すぎて次々と条件が出て、最悪3つ条件を満たす前に倒してしまうほど。こうなると撃破しても討伐失敗になるので、火力の集中させすぎには注意。
 
新コインボスの【ムドー】は炎属性が弱点(1.1倍)だが闇属性にも耐性を持たず、呼び出される【きりさきピエロ】スクルトをいてつくはどうで無効化することもできる為、火力役としてお呼びがかかっている。

Ver.5.5前期

鎌スキルの【血吸いの守り】が魔剣士と相性が良すぎたため、HP回復効果を外すかわりに効果時間が延長された【蒼月の守り】と差し替えられた。
また、サポートのAI調整により【作戦】がガンガンいこうぜのキャラはバイキルトを使わなくなったが、バイキルト不要の範囲攻撃を持つ魔剣士は特にその恩恵が強く、範囲バイキ持ちを用意しなくても確実に初手から邪炎波を使ってくれるようになった。
元々サポは血吸いの守りを使わなかったこともあり、サポ魔剣についてはむしろ強化されたとさえ言える。
 
なお、同Ver.のストーリーのボスは総じて闇属性に若干の耐性を持つが、極端に高い耐性を持っているわけではないので魔剣士であっても問題なく戦える。むしろ、大量に発生する魔瘴魂の処理に邪炎波が大活躍するのでオススメ。

Ver.5.5後期

【コロシアム】に参加できるようになった。

Ver.6.0

はどうの【200スキル】【黒炎帝の斬撃】が追加。
敵一体に確実に【会心の一撃】を繰り出し、通常攻撃の約6倍か守備力が極端に高い場合は攻撃力と同等のダメージを与える闇属性の技。

余談

DQシリーズにおいてはDQ4の【ピサロ】がヒーローズ・モンスターズシリーズや【ドラゴンクエストライバルズ】に出演する際の肩書きとして多用されていた言葉だが、ナンバリング作品の職業名として使われるのはこれが初となる。
事前に魔剣士のイラストが公開された際には【魔剣士のよろいセット】のデザインもあって「ピサロみたい」という感想が多数挙がっていたが、実際2020年12月8日に放送された「超ドラゴンクエストXTV」では、開発時の職業のイメージはピサロであることが明言されている。
習得できる特技に関しても外伝などでピサロが使用しているものが元になっているものが多い。
その後、本作に続きDQウォークにおいてもプレイヤー用の戦闘職として実装。
あちらでは、固有スキルで被ダメージ増加や自傷ダメージのデメリットを負う代わりに、物理系の武器も呪文系の武器も時として本職以上に使いこなす高火力紙耐久の両刀アタッカーという、本作とは別の方向でピーキーにデザインされた職となっている。
また、あちらの魔剣士もピサロがモチーフであることが明確になっている。
 
実は魔剣士という単語自体は職業として実装される丁度6年前に【魔剣士テグラム】として登場している。
職業名を冠した武器として【まけんしのレイピア】も存在する。
【NPC戦闘員】【パドレ】も職業表記は「剣士」だが、彼の使用技も敵味方問わず闇属性が中心のため、ある意味では彼も「魔剣士」である。
また、どことなく彼のデザインもピサロに似ていたりする。
 
なお、本来はVer.5.3で実装する予定だったが、緊急事態宣言に伴う対応の影響でVer.5.4実装に遅れてしまったことが【ドラゴンクエストX TV】(2021年1月放送)で語られている。
 
ちなみに、FFシリーズには闇属性特化ジョブとして「暗黒騎士」や「魔剣士」が度々登場している。
特にMMO仲間であるFF11の暗黒騎士は両手剣や鎌をメイン武器とし、物理だけでなく闇属性魔法も扱うなど共通点が多く、モチーフの一つであるかもしれない。