【きぼりのめがみぞう】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:37:52

DQ5(リメイク版)

【修道院】【名産品】であり、【装飾品】として装備もできる一品。リメイク版で追加された唯一の装飾品である。
誰でも装備可能で、装備すると【うんのよさ】が+15される。
 
海辺の修道院にいる【シスター】から貰うことができる。
修道院に暮らす人々が一つ一つ祈りを込めて作った木彫りの【女神像】で、旅をする者に祝福を与えると言われておりそれはうんのよさという形で表れる。
これをくれるシスターは「とくべつなチカラが宿るものではありませんが」と言うが、実際にはこの通り聖なる力を秘めた逸品。
この発言のため、せっかくの力も気づかずただ持ちっぱなしにしてしまう罠にもなりかねないが、一応もらった時に【ヘンリー】がいれば会話すると「身につけてようかな。なんかごりやくありそうだぜ」と仄めかしてくれる。大抵はヘンリー加入前に受け取ってしまっているだろうが。
 
運のよさが上がるというご利益(?)はあるものの、あくまで素人の作品なので名産品としての価値は別問題。
公式ガイドブックのイラストも「かろうじて女神っぽく見える」程度の粗っぽい出来であり、残念ながら1階に放り込まれる事になる。
まあ元々美術品として作っているわけではないので、見栄えしないのは仕方ないだろう。むしろ誰でも貰えるお守りにやたらと高い価値がある方が不自然だし……。
 
PS2版までは運の良さは呪い耐性に影響しているので、とりあえず誰かしらに装備させておくのも良い。ちなみに、DQ5においてはこれが運の良さを上げる唯一の装備品である。
特に中盤まで運の良さが極端に低い【主人公】を多少なりともカバーするにはもってこい。
ただ後半に入ると逆に主人公の運の良さは人並み以上に上がっていくため、運の良さが伸び悩む息子に譲って親子で継承するのも良いだろう。
これとは全く対極にありそうな【サターンヘルム】あたりに取り付けて互いの特徴を相殺させてみるのも一興で、そういう意味では名産品としてよりも装飾品として価値がある実用品か。
しかしDS版以降は運の良さが戦闘に影響しない死にステと化したため、文字通りの「装飾品(=飾り物)」になってしまった。
DS版以降は本来の(?)用途通り、さっさと【名産博物館】の棚に飾って公開してあげるべきか。
 
この像の元となった女神様に関しては、本編中では一切不明。
とはいえ実在する神【マスタードラゴン】についても伝承などはあまり残っていないようだし、また【光の教団】でも独自の神を崇めたりしているので、異なる神を信仰する色々な宗教がDQ5世界には存在しているのかも知れない。
 
『4コママンガ劇場』では、長年修道院にいた【フローラ】とこの女神像のネタも多く描かれている。
 
【名産博物館】の金持ちの男の鑑定でもやっぱりというか「みすぼらしい」などとボロクソに言われる。
この評価を聞いた【ビアンカ】【女の子】は「バチあたり」と強く抗議し、【男の子】も「あったかい気持ちになれる」と高評価。フローラに至っては修道院に身を置いていたこともあって大変なショックを受けている。
仲間たちにとってはお気に入りの名産品であるようだ。
 
なおこの金持ち、貶す割には何故か「修道院のシスターたちが旅のお守りにひとつひとつ作っているという木ぼりの女神像」というルーツをちゃんと知っている。彼も修道院へ行って貰ったことがあるのだろうか。

DQ7

アイテムとしては登場しないが、かつて【プロビナ】を救った黄金の女神像はその災禍の中で粉々に破壊されたため、現代ではそのレプリカである木製の女神像が設置されている。
……が、教会に住む女性が掃除中に誤って落としてしまい、ポッキリ真っ二つに。まさかのオリジナルと同じ運命を辿るハメになってしまった。
この女性は自分のドジを隠そうと、原典に倣って壊れた女神像を教会裏の泉(過去世界で黄金の女神像を修復した)に浸けて直そうとしているが、こちらはなんの力もない単なる木彫りの像なので当然直るわけがなかった。

DQ10オフライン・オンライン

クエスト【聖者の天秤】に女神であるエルドナを象った【木彫りの神像】が登場するが、思い切った使われ方をされる。

DQ11

「木彫りの女神像」表記で登場。
クエスト【ナイショの木彫りの女神像】攻略に必要となる。

ウォーク

2021年9~11月のDQVコラボイベントで登場したアクセサリー。
強敵【ジャミ】の累計討伐ポイントで入手できる。
守備力+8、呪い耐性+3%の効果がある。