【名産博物館】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 00:12:48

DQ5(リメイク版)

中央大陸の南の小島にある【博物館】。SFC版ではこの島には何もない。
その名の通り【名産品】を展示するための施設である。

世界各地の名産品を集めて、それを展示することで人々に楽しんでもらう……という夢を叶えるために、【ゆうじい】【デスじい】)が建てた博物館。
【主人公(DQ5)】は彼からその夢を託され、この博物館の館長となる。
管理人であるゆうじい(デスじい)が既に幽霊であることを考えると、実質的に主人公の所有物件である。
 
観光のための施設にしては僻地に建てられている気がするが、開館後の客の入りは悪くない。
魔物のはびこるこのご時世でも、意外と船旅を楽しんでいる人は多いのだろうか。
によれば、建物自体にも穏やかで不思議なチカラを感じるという。
 
名称は【ルーラ】のリストでは「めいさんはくぶつかん」「名産はくぶつかん」だが、書籍によっては「名産博物館」となっている。
ちなみにリメイクで新たに追加された場所ゆえルーラリストは一番最後、ラストダンジョンより後ろに載る。
DS版以降の英語版での地名はKnick-Knackatory。
  
夜の閉館時にのみ展示物を並び替えたり、【みがきぬの】で展示品を手入れできたりする。 
名産品を上手く並べると客が増えるが、上手く並べるにはちょっとしたコツが必要。
名産品には0~3のレベルが付いており、レベルより高い階層に展示するとその分だけ評価点が低下するため、3階には目玉となる名産品を置こう。
逆に低レベルの名産品を上の階層に配置しようとするとどこからともなく溜息が聞こえてくる。
低レベルの物ほど長い溜息になり、0の物を3階に配置した日にはメッセージ欄が溜息で埋め尽くされる…。
ちなみに地下の展示品倉庫は評価の対象外なので、最終的には評価の低い展示品が行き着くことになる。
来館者が増えるとこの地下倉庫にまで客が来るようになるので、そちらの展示に拘ってみるのも一興。
 
また名産品には「名産レベル」の他に「美しさ」「おかしさ」「怖さ」が設定されており、それ等を高めると客の種類とコメントも変わる。
ただしある程度名産レベル合計も高めないと客がたいして来ず、反応も変わらないため、名産レベル合計を高く保ちながら調整する必要がある。
美しさのレベルが高い品が多いため、残り2つのタイプにするには美しさが高い品をなるべく置かない様にするなどの調整が必要で、特に怖い博物館は【やみのトロフィー】が必須なためエスタークの15ターン撃破が必要になる。
ちなみに各ポイントが同数の場合は怖さ>おかしさ>美しさの順で優先される。
 
名産品以外は展示できないが、アイテムによっては展示しようとすると特殊なメッセージが出ることも。
具体的に言うと、加工が必要な【せいなるげんせき】、あきらかに名産品ではないと断言される【すごろくけん】【ふくびきけん】、名産の域に達していない【イブールのほん】、客の危険度から断念する【ばくだんいし】など。
他にも【エッチなしたぎ】【シルクのビスチェ】【レースのビスチェ】【てんしのレオタード】といった【セクハラ装備】群だが、なぜか【シルクのヴェール】もコレらと同じ扱いを受けている。
また、全て同じもので統一して展示すると、客やゆうじいの台詞が特殊なものに変わる。
複数入手出来る【さばくのバラ】【ボトルシップ】【メダルがたチョコ】で可能なので、暇ならお試しあれ。
 
入ってすぐ左に【プチマージ】がおり、博物館の説明をしてくれる。
ある程度発展すると、警備員の【兵士】や受付嬢の【ミミ】が雇われ、集めた名産品に関する情報を得られるようになり、さらに3階には、【ビアンカ】が 「……ムカッ!」 っと、青筋を立てる程横柄な態度で名産品を評価してくれる金持ちの男性が居座るようになる。彼は何故か夜になっても帰らず、床で眠りこけている。
基本的に良い名産品ほど高く評価してくれるが、もちろん例外もあり、珍しすぎて本物と信用しなかったりもする。
逆に価値の低い名産品はほとんどをボロクソに貶すが、中には価値が低くても(やや遠回しに)誉めることもある。個人的にお気に入りなのだろうか。
また物によってはその名産品に関する豆知識などを披露してくれたり、あまりの珍品に驚愕して羨ましがったり、時には感動して号泣したりなど、高慢ながら名産品に対する愛は確かなものがある。
価値の高低は気にせず色々入れ換えて彼の寸評を聞いてみてもいいだろう。
 
この周辺はSFC版も含めて青年時代前半・後半ともに【はぐれメタル】が出現するという稼ぎ場。
【エリミネーター】を早めに仲間にしておきたいなら、青年時代前半のうちに、この付近で粘るとよい。
青年期後半になるとここのエンカウントテーブルは【アルカパ】西地方に移動し、代わりに【マドハンド】やプチット族(リメイク版のみ)などが出現する。

DS版

オリジナルの名産品を作り、【すれちがい通信】で他のプレイヤーとやり取りすることが可能。

受付カウンターに【宿屋】を営む【商人】がいる他、地下にオリジナル名産品用の展示室と【シスター】が礼拝をするスペースが追加されている。
宿屋と【教会】が追加されたことで稼ぎ場としての使い勝手はより良くなった。