【じごくのサーベル】

Last-modified: 2024-03-29 (金) 20:52:24

概要

DQ5とDQ8、DQ11に登場する武器。地獄のサーベル。
髑髏のような柄のついた魔性のサーベルで、魔界にのみ製法が伝わるという魔剣。
あまりの鋭さから地獄の王が使っていたものだとも、誰かが地獄より持ち帰ったのだとも言われている。
細身の剣でありながらも強度は高く、ひと突きすれば魔界の生物にも通用する程の破壊力を発揮する。
外見からは想像もつかない威力を持っているが、DQ5では、人間キャラクターは誰も装備できず、モンスター専用の武器となっている。
 
SFC版5とリメイク版5及びDQ8で、デザインが微妙に異なっているが、設定にもある「髑髏のような柄」の部分は変更されていない。
SFC版の方がより禍々しいデザインであり、刀身が非常に細く、異様に長い。説明文や形状からするに、どちらかといえば「レイピア」に近い。
持ち手の部分が「$の字」に捩れるような形になっており、かなり持ちにくそうなデザインをしていた。
身体に比例して手も巨大であろうゴーレムが、この繊細な武器を装備してかつ大ダメージを与える様を想像すると、なかなかに愉快であろう。
新しいデザインでは、太さ・長さ、いずれもあまり突出しない程度に調整されており、持ち手の独特なフォルムも普通なものに変更された。いわゆる斬りつける剣としての形状である。

DQ5

攻撃力は+120で、非売品。売却価格はSFC版では225G、リメイク版では150G。
装備グループがJ・N・O・Pの仲間モンスターが装備可能。
【謎の洞窟】内部にある宝箱の1つに入っているほかに、【ヘルバトラー】が1/64の確率で落とす。
また、リメイク版では【暗黒のすごろく場】でマスの地面を調べると稀に拾える事もある。
 
特殊な効果は無く、単純な攻撃力では【メタルキングのけん】(130)の方が上だが、こちらはコインを稼いだりすることなく、確実に1本は手に入るのが利点。
【くさったしたい】【ばくだんいわ】にとっては、これが最も攻撃力の高い武器になり、【パペットマン】【ゴーレム】にとっては、上記のメタルキングのけんを除くとこれが最強の武器になる。
その他の装備グループの仲間では、ほぼ同時期に【ふぶきのつるぎ】が購入できるので、無理に持たせる必要はない。
 
PS2版で【バトラー】を仲間にしようと狩り続けて【▼】が出現して「よし、今度こそ」と思ったらコレだった、と落胆するプレイヤーも多いかもしれない。

攻撃力は高く呪われているわけでもないのに売値はなぜかべらぼうに安く、金策にもならない。
宝箱からこれを入手し、ヘルバトラーが起き上がってくれれば、【セルゲイナス】の落とす【オーガシールド】も併せて、現地調達で強力な武装が可能。武具の購入資金が不足している場合、この武器が手にいるのは嬉しいだろう。
 
装備者は限られるとはいえ、【天空の剣】以上、【王者の剣】と同等という強力な武器が余剰品となってしまう……。
シリーズが続くことによる武器攻撃力のインフレを端的に見せてくれる。

DQ8

攻撃力は「99」。DQ5の時よりも低下した。非売品で売却価格は7300G。装備できるのは【ククール】のみ。
【トロルの迷宮】にある宝箱から手に入れることができる。
錬金レシピにもなんら絡んでおらず、ドロップするモンスターもいない、完全な一品物である。
 
特殊能力がない代わりに高い攻撃力が魅力だった武器が肝心の攻撃力を下げられたことで大幅に魅力ダウン。
時期的に見て【はやぶさのけん】がとっくに手に入る時期だし、単純な攻撃力だけみても【ライトシャムシール】【はぐれメタルのけん】にかなわない。
【カジノ】【錬金】が面倒、あるいは禁止の縛りプレイをしているというプレイヤーには出番がある。
 
そもそもククールが【弓スキル】を中心に鍛えていた場合、剣自体が日の目を見ない。
彼にタンバリンを叩かせているときに【しっぷうのレイピア】を装備するくらいだろう。
 
DQ5とは打って変わって高値で売れるので、売って換金してしまうのもいいかもしれないが、袋のあるこのご時世、一品物のこれを売るのもなぁ…というプレイヤーもいるだろう。
というか資金繰りが面倒ならば3DS版なら激辛チーズを錬金しまくって稼げばよいのだから、それをやっていれば嫌というほど資金は工面できる。
 
使いはしないが売るにも惜しい、となれば袋の肥やしとなる運命に。
【あくまのムチ】となかよく並んで沈められることだろう。
見た目が格好いいのであえて使うというプレイヤーもいるようだが。

DQ11

-+1+2+3
攻撃力155162169176

 
カミュ専用の片手剣。うち直しに必要な宝珠は28個。
案の定非売品で、【ネルセンの迷宮】【勇者の試練】(PS4版:奈落の冥城/3DS版:常闇の氷原)に1本落ちている。
他にはやっぱりというか【ヘルバトラー】がレアドロップで落とす。
 
今作ではカミュの準最強の片手剣として君臨する。カミュが装備できる片手剣の中では3番目の強さである。
特別な効果はないが、単純に攻撃力が高い。
付属効果も考えると攻撃力が5程度低いがヘナトス効果のある【天命のつるぎ】や2回攻撃が輝く【はやぶさの剣・改】に軍配は上がってしまうが、
片手剣の主力特技である【心眼一閃】は武器の追加効果が発動しないため、特技中心で戦うならこちらの方が良い。
 
イベントの関係で【ネルセンの迷宮】の中盤まで進めなければ手にはいらない【名刀斬鉄丸】よりも早いタイミングで入手でき、最速入手は過ぎ去りし時を求めた後の【ヒノノギ火山】に出没するヘルバトラー。
過ぎ去りし時を求めた後に入手する武器の中ではかなり早い部類で、しかもレア枠なので【スーパールーレット】さえ回せば一発で手に入る。
 
【ネルセンの迷宮】に挑む前に回収しておけば心強い。
これより上は【メタルキングの剣】【ぎんがのつるぎ】の2つがあるのもの、これらはレシピ入手が最後の最後になるため、これらの鍛冶製作が【邪神ニズゼルファ】撃破後のやり込み要素と扱われている側面がある。
これ1本だけなら最終武器として一番簡単かつ確実に入手できることもあって、ニズゼルファとの最終決戦において二刀流のうち一本がこれになっているカミュも少数派ではないようだ。

DQMSL

みんなで冒険【エスターク神殿】で初登場し、以後様々なイベントで定期的に入手機会が設けられた。
ウェイト2の剣。装備すると攻撃力が20、素早さが20上がる。
固有効果は「【ドルマ系】の斬撃ダメージを10%アップ」。
強化することで攻撃力が+1ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果が「ドルマ系の斬撃ダメージを15%アップ」に変化する。

ライバルズ

第4弾「モンスターもりもり物語」に収録された戦士専用の武器のレアカード。

8/4/2
対戦中に死亡したゾンビ系の味方ユニットの数だけコスト-1

ゾンビ系を軸にした戦士デッキ向きのカード。実装当時は戦士のゾンビ系が弱くこのカードを見ることは少なかったが後にゾンビ系のデッキが強化されるとこのカードも使われるようになった。

タクト

Aランク武器として登場。「そうびクエスト」で入手可能。
基本値 : HP+36・こうげき力+11
特殊効果 : ドルマ属性威力+2%
錬金候補 : ドルマ属性物理威力+3%・ドルマ属性息威力+3%・HP+51・こうげき力+7・すばやさ+11 他