【アラン(ロトの紋章)】

Last-modified: 2021-07-01 (木) 12:38:27

ロトの紋章

魔人王【ジャガン】の、勇者として付けられるはずだった本来の名前。
異魔神に体内のロトの血を吸収され一度命を落とすも、
母フレイアの奇跡の秘術によって命を分け与えられて蘇生。
その際に、消えゆく母から勇者としてのこの名を聞かされる。

ドラマCDでの声優はまるたまり。
ただし、CDに収録されてる時期の関係上、こちらではジャガン名義である。

略歴

アルスとの決着を付けた後、ジャガンは亡き両親の想いに応えることを決意。フレイアから与えられた命とアランの名の力で異魔神の呪縛から解放され、魔人から人間に戻り、目の下の隈もなくなり、アランを名乗るようになる。
血の祝福によって赤く染まった【ロトのよろい】も本来のブルーメタルの輝きを取り戻した。
異魔神が【りゅうせい】を唱えた際は、【アストロン】でアルス一行を守った。
 
アランになった後も基本的な性格は変わっておらず、打倒異魔神も正義や平和のためではなく、運命を弄んだ異魔神を倒すためである。
とはいえ、アストロンでアルスたちを守ったり、3ケンオウと別れ、船上で異魔神討伐の方針を議論した際には「異魔神が完全復活した今、ケンオウといえど足手まとい。あいつら(ケンオウ)が大切なら、オメガルーラを成功させて、異魔神を封印することだ」と、不器用ながらも仲間思いな面を見せる。
 
異魔神(第二形態)との戦いでアルスを庇って、異魔神に取り込まれそうになった際、異魔神による無の世界を体感しながらも、異魔神に吸い取られたロトの血を【ロトのつるぎ】を介して吸収し返す。
これにより、銀髪が本来の黒髪に戻り、オメガルーラも成功させた。
戦闘終了後に仮死状態になってしまうが、世界樹の葉で復活する。だが、血を吸収した際に潜り込んでいた異魔神の精神に身体を乗っ取られてしまう。異魔神に操られ、海底の聖域から【闇のオーブ】を奪取し、異魔神の身体を再び復活させる。
辛うじて生きており、異魔神が体から抜け出した後、アルス、【アステア】と共に最後の戦いに臨んだ。
尚、異魔神憑依時は、ジャガン時代同様に目の下に隈が出来ていた。
 
エピローグでは故郷【ローラン】には戻らずに、
【ラダトーム】でアステアと行動していた彼の姿が見られる。
また、それが伏線になったのか、後の続編でアステアと結婚して子供ができている。

能力

呪文は専ら【ギガデイン】を使用。前述のとおり、アストロンも使うことができる。自分に呪文をかけて体力の回復を行っている描写があるため、(具体的にどの呪文かは不明だが)ホイミ系呪文も使える模様。
また、魔人の力から解放されたことにより、オメガルーラを発動できるようになっている。
 
勇者として覚醒後は戦闘シーンがあまり描かれておらず、魔人王時代の技能がどの程度残っているのかについては不明な部分が多い。
明確に使用しているのは血を操る力だけで、ファンタム・ゾーンや【ヒャダイン】【バギマ】はおろか、多用していた【エビルデイン】すらも使用していない。
これらについては、使えなくなったのか、単に使わなかっただけなのかはハッキリせず、結局謎のまま終わっている。

ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ

アステアと結婚し、ラダトームの王となり、アロスとアニスを授かる。
成人して国王の地位に就いたこと、そして父親になったこともあって少年時代の無愛想さもすっかり成りを潜め、一児の父らしい穏やかな男性になっている。