概要
DQ7などに登場するモンスター。
金色の立派なトサカを持ったペンギンのような魔物で、見た目は実在の鳥であるイワトビペンギンによく似ている。お腹には悪魔の顔のような不思議な模様が付いている。
二面性の顔を持つ点は【じんめんガエル】の先駆けかもしれない。
上位種に【岩とびあくま】、【ナイトメーア】、【こうていタップ】がおり、系統最下位種。
見た目がペンギンそのものな上、アクションも可愛いため、この系統のモンスターはいずれも人気が高い。
DQ7
過去【ハーメリア】水没時の海上や【海底都市】、【コスタール】周辺、【サンゴの洞窟】に出現する。
同種の仲間を呼ぶ他、メダパニを使ってくる…と思いきや、MP不足で使えない。
ところが、DQ7の公式ガイドブックではさも使用してくるような文面が書かれている。
制作の途中でメダパニの消費MPを上げて、その際にこいつのMPを上げ忘れたのだろうか。
こいつがメダパニを使えたら、海底都市の難易度がさらに跳ね上がっていたかもしれない……。
ペンギンということで、イメージ通りヒャド系は効かない。が、何故か吹雪は効く。
落とすアイテムは【皮のぼうし】。
リメイク版
本編中ではPS版同様メダパニを使ってもMPが足りずに効果無しだが、すれちがい石版でレベルが上がっているものや、ボスとして登場する場合はMPが上がる為、本当にメダパニを使える。
なお、PS版からして戦闘中は普通に二足歩行して飛び跳ねたりもする訳だが、3DS版にてマップ上でシンボルとして出た場合、地面に寝そべって腹で滑って移動してくる。
ペンギンは実際氷の上ではそういう事をするが、岩の上でも草原の上でも砂の上でも滑って移動するタップペンギー、ホバー移動でもしているのだろうか。
DQ10オフライン
【ラーディス王島】に生息。メダパニ、なかまを呼ぶを使ってくる。
なかまを呼ぶが厄介なほか、ステータスもストーリーで訪れる段階では高めであるが、クエスト【流れ着いた愛の詩】で討伐対象となる。
魔法戦士の職業クエストでは【魔物商人】である【ザルギス】の商品ナンバー3である強化版と3度戦うことになる。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【ピンクパール】。
DQ10オンライン
【グラコス5世】に【バギクロス】などを使う強化版が呼ばれる。
詳細はこちらを参照。
DQM3
自然系ランクF。
野生では【煉獄峠の魔界】・中級および上級で冬の吹雪時に出現。
ドロップアイテムは【上やくそう】、レアドロップは【氷のおまもり】?。
自然系とドラゴン系の系統配合、【おおがらす】と【スキッパー】の特殊配合で生まれる。
特性は【みかわしアップ大】、【こんらん攻撃】(20)、【氷結ブレイク大】(40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】、【こんらんブレイク大】、【ツッコミ】(60)を習得。
所有スキルは【エンターテイナー】。
【わらいぶくろ】との配合で【おどるほうせき】、【ベビーサタン】との配合で【キメラ】、【ナスビナーラ】との配合で【メランザーナ】、【サタンフーラー】との配合で【岩とびあくま】が生まれる。
トルネコ3
HP31、攻撃力13、防御力15、経験値18(レベル1のステータス)。
【さんご礁の神殿 広間】、【さんご礁の神殿 回廊】、【試練の道】、【異世界の迷宮】などに出現する。
DQ7と同様、同種の仲間を呼ぶ他、本当にメダパニを使ってくる。
仲間を呼ぶ際は、「パタパタパタピヨッ」という効果音と共に回転する。メダパニを使う際は、お腹を大きく見せるようなモーションを取る。
異世界の迷宮では8~12Fという比較的浅い階から出現し、この時点では高めのHPと攻撃力に加え、【メダパニ】による行動制限からの同種の仲間呼びで、あっという間にこちらを窮地に追い込んでくる。
基本的に、部屋の中で戦うのは厳禁。仲間を呼ばれた際に囲まれてしまうし、メダパニをかけられた時に逃げられなくなってしまうからだ。
水路のない通路で戦うのは鉄則。部屋の中でメダパニをかけられたら、素直にアイテム使用で切り抜けよう。
トルネコの場合は、こいつを2発で倒せる攻撃力がないとこの先厳しい。
ポポロの場合、ここまではほとんどの敵を一撃で倒してきた【スライムベス】や【ももんじゃ】でも、タップペンギーは一撃で仕留めきれないことが多い。
仲間にメダパニを使われると【裏切り】でポポロが倒される恐れもあるので、【魔法の石】などを投げて仲間を援護したいところ。
仲間を呼ぶということで、ポポロ編の異世界の迷宮ではこいつを利用した経験値稼ぎも行われている。
その名も【ペンコン】。低階層のポポロの経験値稼ぎに有用なテクニックだが、アイテムドロップが無いのは残念。生半可な知識で実行すれば、収集がつかなくなるペンギンまみれのカオスが、パーティを壊滅させる事も珍しくないので注意。
こいつの仲間呼びは何故か魔法扱いで、【マホトーンの石像】が同じ部屋にあると仲間を呼べなくなる。
確かにDQ2でも、マホトーンを使われると仲間を呼べなくなるモンスターはいたが……。
まぼろしの洞窟では、序盤から終盤までしつこく出現。
同じく序盤から出現する【マージスター】と同様、水中を移動して追いかけてくる。
さらにコイツは仲間呼びとメダパニの特技がある分、【イカリの杖】や【マヌーサの杖】で無力化とはならないのが少々厄介。水中にいても爆発やアイテム投げは有効なので、落ち着いて処理しよう。
仲間になった時の成長タイプは【防御・早熟】で、デフォルトネームは「タンギー」。
味方にすると仲間呼びは使えなくなるが、メダパニは引き続き使える。
育てればそれなりにタフになり、【水系】かつ有用な状態異常を使える稀有な存在。
【岩とびあくま】の下位互換だが、初期ステータスに大した差はなく、早い時期に仲間にできることから、こいつの方が使いやすい。
高い耐久性と便利な状態異常かつ控えめな火力で、【ラストテンツク】加入までの勧誘要員として活躍する。
異世界の迷宮序盤で仲間にできる防御・早熟タイプの中では、【スライムブレス】と並んでそれなりに人気があるようだ。ただし、防御・早熟タイプは【普通・早熟】タイプと比べて成長が遅く、Lv5まで育てられるかが大きな難点となる。
話しかけると、英語交じりでテンション高めな感じで喋る。
星ドラ
ブルリア星・マール島 南島の灯台 地上1~4階などに登場。水系。
ライバルズ
第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。共通のレア。
3/3/4
バニラユニット。
採用されることは全くと言っていいほど無いが、HPの方が高いため、ベーシックカードの【バードファイター】よりは使いやすい。
【零の洗礼】のカードにはこいつのイラストが使いまわされている。
能力を持たないこいつに洗礼を打つ意味は限りなく低いが、ピサロの掌圧にこいつが跳ね返されているイラストの雰囲気は中々良い。
ウォーク
メインストーリー11章全般でフィールドに出現する。ただし、水辺や雨の時限定。
ヒャダルコを唱えたりメダパニを唱えたりする。
こころは黄色でコストは116。
ダイの大冒険
漫画や旧アニメ版ではまず初登場作品であるドラクエ7自体が出ていなかった時期のため登場していないが、新アニメ版では登場した。
【デルムリン島】に住むモンスターの一匹。