概要
特技の【しょうかん】などによって召喚することのできる、「大地の精霊」の内の一体。
精霊の中では最高位の存在で、召喚するにはかなりのレベルが要求される。彼より低位の精霊に【タッツウ】・【デアゴ】・【サムシン】が存在する。
戦闘中に呼び出すことで、【NPC戦闘員】として戦いに加わってくれる。
容姿に関しては登場当初にはゲーム内で確認することができなかったが、後に関連商品などでその姿が描写されることとなった。
SFC版DQ6の【公式ガイドブック】(下巻)にて【中鶴勝祥】の手によるイメージイラストが描かれており、
【バトルえんぴつ】やその関連商品である「おたすけケシゴム」、【月刊Vジャンプ】1999年4月号の付録のシールにも同じデザインのイラストがそれぞれ描かれている。
また、【DQ KIDS!! ドラゴラ村の子供たち】内の「サブキャラ千夜一夜」では【かねこ統】の手による挿絵が掲載されている。
こちらは先の公式ガイドブックに描かれていたデザインを元にアレンジを加えたような容姿となっている(詳しくは後述)。
DQ6やPS版DQ7から戦闘画面の仕様が大きく変更されたリメイク版DQ7では、召喚すれば実際に戦闘画面上に出現するようになり、その姿をゲーム内で目にすることができるようになった。
ただしこちらのデザインは上述のものとは全く別物となっており、これは戦闘中に召喚できる他の精霊達も同様。
特技としての「しょうかん」やバズウの各作品での戦闘能力の詳細については、こちらを参照。
DQ6
初登場。
【しょうかん】によって召喚することができる。
Lv40以上で召喚可能となり、通常攻撃の他に【こごえるふぶき】、【いてつくはどう】、【ジゴスパーク】、【イオナズン】、【ベホマズン】を使用する。
強力な呪文と特技を使いこなす高位の精霊だが、召喚時には眠っていることもある。
公式ガイドブックなどでのイメージイラストでは、人間の数倍の背丈を持つ巨人であることがわかる。
武器は紫の宝玉がついた木製の【両手杖】で、袖の無いローブから覗く腕は中々太く筋肉質でもある。
服装は金の縁取りが施されたローブで、インナーは水色、アウター部分は紫の紋様が入った白色。
薄紫の長髪を持ち、顔前面のみを守る金の角付き兜を被っている。
厳めしい表情で振りかざした杖の先から凍える吹雪を放ち、【ブースカ】を攻撃する様子が描かれている。
また、すぐ隣には剣を振り被りジャンプ斬りを仕掛ける【主人公】が描かれており、バズウの身体の大きさを際立てている。
DQ7
基本的な仕様はDQ6から変わらず、Lv40以上になると召喚できるようになる。
通常攻撃の他に通常攻撃の他にメラゾーマ、ベギラゴン、マヒャド、バギクロス、ベホマラーを使用する。
行動パターンはDQ6から大きく変更されているが、召喚時に眠っていることがある点は変わっていない。
リメイク版では【せいれいのカード】でも召喚することができる。
リメイク版での姿は、小柄で獣の皮のようなものを纏った小人で、胡坐をかいて宙に浮いている。
DQ10オンライン
真の【ダーマ神殿】にいる【スキルマスター】の弟子達は、精霊が人間に姿を変えたものという設定。
その中の一人である【バウンズ学園長】は、その名前やスキルマスターの4人目の弟子であるという点などから、バズウがモデルであろうと考えられている。
DQM1・DQM2
【バズウしょうかん】によって召喚することができる。
通常攻撃の他にこごえるふぶき、ジゴスパーク、いてつくはどうを使用する。
DQM1では他国マスターが使う【うごくせきぞう】・【ひくいどり】・【ロックちょう】も一部の個体はこの特技を覚えているため、敵として相対することになる可能性もある。
また、【はかいのとびら】の主である【ハーゴン】もこの特技の使い手である。
DQ KIDS!! サブキャラ千夜一夜
容姿は概ね公式ガイドブックに描かれていたものと同じだが、細部のデザインが微妙に変わっている。
ローブには袖が付き腕の露出が無くなった他、アウター部分に入っていた紋様の色が縁取りと同じ金色になった。
また、ローブの上に更に紫の長いマントを重ねており、マフラーのように首に巻く形で身に着けている。
堀井雄二による設定をそのまま引用すると
古代の偉大な王がバズウです。その時代の世界、ほぼすべてを束ねていたらしく、特にその魔力は、誰もかなう者がいなかったのです。
とのこと。