【タッツウ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:35:33

概要

特技の【しょうかん】などによって召喚することのできる、「大地の精霊」の内の一体。
精霊の中では低位の存在で、最初から呼び出すことが可能。より高位の精霊に【デアゴ】【サムシン】【バズウ】が存在する。
戦闘中に呼び出すことで、【NPC戦闘員】として戦いに加わってくれる。
 
容姿に関しては登場当初にはゲーム内で確認することができなかったが、後に関連商品などでその姿が描写されることとなった。
SFC版DQ6の【公式ガイドブック】(下巻)にて【中鶴勝祥】の手によるイメージイラストが描かれており、
【バトルえんぴつ】やその関連商品である「おたすけケシゴム」にも同じデザインのイラストがそれぞれ描かれている。
また、【DQ KIDS!! ドラゴラ村の子供たち】内の「サブキャラ千夜一夜」では【かねこ統】の手による挿絵が掲載されている。
こちらは先の公式ガイドブックに描かれていたデザインを元にアレンジを加えたような容姿となっている(詳しくは後述)。
 
DQ6やPS版DQ7から戦闘画面の仕様が大きく変更されたリメイク版DQ7では、召喚すれば実際に戦闘画面上に出現するようになり、その姿をゲーム内で目にすることができるようになった。
ただしこちらのデザインは上述のものとは全く別物となっており、これは戦闘中に召喚できる他の精霊達も同様。
 
ちなみに、【池野カエル】モンスターズ4コマでは【ミレーユ】似の美女の姿で描かれていた。
 
特技としての「しょうかん」やタッツウの各作品での戦闘能力の詳細については、こちらを参照。

DQ6

初登場。
【しょうかん】によって召喚することができる。
最初から召喚が可能で、通常攻撃の他に【ベホイミ】【みがわり】【いなずま】【あまいいき】を使用する。
精霊の中では低レベルなこともあり、どちらかというと補助主体の活躍を見せる。
 
公式ガイドブックなどでのイメージイラストでは、杖を携えローブを纏った若者のような姿をしている。
髪は金髪の真ん中分けで、首の後ろ辺りでまとめているようにも見える。また、細いサークレットを身に着けている。
すぐ隣に描かれたチャモロの頭の位置がタッツウの腰のあたりなので、かなりの高身長に見える。
高く掲げた杖の先から直接電撃を放ち、【トロルボンバー】を攻撃している様子が描かれている。

DQ7

基本的な仕様はDQ6から変わらず、最初から召喚でき、使用する特技も全く同じ。
 
リメイク版では【せいれいのカード】でも召喚することができる。
リメイク版での姿は、頭にターバンを巻いて【せいぎのそろばん】らしきものを持ったアラビア系の姿。DQ3の男商人っぽい見た目をしている。

DQ10オフライン

真の【ダーマ神殿】にいる【スキルマスター】の弟子達は、精霊が人間に姿を変えたものという設定。
その中の一人である【タッツィ】は、その名前や関連クエストでの出番が一番最初である点などからタッツウがモデルであろうと考えられている。

DQM1・DQM2

【タッツウしょうかん】によって召喚することができる。
通常攻撃の他にベホイミ、いなずま、みがわりを使用する。
 
DQM1では他国マスターが使う【アイアンタートル】もこの特技を覚えているため、敵として相対することになる可能性もある。

DQ KIDS!! サブキャラ千夜一夜

容姿はローブを身に纏った人間の若者といった風体なのは公式ガイドブックのもの同じだが、見た目の印象はだいぶ異なる。
つり上がった青い眼と【エルフ】のように尖った耳を持ち、頭には白いターバンを巻き(髪は完全に隠れている)、額には小さな宝石を着けている。
服装は紫の肌着と白のローブを着て、黒帯を締めている。他には紫のリストバンドを両手にはめ、サンダルを履いている。
武器は右手に青いオーブの付いた非常に短い【スティック】を装備している。
 
堀井雄二による設定をそのまま引用すると

タッツウは、もともと聖なる神官でした。世界中の不幸な人々を救うために、献身的な努力に一生をささげた聖人、といったところでしょうか。

とのこと。
若者姿で呼び出されていることから、生前の全盛期の姿が精霊としての姿なのかもしれない。