【プット】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 01:15:37

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】編にて登場する【吟遊詩人】
他の人間たち同様【ハーゴン教団】の教えに染まっているように見えるが、お腹をすかせる余り【獣魔兵団】の船に侵入したせいで船内の牢獄に捕まっており、【ホッホ】と合流するついでに彼も城に連れていくことになる。
 
世界的詩人を自称し、日常会話の端々に歌を混ぜたり、真面目な場面でいきなり歌い出したりと、詩人キャラにありがちな奇行が目立つ。
今作の吟遊詩人は楽器を奏でて【ビルダーハート】を稼ぐのが本業なのだが、彼が登場するのは戦時下で楽器など用意できないムーンブルク島。
しかも本人はハーゴン教団の熱烈な信者を自称し建設作業は手伝わず、その割に教義の具現として教団が起こしている戦争についてはのらりくらりと否定的な発言をして戦闘にも参加しない。
  
しかし吟遊詩人として各地を巡って得たムーンブルク島の知識を活かし、飛行兵団の居場所に関する情報や、調理と食事時の両方に【ビルダーハート】が1ずつ増加する【お城の食堂】の作り方を教えてくれるほか、名前つきNPCの特徴である複合能力持ちで、吟遊詩人としての能力に加え、頻度が低いものの赤服の【町民】と同様に料理を作ってくれる。
ムーンブルク島編で料理ができるのは彼の他に【シスター】【ミト】と名無しの町人の2人しかおらず、ミトは【教会】を作ったままにしておくとそちらで祈ることが増え、町人も兵士に転職したあと殺害されてしまうので、最終的にはプットだけが食料供給を担っている事も多い。
 
ハーゴンの教えについても元から大して信仰していなかったのか、教団が「モノづくり」として迫害していたはずの料理にも平然と手を出し、最終的には特に棄教を宣言するでもなく【ビルダー】に鞍替えする。
 
ストーリー上ではなぜか本職以外ばかりで役立つ彼だが、ムーンブルク編クリア後はいくら断ろうが他キャラ同様に【からっぽ島】に強引に付いてくるので、楽器を設置し【ミュージックホール】を作ってやればやっと本領を発揮してくれる。
周囲の反応によるとどうやらかなり音痴のようだが、他の吟遊詩人同様、曲を聴き終われば観客たちは賞賛しビルダーハートを出してくれる。
町人の能力も健在で調理場に立つ事もあるが、これはもともと料理人志望で身に着けた技能であることも判明。
2019/1/31のアップデートで追加された会話内容によれば、【ジバコ】に愛を告白しようかと思案したり、【ペロ】に近づこうとして【アーマン】に睨まれたりと、活き活きと島での生活をエンジョイしている。
その独特な歌についても、【カルロ】から酷評され、むしろ「魔物避けにはなるかも」と【トヘロス】じみた効果を期待されるなど周囲のリアクションが増えた。
また、この世界(ビルダーズ2の舞台)は並行世界のひとつかもしれないという、鋭いんだか空想逞しいんだか判らない発言もしている。
 
そんなこんなで衆人の前ではふわふわとして変人めいている彼だが、部屋の好みは「ナチュラルな超小さい質素な部屋」と、プライベートでは地味かつコンパクトな生活を所望しているようだ。元より旅から旅を続ける吟遊詩人のため、住処への執着や物への所有欲が薄いのかもしれない。
ナチュラルで超小さい質素な部屋は非常に作りやすいので、住人の好みの部屋を作るというチャレンジ条件を満たすには最適といえる。名札とベッドがあるだけの小屋になりがちだが、それだけでも3つの条件をすべて満たしているため、気を良くしたプットは最低でも毎朝15ものビルダーハートを落とし続けてくれる。
また、吟遊詩人の特徴であるが朝風呂派なのか入浴の時間が朝方になっていて、他の住人とズレているため順番待ちの時間切れで入浴を諦める事がまず無い。第一印象こそなんでついてくるんだ?と思うほど変な住民だが、楽器と調理場さえあれば一人であれこれビルダーハートや料理を生み出す意外な働き者に生まれ変わる。
 
そんな彼が旅立ったムーンブルク島はと言うと、ミトもからっぽ島に移住し料理できる住民も追加されないため、何も手を付けない状態では【ムーンブルク王】を筆頭に住民が空腹を訴え続ける悲惨な戦後となってしまう。
食料事情を改善したいのであれば食材発生系の施設を作りプットかミトを送り返すか、定期的に主人公がまとまった数の料理を持ち込み置いていくしかない。
詳しくはムーンブルク島クリア後の食糧確保の項目を参照されたい。