【ベホマン】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 16:55:23

概要

DQ5で仲間になった【ベホマスライム】の1匹目の名前として初登場。
また、リメイク版DQ6やトルネコ3でも仲間になったベホマスライムのデフォルトネームになっている他、リメイク版DQ4では仲間にならない一般キャラクターとして登場する。
 
DQ8での【スカウトモンスター】は、何故かベホマンではなく【ベホップ】という名前である。

DQ4(リメイク版)

【ホイミン】の古い友人の【ベホマスライム】
 
夜の【スタンシアラ】の教会で新興宗教【ベホマン教】の教祖(?)をやっている。
【ベホイミン】といいコイツといい、ホイミンはいいヤツなのになぜ変な友人ばかり集まるのだろう?
 
彼を見て【ライアン】は「悪さをしてるわけでもないので、見守ってあげましょう」と案外寛容な眼差しを見せる。
元相方(ホイミン)同様、真面目にお仕事?をこなしている姿を評価しているのか。
一方で【マーニャ】は「下手に構うとベホマン教に入信させられる」「こいつに救われたと主張する者はサクラだ」と全力で否定する。
実際にベホマン教に騙された経験でもあるのだろうか?
 
余談だが、ゲーム作品全般に先駆けて4コマクラブ傑作集の1巻には「ベホマスライムのベホマン(と【スライムベホマズン】のホマズン)を連れたライアンの同僚が登場する」というネタが存在する。
偶然か、或いはこれが元になったのは不明。

DQ5

仲間になった【ベホマスライム】の1匹目の名前として登場。

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
1/641/1281/256

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
SFC版ベホマンベホックたかりんベホベホ
PS2版オカピー
DS版

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期249376218657442235
途中15685671588815411066264
3075697867107198189544688
最大50808883851402503001584901

耐性

強度属性
無効マホトーン、毒
強耐性(なし)
弱耐性ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、メダパニ、マホトラ、休み
無耐性メラ、バギ、デイン、ルカニ、メガンテ・体当たり

解説

加入率は1/64と低く、【ホイミスライム】以下・【スライムベホマズン】と同等ではあるが、【滝の洞窟】【メダル王の城】周辺・【テルパドール】周辺に出現し、さらに【まものつかい】【マムー】【マザーオクト】からの呼び出しもあるため、仲間にできる地域は非常に多い。
特に意識して狩りを行わなくとも自然と仲間になっている、というパターンも少なからずあるだろう。
【サラボナ】周辺でまものつかいに呼ばせれば、レベルが高くない早い段階から勧誘できる。
滝の洞窟の入ってすぐのところでも頻繁に出現し、倒しやすく、他の64分の1のモンスターと比べてもかなり仲間にしやすい部類なので、多少粘ってでも仲間にする価値はある。
 
始めからベホマを習得しており、すぐにベホイミも習得するため、ある程度育ててMPを増やせば、移動中の回復の心配がほぼなくなる。
ベホイミより先にベホマを覚える(覚えている)珍しいキャラ。
同じポジションのホイミスライムやスライムベホマズンと比較すると、ベホマ・ベホマズン・ザオリクを全て備えているという点で勝る。
他の2匹が覚えないスカラ・スクルトも習得できるので、物理攻撃に強くなれる。一方のスライムベホマズンはフバーハを覚え、ブレスに強い点で差別化されている。
ただ、スカラ系が弱体化されているリメイク版ではあまり恩恵を感じられないかも知れないが。
地味にマホトーン完全耐性を持つが、そもそも実戦でスタメンを務める機会がほとんどないので、これを実感する場面は皆無。
というより、敵にマホトーンの使い手自体がほとんどいない。
 
一方で、戦闘面のステータスがホイミスライムやスライムベホマズンよりかなり低いという点で劣る。
経験値501140でHP400・MP500に達するスライムベホマズンと比較すると、耐久面に不安があるのは否めない。
また、両者に比べてやや鈍足で、戦闘に出す場合は先攻よりも後攻回復に向いているが、安定して後攻というほどでもなく、どうにも中途半端なのが大きな欠点。
というより、戦闘向きのステータスではなく、【最大レベル】での最終的なステータスも、必要経験値のわりに全体的に低い値でまとまってしまう。
特にHPの低さや素早さが中途半端な点が致命的で、他2匹のように戦闘に参加させる使い方ではなく、豊富なMPを生かして馬車の中の回復役として活用するのがよいだろう。
また、成長途中のMPは高いが、最大レベル時のMPは他2匹に劣る。
ただし、MPは300もあれば十分であり、そもそもこいつが最大レベルまで上がる頃の戦力なら、回復役はほぼ不要である。
同じ経験値ならホイミスライムより成長が早いので、馬車の中の回復役として使うのならばホイミスライムよりはるかに優秀である。なお、スライムベホマズンは移動中のHP回復呪文は覚えない。
 
リメイク版であまり極端なレベル上げをせずに【やみのトロフィー】(エスターク15ターン撃破)を狙う場合、スライムベホマズンをすんなり勧誘できず、かつベホマンは勧誘済みという場合の回復役には、こいつを代わりに起用することも出来なくはない。
最大HPこそ250と低いが、【ほしふるうでわ】込みならエスタークに確実先制できるラインになるので、1ターンで落とされさえしなければ戦線維持できる。
最大MPもベホズンより低いものの、ベホズンと違い被害状況によってベホマラーやベホマでMP節約できるので余裕で足りる。
 
ただし耐久の弱さは否めず、「ブレス+打撃」のコンボは1ターンキルの可能性が残る。
身の守りを基準値の83として、装備を【みずのはごろも】【みかがみのたて】【メタルキングヘルム】と仮定しても打撃で160前後は貰う。
【しゃくねつほのお】は上記の装備で大幅に軽減できるが、それでもPS2版で88前後(打撃との計248)、DS版以降なら96前後(計256)となり現実的に落ち得るライン。
PS2版はステータスが基準値を割るケースもあるし。
耐性防具の無い【かがやくいき】に至っては104前後ダメージになるのでなおさら危険。
もちろん最後尾なら単体攻撃のターゲットにされる確率は減るとはいえ、それでも10%で狙われるので決して無視できない。エスターク戦に連れて行くなら、できるだけ残ってるいのちのきのみを投与して少しでも生存率を上げたいところ。
最後尾に打撃×2だと問答無用で落ちてしまうが、これに関しては乱数の都合上滅多に起こらないと考えていい。
 
攻撃要員としては期待できないので、15ターン撃破を狙う場合はドラム役はこいつに兼ねさせる必要がある。
この時問題なのが、波動をされつつベホマンのHPも減らされた次のターン。
ベホマンはドラムを叩く必要があるので、このターンだけは誰かが補助的にベホマンを回復してやらないと落とされる可能性がある。
その為前衛の三人は誰か一人はピエールや男の子といったベホマ持ちにする必要がある。
 
この辺りの都合により安定して15ターン撃破とまではいかないが、前衛の三人が【ふぶきのつるぎ】かつちから平均180ほどあれば、13~17ターンくらいで撃破可能。
15ターン撃破においては不可能な場合はどうやっても不可能だが、5割くらいの勝率で突破できる可能性がある、のであればさしたる問題にはならない。
15ターンまで戦っても2分ほどであり、途中ぐだってしまったら時の砂でロード無しで即仕切り直せるのでもう一度トライすればいい。
やはりベホマズンは大きい。

ただ、特に【モンスターブローチ】のあるスマホ版では、やはり多少粘ってもベホズンをスカウトした方が確実な感も否めないが…。
 
話しかけたときの返答は「シャララ~。」察するに触手が風ですれている音だろう。
下位種であるホイミスライムと似たり寄ったりなセリフだが。
 
PS2版限定で【オープントレイ技】による幼年時代での加入が可能。ただし条件がかなり厳しい。
まずフィールド上でバグを起こして(もしくはルドマンに【ほのおのリング】を渡して船を入手して)海上に出て、世界地図の中央に位置する大陸の周辺海域に移動。
幼年時代の海上は何故か青年時代後半のエンカウントテーブルが設定されており、この海域にマザーオクトが出現するのでこいつに呼ばせてやっと出現する。
しかしここには強敵【グロンデプス】、さらに海域全般に出現する【ネーレウス】といった全体攻撃の使い手が徒党を組んで押し寄せるため、生半可なレベルと装備では何もできずに全滅するだろう(ちなみにこの場所での加入に必要な最低レベルは28)。
そのうえ肝心のマザーオクトが仲間を呼ぶ確率もかなり低いため、この場所にベホマスライムを登場させるだけでも既に苦行の域である。
余程ベホマンの早期加入に拘りたいというのでなければスルーが吉。

DQ6(リメイク版)

SFC版では仲間にできなかったが、リメイク版の【スライムスカウト】で新たに仲間に加えられるようになった。

習得呪文

ステータス

 Lv素早さ身の守り賢さかっこよさ最大HP最大MP
初期4609559141011128
最大9924030022016040550680

耐性

無効ザキ系、メガンテ、バシルーラ、ラリホー系、1ターン休み系、おどりふうじ
強耐性メダパニ系、マホトーン系、マホトラ、麻痺系
弱耐性ギラ系、イオ系、ヒャド系、マヌーサ系
無耐性メラ系、バギ系、デイン系、岩石系、炎系、吹雪系、毒系、ぐんたいよび、ルカニ系

解説

DS版では10人とすれ違うことで、スマホ版では【夢のカケラ】を5個集めることで入れるようになるすれ違いの部屋の地下にいる。
あるいは、DS版の場合は救済措置としてゲームクリア後は館の外で仲間にできる。
カタカナ交じりの片言で喋る、硬派な性格のスライム。
友人であるマリンスライムの【マリリン】を探して旅をしているが、すれ違ってばかりでなかなか会えず、マリリンを一緒に探すべく主人公の仲間になる。
 
DS版ではクリア前に仲間にしようと思うと、ある意味最難関のスライムであるが、戦力としてはいまいち微妙。
自力でザオリクを覚えるのはいいが、レベルアップ、ステータスの伸びがかなり遅く、それでいて【ホイミン】がLv23で覚えるベホマズンをLv50まで覚えないのはきつい。
最終的なステータスでは、力、素早さ、身の守りはホイミンを上回るが、HP、MPはホイミンが上。
更に耐性は状態異常系ばかりであり、ここでも優秀な耐性持ちのホイミンのほうが上と、何から何まで劣化ホイミンの様相を呈している。
DS版では多くの人はクリア後に仲間にするであろうが、その頃にはホイミンや他の仲間が十分育っており、愛がなければ馬車に割って入るのはきついだろう。
スマホ版では最速で海底到達後に加入できるのでザオリク役として育てる価値はある。相変わらずベホマズンは裏ボスに間に合うかどうかと言った所だが、ベホマラーと合わせて20万程度の経験値で賢者の最重要呪文を自力習得できるメリットは小さくない。職業選択はホイミンより僅かに高い力、みのまもり、すばやさを活かせる魔法戦士や耐久が上がり回復蘇生を遂行しやすくなるパラディンがよいか。
 
DQ6のベホマスライムは【マホトラ】を連発することで有名だが、仲間になるベホマンはなぜかマホトラを自力修得していない。
 
ちなみに本人曰く「守りのマリリンと回復の自分は名コンビ」とのこと。
確かに耐久力という点では組ませればなかなかの実力を発揮するが、攻撃能力が足りないので実際にコンビを組ませる場合は他の仲間でフォローしてやろう。