【ホークマン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:06:33

概要

DQ2から登場した人型魔族のモンスター。
本来のホークマンは名前の通り鷹の有翼人で、多くのファンタジー作品で顔は人間と変わらない場合が多いが、ドラクエでは日本の妖怪の鴉天狗のように嘴のついた顔。
【がいこつ】のような服装にサーベルを装備しており、翼がコウモリのそれなのでますます悪魔っぽい。顔つきは【キメラ】に似ているがツノがある。
 
色違いには【ガーゴイル】【ソードフライヤー】【ブラックゴイル】【イーグルデビル】【死のカラステング】がいる。
不思議のダンジョンシリーズなどでガーゴイルが系統代表になりがちな中、リメイク版DQ5では仲間モンスターに選出された。
 
DQ2から3作刻みに登場していたが、DQ10に登場したことでその法則は崩れ、【オーク】が出る作品と同じだった法則もDQ11に登場しなかったため崩れた。
名前が似ている【オークマン】(DQ6出身)とはそもそも共演できていない。

DQ2

【デルコンダル】周辺や【ベラヌール】【ペルポイ】近辺の海域に出現。
【タホドラキー】【うみうし】、ホークマン、【しびれくらげ】の4種がこの順で0~数匹の組合せで出現する。
75という高い攻撃力を誇る上【ホイミ】【マホトーン】を唱える。
行動パターンに【にげる】があるが、攻撃力の高さのおかげでクリアレベル帯になってもまず逃げることはないので忘れていい。【もょもと】を前にするとさすがに逃げだすが…。
FC版ではガーゴイルと異なり剣を持っていない。
 
船を手に入れて「ヒャッハー世界が広がったぜー」と調子づいているプレイヤーに海の恐ろしさを教える男。
ステータスがそれまでの陸のモンスターよりも桁違いに高く、海域での恐怖として知られる【バピラス】と同等のステータスを誇り、うみうしに苦戦しているようではかなりキツい。
なまじコイツと出会わずに「海の敵もなんとかなるじゃーん」と思ったまま、【ザハン】周辺まで行ってしまうと、ガーゴイルやバピラスに海の藻屑にされてしまうので、警告役としては結構いい仕事をする男である。
出現率自体が高くはなく、同時に出現する数も少ないのが救いである。
ラリホーが7割ほどの確率で当たるので、こちらが弱いうちはこれで動きを止めておくと安全に戦える。
落とすアイテムは【あくまのしっぽ】
 
なお、4コマの2巻における【栗本和博】の作品にて「ホークマン(になりきっているガーゴイル)にザラキが効かなかった」というネタがある。
実際のザラキ耐性ではガーゴイルの方が上であるが、SFC版ではガーゴイルの方が耐性が低くなっている。
このネタに関しては単純な耐性の有無ではなく、「ガーゴイルを標的にザラキを唱えたが、相手は“ホークマン”である(=標的ではない)ため回避された」ということだと思われる。

リメイク版

ガーゴイル同様しっかり剣を装備し、使う呪文はホイミのみとなった。
しかしそんなことよりも、【魔の島】周辺の海域に出没するようになったのが厄介。
船を手に入れた直後に向かうであろうエリアに、前述の通りバピラスに匹敵するようなステータスを誇る怪物が普通に出没するのである。
一緒に現れるモンスターも、甘い息の使い手うみうし、強化された【ルカナン】を唱える【タホドラキー】と厄介な組み合わせで、プレイヤーを本気で殺しにくる。
 
幸いにも出没するのは、魔の海域エリア(ラダトーム~竜王の城)のみなのが救い。
もちろん、ルプガナから真っ直ぐ東に行ってアレフガルドを陸路で【ラダトーム】に向かう場合は出没しない。
ルーラでラダトームに船を呼んで魔の島に向かえば、距離的に出会うこともほぼない。
公式ガイドブックによると、ラダトームにはLv14~15ぐらいで向かうことを想定している模様で、さすがにそれぐらいのレベルがあればなんとかなる。
竜王の城の敵も結構強いので、【ロトのつるぎ】を取りに行く場合はそれぐらいレベルを上げていた方が無難かもしれない。
 
ガラケー版以降では、なんと海の大半で出現するようになってしまった。
海上の【ゆうれい】【しにがみ】に差し替えられたのも相まって、海の難易度が上昇した要因となっている。
 
このほか、新規追加されたオープニングデモでは複数の個体が【ムーンブルク】を襲撃しており、このシーンの為だけに移動画面のグラフィックが作られている。
しかし横向きや後ろ向きでは登場するものの、正面を向いた個体は一匹もいなかったりする。
なお【ムーンブルク王】ローレシアに急を知らせた兵士は、このホークマンを一撃で倒している。なかなかの実力者であったことが偲ばれる。
……しかしムーンブルク王に倒されたこのホークマン、SFC版では直前に「炎」で兵士を一人撃破しているが、今作のホークマン(やガーゴイル)は炎の攻撃を扱わないはず。
その為、「本当はホークマンともガーゴイルとも違う、別のモンスターだったのではないか?」という説が提唱されている。
GB版では修正され、炎から通常攻撃へと変わった。

小説版

【満月の塔】の最上階にて、ガーゴイル・【バピラス】と集団で出現したが、王子2人に蹴散らされる。
ちなみに、実際のゲームでは満月の塔にホークマンは出ない。

DQ5

出現場所は【デモンズタワー】のみで、地下以外の階層に出現する。
DQ2とは異なり海に出たりはしない。
本作で上段に配置される6種属のうちの1種。
【バギ】を唱えてくる他、通常攻撃をしたり、激しく切りつける【強化攻撃】をする。
固定モンスターとして出現する際には【ドラキー】の外見をしているが騙されないように。
しかしこの時点ではバギ程度では脅威にならず、ステータスも平凡なため大した敵ではない。
攻撃呪文が今更バギというのがショボい。出現時期的にバギマくらい使えても良かっただろうに……。
ただし【回避率】が1/4と高く、よく一緒に出る【シールドヒッポ】と並んでイライラさせられる。
ちなみに、【格闘場】での【バルーン】【のろいのマスク】との闘いでは、この回避率のおかげで倍率が最も高い割に意外と勝てるので、狙ってみるのもアリ。
 
SFC版発売当時の雑誌では【おばけキノコ】等とともに仲間モンスターの一種として紹介されたが、製品版では見送られた。
当時情報が取り下げられたりせず、ネットもなかったため、騙されて無駄に頑張った人もいたのではなかろうか?
 
しかし、リメイク版では本当に仲間にすることもできるようになった。詳細は【ホーくん】を参照。
固定敵や【ジージョの家】から【ジージョ】をさらう魔物もこれの固有グラフィックに変更されている。

ユアストーリー

声は石井テルユキ。
セントベレス山から脱走中の主人公とヘンリーを追跡するが、プサンの手助けによって見失った。

DQ8

【トロデーン国領】西部や【モグラの生活地域】の他、久々に海にも出る。
海は中段内海に分布し、いずれも時期を問わず出現率が安定しているが、海の出現率は一際高め。
 
バギマを唱えるが、それ以上に守備力無視の急降下攻撃が怖い。
一気に60前後のダメージを受ける上にダメージを減らす方法がほぼない。コイツのいるエリアでは常にHPに余裕を持っておくのが無難。
同時期に出現する他のモンスターの攻撃よりかなりダメージが高く、一気に怖くなった。
ちなみに素早さは他の敵と大差ない。
 
落とすアイテムは通常枠が【キメラのつばさ】(1/8)、レア枠が【どうのつるぎ】(1/64)。イメージ的には納得できるが、かなり今更感がある。
海の航行時の他、トロデーン国領で【バベルボブル】狩りをしていると、しばしば副次的にドロップ品にお目にかかる事だろう…。
 
余談だが、倒れる様が土下座に見えなくもない。
 
3DS版では追加のスカウトモンスターにも採用された。詳細はこちら

DQ10オフライン

Ver.2序盤、偽りの【コニウェア平原】という海岸に近い場所で出現。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【かぜきりのはね】
転生モンスターに【死のカラステング】がいる。

DQ10オンライン

万魔の塔に強化版が登場。
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー3

ガーゴイルの上位種となった。
魔獣系Dランクで、ライドタイプは空中・浮遊。
初期スキルは【闇の使い手】
プロ版では無印版の【ピンクモーモン】と置き換わる形で【焦熱の火山】に野生個体が生息している。
こいつの突然変異カラーは黒であり、【ドルイド】よりもライド攻撃で突然変異させやすい。黒い【カラーフォンデュ】が欲しい場合は狙ってみよう。

DQM3

魔獣系Fランクで、野生は存在せず、魔獣系と悪魔系ないし【おおがらす】との配合で生まれる。
スキルは【悪魔のささやき】で、特性は【回復のコツ】【幻惑ブレイク大】(20)、風のコツ(40)。
Lサイズ化で2回行動【ときどきインテ】【かいひほんのう】(60)が追加される。
【キメラ】との配合で【ガーゴイル】が生まれる。
 
またNPCとして【カズルの悪魔】も登場している。

少年ヤンガス

店主のポジションで登場しているガーゴイルに対し、こいつはトルネコシリーズには登場しなかったが、少年ヤンガスでようやく登場。

【竜骨の宝物庫】の50F、または【魔導の宝物庫】の999Fでしか仲間に出来ない激レアモンスター。
【しゃくねつの大洞くつ】の18Fにも出現するが、ここでは仲間に出来ない。
あの地獄の店番ガーゴイルの色違いという事でとんでもない強さ。
150という凄まじい攻撃力に加え、【しゅんそく】【ふゆう】特性を持つ。
非常に強い上に、他のモンスターが1/3まで減らせばいいのに、こいつは麻痺させた上で1/10まで減らさなくてはならない。
 
しゃくねつの大洞くつでは8匹で円のような形で固まって眠っており、竜骨の宝物庫の入口を守っている。
相手が壁の向こう側にいることを利用して壁越しに【ようがん石】を投げまくって倒そう。
竜骨の宝物庫でも同じ陣形で50Fに確定で出現する【秘密の通路】の入口を守っている。
ちょっかい出すと8体同時に目覚めて襲ってくるのは同じだが、こちらは崖で囲まれているだけなので、浮遊特性を持つホークマンは崖を越えてくる。
何にも考えずに手を出すと返り討ちに遭いかねない。捕獲する気がなければ無視しよう。仲間が手を出すかもしれないのでそこも注意。
魔導の宝物庫ではボスの【ミルドラース】のお供として登場。
流石に魔導の宝物庫の999Fまで戦い抜いたメンバーならそう苦戦することはないだろう。ボスを倒せば消えるので無視するのもあり。
ここではボスのお供を分裂させるか【まものの壺】を使わない限り、捕獲は不可。
竜骨の宝物庫で狙うよりは物資の豊富なこちらの方が捕獲自体は楽。まあ、999Fまで到達すること自体が物凄く時間がかかるが…それだけに再挑戦も困難なので、ガーゴイルへの配合用にこいつ2体(こいつ自体も残したいなら3体)の捕獲を最終目標にするつもりで万全の体制を整えて臨みたい。
 
成長限界はレベル10。
デフォルトネームは♂が「ホークン」、♀が「ホーたん」。
ガーゴイルを仲間にするにはこいつを2匹配合する必要がある。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

MOBILEでは天上の塔、もっとMOBILEではさばくの宝物庫以降に出現。
本作ではダンジョン内に店がない為、ガーゴイル同様普通のザコ敵として登場する。
能力的には平凡で鍛えた武器なら一撃で倒せる程度だが、
倍速移動かつ食らうとアイテムをぶちまける【急降下】を使ってくるのでうざったい。

いたストSP

【世界樹】にマップギミックとして登場。
上下に1体ずつ配置されており、プレイヤーを反対側まで運んでくれる。
ショートカットとして便利だが、反対側にいる場合は利用できない。

ソード

【ブレイゲ山】などに登場する。
カクカク動きながら剣で斬りつけてくるため慣れないとかなりやり辛い。
慣れるまで我慢しよう。

ヒーローズ1

1回目の世界樹エリアから登場。バギで攻撃をしてくる。
空を飛んでいるため攻撃があてにくいうえ、視界外からとんでくるバギが厄介。
特に初登場の世界樹は、一部エリアで落下によるダメージを受けるため、
大きく吹き飛ぶバギを食らうとそのまま転落ダメージまで受けやすい。
できるだけ視界に入れておき、速やかに駆除しておこう。
 
【モンスターコイン】はディフェンスタイプ。
バギマを放ちながら登場し、持ち場を守ってくれる・・・ハズなのだが、
いかんせん本人が空を飛んでいるため、地上を進軍するモンスターにスルーされてしまうという、
ディフェンス役として致命的な欠陥を持っているため、あまり使えない。
ただし、厄介な飛行タイプモンスターの狙いを集めてくれるので、全く使えないわけではない。

ヒーローズ2

【アマル峡谷】【大峡谷】に出現。
やはりバギで攻撃してくる上に新たにマホトーンも習得。特に【バトルレックス】等の強敵相手にしている最中だと迷惑極まりないので早急にご退場願おう。
 
モンスターコインはサポートタイプ。バギだけでなくマホトーンも使ってくれるので特技主体の敵と戦う時は有りがたい。1枠なので有効活用させて頂こう。
敵だと厄介だが味方になると一転頼もしくなる。

ビルダーズ1

3章の旅のとびら・赤、緑の先に登場。
剣で斬りつけてくるか、力を溜めた後に突進してくる。突進中に障害物に当たると剣が刺さってしばらく動けなくなる。
緑のとびらの先ではガーゴイルと同時に出現。遠くからだと区別がつきにくいので、特に【あまつゆの糸】目当てでガーゴイル狩りをしているとコイツの存在は邪魔でしかない。お前じゃないんだよ。
 
落とすアイテムは【ガラスびん】【骨】

ビルダーズ2

前作に引き続いて登場。ムーンブルクの飛行兵団やハーゴン教団の船に乗る個体などストーリーに絡む者が多く、一方で通常スポーンはしない。

クロスブレイド

第1弾で【レア】として登場。
その後は【コモン】として地味な登場が続いていたが、真2弾ではS(スーパー)【ブーストスキャン】が可能なレアとして登場した。

漫画版

第2話でガーゴイルと共にダイを引き付け、残る【勇気】【メイロ】【ダムド】が呼んだ【ハドラー】が担当。
ハドラーは消滅させられたが、この二人は頭部を怪我し、縄で縛られるだけで済んでいる。

ライバルズ

第1弾「スタンダードパック」収録の共通のノーマルカード。

3/4/2 ねらい撃ち

ウォーク

メインストーリー3章9話のボスとして登場し、4章4話~4章8話などでザコ敵として出現する。めったに見かけないモンスター。バギマや飛びかかりで攻撃し、マホトーンや稀にラリホーまで使う。
こころの色は赤でコストは54。体技ダメージアップや戦闘時のどうぐHP回復効果アップに加え、イオ属性・転びの耐性もつく。グレードSでバギマを覚える。

タクト

自然系のDランク、こうげきタイプで登場。
使用とくぎは【いなずまぎり】/【かまいたち(特技)】