【ムドーの島】

DQ6

【現実の世界】の【レイドック】から東の海に浮かぶ島。
【ゲントの村】から【神の船】で乗り付ける。
この島には謎の【難破船】が乗り捨てられているが、誰が乗ってきたものかは言及されていない。
島の中央にそびえる山に敵の総本山【ムドーの城】があり、山腹の洞窟の中から上を目指す。
ゲームではその洞窟の名称が「ムドーのしま」であり、攻略本でもこの名称で紹介されている。
　
洞窟は、物語前編を締めくくるに相応しい山場となるダンジョンとなっている。
洞窟前半の内部は【溶岩】が煮えたぎっており、この時点では【トラマナ】が無いのでダメージは必至。HPには注意を払っておこう。
厄介な呪文を使いこなす【おどるほうせき】や、集団で全体攻撃をしかけてくる【ヒートギズモ】などうるさいモンスターがゾロゾロ生息している。
【ひとくいばこ】もいるので、不用意に宝箱は開けず、【インパス】の呪文を活用したい。
火山フロアには【メタルスライム】も出現する。
難関である代わり、宝箱アイテムも【チェーンクロス】や【はがねのよろい】などの結構いいものが入っている。
　
後半は溶岩がなくなり、涼しげな川が流れる洞窟になるが、ここから【ザキ】を使う【マッドロン】が出てくる。
【ザオラル】を使える【チャモロ】が殺されてしまったら潔く撤退してゲントの村で仲間を蘇生させ、立て直すこと。
基本的に後半フロアではマッドロンと【ストーンビースト】以外に注意すべきモンスターはいないので、そいつらとの遭遇回数が少なければすんなり突破できる。
玉砕覚悟でムドーの城へ乗り込む際には、多少犠牲が出ても、中間地点で回復できる。
　
洞窟内の2か所に白骨が転がっており、出口に近い方の白骨の傍には「王子さま、どうかご無事で」というメッセージが残されている。おそらくは上記の難破船の関係者と思われる。
難破船の形状、過去にレイドック王子である主人公が上陸したことがある事実や遺言の内容から推察すると【レイドック】の兵士と思われるが、これを【トム】兵士長の屍かもしれないと想像するプレイヤーもいるようだ。
しかし、主人公はまだ記憶を取り戻していないのが何とも。なお、記憶を取り戻してから再訪しても特にイベントは用意されていない。
　
ここを突破すると、【プロローグ】と同じく森の中で【たき火】を囲んで休むというイベントと共に全回復。
その後【ミレーユ】がオカリナで呼び出した【黄金の竜】でムドーの城へと乗り込むことになるが、このイベント以降は、全滅する以外では後戻りはできなくなってしまう。
特に初挑戦で【ムドー】を撃破して生還するのは結構厳しいので、金はなるべく銀行に預けておこう。

ムドー戦前後の変化

ムドー撃破前は、ゲントの村の近くに停泊している船に乗り込むと、自動的に島まで運ばれる。
また、島に上陸した時点で自動的にバーバラがパーティから外れてしまい、メンバーが4人になる。バーバラ以外が死亡した状態で乗り込むと主人公がHP1の状態で自動蘇生される。
さらに、洞窟に入る際に馬車外メンバーを3人以下にしていても、洞窟に侵入した時点で自動的に4人パーティになる。
DS版では、ここでバーバラが持っていたアイテムを【ふくろ】に入れるかどうか選択できるようになった。
これらの仕様は、ムドー撃破後には解除され、自由にメンバーチェンジができるようになる。