【子を想う親の気持ちは いつ見てもいいものですね。】

Last-modified: 2021-02-24 (水) 07:41:58

DQ5

【ゲマ】の名言。
ここだけ見るとゲマにも少しは優しい心があるかのように思えるが、全文は……

「ほっほっほっほっ。子を想う、親の気持ちは、いつ見てもいいものですね。
 しかし心配はいりません。お前の息子はわが教祖さまのドレイとして、
 一生幸せに暮らすことでしょう。ほっほっほっ。」

…と、幼い【主人公】の命(それも命だけ助けて奴隷にする予定)を盾に無抵抗の【パパス】を袋叩きにした挙げ句に惨殺というドラクエ史上でも一二を争う鬼畜なセリフである。 
ゲマの表向きは敬語だがやっていることは極悪非道という慇懃無礼な態度を取っている点は露呈しているが、中でもこのセリフはゲマの性根そのものを象徴していると言っても過言では無いだろう。「いつ見ても」と発言しているという事は、これまでもあらゆる親子に対し同様の所業を繰り返していた可能性も……。
 
しかもSFC版での【断末魔】【教祖さまばんざい!】と殉教したようなセリフなので、何だかリベンジを果たしたという実感が薄い。
 
ちなみに出番の増えたリメイク版では【エビルマウンテン】での決戦時にもこの発言をする。
ご丁寧にも主人公の母【マーサ】を襲撃した直後である。
この戦いで決着となるが、断末魔は「げぐぁ~っ!!」と無様な散り方になった。