概要
DQ1とDQ8~10、外伝作品で【全滅】時に流れるME。
DQ2以降は、全滅時にはループ演奏のBGMが流れるようになり(DQ2から順に【レクイエム】、【鎮魂歌】、【エレジー】、【高貴なるレクイエム】、【哀しみのとき】、【哀しみを胸に】)、ナンバリングでは忘却の彼方に葬られたかと思われていたが、DQ8で全滅時の音楽として実に18年ぶりに復活した。
一応、このMEが流れる作品でも【この想いを…】、【せつなき思い】のような悲しいイベントBGMを全滅時に使っても違和感ないと思われるが。
古参のプレイヤーからは懐かしいという声があった一方、DQ2~7で使われていたそれぞれの作品専用の全滅BGMが作られていない事に関して、寂しさを感じるプレイヤーも居たとか居ないとか。
しかしDQ11では再びBGMに戻り『鎮魂歌』が再登板された。
DQ1
敵に倒されるとこのMEが流れ、それに続いて【あなたは しにました】という印象的なメッセージが出る。
この演出は、多くのプレイヤーになんとも言えない不愉快さとトラウマを植え付けた。
リメイク版では機種によっては、これに続いて【レクイエム】が流れる。
特殊なのがSFC版で、通常はこの曲が使われ、ギラ・ベギラマ・各種ブレスでとどめを刺されるとレクイエムが使われる。つまりシチュエーションによってどちらか一方しか使われない。
DQ8
サントラでは『全滅』という曲名。全滅したパーティを俯瞰してこのMEが流れる。
【ドルマゲス】や【レティス】といった強敵の前に敗れ去ったプレイヤーが、再びこのメロディーを耳にする事となった。
久々の再登場となった本作ではPS2音源ということ間相まってパイプオルガン独走による演奏となり、不吉な死をイメージさせる雰囲気が強められた。
また、みんなのトラウマ【アイスチャイム】の【死の曲】のSE(曲名は『リンリン特技5』)にハンドベルでの演奏で使用されている。
DQ9
やはり全滅時に流れる。
【ギュメイ将軍】や【黒竜丸】といった偉大なる先生方の前に斃れたプレイヤーが多く聞かされた。
DQ10オフライン
全滅時に使われるが、今作では都響版『交響組曲ドラゴンクエストI』のオーケストラ版が使用される。
【あきらめる】コマンドを使うと強制的に全滅となるのですぐに聞くことができる。
DQ10オンライン
本作でも全滅時に流れるが、ストーリーイベントで【ドゥラ院長】がショックを受けた時にも使われる。
詳細はこちらを参照。
モンスターズシリーズ
全シリーズで全滅時に使用される。発売時期の関係上、ナンバリング作品よりも先にこの曲が復活した事になる。
ジョーカーからは、Wi-Fiランキングで順位が下がったときにも聞けるようになった。
少年ヤンガス
【ゾンビのこころ】を入手した際に流れる。
スラもりシリーズ
ゲームオーバー時に流れる(ただしスラもり1の時間切れは例外)。
他にもスラもり1では【ドキドキツボくらっしゅ】で【ミイホン】のタイムを越えられなかった場面と、【裏ボス】としてのミイホンを倒した後彼が力尽きる場面、スラもり2では勇車バトルで負けた時にも流れる。
スラもり3においては【スーパーチャレンジバトル】20連戦に挑み、この曲(と今更役に立たない初歩的なアドバイス)を何度も聞く羽目になったプレイヤーも多いことだろう。
また、やまたのおろち船のコンプには少なくともこの曲を3回聞く必要がある。
いたストシリーズ
破産時にこの音楽が流れる。
バトルロードシリーズ・バトルスキャナー・スキャンバトラーズ
敗北したときに使われた。
ルールに不慣れなプレイヤーや、魔王・大魔王戦、裏ボス・レベルボスに敗北して頻繁に聞いた人も多いのではないだろうか。
ヒーローズシリーズ
【全滅】あるいは【防衛対象】を守りきれなかった時に流れる。
リトライしなかった場合は教会へ送還される。
ビルダーズ1
【死亡】時に流れる。
今作では高所からの落下ダメージなどうっかり死にかねない場面が多いので注意したい。
ちなみに何回死んだかはカウントされており、章クリア時にステージリザルトの「死亡回数」で示される。
また、元勇者と同様に竜王の誘いに「はい」と答えた場合は最初の穴倉に戻され、画面暗転と共にこの曲が流れ、ルビス様が嘆く中で死亡状態となり、ゲームオーバーになってしまう(タイトル画面に戻される)。