【気高き戦姫マルティナ】

Last-modified: 2023-04-28 (金) 23:02:29

DQ11S 仲間たちのストーリー
【希望の旅芸人】 - 【気高き戦姫マルティナ】 - 【カミュと不思議な相棒】 - 【ロウと幸せの王国】
【グレイグとホメロス】

DQ11S

Sで追加された新ストーリーで、世界に異変が起きた直後に挿入される全4話のうち第2のエピソード。
【グロッタの町】に単身たどり着いた【マルティナ】【妖魔軍王ブギー】の手で【呪われしマルティナ】と化してしまった経緯が描かれる。
 
ストーリーはグロッタの町の中だけで終わるので短い。戦闘についても、雑魚戦は2Dモードでは発生せず、3Dモードでも1戦あるかないか。後はイベント戦が数回あるだけ。
ストーリーと戦闘面を総合すると、4つのエピソードの中では最も短い。
 
マルティナの肩書きの1つである【デルカダールの戦姫】と同様に、「せんき」と読むのか「いくさひめ」と読むのかは定かではない。
なお、この時点で既にマルティナは【マーメイドハープ】を所持しているので、彼女がハープをどこで回収したのかは分からないようになっている。

ストーリー

異変から目覚めた後、一人旅を続け【グロッタの町】にたどり着いたマルティナは、町をモンスターカジノに改造すべく人々をこき使う妖魔軍王ブギーに反発し立ち向かうも、人質を盾に呪いのバニースーツを着せられた挙句、町の人々をかばって【メガモリーヌ】が支配する【妖魔の監獄】へと送り込まれてしまう。
 
そこでかつて戦った仮面武闘会の闘士たちと再会し、戦いを強要されつづけて疲れ果てた彼らに代わり戦うことを決意する。
壮絶な地獄のお仕置きラッシュをなんとか耐え抜いたものの、彼女の存在を生意気に思い怒り心頭に発した監獄の主メガモリーヌに追い詰められ、徹底的に痛めつけられてしまう。
それでもなお、決して希望を諦めずに立ち上がり続け、その姿に奮起を促された他の闘士たちの助勢によって盛り返し、メガモリーヌを見事打倒する。
 
妖魔の監獄から脱出し次にブギーを打倒しようと仲間たちと共に意気込むマルティナだったが、直後に発動したバニースーツの呪いによって意識を失ってしまう。
嬉々として交換日記と手つなぎに胸をときめかせるブギーに対し、マルティナは薄れゆく意識の中、全力でそれを拒否するのであった。

特徴

グロッタの町の手前のフィールドから開始。
行動範囲はグロッタの町周辺のみで、地図には表示されているものの、来た道を戻って【ユグノア城跡】【バンデルフォン地方】などに行くことはできない、出現するモンスターもキラーパンサー・強のみ。マルティナの貴重な【フィールド攻撃】の動作はここでしか見られないのでお見逃しなく。
キラーパンサーはシンボル同士が近い状態でエンカウントすると2体同時に出現する。のんびり戦うとマルティナ1人では厳しい相手なので、最大級の火力で屠ること。
2Dモードではフィールドでのエンカウントが発生しない。
 
町に入ったらNPCの話に従って進めていくのみでよく、その後はイベント戦闘のみ。
町内の店は全て住民の避難所として使われており買い物が一切出来ず、カジノも建設中であるため遊ぶことはできない。このため、装備品は異変前に持っていたもの頼りになる。
消耗品アイテムはいくつか手に入るものの、妖魔のバニースーツの効果のおかげで負けることは絶対に無いので、アイテムを使うのはもったいない。
回復の必要も全く無く、ただひたすら武器と特技で攻め続ければ良い。
これらは元々のグロッタの町の状況・設定を保ちつつ、難易度的な【ハマり】を防ぐための仕方ない措置ではあるが、結果として4つの仲間シナリオの中では最も単調と言えるだろう。
 
イベント戦は以下の4回。

最後のメガモリーヌ戦では、囚われていた闘士【ガレムソン】【ビビアン】【マスク・ザ・ハンサム】【ハンフリー】NPCとして加勢する。マルティナ自身を含めると、【仮面武闘会】での予選対戦チーム・準々決勝対戦チーム・準決勝対戦チーム・決勝対戦チーム・主人公チームからそれぞれ一人ずつでの構成となっている。
残りの【ミスター・ハン】【ベロリンマン(DQ11)】【サイデリア】は町の孤児院にいる。
 
なお、もしマルティナが武器を持ってなかった(あるいは手持ちの武器が初期の【マルティナのやり】【てつのツメ】のまま)場合、連戦の前に消耗品アイテムをくれる【あらくれ】と話した際に、【トライデント】【シルバークロー】を支給してくれる。
戦闘終了まで若干長いようにも感じるだろうが、DQ11Sの戦闘速度はプレイヤーが各自で調整できるため、どうしても勝てないようであれば戦闘速度を最速にし、さくせんをAIにして放置でもすればアッサリ終わる。
貰った武器をその場で捨てた場合には素手で連戦に挑むことになる。そうなってしまうと大変な苦行だが、さすがにそこまでネタに走るプレイヤーも稀であろう。
 
3Dモードだと2戦目(お仕置き魔道士&お仕置きソーサラー)のみ、8回目の行動で敵が逃げ出すようになっている。
逃げられても、討伐モンスターリストに「倒した数1」で載る。普通に倒せばお仕置き魔道士は倒した数が2になるので、倒した数を見ると倒したか逃げられたかが分かってしまう。気になる人は【なぎはらい】などのグループ攻撃で、さっさと倒してしまうといいだろう。
 
2Dモードだと10ターン目で敵が逃げる。
 
ちなみにこのイベントで着せられるバニースーツ、性能が強すぎるのでイベント専用アイテムかと思いきや、新裏ボスの【失われし時の怨念】【失われし時の災厄】の討伐報酬として正式に手に入る。