【邪竜軍王ガリンガ】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 18:05:12

概要

DQ11に登場する【ボス級モンスター】
【六軍王】の1人で、【ブルーオーブ】の力を授けられている。
オーブの色の関係なのか肌の色は青色で、「邪竜」の名を持つためか兜は竜を模したものになり、兜中央にブルーオーブがある。
英語版での名前はIndignus。藍色を意味する"indigo"を、【ダークドレアム】の英名"Nokturnus"と同様に変化させたものと思われる。
 
色違いのザコ敵として【サタンジェネラル】【エビルネプチューン】【バルデバラン】が、ボスには【デスエーギル】【混沌の巨人】【絶望の巨人】がいる。
もっともこれらは姿や武器、攻撃の動作こそ同じだが「兜が竜を模したものかどうか」という違いがあり、実際にその違いで種族が【悪魔系】【ドラゴン系】に二分されているため、これら全員を同種として扱わない場合もある。

DQ11

【天空魔城】の門番であり、突入した直後に【主人公】めがけて武器を投擲するという派手な登場の仕方もさることながら、撃破後消滅する際の

「過ぎ去りし時は もう…戻らぬ…………

という、サブタイトルにかけた台詞が強く印象に残る。これは「後々、過ぎ去りし時を求めることができるようになる」ことの暗示ともとれる。
尤も、この時点で気付くプレイヤーがいるかと聞かれると疑問が残るが。
 
初見時こそ不意打ちをかましてくるが、名乗り口上や立ち振る舞いは威風堂々とした、六軍王きっての武人気質。
DQ内で「さすが数々の軍王をほふっただけはある」「ここまでたどり着いたことは褒めてやる!」等と敵として潔い台詞を言ってくるボスキャラはかなり珍しい。
そもそも侵入者を排除するのが門番として当然の行動なので不意打ちに非があるわけでもなく、その行動と発言からは主であるウルノーガに対しての強い敬意と忠誠心が伺える。
ちなみに、見た目だけでなく天空に存在する魔城の番人、魔王の幹部としては最後から2番目に戦う相手、作中で初めて味方全員の有利効果をかき消す技を使う、といった点でもDQ6の【デュラン】と共通している(デュラン自身も武人気質)。
 
また、【魔軍司令ホメロス】以外の他の六軍王と違い、【旅のおもいで】のおもいでリストにプレイヤーが敗れた後の再挑戦にあたる、「邪竜軍王ガリンガとの再戦」的なムービーはない(ホメロスも同様で、再戦時のムービーはない)。
3DS版の【妖魔軍王ブギー】と違って、こいつにわざと負ける必要はないので全力で倒そう。
 
ちなみに、ガリンガという名前を50音順に2つ(ガ→グのように)進めると【グレイグ】になる。
後に戦うことになるボス【魔軍司令ホメロス】のことも考えると、因縁のような何かを感じるネーミングになっている。

戦闘能力

見た目に反してれっきとした竜族らしく、【ドラゴン系】
HP3600 攻撃力404 守備力300 素早さ20 完全二回行動で、パターンは以下の通り。
A 【魔神の絶技】→攻撃→【はやぶさぎり】【マヒャド】【れんごくぎり】→Bパートへ移行
B 【刺突】→攻撃→【ギガスロー】→れんごくぎり→【青のしょうげき】→Aパートへ移行

 
ダークドレアムなどでおなじみとなった、ギガスローや魔神の絶技などの有無を言わせぬ斬撃スタイルで猛攻をかけてくる。
攻撃力は404と六軍王では最も高く、マヒャド以外の全ての攻撃でその火力を見せつけてくる。開幕一番に発動するひっさつ剣こと魔神の絶技は特に強烈な威力で、対策なしではあっという間に後衛が斬り刻まれて全滅ルート一直線。
しかしこいつは致命的な弱点を抱えており、ラインナップが攻撃力依存の技ばかりであるにも関わらず【ヘナトス】が普通に効いてしまう。
【スクルト】も合わせれば逆に雀の涙程度しかダメージが通らなくなってしまう。
しかも素早さもこちらより圧倒的に低く、グレイグですら安定して先攻できるというおまけつき。
【マヌーサ】にはそこそこの耐性を持っているが、保険として唱えておくのはアリ。まぁ、ヘナトスやスクルトを唱えておけばもはや避けるまでもないだろう。
一応、マヒャドや刺突といったように他にも攻撃手段は残されているが、それでも回復が充分間に合う範疇。何なら【ロイヤルチャーム】を2個着けておけばマヒャドすらロクにダメージを受けなくなる。鍛え直しておけば尚更。とはいえ、ここまでするのは流石に可哀想だし、ここまでしなくても回復は十分間に合うので、どうしても倒せない場合以外はやめておこう。なお、この後戦う魔軍指令ホメロスや魔王ウルノーガ第1形態も闇属性の攻撃を多用するのでロイヤルチャームはこいつらにも有効だったりする。
青のしょうげきでこちらにかかったスクルトはかき消されてしまうものの、ヘナトスには効果がない。特殊なオーブ技といえど所詮は【いてつくはどう】と変わらず、DQ3の【ゾーマ】のように自分にかかったマイナス効果までは無効化できないからだ。
ただし二回行動をする分ヘナトスも切れやすいため3ターンに1回はヘナトスを掛ける、場合によっては刺突で行動不能になる事態も想定して【セーニャ】【ロウ】のどちらかは、回復役に回らないときは毎ターンヘナトスを仕掛けるぐらいでもいい。
ギガスローには【麻痺】の追加効果があるため、回復役には最低限【パピヨンマスク】などで耐性をつけておかないと突き崩される危険があるが、タネがばれてしまえば正直弱いといってもいい部類になる。
ちなみに【判断力】が高いので、効果がない場合は青のしょうげきを飛ばして行動する。その結果れんごく斬り→魔神の絶技という攻撃一辺倒の行動に走ってくるので、相手の手を緩めさせるという意味ではスクルトも有効。
こちらが攻める際にはルカニが有効な他、属性攻撃は雷か光属性が有効。
他の属性、特に氷には高い耐性があるので使わないように。
 
また、2つのパートといいながら実際は全て完全ローテーションで動くのでMPが切れたり、バフをかけていないために前のパートで青のしょうげきを飛ばされたりしていなければ、2回行動で青のしょうげき→物理攻撃をぶち込んでくることは基本的にはない。
素早さ20しかないので麻痺を放置でもしない限り、確実に魔神の絶技が回ってくる前にヘナトスやスクルトが間に合う。
ただ、ローテーションがズレた場合は容赦なく青のしょうげき→魔神の絶技という極悪コンボを叩き込んでくる。
いかにスカラ系・ヘナトスを駆使するかがこの戦闘の難易度を分けると言っても過言ではない。
 
当然ではあるが防具が装備できない場合はかなりの難所。攻撃力2段階低下をかけたとしてもなおダメージを軽減しきれず、回復に手一杯で攻撃どころかヘナトスをかける隙もなくなる。マヌーサが低確率で効くので運よく効いてくれることにかけよう。

DQ11S

CV:武内駿輔(【仮面武闘会】の司会者と兼役)。
追加シナリオ【カミュと不思議な相棒】で本来の出番に先駆けて登場。彼が牛耳る【魔軍のアジト】がこのエピソードの舞台となる。
魔王に捧げる目的でアジトの牢獄に捕らえていた【カミュ】の逃亡を阻止するため多くの手下たちを引き連れて現れ、最後には自らの手で倒そうと彼の前に立ちはだかる。
 
本編での出現時とは異なり赤い宝玉を埋め込んだ青い鎧を着て登場するが、戦闘後のイベントでカミュに壊されてしまい以降はお馴染みのパンツ姿になる。
異変後終盤のボスだがHPが1500まで控えられており、更に【ホミリン】の力により一時的にカミュが超強化されるため特に苦戦することもなく勝てるだろう。
このシナリオで戦うものはモンスター討伐リストでは本編とは別枠の「邪竜軍王ガリンガ(竜鎧)」として扱われる。
ちなみにこの鎧姿は発売前に公式サイトでも公開されていた。
 
DQ11Sが発売される前は「天空魔城を守っていただけで影が薄い」などと言われることもあったが、今回の追加エピソードで【神の民の里】を攻め落としたのが彼であったことが判明。
さらに多くのドラゴン系モンスターを従える姿が描写されたことで、軍王の名に相応しい貫禄を得ることができたと言えるだろう。
 
また、本編で天空魔城の門番として登場する際にも戦闘開始時のセリフが追加されている。
魔軍のアジトから落下したと思われたカミュが生きているのに気付き驚くといった内容なのだが、カミュの方には特にセリフはない。ホミリンや神の民の移動用リフトに関しての言及もないことを考えると、このシナリオ中の記憶は戻らなかったのかもしれない。

すべての敵が強い

基本的には上記のように「ヘナトス+スクルト」でOK。撃破は楽な部類。
特に戦法を変える必要は無いが、ヘナトスを切らしてしまうと大事故確定なので慎重さは失わないように。
いつでもヘナトスの準備ができるよう、セーニャとロウは両方起用しておきたい。
念のためマヌーサを併用するのも良いだろう。

スキャンバトラーズ

期間限定

2018年12月20日~2019年1月16日の期間限定でイベントステージに登場したが、起き上がるのは数十回に1回あるかないかの頻度。
星4のギガレアで、レベルは157。戦士と相性が良い。
ステータスはHP:1750、ちから:1550、すばやさ:240、かしこさ:660、みのまもり:1100。
技は赤ボタン:ドラゴン斬り→魔神の絶技(20)→ドラゴンイレイザー(100)、青ボタン:我竜天征。
我竜天征は味方のドラゴン系統の攻撃力と守備力を二段階上げられる。名称と違ってターンの最後に行動するものではない。
 
このゲーム攻撃力のあるモンスターは基本素早さが低めで後手に回るモンスターが多いがこのモンスターは攻撃力の割に素早さも速めで、テンションを調節すればザコ戦で全体攻撃、ボス戦で単体攻撃といった具合で技の使い分けも可能。
我竜天征はドラゴン系統のみとはいえ今章では超火力を持つ【しんりゅう】も登場しておりこの二体の相性は抜群だろう。
 
相性の悪い相手はやはりテンションを下げてくる技を使うボスだろう、というのもドラゴンイレイザーはテンション100の技であり、この技を使う前に【いてつくはどう】でも喰らおうものなら基本単体で登場するボス相手にはあまり威力の出せない全体攻撃技の魔神の剣技を使うことになる。
 
相手次第では使い分ける必要がある分、初見のボスを相手にする場合はあまり使用をお勧めできないものの、相手次第では大活躍を期待できるだろう。

新5弾

星4のギガレアで、レベルは179。【限界突破】に対応し、相性の良い職業は武闘家に変更された。
ステータスはHP:2200、ちから:1700、すばやさ:270、かしこさ:700、みのまもり:1200。
技は赤ボタン:ドラゴン斬り→魔神の絶技(20)→ドラゴンイレイザー(100)→魔神の超越技(150、ちからアップ)、青ボタン:我竜天征。
純粋にステータスが上がり、限界突破後の技が追加された。

クロスブレイド

第2弾で【ギガレア】として登場。属性は超竜。

ライバルズ

第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。魔剣士専用のレジェンドレア。

13/7/5 ドラゴン系
このユニットの攻撃で敵ユニットを倒す度、HPを超えた分だけ敵リーダーにダメージ
対戦中に死亡した味方ユニットの数分コスト-1

同作のダークドレアム同様、味方の死亡数に応じてコストが軽くなる。
魔剣士はテンションスキルでもユニットを展開するので、終盤はかなり低コストになっているはず。
ダメージ貫通効果を活かし、最後の一押しとして活躍して貰おう。
 
当初は12/8/6で、【プチターク】でのサーチにも対応した高いスタッツだった。
プチタークのローテ落ちの後も、生け贄と多種族を求める魔神ダークドレアムデッキで猛威を奮ったために現在のスタッツに下方修正された。
13/7/5のスタッツになった数日後、ライバルズが7/5(月)の13時にサービスを終了することが発表され、ライバルズプレイヤーは奇妙な一致に驚くと共に悲しみに暮れることになった。

イルルカSP

【ドラゴン系】のSランクとして登場。
【デュラン】【魔竜ネドラ】の特殊配合で作れる他、タマゴ孵化や【カメハのふしぎな冒険隊】でも手に入る。
ネドラは毎週土曜日に通信お見合いにタイジュ王がメスのものを連れてきているので、オスのデュランさえ用意できれば容易に作れる。
 
特性は【メガボディ】【タメトラ攻撃】【AI2回行動】【プレッシャー】
+25で【カウンター(特性)】、+50で【やみのはどう(特性)】、新生配合で【まれにハイテンション】、ギガボディ化で【ヒートアップ】、超ギガボディ化で【かいしんでやすい】を習得。
 
【屍騎軍王ゾルデ】との配合で【魔軍司令ホメロス】を生み出せる。
所持スキルは固有の【邪竜軍王ガリンガ(スキル)】【ギガスロー】を使えるスキルの一つ。
 
しかしこいつ、ドラゴン系なのに休み耐性がなく混乱眠り麻痺に完全耐性を持ち、ドラゴン系なのにルカニとベタンが弱点ではなくイオとデインが弱点と、耐性がどう見ても???系である。
そして何より攻撃より賢さの方が数段高い。作中の攻撃馬鹿っぷりは一体なんだったのか…。

ドラけし!

イベント「過ぎ去りし時を求めて」で登場。クエストにて扉を消費し、戦うこととなるが2体で登場する辺りネルセンの試練の再現だろう。
ドラけしは星4の赤属性で、スキルは縦長六角系の呪文攻撃であるマヒャド。
前半時点では敵としての登場のみで、後半の「ぎんがのつるぎピックアップドラポン」にて入手可能になった。