【魔州湖】

Last-modified: 2019-10-14 (月) 14:06:55

ロトの紋章

【ジパング】の北の辺境【エッゾ】の中心地にして聖地。
神々の金属である【オリハルコン】を製錬する為に造られた人造湖で、雪に囲まれた寒冷地にありながら、聖域の近くでは気温が安定していて暖かい。
一万二千年前、大海に沈んだ【ムー】にも同じものがあった。

聖域でありオリハルコンの精錬所という重要施設を代々守ってきたのが【コロポックル】の一族である。
劇中では7人のコロポックルが存在し、そのうち6人が湖周辺に金色の聖なる砂を撒き、邪なる者の侵入を拒んでいた。
 
カムイッシュ島という小さな島の真ん中には、四本の石柱で光の柱を作り出し、エレベーターの様に湖底に降りる仕掛けがある。
降りた先には湖内部に隠された専用の精錬所【クリスタル・タワー】があり、湖全体も大規模な集光レンズとしての役割を持つ。
糸の様に細く収束され何億度にも到達する太陽光線によってオリハルコンを溶かし、精錬する事で真なる神の金属へ生まれ変わらせることができ、精錬装置が動き出すと湖が金色に輝く。
オリハルコンを鍛えるには湖の装置だけでなく、相槌を打つ相方が必要となる。
 
百数十年前に【王者の剣】を造りにムラクが訪れた。
 
エッゾにある魔州湖ということで、モデルは「蝦夷(えぞ)」の旧称を持つ北海道の東部、釧路地方に実在する湖の摩周湖だろう。