【おしゃれなかじや】

Last-modified: 2024-03-12 (火) 08:30:00

DQ6

DQ6に登場する【NPC】であり、かつ施設としての意味も持つ。
【フォーン城】の遥か南方、【グレイス城】の南東にある井戸の中にあるほか、【ロンガデセオ】の裏手にもある。
井戸にいるほうは【詩人】、ロンガデセオにいるほうは【あらくれ】
見た目が全然違うが腕前に差は無く、口調も全く同じである。本人たちは「おしゃれなカジヤ」(リメイク版では「オシャレなかじや」)と名乗っている。
DS版以降の英語版での施設名はFashion Forge。
 
どちらも【ルーラ】で移動することができるが、ロンガデセオの方は入り組んだ町の片隅にあるため少々訪問が面倒。
一方、井戸の方はそれそのものが鍛冶屋になっており、「おしゃれなかじや」名義でルーラ登録される。
アクセスしやすさから使い勝手も良く、ほとんどは井戸の方を使うだろう。ただし、井戸の中はルーラ不可な点にだけは注意が必要。
こちらには近海に【海底の宿屋】があり、【海底神殿】を攻略する際の移動拠点としても利用できる。
 
装備品をたたき直して、その装備品の【かっこよさ】の上昇値を上げてくれるほか、一部の装備品に限り攻撃力や守備力も上昇する。
ただしあくまで「鍛冶屋」であるため、強化できるのは金属製の武具のみである。
 
注目の鍛冶の腕だが、その腕は本物。
彼にかかれば武骨なデザインの【ギガントアーマー】も、下手なドレスなんかよりもおしゃれな装備に早変わり。
かっこよさの低い装備品をたたき直してもらおうとすると「センスのカケラもない」などと物凄く罵られるが、そういった装備品は見違えるほどかっこよくなるケースが多い。
特に顕著なのが【あつでのよろい】。かっこよさ-30を+43と、元々のマイナス値を上回るまでカッコよくしてくれる。
 
一般的な武具はもちろん、修復に相当な手間のかかる伝説の武具すらも容易く鍛えてカッコよくしてくれる。
それどころか、ラミアスのつるぎに至っては大幅に攻撃力を上昇させてくれる。伝説の武器をこうも容易く(武器性能面においても)強化してしまうとは、一体何者なんだ…。
いずれにせよ、この鍛冶屋一門は相当に高い技術を持っていると推察されている。
 
冒険の進行上は利用が必須というわけではなく、【ベストドレッサーコンテスト】でも勝ち抜きが必須となるランク3までであれば鍛冶屋に頼る必要性はあまりない。
しかし、上記のように一品物の伝説の武具をも大幅強化してくれるので、利用すれば攻略の助けになるだろう。
また、ベストドレッサーコンテストのランク4以上に挑戦する場合でも、この施設を上手く利用した方が突破しやすいのは間違いない。
 
ちなみに叩き直す前と叩き直した後では、システム上では別アイテム扱いとなっており、実際【袋】に入れると別枠で管理されるようになる。
このため本作のアイテムコンプリートを目指すコレクターの中には「強化前と強化後の両方を全て集めてこそ」という意見も。
もちろん一つしか入手できないアイテムは強化前・後のどちらかしか手元に残せないのでそこは妥協するしかないが、「非売品で二つ目以降はモンスタードロップのみ」という武具を全て両取りしようとするとかなりの手間が掛かる。
重度のコレクターになると複数入手可能なアイテムは全て99個集めようとする人もいるが、「【はかいのてっきゅう】を袋の中に強化前・後の両方99個ずつ」とか目指してしまうと、もはやどれだけの時間が掛かるやら……。

強化可能な装備品と価格一覧

強化可能な武具と価格。備考欄に追記があるものは強化後に性能が変化する。

種類装備品強化費用
(G)
かっこよさ強化後売値
(G)
備考
強化前強化後
武器【ウォーハンマー】1,000+19+509,787
【カルベロビュート】4,000+45+7010,500
【きせきのつるぎ】1,600+38+51売却不可
【グラコスのヤリ】3,200−10+40売却不可
【ゾンビキラー】3,200+5+6214,100
【たいようのおうぎ】16,000+49+67売却不可
【デーモンスピア】15,000+19+6121,562
【ドラゴンキラー】2,000+35+5511,625
【のこぎりがたな】8,000−2+337,500
【はかいのてっきゅう】10,000+26+68売却不可
【はやぶさのけん】4,800+32+6019,650
【ビッグボウガン】20,000+25+6031,500
【ほのおのつるぎ】8,000+33+3618,375
【ほのおのブーメラン】2,000+25+5210,125
【らいめいのけん】12,000+40+65売却不可
【ラミアスのつるぎ】1回目10,000+32+52売却不可強化後攻撃力+135
2回目24,000+52+70売却不可強化後攻撃力+145
【あつでのよろい】1,200−30+433,975
【エンデのよろい】10,000+17+66売却不可
【オルゴーのよろい】20,000+32+80売却不可強化後守備力+100
SFC版のみ耐性消滅
【ギガントアーマー】20,000+15+7721,000
【シルバーメイル】4,000+40+705,475
【ドラゴンメイル】2,000+37+729,375
【ほのおのよろい】16,000+33+5514,250
【まほうのよろい】2,000+38+616,000
【エンデのたて】10,000+8+42売却不可
【オーガシールド】16,000−10+5018,000強化後守備力+65
【ドラゴンシールド】2,000+25+475,700
【ふうじんのたて】4,000+18+449,000
【ほのおのたて】6,000+22+4513,875
【まほうのたて】1,000+21+383,937
【エンデのかぶと】10,000+15+40売却不可
【グレートヘルム】20,000+30+4722,500
【セバスのかぶと】16,000+30+45売却不可強化後守備力+50
【てつかぶと】400+15+26900
【てっかめん】1,200−10+352,850

リメイク版

鍛えてもらったアイテムはアイコンにキラキラマークが付加されるので、鍛える前なのか後なのかが一目でわかるようになった。
また、鍛えた武器で攻撃した際のエフェクトにも、キラキラが付くようになる。

トレジャーズ

お宝として【おしゃれな鍛冶道具】が登場。

余談

かっこよさは戦闘では何の影響も及ぼさないため、戦うためのものに見た目を良くするためだけに高いお金をかけるというのはふざけた発想にも思えるが、現実でも士気を高めたり敵を威圧するために、必要以上に派手な甲冑に身を包んだ例は多い。
例えば、奇抜なデザインが多く見られた戦国時代の日本の兜はその代表と言えるだろう。
華美な装備品が当たり前のように登場するDQシリーズの世界観ならなおさらのことかも知れない。