【こうはくまんじゅう】

Last-modified: 2020-01-04 (土) 18:41:31

DQ5(リメイク版)

ご存じのとおりおめでたい事があったときにもらえる紅白のおまんじゅう。
 
【サラボナ】【名産品】で、【主人公】の結婚式の後に手に入る。
嫁が仲間入りし、【ルドマン】の別邸を出ようとするといつの間にかふくろに入っている。
 
焼き印により主人公と奥さんのシルエットがくっきりと描かれている。地味に嫁によってシルエットが違うのだが、画面が大きく画質のよいPS2版でないと少々わかりづらい。
おそらく結婚式の引き出物だったと思われ、それなりの数が出回っている可能性がある。引き出物の饅頭が名産品……
常人ならこんなものを堂々と展示するなど恥ずかし過ぎると思うのだが…まあ友人の引き出物もアレなので、この世界、あるいはこの時代では、新郎新婦を強調するような引き出物が主流なのかもしれない。
ちなみにこの品の説明を見ると、サラボナ自慢の餡子がたっぷりとの事なので、結婚記念品だから名産品になったという訳ではなく、元々サラボナの名産品が饅頭だったものと思われる。
 
ところでこの饅頭だが、主人公が石化して8年経ってもまだ飾ってある。そこから妻を捜して2年経ってもまだ飾ってある。
果たしてコレは饅頭と言える代物なのだろうか…。仮に饅頭としての性能を保っているとしても、最早毒物と言っても差し支えないレベルに強烈な防腐剤が添加されているとしか思えない。
もしかしたら展示されているのは食品サンプルなのか?
なお上には上があるもので、DQ10にはあろうことか1000年展示されている饅頭がある。もうわけがわからないぞ!
 
奇特な品ではあるが所詮は饅頭なので名産品レベルは1(DS版では3)と低いため、博物館の展示場所を2F以上にするとため息が聞こえてくる。DS版以降で登場する【デボラ】バージョンは「美しさ」の評価が何故か「2」と他2名の場合と比べると1低くなっているが、その理由は謎である。
 
博物館の金持ち親父曰く「うまい饅頭だがそれだけ」。身も蓋もないコメントである。それでもさりげなく味はちゃんと誉めているあたり、彼らしいというか何というか。