【さんぞくウルフ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:19:02

概要

集団であらわれ、長剣で攻撃をしかけてくる狼のモンスター。
【山賊】に身をやつした狼男で、後述するイベントでは人里に現れて恐喝を行なう場面もある。
色違いに【シードッグ】【サマーウルフ】がいる。
DQ漫画を数多く手がけている【かねこ統】のお気に入りモンスターとしても知られ、彼のDQ漫画には大体コイツと【おおきづち】が登場する。

DQ5

【神の塔】周辺、【ポートセルミ】周辺に出現する。
耐性がまったくなく経験値もゴールドも並だが、登場時点では割と高い攻撃力64を持つ。
また、山賊という肩書きにふさわしく、【集中攻撃】の特性があるので、狙った相手を死ぬまで斬り続けようとする。
ほかにも略奪が本懐であるためか、こちらが強いと1/3という高確率で逃亡する。
 
青年時代前半の開始直後でも、【修道院】を東に行くとすぐ、橋を渡った砂漠地帯で出現するのだが、その攻撃力で繰り出されるサーベルでぶった切られると、下手すれば死者が出かねない。
というよりそのタイミングで来たらほぼ確実に【ヘンリー】が斬殺される。
リメイク版ではスリムな体型を活かして6~7匹ほどの集団で出てくることもあり、結構危険。
 
落とすアイテムは【どうのつるぎ】
上記の漫画版とは違い倒しても仲間にならないので、漫画を読んでから本作を始めた人は注意。
 
ポートセルミのイベントで固定戦闘があるため、覚えている人は意外と多いと思われる。
このイベントで戦うものは雑魚戦のものと同一の能力であり、【ニフラム】も問題なく効く。
しかし、ニフラムで光の彼方に消し去って勝利しても、戦闘終了後にちゃんと捨て台詞を吐いて去っていく。

小説版

小説版では狼のモンスターではなく人間で、「山賊ウルフ」というのはジュリオを頭目とする山賊団の名前。
ゲーム版と同様、ポートセルミの酒場で狼藉を働いている。
オーナーとも繋がりを持つポートセルミの酒場の常連だが、悪態ばかりつく嫌な奴で、粗相をしてしまった料理人のグレンにブチ切れ、オーナーに命じてクビにさせようとするが、たまたまリュカと共に現れたドゾブにコテンパンにやられて退散する。
その後、リュカは【魔物のすみか】でモンスターの山賊ウルフと対峙するが、そのうちの一体がジュリオによく似ていたため、「魔物になってしまったのか?」と訝るシーンがある。

DQ10オフライン

【ザマ峠】【グルグ地下道】に生息。
シードッグとさほど変わらない強さだが、【どくこうげき】を使う分こちらが厄介。
通常ドロップは【ふさふさの毛皮】、レアドロップは【退魔の太刀の書】

DQ10オンライン

レアドロップは【ウルベア銀貨】。魔界には【さんぞくウルフ・強】が登場。
持っている剣が【さんぞくウルフの剣】という【おしゃれ装備】として登場。
Ver.5では魔界のNPCが【魔瘴石】の影響で凶暴化したことがある。
詳しくはこちらを参照。

ライバルズ

スタンダードパックにて実装。戦士専用のノーマル。

4/5/4
味方リーダーの攻撃で敵ユニットが死亡する度敵リーダーに2ダメージ

テンションスキルの貫通や【はやぶさのけん】を利用してユニットを大量に除去すると一気にHPを削れる。
こいつ自身もバニラ相当の戦闘能力があるし、ウォールを張られていて敵リーダーに届かないときにいると頼もしいユニットである。

スライム冒険記

作者お気に入りのモンスターとして、本作レギュラーキャラの一人。
【スラきち】の仲間【ウルフ】がこの種族で、頭に巻いた緑色のバンダナがトレードマーク。
 
本来はゲーム本編同様に灰色の毛並みをしているが、スラきちの吐く炎で黒焦げにされて以来、真っ黒い姿になっている。
ボケにもツッコミにも忙しいが、基本的に弱いので戦闘面では良いところがない。

余談

【ドラゴンクエスト1Pコミック劇場】の成田美穂のネタの中には、迷子を脅かそうとしたら泣きつかれたので、その母親に会わせてお礼を貰い「山賊ってこーゆーものだっただろうか…」と自問するというネタも存在する(1巻P48)。