【ベンガーナ】

Last-modified: 2023-03-08 (水) 17:31:09

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する国家。
ギルドメイン大陸中央に位置する四王国の中でも経済や武力が充実しており、モンスターの跋扈するこの世界では最も安全な国と言われている。
 
国力の大きさを反映してか、当時のRPG作品全般でみても珍しい商業施設であるベンガーナ百貨店が建っている。
【ダイ】【ポップ】【レオナ】3人での買い物シーンで豊富な品揃えが描かれたほかFC版DQ4と同じギミックの【エレベーター】が設置されているなど、冒険物にありがちな、辺境出身の主人公が初めて訪れた都会的な街といった雰囲気がある。
デパートの内装としては、原作漫画ではダイの鎧と剣を新調するため立ち寄った5階の鎧・服売り場と4階の武器・盾売り場以外は殆ど描かれず、各階の売り場案内図もフキダシやダイ達の頭に隠れて不明瞭なままに終わった。わかっているのは『5F 服・鎧・?/4F 武器・盾?/3F 日用雑貨?/2F 書籍?・道具?/1F 宝石?・?品 /BF ?』。
新アニメではほぼハッキリと案内図が表示され『5F(武器?)/4F 服・鎧/3F 日用雑貨/ 2F 魔法道具/1F 宝石・化粧品/BF 薬草・食料品』となっている。さりげなく4Fと5Fの配置が入れ替わっている。
また新アニメではダイ一行が少々寄り道して、装備品以外のショッピングを楽しむシーンが追加されており、地下ではスラマン、スラタピなども販売しているなど昨今の情勢を反映している。
 
国王は【クルテマッカVII世】で、戦車隊隊長は【アキーム】
世界最大の軍隊を所持する国であるが故か、自分の力に大きな自信を持った、悪く言えば自信過剰で、ゆえに傲慢さと尊大さが目立つ人物。
しかしサミット参加時に【鬼岩城】襲撃から救われた事をきっかけにかなり丸くなり、ダイたちに全面協力するようになる。
 
【ハドラー】復活後、【ザボエラ】率いる妖魔士団の侵略もあったようだが、軍隊の防衛力の高さに加えザボエラ自身、他の軍団長に取り入ることに力を入れていたためか大した侵略を受けていなかったようだ。
ダイ達が買い物に訪れた際、ダイ達の力を測るために【キルバーン】【バラン】から借りた超竜軍団をけしかけたことで多大な被害を受ける。
この際、町人は超竜軍団に恐れをなして瓦礫で身動きが取れない母親を見捨てて逃亡したり、竜の騎士の力を解放して超竜軍団を退けてくれた恩人であるダイに人々が(前述の母親の娘も)畏怖の感情を向ける等の負の描写、ダイ達の去った後、バランに呼び出された【竜騎衆】【ガルダンディー】に襲われさらに甚大な被害を受けるなど、良い印象を持たれない国である。後に王と軍がダイ達に全面協力をしても。
また、新アニメでは【バーン】がダイを勧誘する際にベンガーナで畏怖の目を向けられた時のことをダイが思い出している。
 
デパートがある町が首都かは明言されていないが、元はアルキード王国であっただろう【アルゴ岬】【奇跡の泉】が近くにある。
 
ギルドメイン大陸のモチーフである本州の大阪に相当する位置にあるため、大阪弁の「でんがな」が名前の由来であると、2020年8月21日に配信された【ダイ好きTV】#3で【三条陸】が語っている。

それぞれの道

第5章の舞台であり、モルホン一座が公演に来た。
また本編未登場だった大臣が登場し、レオナが居なくなった事を知ってパプニカ三賢者を問い詰めたものの、事情を理解して笑いながら去っていった。