【火攻め】

Last-modified: 2022-09-03 (土) 21:26:31

概要

DQ6・7における攻略テクニック(と言っても基本的なことをしているだけだが)の一つ。「即メラミ」とも。
その名のとおり、両作品で早期から利用できる割に威力が高い【メラミ】を通常攻撃の代わりに使い全員で敵を火だるまにする戦法のこと。
敵1体に無耐性なら約80ポイントという高ダメージをこちらのステータス無関係に与えられるメラミを4人がかりで連発すれば、いくら硬くても大概の敵は簡単に沈めていける。
安易に手を出すとゲームバランスが崩壊するが、【タイムアタック】ではほぼ常套手段となっている。
どちらの作品でも【ムドー】戦や過去の【ダーマ地方】といった序盤の山場を越えた辺りから利用可能になるので、ここまでは普通に頑張る必要がある。

DQ6

【魔法使い】に転職すると、一度戦闘すればすぐにメラミを習得することができる。
呪文・特技が揃っていない中盤戦では強力なダメージソースにはなるが、【ハッサン】【アモス】などの前衛キャラ(あるいは前衛職)はそこまで連発できない上、後衛キャラもこれを景気良く連発しているとダンジョンの途中で回復のためのMPが枯渇してしまうので過信は禁物。
特に本作では【じゅもんせつやく】が削除されたこともあり、AI任せにしているとこればかり唱えてすぐに馬車外メンバーのMPがカラになる。
逆にメラミ連発の副作用として最初からホイミを覚えているアモスのMPを枯渇させて無駄にホイミを唱えるのを防ぐ効果もある。
また、【ムドーの城】で手に入る【ほのおのツメ】を持たせればノーコストでメラミを撃てるため、主人公はこれを持たせるだけで十分。他のキャラに持たせる場合は呪文のメラミと違ってAIが使ってくれないので【めいれいさせろ】で使わせる必要がある。
 
強力な戦法であることは確かだが、上述の通りMPマネジメントに気を配る必要がある他、効かない相手も多いため別の攻撃手段も確保しておきたい。
例えば、転職直後に戦うことになる【ブラスト】や、その後に続く【ジャミラス】【しれんその3】もメラ系強耐性のためダメージが通りにくい。
特に【しれんその1】は炎っぽい外見でわかるようにメラ系に完全耐性を持つので全く通用しない。
ちなみに【しれんその2】は常に【マホカンタ】状態なのでメラミは効かないが、炎の爪は反射されないためよく効く。
総じて、これだけで何も考えずに中盤戦を無双できるほど本作は甘くはないので留意しておきたい。

リメイク版

いくつかのバランス調整が行われたリメイク版においても相変わらず健在。
しかも雑魚敵のHPが一律で20%も引き下げられているので、転職直後ならほとんどのモンスターがほぼ確実に1発で沈むようになった。
作戦を個別に設定できるようになったので、MPマネジメントも比較的やりやすい。AIでもほのおのツメを使ってくれるようになったので、MPの低いハッサンやアモスに持たせておくとMPの心配なく火攻めが可能。

DQ7

メラミの習得は魔法使い★5と少し遅くなってしまい前作ほどの手軽さは無くなったため、もっぱら炎の爪を道具として使う戦法が主流。貴重品だった前作とは異なり【ハーメリア】から店売りされるが、現代【旅の宿】【ラッキーパネル】で入手できるため、粘ればダーマ攻略直後に揃えることも可能。
ただしタイムアタックを行う場合、ラッキーパネルの利用で炎の爪を揃えるのは現実的ではないため店に並ぶまでは我慢して先に進むほうが早い。
今作では固定敵のほとんどがメラ系に強耐性以上を持たないため、一度環境を揃えてしまえば前作以上に活躍しやすい。

3DS版

ラッキーパネルが非常に当てやすくなったため、炎の爪を人数分手に入れる事も現実的となった。
また、魔法使い★5といってもリメイク版ではそれに達するのに必要な戦闘回数が大幅に減っていることと、こちらのレベルにもよるが移民から貰える【すれちがい石版】を利用すれば熟練度は簡単に上げられるので、運が絡むラッキーパネルで粘るよりは、熟練度で習得を目指すほうが早くて確実ではある。