銀河系勢力

Last-modified: 2016-03-04 (金) 00:03:14

 3300年現在、我々人類が暮らす宙域のほとんどは平和が保たれています。二つの大きな旧派閥勢力、最古の星間国家である「連邦(Federation)」、そしてその連邦から力ずくで分裂を果たした「帝国(Empire)」、この両国家間の冷戦状態が多少なり緩和傾向にあるためですが、潜在的危機は今なお残っています。

 過去数十年(※註:前作のゲームの時代設定:AD3250~?)に亘って繰り広げられてきた代理戦争や低強度紛争は今のところ減少傾向にあり、両国家間の関係は安定しつつあります。しかし現状の平和は表面的なものに過ぎません。紛争という名の火種はそこかしこで今なお燻っているのです。
自らの立場をいずれに置くべきか、新規プレイヤーである皆様はこのことに意識的である必要があります。

 当初はほんの一握りの惑星国家間における連合組織であったものの、瞬く間にはるかに巨大な星系国家連立組織へと拡大を遂げたのが、宙域の安定を求めて政治的に団結した「同盟(Alliance)」です。この第三勢力の台頭により、既存の二大勢力はその勢力分布の縮小を余儀なくされる事態となっています。

 一方、我々人類が暮らす領域の大部分は、今なお主要三大勢力のいずれにも属さない「独立(Independent)」派の小規模勢力で構成されているというのが実情です。宙域の暗部となる辺境の地で暮らす彼等が独自に育んできた文化や信仰は実に多種多様であり、それはまるで彩り豊かなタペストリーを見るかのようです。パイロットは個人或いは特定の政府に属するを問わず、彼等が暮らす星系を足掛かりにしてさらに奥深くの未踏の領域へ新たな機会を求めようとしています。

 (※当wiki:日本語マニュアル「派閥勢力(Faction)」より引用)