GalnetNews3308年2月

Last-modified: 2022-03-08 (火) 08:01:04

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3308年2月25日-Reorteの紛争でMahonが譴責

 最近のReorte星系での小競り合いを受けて、同盟議会は首相を公式に譴責しました。

 Reorte Mining CoalitionとSirius Corporationとの間で起きた紛争について激しい議論が交わされました。これは、巨大企業が対エイリアン防衛パートナーとしてこの星系での存在感を確立しようとした試みが不興を買ったことが引き金となったものです。

 Nakato Kaine評議員はEdmund Mahon首相に対する問責決議案を主導し、いくつかの棄権票を除き複数票を獲得して可決されました。その内容は「同盟の原則を無視し、一方的にSirius Corporationとの協力を強要した」というもので、強い口調で非難するものでした。

 Mahonが正式に譴責を受け入れた後、Kaine評議員が議会で演説しました。

 「この機関には加盟星系の同意なしに統治する権利はない。戦略的防衛協定は軍事契約ではなく民事法として成立させなければならない。」

 「Li Yong-Ruiに対し、この条件に同意するか、さもなければ協定を破棄しSirius Corporationの軍をAlioth、Arimpox、Di Jian、Leestiの各星系から撤収させることを求める。」

3308年2月24日-Brewer Corpがステーションのサービスを強化

 *パイロット連合より速報*

 Colonia Bridgeのスターポートに新しい施設を追加するため、AlcorとColoniaにさらなる物資が必要とされています。

 Colonia Bridge Projectは現在、4週間かけて行われる最終フェーズの半分を終えたところです。前週には、パイロットから大量のPerformance Enhancers、Personal Weapons、Survival Equipmentが供給されました。

 Brewer Corporationのプレスリリースには次の段階の概要が記されています。

 「多くの独立系パイロットの努力のおかげで、人類中心圏とコロニア地域を結ぶ移動回廊に沿った5つのスターポートにPioneer Supplies、Crew Lounge、Search and Rescueを設置することができました。」

 「3週目の目標は、Material trader、Concourse Bar、Mission Contractを設置し、ステーションの建設を継続することです。これらはComputer Components、Liquor、Water Purifiersの納品に頼っています。」

 「Alcor星系のMacdonald SettlementとColonia星系のJaques Stationにこれらを納品したパイロットには、Brewer Corporationはクレジットでの支払いと共に、White Engine Drive ColourとWhite Carrier Drive Colourを喜んで提供します。」

 今週の取り組みが終わると、第4週はColonia Bridgeのステーションにサービスが完備されることを目指します。

3308年2月24日-Summerlandの戦いがNMLAの脅威に終止符

 *パイロット連合より速報*

 帝国はSummerland星系でならずもの派閥のDarkwater Incに対する報復を実行しました。

 この民間軍事会社はNMLAのテロリストを訓練し、Lords of Restorationと呼ばれる元老院議員の陰謀により、Arissa Lavigny-Duval皇帝を拘禁していました。

 Darkwaterは印象的な艦隊を編成しましたが、超大国の軍と独立系パイロットの組み合わせには敵いませんでした。傭兵部隊のリーダーであるRonan Brock大佐はメガシップOnyx Stormから逃げ出した後、帝国軍の援軍によって撃墜され戦死しました。

 Arissa皇帝はDarkwaterの撃滅に貢献したすべての人々を賞賛し、こう宣言しました。

 「Summerlandの戦いはNMLAと帝国を不安定にしようとする裏切り者たちとの苦い戦いの勝利の証となろう。」

 ACTは「Neo-Marlinistの過激派は今後も常に存在するかもしれないが、NMLAの大規模な脅威はついに無効化された」と明言しました。テロリストのOmega Gridネットワークから得られたすべてのデータは、現在、関係する保安機関に共有されています。

 Darkwaterを排除した帝国はSummerland星系に新たな支配派閥を設置しました。Praetorian Vigilは皇帝に直属して、彼女の名において統治することになります。

 Summerland Patron’s Partyは、Henry O’Hare’s Hangarステーションで戦闘債券の償還やその他の報酬を提供することになります。すべての独立系パイロットがSummerland星系に入ることを許可する免除措置は、今後2週間有効です。

3308年2月22日-Hudson Contraventionが連邦で火花

 Zachary Hudson大統領が提案した大統領任期8年の制限を撤廃する案は、多くの連邦世界で世論を騒がせています。

 現在、連邦議会で審議されているHudson Contraventionに対して、影の大統領Felicia Wintersの支持者が中心となって抗議を続けています。

 この事態は連邦全土のニュースフィードで大きく取り上げられています。

 Federal Free Press: 「いつものようにFelicia Wintersはこの部屋で唯一の大人だ。彼女は現職の大統領がルールブックを投げ捨てようとすることに正当に反対している。憲法77条を廃止することは、数千年の歴史を持つ民主主義に根本的な打撃を与えることになる。」

 Sol Today:「選択肢は?事態が落ち着くまであと数年Hudsonを擁立するか、Wintersに政権を渡して、影の大統領には到底耐えられない重圧で連邦政府が弱体化し崩壊するのを見るか?」

 The Federal Times:「共和党の穏健派有権者はHudson Contraventionを好ましく思っていない。第一にそれは彼らから新しい統治者を選ぶ機会を奪うからだ。副大統領Jerome Archer、国務長官Lana Berkovich、大検事Edwin Espinosaが大統領候補として最も有力だが、Hudsonの思い通りになれば、いずれも3309年に出馬することはできない。」

3308年2月21日-Omega Gridによりさらなる秘密が明らかに

 Hadrian Augustus DuvalをNMLAの指導者に仕立て上げようとするLords of Restorationの計画について、ACTが詳細を発表しました。

 この情報は、NMLAのOmega Gridネットワークから抽出され、Saskia Landau警部によって公開されたものです。

 「DuvalをNMLAの首謀者として『露出』させることで、皇室を貶め、市民を敵に回そうと画策したのは、Ursula Torquatus元老院議員でした。Hadrian DuvalはNova Imperiumとの関わりから過激派とみなされることが多く論理的な選択と見なされていましたが、Arissa Lavigny-Duval皇帝は3306年に公式に彼を恩赦しています。」

 「Lords of Restorationは皇帝のバーチャルな替え玉を使い、本物の通信と区別がつかないようにして元老院に彼女が安全な場所から通信していると信じ込ませました。Hadrianの替え玉も開発され、Landgrave of MudhridなどNMLAの同盟者に命令を送るのに使われました。」

 「こうして、3307年4月に発見されたHadrianがNeo-Marlinismに転向し、他のDuval一族を一掃しようと決意した証拠を植え付けました。しかしParesa星系での連邦軍の失敗した攻撃を引き起こしたものの、この告発は検証されることもなく広く信じられることもありませんでした。」

 「数ヶ月後、Lords of RestorationはDuval王朝が存続することを危惧し、息子のHectorが生まれる前にHadrianとAstrid夫妻を殺害しようとしました。しかし他の元老院議員たちは一家を彼らの工作員の手の届かない安全な場所に移しました。」

 Hadrian Duvalは、この情報を発見し、この件に関するすべての疑いを公式に晴らしてくれたACTに公式に感謝をしています。

3308年2月18日-パイロットがサーゴイドの攻撃に対抗するための前衛部隊に

 *パイロット連合より速報*

 コマンダーがDan、HIP 12314、Nauni星系でサーゴイドの侵攻に抵抗しています。

 Aegisの支援船が3つの星系で支援を提供するために再利用されていますが、組織は公式に解散したままです。サーゴイド艦の大群から住民を守るのは、個々のパイロットに委ねられています。

 同盟防衛軍、連邦海軍、帝国海軍は、Aegisに代わって独自の対エイリアン対策部隊を編成する意向ですが、まだ実現には至っていません。このことについて、独立系ジャーナリストのFlint ‘Firemaker’ Lafosseは次のように語っています。

 「同盟は自国民をSirius Corporationに売り渡そうとし、帝国はなぜか皇帝をどこかに置き忘れ、連邦は狂った大統領によってバラバラにされている...誰がサーゴイドを心配している暇があるんだ?奴らが侵略している星系の市民だよ!俺たちのいわゆる指導者たちはSalvationがやってきてその日を救ってくれることを祈っているが、彼自身がエイリアンである可能性もあるんだ!」

 Salvationの軍事コーディネーターを務めるMorag Halloran提督に今回のサーゴイドの活動に対する戦略について、Vox Galacticaからコメントを求めました。

 「Salvationは現在、対エイリアン超兵器のさらなる開発に重点を置いています。現在、Salvationは小規模な交戦よりも、時間と資源の最も効率的な使い方をしています。間もなく、我々は再びサーゴイドとの戦いに挑むことになるので安心して欲しい。」

3308年2月17日-帝国、Darkwaterへの制裁を宣言

 *パイロット連合より速報*

 Summerland星系にあるDarkwater IncがArissa Lavigny-Duval皇帝の拉致に関与したとして敵対的軍事目標に指定されました。

 Ronan Brock大佐が率いるこの民間軍事会社は、NMLAを訓練し配備するためにLords of Restorationに秘密裏に雇われていました。また、Darkwaterの兵は皇帝を1年以上にわたって隠しバンカーに幽閉していました。

 ACTによって彼らの関与が明らかになると、Darkwaterの部隊はメガシップPearl Mandateの周囲に再集結しました。Brock大佐は防衛策としてSummerlandを支配下に置こうとしたましが失敗に終わりました。現在、傭兵たちは星系当局から指名手配されています。

 Darkwaterへの攻撃命令はArissa皇帝から直接下されました。

 「私の忠実な臣下と名誉ある戦士たちにこの裏切り者の巣を一掃するよう呼びかける。NMLAに加担した者たちを罰することで、罪のない犠牲者たちを追悼する。」

 Summerland Patron’s Partyは破壊されたDarkwater船のCombat BondをHenry O’Hare’s Hangarステーションで換金する予定です。Summerland星系には通常、進入許可が必要ですが、帝国は3週間の期間独立系パイロットのための完全な免除を手配しました。

 Darkwaterを徹底的に排除するため、帝国はパイロットにさまざまなインセンティブを提供しています。その中には、帝国海軍ランク中のMasterの称号の授与、Summerland星系での帝国の船や武器の割引、そして最も多くのCombat Bondを獲得した10人のパイロットへのImperial Hammerレールガンの授与などが含まれています。

3308年2月17日-Colonia Bridgeに追加サービスを計画

 *パイロット連合より速報*

 Brewer CorporationがAlcorおよびColonia星系への新たな物資輸送を要請しています。

 Colonia Bridgeは56隻の定置型メガシップと6つのスターポートで構成されており、人類中心圏とコロニア地域を行き来する旅行者に施設を提供しています。しかし、スターポートはまだ建設中の状態です。

 巨大企業はプレスリリースで最新の要請の概要を説明しています。

 「Colonia Bridge Projectの第4フェーズは最初の1週間で非常に満足のいく結果を得ることができました。Coffee、Emergency Power Cells、Geological Equipment、 Liquid Oxygenが十分な量届き、Universal CartographicsとVista Genomicsのサービスが全6スターポートに追加されました。」

 「2週目の目標は、ステーションのインフラの組み立てを続け、Pioneer Supplies、Crew Lounge、Search and Rescueのサービスを導入することです。そのためにはPerformance Enhancers、Personal Weapons、Survival Equipmentが大量に必要です。」

 「パイロットに求めているのは、これらをAlcor星系のMacdonald SettlementとColonia星系のJaques Stationに提供していただくことです。Brewer Corporationは貢献者全員に多額の報酬を保証するとともに、感謝のしるしとしてCockpit Lights-Warm Whiteを喜んで提供させていただきます。」

 プロジェクトの最終段階である第3週と第4週は、Colonia Bridgeのスターポートに、あらゆるパイロットの専門性に対応できるようさらなるサービスを追加することに焦点を当てる予定です。

3308年2月16日-Arissaが帝位に返り咲く

 Arissa Lavigny-Duval皇帝が1年にわたるLords of Restorationによる拉致の後、公的な儀式に出席しました。

 Trasken Squareでの彼女の宣言は何百万人ものCapitol市民の前でImperial Guardの一団に囲まれすべてのチャンネルで放送されました。

 「私が不在を強いられている間、帝国を守ってくれた人々に深い感謝の意を捧げます。私の信頼する議長、元老院議員、保安機関は賞賛に値します。」

 「帝国市民を攻撃した者、私になりすまし国民を欺いた者、私の家族の命を奪った者たちへ。私の怒りから隠れる場所はないということを心しなさい。」

 「この不確かな時代を恐れるすべての国民に告げます。皇帝が我々の権利である輝かしい未来にあなたたちを導くことを誓います。」

 その後、宮殿からArissa解放とNMLA壊滅に貢献したACTとその支援者を称えるメッセージが届きました。またAisling Duval王女も真相究明への献身に感謝されましたが、一部のニュースフィードでは、Aislingが空位となった帝位に対して強い主張を持っていただろうと指摘されています。

3308年2月15日-Hudsonの提案で分裂する連邦

 Zachary Hudson大統領が任期制限を撤廃する意向を示したことは、議員や有権者の間に深い溝を作る原因になりました。

 政治特派員のSofia TrevinがThe Federal Timesでこの状況を分析しています。

 「2594年に連邦協定第77条が批准されて以来、8年以上在任した大統領はいません。このHudson Contravention(ハドソンの違背)、議会が公式にこう呼んでいます、は連邦内の政治的分裂が爆発寸前まで温度を上げる原因になったのです。」

 「内閣のメンバーや他の有力な共和党員は、Zachary Hudsonだけが連邦をこの波乱の時代に導くことができる経験と不屈の精神を持っていると熱弁をふるってます。彼の支持者は、分離独立の危機の抑制、NMLAの脅威の終結、事前対策捜査局(Proactive Detection Bureau:PDB)による安全性の向上などの成功を指摘しています。」

 「しかし、この修正案を廃止すれば、民主主義から独裁政治への道を開くことになると主張する者もいます。Antonia MadisonとJasmina Halseyの2人の元大統領はHudson Contraventionは違憲で危険だと公然と非難しています。」

 「影の大統領Felicia Wintersが不信任案提出に動くとの予想があります。政治アナリストは昨年のHudsonのいくつかの物議を醸すトップとしての判断の後では彼が議会で過半数を獲得することは難しいだろうと推測しています。」

3308年2月14日-ACTが暴くLords of Restoration

 Affiliated Counter-Terrorism(ACT:テロ対策機構)はNMLAのテロ活動の黒幕だった帝国元老院議員の秘密結社を暴きました。

 この情報は、ACTがNMLAの秘密通信網への侵入に成功したことにより得られたものです。Saskia Landau警部はメディアに対し次のような概要を発表しました。

 「Gereon、Jourdain、Nerva、Scordato、Torquatusの各元老院議員は、皇帝位を永久に抹消しようとする強力な陰謀の中心人物でした。彼らは元老院に行政権を回復させるという目的から、自らをLords of Restoration(復権する領主たち)と呼びました。」

 「NMLAは彼らのテロ工作員となり、Duval夫妻やその他の障害を暗殺するための兵器と化しました。NMLAのメンバーはDarkwaterの訓練キャンプで兵士となり、腐敗した帝国情報部の工作員から高性能の装備を支給されました。しかし、Lordたちはテロリストの頭目であるTheta Sevenを完全にコントロールすることはできず、帝国以外のスターポートに対する攻撃は当初の計画にはありませんでした。」

 「Marlinismは政治的な手段としても利用されました。この民主主義思想に比べれば、皇室が無くなったあとの元老院主導の帝国は穏健な妥協点であると市民は考えるだろうとの期待からでした。これがMarlinist植民地の設立につながったが、その後、Lordたちが傀儡政治家を通じて植民地に影響を与えようとしたのは成功しませんでした。」

 「Harold皇太子らDuval家の暗殺に続き、3307年1月LordたちはArissa Lavigny-Duval皇帝を拉致しました。彼女は安全な場所に向かう途中で誘拐され、Nerva議員が無事到着したことの確認を偽造していました。これにより、Lordは仮想の替え玉を使って元老院との通信を偽装し、帝国情報部に本物だと確認させることができたのです。」

 ACTは帝国の保安機関と緊密に連携し、Lords of Restorationに協力したすべての人物を特定するために活動しています。

3308年2月11日-3つの星系で新たなサーゴイドの襲撃が発生

 *パイロット連合より速報*

 HIP 12314、Dan、Nauni星系がサーゴイド艦の激しい攻撃にさらされました。

 Vox Galacticaがフリーランスの戦場記者Jade Sanderlynの報告を掲載しています。

 「サーゴイドはここ数ヶ月、異常に攻撃的になっています。多くの独立船の残骸が漂っていることからもわかります。12月にSalvationがDelphi、Maia、Meropeの各星系から彼らの軍勢を撃退したとき、エイリアンの報復は時間の問題だと考える者もいました。その時が来たようです。」

 「サーゴイドは縄張り意識が強いと思われがちですが、今回はさらに人類宇宙域まで押し寄せてきました。3星系の当局はこの侵略に対する準備ができておらず、広範な支援の呼びかけを行っています。」

 「超大国はまだ対エイリアン対策部隊を編成している最中であり、そのため支援することができません。Aegisは公式に廃止されたにもかかわらず、幸いにもその支援用メガシップのいくつかはまだ退役していません。これらには緊急のクルーが配置され3星系で任務についています。」

 「パイロット達が再び戦いに赴くにあたって、多くの人が疑問に思っているのは危機が増大しているかということでしょう。サーゴイドは人類宇宙域に進出したのか?次はどの星系を攻撃するのでしょうか?そして、さらなるエスカレートはSalvationの超兵器が展開されるたびに支払わなければならない代償なのでしょうか?」

3308年2月10日-Colonia Bridge Projectが最終フェーズへ

 *パイロット連合より速報*

 Colonia Bridgeのスターポートでの各種サービスを実現するため、AlcorとColonia星系での物資納入が要請されています。

 Brewer Corporationからのプレスリリースによると、その詳細は以下の通りです。

 「Colonia Bridge Projectの最終段階である第4フェーズは、今後4週間にわたって実施されます。我々の目標は、Colonia星系とAlcor星系を結ぶルートに最近追加されたスターポートの建設を完了することです。」

 「最初の1週間はCoffee、Emergency Power Cells、Geological Equipment 、Liquid OxygenをAlcor星系のMacdonald SettlementとColonia星系のJaques Stationに運ぶよう求めています。十分な物資が届けば、 Universal CartographicsとVista Genomicsを6つのステーションすべてに追加することができます。」

 「Brewer Corporationの誰もが、コロニア地方への移動回廊を改善しようとする銀河系コミュニティの献身に感銘を受けました。今週の取り組みでは、貢献したパイロットに潤沢なクレジットの報酬を与える機会を提供します。次週以降も、様々な追加報酬を提供する予定です。」

 「株主からのフィードバックを受け、我々はまたColonia Bridge Projectのすべての段階における主要な貢献者を顕彰するためにビーコンを設置することを計画しています。これまでとこれからのColonia Bridge Projectへの貢献者の上位10人のパイロットは、その名前を不滅にするためにこれらのビーコンにリストアップされる予定です。」

 Colonia Bridgeのスターポートでは現在、弾薬と燃料の補給、修理のサービス、基本的な商品取引などが行われています。このフェーズの2週目、3週目、4週目には、さらなるサービスの追加に焦点が当てられる予定です。

3308年2月9日-1年間監禁されていたArissaを救出

 民間軍事会社Darkwater Incに秘密裏に収監されていた皇帝Arissa Lavigny-Duvalの生存が確認されました。

 Imperial Herald紙が近況を特報しています。

 「皇帝が1年以上にわたって公の場から姿を消したことで、さまざまな憶測が飛び交っていました。元老院は、彼女はNMLAによる暗殺計画から守られており、連絡を取り合っていると主張していました。」

 「実際には彼女はNMLAの秘密の後援者に捕らえられていたのです。この帝国元老院議員たちは、自分たちをLords of Restorationと名乗っていました。彼らの存在は、ACTが独立系パイロットを採用してテロリストの秘密通信網を解読した結果明らかになったのです。」

 「Blaine首相は直ちに帝国軍にDarkwaterとの戦闘を命じました。Summerland星系から逃亡した船を捕らえましたが、その船には皇帝本人を乗せた冷凍ポッドがありました。彼女はすぐに惑星Capitolに戻され、現在、皇居の医療チームが看護にあたっています。」

 「IISSはACTの情報に基づき治安活動を開始しました。これにより、元老院とDarkwaterと帝国情報部の間でNMLAに資金と権力を与える長期的な陰謀があったことが明らかになりました。元老院議員のAlberto Gereon、Karl Nerva、Ursula Torquatusおよび他数名が逮捕されました。」

 「ACTは近日中に追加情報を提供すると表明しています。」

3308年2月8日-同盟とSiriusの協定に懸念が高まる

 最近のReorte星系での戦闘はSirius Corporationが同盟との提携条件を疑問視するきっかけとなりました。

 Alliance Tribune紙の政治特派員Vanya Driscollが伝えています。

 「Sirius Corporationのメガシップが同盟の4つの星系に到着したとき、ある程度の市民の抵抗を予想していたと考えるのが妥当でしょう。しかし、Reorte Mining Coalitionから直接攻撃されることは明らかに彼らのリスク評価には含まれていませんでした。」

 「Li Yong-Ruiはこのような紛争が二度と起こらないよう、同盟に緊急の保証を求めました。巨大企業のCEOは自社の顧客による攻撃から従業員を守る義務があると主張しました。」

 「これに対しEdmund Mahon首相は この不幸な事件が一過性のものであることを自ら保証し、Siriusの職員がAlioth、Arimpox、Di Jianの各星系で 歓迎されていることを強調しました。また、同盟防衛軍はSirius海軍の代表であるNikolas Glass提督と緊密に連携していると付け加えました。」

 「しかし、議会では現在、戦略的防衛協定が賢明だったか公然と疑問視する声も上がっています。Nakato Kaine評議員のMahonへの反対は予想通りと見られがちですが、今では彼女に賛同する議員も増え、Sirius Corporationが信頼すべき同盟相手であるという主張を多くの同盟派閥が否定しようとしています。」

3308年2月7日-Aegisの落日

 Azimuthが戻ってきたというAegisの警告にもかかわらず、反エイリアン組織の閉鎖手続きが続けられています。

 Conrad SterlingがVox Galacticaに状況を報告しました。

 「メガシップAlexandria号が敵対勢力に狙われたことが判明し、それは200年の歴史を持つ企業でAdamastor号とHesperus号を所有していたAzimuth Biochemicalsである可能性があります。この新しい証拠に直面して Aegisの高官たちは再稼働を請願しています。」

 「この新しい証拠を考慮に入れてもBaumann ReportはAegisの組織的な失敗の数々を暴露しています。この組織にはサーゴイドを撃退するためにもっとするべきことがあったという幅広いコンセンサスが依然として政治家の間にはあります。」

 「多くの軍の高官は物議をかもすAegisのライバルのSalvationに彼の正体が不明であるにも関わらず、焦点を変更しました。ある帝国海軍提督は『Salvationの方法はサーゴイドの脅威に対抗する上でより効果的であることが証明されている』と簡潔に指摘しています。」

 「軍事スタッフの離反問題も解決されたようです。同盟、連邦、帝国の各艦隊は出向の道を開き、乗組員は軍を辞めることなく自発的にSalvationの艦艇に乗り込むことができるようになりました。」

 「しかしAegisの要求の1つは認められました。Jacob Morales船長とAlexandriaで命を落とした4000人に勲章を追贈する公的な式典が行われる予定です。」

3308年2月4日-Hudson、大統領制の制限を撤廃する試み

 連邦政府がZachary Hudsonの大統領任期を法律で定められた期間より延長する計画を発表しました。

 連邦の大統領の任期はすべて1期8年です。Hudson大統領は3301年6月に就任したため、後任を選ぶ選挙を経て3309年6月に退任する予定です。

 国務長官Lana Berkovichがこの提案を連邦議会に提出しました。

 「私たちは異常な時代に生きており、あらゆる兆候が今後数年間でさらなる困難をもたらすことを示しています。私たちの国民は、特に近隣の超大国の中で見られるような激しい展開の中で、政治的な方向転換を迫られるのではなく安定した舵取りに任せるべきです。」

 「したがって、Hudson大統領に今後の嵐を切り抜けるために8年という恣意的な制限を一時的に停止することが公共の利益になるのです。」

 影の大統領Felicia Wintersは、この提案を非難しました。

 「Hudsonはすでに監視法で連邦憲章を破っているが、今度は彼がいかに憲法を軽視しているかがわかる。これは、民主的に選ばれた大統領ではなく、独裁者の行為だ。」

 共和党の下院議員数名は、しぶしぶWintersに同意し、Hudson大統領にこの提案を撤回するよう求める声に加わった。しかし、Hudson大統領は全閣僚と共和党の大多数の支持を得ているというのが、政治アナリストの見方です。

3308年2月3日-NMLAの通信網解析のための助力求む

 *パイロット連合より速報*

 Affiliated Counter-Terrorism部隊は、NMLAの秘密通信網を見つけ出し、解読する作戦を開始しました。

 ACTのリーダーの1人、Saskia Landau大尉からの要請です:

 「ACTは、未だ誰なのかわかっていないNMLAの協力者からNMLAに提供されたバージョンのOmega Gridを探しています。IISSから出向していたエージェントたちのほとんどは召喚され、一部の上院役員から妨害を受けています。そのため我々は早急に、通信網の解析に協力してくれる独立系パイロットたちの助けを必要としています。」

 「まず初めに、HIP 290星系のどこかにOmega Gridビーコンの発信源を絞り込みました。もしそれを見つけることができれば、我々の戦略の検証になり、さらなる発見につながります。」

 「この通信網を通して贈られているメッセージは、暗号化されている可能性が高いです。我々のアナリストが他のデータから部分的な暗号鍵を作成しました。ビーコンからどんなファイルでも回収できたなら、残りの暗号の解析に役立つと思われます。」

 「もしHIP 290星系にビーコンが見つかった場合、今後の指示をそのビーコンをスキャンしたパイロット全員に贈るようにいたします。」

 部分的な暗号鍵は以下の通りです:

 A = H

 B = G

 C = J

 E = L

 F = K

 L = Q

 M = T

 O = V

 P = U

 Q = X

 S = Z

 T = Y

 U = B

 V = A

 W = D

3308年2月3日-Sirius CorporationがReorteから撤退

 *パイロット連合より速報*

 Reorte Mining CoalitionはSirius CorporationをReorte星系から撤退させることに成功しました。

 Sirius Corporationが同盟と戦略的防衛協定を結んだにもかかわらず、Reorteの支配派閥はSiriusのメガシップChariot of Rheaを不法侵入者であると主張しました。その結果、公然たる紛争が発生しSirius Corporationの敗北に終わりました。

 Reorte Mining CoalitionのCEOであるFergus Cassidyが発信したメッセージです。

 「多くの勇敢なパイロットの支援により、SiriusがReorte星系に深く爪を立てるのを阻止しました。我々の勝利が同盟の指導者たちに悪魔との取引について考え直す説得力があることを望みます。」

 Delfina Dominguez艦長は、Sirius CorporationがReorteから撤退を開始したことを確認した。メガシップChariot of Rheaは Reorteを離れLeesti 星系にジャンプし 同盟首脳との更なる協議を待ちます

 情報筋によると、AliothとSirius星系への許可証が紛争中に支持した派閥に応じて独立系パイロットに割り当てられていることが確認されています

 この事態を受け、同盟議会は緊急会議を開き議論を重ねています。Reorte星系を代表するAinsley Niven評議員は、Mahon首相に警告を発しました。

 「あなたはSirius Corporationにサーゴイドに対する軍事支援を要請しましたが、私たちが保護することを誓約している人々の承認を求めないままです。それは、いかに脅威が深刻であろうと同盟のやり方ではありません。」

3308年2月1日-ACTが帝国の命令を無視

 元老院が業務停止を命じたにもかかわらず、Affiliated Counter-Terrorism部隊は帝国情報部の捜査を積極的に行っています。

 ACTの共同リーダーの1人であるMara Klatt警部がマスコミにこう語りました。

 「我々は、帝国情報部のメンバーがNMLAに支援を行ったと確信しています。Omega Gridの改良版がテロリストに提供され、独自の秘密通信網を構築することができたというのが我々の見解です。Saskia Landau警部からの内部情報のおかげで、NMLAが使用したネットワークに関係する固有の識別子を検出する方法を学んでいます。」

 「我々の行動は政治的な影響を及ぼすかもしれないが、この部隊はNMLA を発見し破壊することに専念しています。どこにたどりつくにせよこの手がかりを追う必要があるのです。」

 Zemina Torval元老員を含む帝国の民間・軍事の指導者たちはこれに怒りをもって反応しています。

 「治安機関を汚染することを許して国民の命を危険にさらせと?もし我々がInterpolやFIAに切り込もうとするなら、同盟や連邦はどう反応するだろうか?」

 しかし、Aisling Duval王女は協力を求めました。

 「もし帝国内の悪意ある集団がNMLAに手を貸したのであれば、その真相を明らかにしなければなりません。私は皇帝自身が依然として危険にさらされていると信じていますし、ACTが彼女の運命を知るために私たちを助けてくれるかもしれません。」