裏技
エルダードラゴン迂回
中盤最大の難関として立ちはだかるボス『エルダードラゴン』。
HPは7万を超え、多彩な状態異常攻撃で苦しめてくる。
しかしエルダードラゴンと戦わなくても、先へ進むことはできる。
そもそもエルダードラゴンの棲むゴルモア大森林は、ルートが二つに分かれている。
一つはエルダードラゴンのいる東ルート、もう一つは幻妖の森に出る南ルート。
つまり、単に南ルートを通って幻妖の森を経由するだけでいい。
しかし南ルートには、エルダードラゴンよりも攻撃力がひと回り高い
ヘルハウンドやキラートマトなどの強力モンスターが多数生息している。
徒歩で進むにはエルダードラゴン以上に骨が折れる危険地帯となっている。
そこでガリフの地ジャハラからチョコボに乗って危険地帯を安全に通り抜ける。
ガリフの地ジャハラからチョコボを30ギルで借り、図の赤い線に沿って移動する。
ひびわれ谷には『はぐれたチョコボ』がいる。
このチョコボはギサールの野菜がなくても乗ることができる。
ここで乗り換えておくと、制限時間に余裕を持って危険地帯を越えられる。
東ルートにエルダードラゴンがいる。
そこを通らず、幻妖の森へ抜ける南ルートを通る。
幻妖の森には非常に強力なモンスターが生息しているが、パラミナ大峡谷へ抜けるルートは短い。
エルダードラゴンを迂回し、パラミナ大峡谷/解けることなき流れへ抜けた。
ここまで来れば安全。
装備変更技
キャラクターの装備を変更すると、それまで行っていた行動が強制的に中断され、ニュートラルの状態になる。
例えばマサムネで連撃を発生させてから最強の矛に持ち替えても、そのまま最強の矛で連撃とはいかない。
逆にこれを利用することもできる。
特に有用な活用法は、実行時間の長いアクションの硬直時間を減らすという使い方。
例えばアイテムは、チャージタイムなしで即時発動できるかわりに実行時間が長いという性質がある。
アイテムを使って効果が出たらすぐに装備を持ち替えれば、長い硬直時間を無くすことができる。
蘇生無敵
戦闘不能から復帰して少しの間は、モンスターの攻撃を一切受けず感知もされない一種の無敵状態になっている。
モンスターの範囲攻撃に巻き込まれても、カウンターで攻撃を受けても、全くダメージを受けない。
ちょうどワープ移動するモンスターのような状態となっている。
ただし味方からのアクションやトラップの被害は受ける。
蘇生直後は少しのあいだ硬直時間があり、すぐには動けない。
しかしその硬直時間は装備変更技で無くすこともできる。
また技の蘇生を二人で交互にかければ、無敵状態でダンジョンを探索することもできる。
魔法命中率マイナス必中
状態異常系の魔法命中率は『魔法の基本命中率+(術者の魔力-対象の活力)』で算出される。
この結果がマイナスになると、以下のような例外処理が適用される。
- 対象がシェル状態 = 必ずミス
- 対象がシェル状態ではない = 必ず命中
ボス・モブは活力が非常に高いため、あらかじめデスペルでシェルを解除しておけば、魔力の低いキャラの状態異常魔法が必中になることが多い。
またモンスター側も同じ処理なので、あまり活力を高めすぎていると、例えばバクナムス族のデスなどは必中になってしまう。
この事態はシェルを常にかけておくことで回避できる。
バグ技
ヘルヴィネックチェイン
通常のモンスターは倒すと2エリアチェンジで再出現する。
しかし特定のモンスターは、倒すとリージョンチェンジ(地域移動)しなければ再出現フラグが立たない。
この特定のモンスターに限り、特殊なチェイン法により1エリアチェンジで再出現させることができる。
具体的には、その特定のモンスターを倒してからEXP・LPが表示される前に、素早くエリアチェンジするだけ。
モンスターがドロップしたおたからを拾う余裕もあるので、慣れれば簡単にチェインを継続できるだろう。
死都ナブディスに出現するレアモンスター『ヘルヴィネック』に対するチェインで初めて確認されたことから
このチェイン法はヘルヴィネックチェインと呼ばれるようになった。
ヘルヴィネックのように、このチェイン法が可能でレアアイテムを持っているモンスターによく用いられる。
別の活用として、最序盤から狩れるレアモンスター『ダスティア』やルース魔石鉱のボス『バッガモナン』に
ヘルヴィネックチェインを用いてEXP・LPを荒稼ぎするというものがある。
ゲームバランスが崩壊するのは間違いないので、普通のプレイを楽しみたいならお勧めできない稼ぎである。
ダスティア狩り
ダスティアは西ダルマスカ砂漠/砂漠の回廊に出現する死神類のレアモンスター。
バトルメンパーのうち少なくとも一人の残りHPが10%未満だと、目の前に突如出現して襲いかかってくる。
はぐれトマトを倒し、新執政官就任式典が終わったあとから狩ることができる。
アンデッドタイプだがセーフティを持たないため、フェニックスの尾をダスティアに使えば即死させられる。
EXPは1098~1101、LPは3。
ドロップは、532ギルで売れるおたから『オルギン』と、火属性ダメージ1.5倍の効果がある『炎の杖』。
ダスティアのダークで死なないように、バトルスピードは遅くしておく。
アイテムはチャージタイムなしなのでバトルスピードに関係なく使用できる。
ダスティアのダークのチャージタイムを伸ばして、撃たれる前にフェニックスの尾を使って倒す。
ゾーン切り替えラインのすぐそばでダスティアの出現を待つ。(左図)
ダスティアにフェニックスの尾が当たったら、おたからをドロップするか見る。(右図)
おたからのシンボルが出現しなかったら、そのままエリアチェンジする。
図ではおたからをドロップしているので拾いにいく。(左図)
おたからは、シンボルが地面に落ちてから判定が出て拾えるようになる。
おたからを拾ったらすぐにエリアチェンジ。(右図)
ダスティアを倒し、おたからを拾い、EXP・LPが表示される前にエリアチェンジできた。
本来ならリージョンチェンジしなければ再出現しないダスティアだが、
右図のあと砂漠の回廊に入りなおせば再出現する。
ダスティア狩りには、フェニックスの尾が大量に必要。
さらにガンビットをカスタマイズできるようになってから狩るほうが安全。
バルハイム地下道/大坑道中央交差区でバッテリーが50%未満のときに出現するスケルトンを狩り、
フェニックスの尾を大量に買い込むための骨くずを仕入れる。(左図)
ダスティア狩り用のガンビット(目の前の敵:フェニックスの尾)を設定する。(右図)
目の前の敵:フェニックスの尾はアンデッドだけに作動するようにガンビットが判断してくれるので非常に楽。
ガンビットが自動でフェニックスの尾を使ってくれるようになったので、
バトルスピードをある程度速くしても狩れるようになる。
チェインレベルが上がると、おたからを拾った時にHPが回復することがある。(左図)
これで再出現フラグが消えてしまうようなことはないが、再び残りHPを10%未満にしないといけない。
砂漠の回廊に入りなおす前に、自分を攻撃して残りHPを10%未満にする。
このとき連撃が出ると非常に危ないので、一回攻撃したらすぐに装備変更技でニュートラル状態に戻す。(右図)
連撃が出てしまっても強制的に動作を中断させられる。
フェニックスの尾が切れたらショップでオルギンを売りフェニックスの尾を購入しにいく。
しかし街へ入ったりクリスタルに触れると、それまで繋げたチェインが切れてしまう。
そのため王都ラバナスタには戻らず、西ダルマスカ砂漠/西境界壁のショップを利用する。
左図ではフェニックスの尾がなくなり、西ダルマスカ砂漠/西境界壁のショップを利用して
右図では再びチェインを繋げている。
ヘルヴィネックチェインに失敗して再出現フラグを失ってしまった場合は、リージョンチェンジを行う。
ただし街へ入るとチェインが切れてしまうので、王都ラバナスタには戻れない。
砂漠の回廊の北東、東ダルマスカ砂漠への道にはアースドラゴンが居るため、序盤は通ることができない。
下図上側のように、陽炎立つ地平からギーザ草原にリージョンチェンジをして再出現フラグを立て直す。
赤色の線は西境界壁のショップへの道のり、橙色の線はギーザ草原への道のり。
陽炎立つ地平から西へ進みゼルテニアン洞窟へリージョンチェンジしてもいい。
長時間連続でチェインするなら、下図下側のように砂漠の回廊の西側を基点に狩りをしてもいい。
しかしクリスタルに触れるとチェインが切れるためセーブができないので、事故には注意。
バルハイム地下道を脱出して王都ラバナスタに戻るとヴァン一人になる。
この期間にダスティア狩りでヴァンのレベルを上げると、バルフレアとフランには影響しないが
バッシュ、アーシェ、パンネロが高いレベルで加入する。
下図左上でダスティア狩りを終了した。
このあとバッガモナン狩りも行いLPを大量入手して、戦艦リヴァイアサンでのジャッジ・ギース戦。(下図左下)
ヴァンのレベルにつられて、バッシュ、アーシェ、パンネロが高レベルで加入している。
ここまでレベルが高ければ、ヘネ魔石鉱のゼリー狩りまでは稼がなくても進むことができる。
実際にそのままヘネ魔石鉱まで稼ぎなしで進んでいる。(下図右下)
バッガモナン狩り
バッガモナン戦では、バッガモナンとその手下たちがエリアを越えて追ってくる。
バッガモナン狩りでは手下三人に対してヘルヴィネックチェインを行う。
手下三人からはそれぞれ5LP獲得できる。
この時点で唯一の範囲魔法ダークで手下を一掃して、一巡で15LPを獲得できる。
ただし手下の中でもリノは『ジャンプ』で約200ダメージを与えてくることがあり、非常に危険。
別に回復役を用意する必要があるが、リノの『ジャンプ』に耐えられないなら、
リノだけあえてLPを表示させてからエリアチェンジを行い、リノの再出現フラグのみ消しておくのが無難。
バッガモナン狩りのための準備。
攻撃役は魔法チャージとターミネートチャージでMPを回収できるが、
回復役はケアルで消費したMPをチャージで回復させる必要がある。
そのためチャージを購入している。(左上図)
バッガモナンの通常攻撃、蹴り、体当たりには沈黙の追加効果がある。発生確率は10%。
沈黙対策にやまびこ草をいくらか購入しておく。(右上図)
左下図は攻撃役、右下図は回復役のガンビット。
バッガモナン狩りはオルタム橋で行う。
オルタム橋はバッガモナンたちの出現速度が最も速いエリアで、狩りの効率がいい。
リーダーは何もさせず、ヘイト値を溜めない。
ヘイト値が溜まっていく攻撃役と回復役が狙われ、リーダーはエリア移動に専念できる。
リーダーはバルフレア以外にする必要がある。
手下三人はバトルメンバーにバルフレアがいれば、ヘイト値を無視してバルフレアを狙う。
左図ではバルフレアをリザーブに下げている。
効率を上げるためにバトルスピードは最速にする。
しかし更なる効率アップを狙って行動時間短縮オプションを習得する際には注意がいる。
ダークのチャージがあまりに早いと、手下全員が出現する前にダークが発動してしまうので
手下全員にダークが行き渡らず、逆に効率が落ちる。
バトルスピード最速では行動時間短縮を2つとるとこの事態がしばしば発生した。
そのため、行動時間短縮は1つだけ習得させる。(右図)
バッガモナン戦では、相手のHPはエリアチェンジ直前のHPが引き継がれるようになっているが、
ヘルヴィネックチェインではそのエリアに出現した時点のHPで復活するようになる。
まずは手下三人の残りHPをダーク一発分まで削る。(左図)
ここで倒すと、残りHPが多い状態で再出現してしまう。
ここでは倒さずエリアチェンジしてオルタム橋に入り直す。(右図)
リーダーはエリア境界線ギリギリの場所でエリアチェンジの準備をする。(左上図)
最後の手下にダークが当たり、ダメージが表示された瞬間に即エリアチェンジ。(右上図)
第一運走路にはオルタム橋で倒した手下たちが即出現する。
しかしこの手下たちを倒してしまうと、次にオルタム橋に戻った時に手下たちが全快して再出現してしまう。
そのため第一運走路では手下を倒さず、即座にオルタム橋に入りなおす。(左上図)
バッガモナン戦は、バッガモナンを瀕死に追い込む(残りHP20%未満)と終了してしまう。
しかしバッガモナンや手下たちは、エリアチェンジ直後にバッガモナンの残りHPが70%未満だと
バッガモナンにハイポーションやケアルを使って回復する。
さらにバッガモナンは闇属性を半減するので、瀕死に追い込んでしまう事態はまずないだろう。
バッガモナン狩り開始から10分過ぎあたりの様子。(左図)
およそ15分の狩りで約200チェイン(=1000LP)繋いで狩りを終了し、抗道入口へ逃げた。(右図)
長距離リーダーチェンジで敵消滅
非常に遠い位置にいるバトルメンバーとリーダーチェンジを行うと、周囲のモンスターが消滅する。
例えばストップやドンムブなどで移動できなくしたキャラクターをエリア入口に置き去りにして進み、
モンスターに出くわしたら置き去りにしたキャラクターにリーダーチェンジして
再び先へ進んだキャラクターにリーダーチェンジしなおすといい。
難関ダンジョンを安全に進みたい時に非常に役立つ。
ゾンビ召喚獣
召喚獣が戦闘不能になると、召喚退場のチャージタイムに入ってから召喚モードが終了する。
召喚退場にも順番待ちが発生し、発動中のアクションが終了してから召喚退場できる。
ここでチャージタイムなしのアイテムを使って召喚退場を順番待ちにさせ、
アイテムの効果が発動したら装備変更技で硬直をなくし、さらにまたアイテムを使う。
これをくり返すと、戦闘不能の召喚獣が召喚退場を発動できず、アイテムが続く限り召喚モードが続く。
さらに事前に召喚獣にデコイをかけておとり状態にしておくと、
ゾンビと化した召喚獣を盾に、アイテムでモンスターを攻撃することもできる。
ゾンビ状態の召喚獣のおとりは効果が切れることがない。