キャラクター/【労働八号】

Last-modified: 2022-05-27 (金) 21:35:39

FFT

言語別
日本語労働八号
英語PSWorker-8
PSPConstruct 8
韓国語노동 8호
ロシア語Конструкт 8

FFTに登場するパーティキャラ。ジョブは鉄巨人で固定。
ジョブアビリティは「作業」。また、カウンター防御力UPのアビリティがセットされている。
ゴーグで発掘された旧文明の遺産。
OFF状態だと球状の鉄塊だが、聖石をはめ込むことで動作し人型ロボットに変形する。
これをゴーグで発見することからChapter.4の一連のサブイベントがスタートする。
ゴルランドの坑道にあった聖石アクエリアスを持っていくと作動し、ラムザを主人と認識して従う。
この時ラムザが動作確認として親友を殺害するシーンはあまりにも有名。


扱いはモンスターと大体同じで、装備もジョブチェンジもアビリティ変更も一切できない。
雷属性が弱点で、雷・水属性以外の攻撃は無効化する。
最大の特徴は常時イノセン状態であること。
「作業」コマンドは反動でHPダメージを受けるため、
アイテム」「チャクラ」「引き出す」など魔法以外の回復手段の確保が必須になる。
移動力は低く上昇させる手段もないが、
8マス射程で高低差・障害物無視というぶっ飛んだ遠距離攻撃「処理する」のお陰で問題にならない。
問題はSpeedがとても遅く、イノセンのため補助も効かないということ。

  • ラムザやルッソの「エール」を労働八号に使えばよくね? ヤツにも効くじゃん。
    • ラムザやルッソの行動が縛られてしまっては本末転倒な気が…。
    • 魔法は効かないのに、応援されたら元気になるって、どんなシステムなんだろうか。
    • 実はSpeedの成長率は忍者並みに高い。
      ただし補正率があまり高くないのと、彼の加入する終盤戦はシーフの帽子などでSpeedを補強するのが当たり前になっており、装備品を身に付けられないせいで他のユニットと大して変わらない速さになっている。
      • 見方を変えれば装備品の助けが無くてもそれなりのスピードに育つということではある。
      • 補正率の低さが心配ですわ…。

使い続けるには愛とロマンが必要なユニット。
それにしても何の作業に使うのか分からないほど物騒な火力である。

  • 飛空艇の解体用とか?
    それにしても「処理する」の遠距離攻撃は明らかに不必要である。
    現場の警備と解体作業を兼任していた辺りが無難だろうか。
  • 某天空の城に出てくるロボットみたいにああ見えても庭園管理用なのかもしれない。

世界に13個しかない(はずの)聖石を動力源に用いた非常に贅沢なロボット

  • それでいて能力は鍛えた人間一人に及ばないという。
    • 単純な能力値だけなら(レベル下げを考慮しなければ)人間ユニットよりも高くなる。
      聖石が無駄遣いというわけでは決してない。
  • 本来は聖石の劣化品みたいなものを使っていたのかもしれない。
  • ほら、FF12の時代にはたくさんあったしさ。作られた当時は一般的なものだったんだよ、きっと。
  • 彼は作業用ロボットである。戦闘は目的外使用なので本来の能力を発揮できないのだろう。
    建築とかをさせれば一日でビルが建つほどの高性能かも。
    • 建築よりは特技的にも解体の方だろう。ビルを3分で更地にできるだろう。
  • 動力源は他に在ったと考えられる。ムスタディオドラクロワ枢機卿と謁見したとき「聖石を近づけると死んだ機械が動き出す」と言っているので動力源としては聖石も該当するだけ。ちなみに↑↑で聖石は当時一般的と書いてあるが同じ場面でオヴェリアが最後に現れたゾディアックブレイブは聖アジョラと言っていることから12以前の遥か昔(もしかしたら神代)から聖石は存在したと考えられる。聖晶石はもしかしたら聖石の失敗作なのかもしれないし。

常時イノセン状態なので、範囲の広いジャ系魔法のターゲットにして敵陣に突っ込ませる、なんて使い方も。
召喚魔法を使えば鉄巨人以外でも同じことが出来るとか言うな。

  • その使用用途で移動力が低いのは致命的である。
    素直に処理してあげましょう。
    • 敵に近付かれないように魔法の効果範囲をZOC代わりに使うという手もある。
      距離を取った相手を「処理する」の射程を活かして一方的に砲撃できる。
  • 算術に強い。

ヘルプメッセージは:

リカイ フノウデス! ソノ メイレイハ ジッコウ デキマセン!

なのだがこの場合ラムザ君は労働八号に何を言ったのだろうか。
やっつけろ」とか「踊れ」と言う命令は理解できるくせに…

  • おそらく「やぁ、調子はどうだい?」とかそういうことを言ったのだろう。具体的命令は理解できても、日常的なコミュニケーションの機能は搭載されていないのだろう。

イベントやヘルプメッセージではカタカナのみで、いかにもロボットらしいしゃべり方。
しかし除名時や離反時のセリフはモンスターのものを流用しており、
ロボットとは思えない不自然なセリフ(妙に哲学じみているなど)もある。


常時イノセン、ステータス異常耐性持ち、とルカヴィとの相性が良い。
聖石を動力源にするなど対ルカヴィを想定して作られてるのかもしれない。

FFTA2

ゴーグ地下坑道で、丸い鉄球が発見されている。
おそらくコイツのことだろう。
となるとFF12の時代より更に昔のもの?になるんじゃなかろうか。

FF14

アライアンスレイド「封じられた聖塔 リドルアナ」のクリア報酬にミニオンとして登場。
登録するとちっこい鉄巨人(?)をつれて歩ける。


リターントゥイヴァリースのラストシーンでラムザ一行の幻影にまさかの登場。
ロボットとはいえ彼もまたラムザの掛け替えのない仲間の一人だったということだろう。
しかしこのシーンは魂たちが黄泉へと還るシーンでもある。14世界の労働八号には特別な自我や魂でも芽生えていたのだろうか。

余談

"労働"はチェコ語で"ロボット"の語源。そこから察するに「ロボット八ちゃん」、発見された地名から察するに「巨神ゴーグ」など、複数のロボット作品のパロディであると思われる。

  • 某国のミサイル(ノドン1号として知られる)を日本のマスコミが
    「労働一号」という名前で報道していたことも元ネタかもしれない。
  • 自分は「鉄人28号」が元ネタだと思ってた。
  • ネーミングの元ネタはドラゴンボール(無印)の人造人間8号だと思う。

FF9にはよく似た名前のキャラが出てくる。