キャラクター/【蛇心のデューク】

Last-modified: 2021-05-03 (月) 22:32:35

FFTA2

戦闘組織デュアルホーン四天王の一人。ン・モゥ族裏魔導士。サブクエストに登場する。
お約束であるン・モゥ族の悪役。好戦的かつ残忍な性格で、明らかに他の四天王のメンバーからは浮いている。


当初デュアルホーンはカミュジャとは直接事を構えず勢力拡大を図る予定だったが、
彼の暴走によりカミュジャとの対立が決定的となりその襲撃を受け、
デュアルホーンの勢力は大幅に減退することになる。
その廉でマクイスらに粛正されそうになるも、自ら依頼を出したガリークランによって助けられる。
どさくさで罪に関しては不問にされるものの、その後も戦闘になると容赦なくガリークランに襲いかかってくる。


実は3拠点同時侵攻作戦の情報を漏らしていたのは彼であり、
敗走後は計画失敗の責任をすべてマクイスに被せるため、ウサミミ少女にゾンビパウダーを盛る。
目論見通りマクイスは自らの記憶を差し出しウサミミ少女を助けようとするも、
すべてを忘れる寸前になってデュークの企みに気付き、両者は決着をつけることになる。
好き勝手な理屈をほざきながらは万全の体制でマクイスを迎え撃つデュークではあったが、ガリークランがマクイスの援護についたこともあり敗北。
「力こそすべて」の哲学に基づいた行動であったが最後はすべておシャカとなり、ガレリア洞窟の奥に没した。


戦闘時は、率直に言ってあまり強くない。
ン・モゥの宿命ゆえスピードが遅く、さらに裏魔法はMPを食う魔法が多いため、必然的に攻撃と攻撃の間がかなり空く。
ダメージでMPを回復するため半端に手を出すと手痛い反撃を食らうこともあるが、
逆に放っておけばMPの補充には時間がかかるためその間に取り巻きをのしてしまえばよい。
スピードブレイクスロウでターンリロード自体を遅くしてやればなおさらである。
その後は一斉攻撃で終わらせるなり、寝かせて装備引っぺがすなりお好みで。


そのような経緯があってかデュアルホーン四天王の中では最も戦う機会が多い相手である。
ただサブクエスト「三点同時進攻戦」まではデュアルホーンに所属するン・モゥ族のユニットと組んだ布陣だったが、
最後の戦いとなるサブクエスト「最後の記憶」ではデュアルホーン本体からも見限られたのか、
固有の名前が定められていない各種族のユニットと組んだいわゆる寄せ集め的な布陣に変わっている。
しかもその集まったユニットも攻撃魔法やマジックバーストなどが使えない導士や味方側でもまともに使えない魔砲士学者など
見た限りではとても微妙なユニットばかりである。
好戦的な性格ではあったがやはり戦いを有利に進めるほどの努力家では無かったと言える。