ジョブ/【学者】

Last-modified: 2023-09-12 (火) 09:16:24

FF3以降登場するジョブ。
学者、というからには知性派の様な印象を受けるが、
初登場のFF3では「で相手を殴る」武闘派ジョブであった。
リメイク版FF3や後年の作品では魔法に関する能力も保持している。
一説によれば、FF2の有名なバグ技「魔法の本装備」を元ネタとして作られたジョブらしい。

  • ファミ通の冊子で付いてきたDS版FF3の攻略本にも「バグから生まれたジョブ」と書かれていた。
    • まあファミ通の冊子じゃ真偽のソースにはなりそうにないが。「ネットの噂をそのまま書きました」とかやってても驚かん。
      • 実際、ファミ通ワンダースワンで似たようなことやらかしてるよ。ファミ通WS事件で検索すれば出てくる。

FF5ではジョブとしては登場しないが、モブのキャラグラフィックとして使われている。(古代図書館、リックスの村、サーゲイト城などに登場)


FF3

火のクリスタルの称号の一つ。
知的そうな外見とは裏腹に、手に持ったもしくは辞典で殴るのが攻撃方法。なんと野蛮な。
対象の現在/最大HPを表示する「しらべる」と固有コマンドは敵の弱点属性を暴く「みやぶる」。
バリアチェンジを使うボス・ハインのためだけにあるジョブで、能力的にも最低のため、この先使われることはない一発屋。
とはいえ、攻撃の際に本を何回も振る姿は必見。やっぱり本の角で殴っているのだろうか。
まあ学者の名の通り敵のHP/弱点という「情報」を知るためのジョブだと考えれば悪くはない。
敵の情報を把握しているか否かの差は決して小さくない。体力の低さは如何ともし難いが。

  • 確かに、学者が読むような本は殴ったら人を殺せそうなものばかりである。
    まぁ学者でなくてもそういうのを持ってる人はいるけど。
  • 某「われらホビーズ!ファミコンゼミナール」では、学者(役のキャラ)の攻撃手段が「二冊の本で、夏休みの宿題をやっていない敵にダメージを与える」というどうやってダメージを与えるのかわからない解釈がされていた。

能力的に見れば知性が高く力・素早さもわりと高め。が、体力の低さが酷すぎる。
伸びない区間の「たまねぎ」と同等以下という虚弱さはとにかく酷いの一言。
Lv50時点での体力はなんと1桁。当然このジョブばかりでレベルを上げるととことんHPがヘタれる。
DS版で学者は大幅強化されたが、この虚弱さはしっかり引き継がれた。
 
ちなみに、FC版でもハインはバッカスの酒を使えば物理ジョブで押し切れてしまう。
レアアイテムを惜しまない、かつ学者を使うのが面倒という人はそれで乗り切ってしまうとよい。


唯一にして最大の活躍場所はハインの城だが、道中はシーフのとんずらで逃げ戦力を温存したいため、ハイン戦直前にジョブチェンジする活用が一番効果的。
それが影を薄くしている一番の原因である。
また、「がくしゃのぼうし」「がくしゃのふく」共にこの時点では白魔導士・黒魔導士にとって有用な防具のため、用事が済んだら装備だけが使われるのも影を薄くしている原因である。

  • とんずらで逃げて戦力温存、なんて割と特殊なプレイのような……

体力の低さゆえ常用しすぎは考え物なジョブだが、本をマメに持ち替えて相手の弱点を突いていけばザコ戦ではいい仕事をしてくれる。
イメージ的に魔法系ジョブから学者にスイッチさせたくなるが、学者のウリは「属性武器で殴れる」ことなので、
戦士かモンクのいずれかで過ごしてきたキャラを学者にして、白魔・黒魔で通してるキャラは現状維持したほうがよい。


グラフィックの髪型が前作のゴードンに似てる。
ヘボジョブとヘタレキャラ。何の因果か…


ジョブチェンジに必要なキャパシティは、以下の値からチェンジ先のジョブの熟練度-1の値を引いたものになる。ただし、計算結果がマイナスの場合は0になる。
たまねぎ剣士:16
戦士:16
モンク:24
白魔道師:8
黒魔道師:16
赤魔道師:8
狩人:16
ナイト:16
シーフ:32
風水師:24
竜騎士:24
バイキング:40
空手家:40
魔剣士:40
幻術師:20
吟遊詩人:8
魔人:32
導師:16
魔界幻士:60
賢者:40
忍者:80
白魔道師・赤魔道師・吟遊詩人が安くなっている。

FF3(DS・iOS・Steam版)

戦闘中のアイテム使用時威力が2倍」「レベル3までの黒魔法を使用可能」
「『みやぶる』の効果が『しらべる』に統合され、イレース効果も付加」
などの便利な能力が追加され、FC版よりもかなり使いやすいジョブとなった。
ただし、体力補正が全ジョブ中最低なので、このジョブでレベルアップすることは絶対に避けたい。


知性も最高クラスの高さとなっており、攻撃アイテムを確保できればかなり有用。
シーフが盗みまくったりアイテム増殖技を使うなどして対処しよう。
ボス戦前だけ学者にジョブチェンジし、
温存しておいた各種攻撃アイテムを惜し気もなく使いまくる、というのも強い。
天狗のあくび」でのガルーダ瞬殺は有名。

  • 知性の高さによって、レベル3までの魔法も本職である魔道士系を超える威力を発揮する。
    学者を道中で使いたいがアイテムをボス戦まで温存したい、という場合に有効。
    移動中はアイテム2倍効果が発揮されずポーション系の回復量を増やせないが、その代わりにケアルケアルラで回復役を担当できる。

どのキャラも眼鏡を掛けている。アルクゥはまさに似合っている。
また、レフィアのツインテールを見られるのは学者のみ。絶対領域もある。
ルーネスイングズは後ろにマントがある。


攻撃アイテムのブースト効果に隠れているが、
回復アイテムの効果を2倍化できるのも地味に便利だったりする。


使い勝手・活躍しやすい場面共にFC版とは対照的になった印象。
アイテム集めの手間を惜しまないのであればシーフと組ませ、惜しむのであればボス戦にピンポイントで投入すると良い感じ。

FF3(PSP・android版)

アイテム増殖技がなくなったため、シーフと組ませる事がほぼ必須。
それでも毎回アイテムを使っていては足りなくなるので、レベル3までの魔法や杖・棒、そして本での物理攻撃なども活用していく必要がある。

FF3(ピクセルリマスター版)

白黒魔は再び没収されたものの、DS版以降と同様に「しらべる」が「みやぶる」の効果を併せ持っていたり、
回復アイテム・攻撃アイテムの効果が2倍になる「アイテムのちしき」は引き続き残されている。
やはり攻撃アイテムを積極的に使いたい場合は意図的な稼ぎが必要。
バックアタックされるたびに即死するのも日常的で、ファミコン版同様、ハイン戦以降で使うのは趣味の域。
特定のボス戦で手持ちアイテムを投げつけまくり、短期決戦に持ち込むような使い方は出来るかも。

  • 「しらべる」からイレースの効果が無くなったという意味でもDS版ベースの学者より弱体化している。
  • ハイン戦以降で弱点を持ち属性攻撃のアイテム攻撃を活かせるボスは以下の通り。学者以外の方が対抗しやすいのではとか言ってはいけない
  • 弱点無しの相手にもチョコボのいかりがDS版に引き続き(入手確率は低いものの)雑魚敵のドロップアイテムとして量産可能なのが救い。

相変わらず(たまねぎ剣士という例外を除けば)体力は全ジョブ中最も低い。
幻術師も互角レベルで低いため「ダントツで低い」というわけでも無いが、他ジョブとの差は大きい。
登場時期にしては場違いなまでに高い知性が特徴で、魔人に次いで高い。
力・素早さもそこそこ高く、力は狩人と互角。
ただし武器の性能は壊滅的。序盤で手に入る3種の本は命中率70%というノーコンっぷりであり、
海上で光の本を使っても戦士のサーペントソードのような活躍は見込めない。
後半は更にひどく、各種辞典がサロニアの宝箱で手に入る非売品からインビンシブルの自販機の商品に戻ったが
周りが攻撃力80~110、命中率95くらいの武器を手にする頃に攻撃力53、命中率80という貧弱っぷり。
既にこの時期に学者はパーティーにいないと思うが、最後まで使うならこれが最強装備となる。

  • このジョブを常時連れまわすメリットは限りなく薄い。
    レベルアップのHP成長に甚大な被害を与える事もあり、ボス戦前に着替えてアイテム投げるだけにするのが良いだろう。
  • 防具の面でも最強の体防具が学者の服。オリジナル版通りといえばその通りだが、これでは……

以下詳しい検証が必要な項目
戦闘中に使用するアイテムの攻撃力自体が魔法の半分くらいの威力に設定されている?
知性を同じくらいに合わせた熟練度1の学者と魔人で一緒にチョコボの怒りを投げた時、
学者は5000前後、魔人は2200前後と確かに倍以上のダメージ差が出る
しかし魔人が自前のフレアを唱えた場合、学者と同じくらいの威力が出る
アイテムで発動する魔法の攻撃力は設定された魔法の半分の威力で、
「アイテムのちしき」を使ってようやく魔法と同等の威力になる、が正しいかもしれない…
もしくはアイテムによるダメージに知性が関係していない可能性?

  • 魔法ダメージ計算がFC版とほぼ同じのため魔法防御1、魔法回避0、魔法防御回数0の敵相手に試せば基礎威力の算出が可能(最終ダメージに1.0倍、1.1倍、1.2倍のブレ幅があるので注意。
    3パターンのうち一番低い値で計算すればOK)。
    フレアは基礎威力520、チョコボの怒りは基礎威力250で知性によるダメージの底上げと魔法攻撃回数の変動は存在している。
    チョコボの怒りは学者が投げることを前提に作られているようだ。
    他の魔法ダメージアイテムはフレアほど露骨に下げられてはいないが概ね減少傾向にある模様(サンダガ180、神々の怒り160など)。
    またアイテムの知識は最終ダメージが2倍になるわけではなく基礎威力部分が2倍になる模様。
    • 最終ボス相手にチョコボの怒りを使わせた結果、高熟練度で9999出せるがダメージ限界突破はしないので最低13個必要になる。
      1個分節約したければ、最初にかすり傷を与えておくと良い。

密かにFC版では装備可能だったパワーリストが装備不可能に。
素のステータスが低い学者にパワーリストの補正があれば少しは打撃力の向上も見込めただけに残念である…
幸い装備可能な守りの指輪に上位互換のステータス補正+属性耐性があるので回してあげたい。
……その時期に学者を使っていれば、だが……


基本ハイン戦でお世話になるのが通例だが、属性攻撃アイテムが種類・数量共に充実しているのであれば、アモン戦の時も使ってみるのも悪くない。
弱点は無消費で調べられるし、バリアチェンジ後にアイテム二倍効果で弱点を突けば面白い様に大ダメージを与えられる。


実際にYouTubeで動画をアップされているが、
それを見る限りは全員学者でラスダン攻略するのは不可能ではないが、はっきり言って厳しいと思われる。
やるのなら攻撃アイテムの消耗具合が激しいため、4色のガ系魔法アイテムと大地のドラムと白の香り辺りは大量に所持しておきたい。
時には節約のために物理でぶん殴る選択も考慮に入れたほうが良いか。
チョコボの怒りは全属性耐性持ちのボスキャラと一部ザコに有用だが、調達はあまり現実的ではない。
乱用は避け、ピンポイントで使う切り札としてとっておこう。
回復は戦闘中のハイポーション、リリスの口づけで。時にはエリクサーも使うこともあるかもしれない。

FF4TA

ダムシアンの秘書、ハルの肩書き。
ただし正確には「秘書」であり、「学者」ではない。
コマンドもぜになげみやぶると、他作品の学者とは一線を画している。

FF11

詳細はこちら→学者


アルタナの神兵で追加されたジョブ。「『シュルツ流軍学』を学んだ軍学者」を指す。
グリモアにより白魔法黒魔法それぞれに秀でたモードへ切り替える魔道士。
素の能力の低さと切り替え間の空白が難点だが、各エキスパートに劣らぬ活躍も可能。
その為にはサポートジョブに応じた立ち回りとアビリティの活躍が求められる。

FF12

NPCに居る。設定上はあるというだけだが。
このジョブについての兵法に記された古代の書物を手にすることで、
物質系モンスターからのおたからを追加入手できるという。

FF14

学者/SCH
メイン武器魔導書リミットブレイクLv3エンジェルフェザー
ロールヒーラーベースクラス巴術士

詳細はこちら→学者


新生エオルゼアから追加されたジョブ。今作では回復役。
味方を支援・指揮する軍学を修めた「軍学者」としてフェアリーと共に戦う。
バリアヒーラーと呼ばれるタイプで、ダメージの割合軽減や一定値のダメージを無効化するバリアの使用が得意。
ただし白魔道士と比べ純粋な回復力は低く、事前の判断力が求められる。
フェアリーを使役する挙動やアビリティの独特さもあり総じてテクニカルなジョブとなっている。


本編より前時代、ある国で前衛を支援する少数精鋭の魔道士として知られていたが、滅亡と共にその技術も失われた。
だがその技術復興を目指す者が現れ、プレイヤーは優れた巴術の腕を買われ共に軍学を志すことになる。

FFTA2

ン・モゥ族のジョブとして登場。武器は書物
クエスト「がくもんのススメ」終了後、賢術×1、時魔法×1でチェンジできるようになる。
アビリティの「知識」は種族限定や敵味方お構い無しの全体攻撃魔法があり、
属性吸収をうまく使いこなせば、算術同様に使っていける。


幻術士とある意味かぶっているためか、微妙な印象もあるが味方全体を攻撃できるのがポイント。
吸収属性は勿論のこと、使用MP吸収などで仲間全体のMPを回復する手段にもなりえる。


何気に物理攻撃の成長率がナンバー1

  • その成長率はなんと闘士やバスタードなどと言った前衛ジョブと同レベルである。肉体派過ぎる。
  • その一方で魔法攻撃の成長率はン・モゥ族のジョブの中では低い方なのでレベルアップの際は要注意したいところ。
  • ンモゥにしては防御力とスピードが上がりやすく魔法のつよさが十分に上がったンモゥの育成に向く。

光の4戦士

アイスドラゴンを倒すと武道家と一緒にクリスタルから授けられるクラウン
敵を弱体化させる事に特化している。
クラウンの特性はを装備するとHP以外の能力が10%上昇すること。
初期状態でのアビリティは「ひりき」。
レベル2は「なんたい」、レベル3は「あしどめ」、レベル4は「じゃくたい」。


アビリティはいずれも強力だが、全体的に命中率が低いのが難点。


学士帽のせいか賢く見える。


防御要員としては精霊使いの方が使いやすい。


アビリティはいずれも敵の能力を下げるもの。
光の4戦士の敵モンスターは、ステータス異常耐性がない、もしくは即死・石化・呪いの3つだけ、というヤツがほとんどなのだが、たまーにステータスダウンに耐性を持った敵がいる。
攻撃魔法を持たせるか、いい本を装備させて殴るなどの手も用意しておくべきだろう。

FFB

ミラルカ地方のエリア「海竜の神殿7」をクリアすると獲得できるジョブ。
上位ジョブの導師の入手条件になっている。


グラフィックはFF11の学者アーティファクトスカラーアタイア」を参考にしたものと思われる。


得意アビリティは「魔」だが、得意武器は「格闘」になっている。
これはFFBでの本系武器の分類系統が格闘扱いになっているため。

PFF

デザインはFF3DS版。黒魔道士Iから派生するジョブ。
武器は波動。初期装備は原初の牙?
グレードIIIでジョブアビリティ「みやぶる」を覚える。
黒魔法が得意ではあるものの、知性はそこまで高くはない。
むしろ力が強いので殴る方が向く。

FFRK

主人公デシのジョブが「歴史学者」となっている。
デシは何でも装備できるキャラだが、必殺技付きの武器は多くがで統一されている。

チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮

チョコボシリーズ/【学者】