システム/【召喚石】

Last-modified: 2023-08-24 (木) 20:22:11

DFF

本作における召喚システム。
自動で発動するタイプ(Auto)とR+○で任意で発動できるタイプ、そして敵召喚に対しカウンターで発動する3タイプに分かれている。
その全てがブレイブに関わる効果を持っており、うまく使えば不利な戦況をひっくり返せる重要な要素。
しかし基本的に戦闘中一回しか使えないので注意。
ストーリーモードで拾うか、ステージクリア時のボーナスとして貰うかで手に入る。
おなじみの面子から懐かしい奴らまでその数は非常に多く、50種類以上にのぼる。


演出はムービーが流れることもなく使用者のHPの上に召喚獣の絵が出て光るのみ。
それでも開発の初期段階に比べれば、演出は随分追加されたらしい。*1
それに、対戦中にムービーが入るとバトルのテンポが間延びする可能性が高いので妥当な演出。
効果音やエフェクトなどは各召喚獣で違うので、その違いを楽しむのも良いと思う。

同じ召喚獣でもAUTO版とそれ以外とで演出が異なる。


上記の説明どおり、AUTO発動と任意発動(以下マニュアル)とカウンター発動がある。
AUTO発動はあくまで同名のマニュアルの召喚石を自動発動化させたもので、特定の条件下でのみ発動する。
自由に発動させられない分、マニュアルよりも入手方法が易しくなっている。
 
マニュアルはその通り、プレイヤーの任意で発動させられる。
その分入手条件は若干難しくなっている。
ちなみにマニュアルはAUTOよりも効果時間が長い。
 
カウンター発動は、敵召喚発動時にカウンターとして発動する。
ただし、ラムウの「裁きの雷」、アスラの「王妃の加護(封印)」に対してはカウンター不能。
当然のことながら、両方がカウンター発動型だと両方召喚獣が使えない。


一戦闘中に1回という制限のほか、召喚石自体にも使用回数が設定されており、その回数分使用すると「チャージ状態」という使用不可状態になる。
チャージ状態は規定の回数戦闘すると解除され、残使用回数が初期値に戻る。
使いかけの召喚石の使用回数を回復することはできない。

マニュアルは一部の例外を除き使用回数2回、チャージ解除6戦。
AUTOは使用回数3回、チャージ解除3戦。
マニュアルは使いやすさと性能でAUTOに勝る分、回数制限が厳しめに設定されている。

  • コスモスジャッジの反撃への導きが発動した場合のみ、使用済み・チャージ無関係で再度使用できる。
    特定のアクセサリにはチャージ量を増やす効果がついているので是非活用しよう。
    召喚石を装備しなくとも戦闘をすればチャージされる。

装備しなおすのが面倒な人向けに「リザーブ機能」というものがある。
5つまで召喚石をセットし、装備中の召喚石がチャージ状態になると、次の順位の召喚石がすぐさま装備されるというもの。
上の順位の召喚石がチャージ完了するとすぐにまた上位の召喚石を装備するとあるが、実はこの説明に不備がある。
上位の召喚石を装備するのは間違いないが、装備中の召喚石がチャージ状態にならないと発動しない。
中途半端な召喚石のつまみ食いもまた困った状態になるので微妙なところではあるが。


CPUは召喚石の効果があると、攻撃パターンが変わることがある。
全体的にHP攻撃を多用するようになる。


FF12の召喚獣は一体も登場しない。
FF12のファンは残念に思っただろう。
せめてゾディアークくらいは出して欲しかった。


CPUは負けが確定するHP攻撃を受けると、必ずと言っていいほど召喚石を発動させる。
使っても逆転できない場合でも発動させる。

  • 代表的なのはこちらがマッチブレイブの場合のオメガ。カオスもよくやる。

種類が多いため、どれを装備するか悩む。
あまり召喚石に頼らないなら、とりあえずイフリートやバハムートのような地味なものを装備しておくといい。
悩むくらいならあえて装備しないのもアリ。
そうすれば、「(相手が)召喚を未使用」と「(相手が)召喚を使用済み」を両方とも無力化できる。

一覧

登場する召喚石と発動時の名称、その効果一覧。
アイウエオ順。詳細はリンク先参照。

名称技名効果(発動条件)AUTO召喚石の発動条件
名称技名効果(発動条件)AUTO召喚石の発動条件
アスラ王妃の加護?(破壊)相手の召喚石を使用済みにする(使用回数が1回減る)---
王妃の加護?(封印)相手の召喚石を使用不可にする
王妃の加護?(強制使用)相手の召喚石を強制的に使用させる
アトモス重力物体199相手のHP攻撃を受けたとき、ダメージ分ブレイブ値を上昇させる---
アルテマウェポンフレアスター使用後一定時間経過すると相手のブレイブをBREAKさせる---
アレクサンダー聖なる審判自分のブレイブ値を一定時間固定するマップブレイブ入手時
イフリート地獄の火炎ブレイブ値を1.5倍にするマップブレイブ入手時
オーディン斬鉄剣50%の確率で相手ブレイブをBREAK相手がブレイブが自分のHPを上回り
かつ自分がブレイク状態でない時
オルトロスタコじるしのすみ一定時間相手は両方のブレイブが見えなくなる---
オメガ波動砲一定時間相手ブレイブを大幅ダウン---
カーバンクルルビーの光相手ブレイブを自分と同じにする自分のブレイブが0
カイナッツォ大津波相手ブレイブを固定する(相手が召喚石を使用する)---
ギルガメッシュエクスカリバー自分のブレイブが3倍---
エクスカリパー自分のブレイブが1
クラーケン水の秘法?一定時間後、相手と自分のブレイブを交換---
コヨコヨ加速装置?ブレイブが半減した後、一定間隔でブレイブが上昇する---
サボテンダーはりせんぼん相手ブレイブを1000減少させる---
シヴァダイヤモンドダスト一定時間相手ブレイブの上昇を封じる相手のブレイブが0
神竜無秩序の氾濫?(カオス専用)ランダムでさまざまな効果が発動、何度でも使用可---
スカルミリョーネ呪い相手ブレイブを0にする(相手が召喚石を使用する)---
タイタン大地の怒り一定時間の間、ダメージを受けるたびにブレイブ値3倍---
チョコボチョコボキック互いのブレイブの数値をランダムで入れ替える---
ティアマット風の秘法?一定時間後、ブレイブ3倍---
デスゲイズレベル5デス5の倍数のブレイブをBREAK---
鉄巨人なぎ払いダメージを与えるたびに相手のブレイブ半減---
デモンズウォール守りの魔壁?一定時間ブレイブの減少をガード自分のブレイブが基本値の半分
テュポーンはないき相手ブレイブをランダムで1桁吹き飛ばす---
トンベリみんなのうらみ発動後徐々に相手側へ近づき
自分が受けたHPダメージ分相手ブレイブを減少させる
---
バハムートオーラ一定時間ブレイブを上昇させるブレイブが基本値の半分以下
バルバリシアミールストーム互いのブレイブを入れ替える(相手が召喚石を使用する)---
フェニックス転生の炎一定時間BREAKを封じ、さらにブレイブを基本値まで回復するブレイブが基本値の半分以下
ベヒーモスおたけびブレイブを2倍にし、その後一定時間減少し続ける---
ボム自爆一定時間後自分のブレイブ分相手ブレイブにダメージ---
マジックポットものまね?相手ブレイブをコピーする相手のブレイブが基本値の3倍
マリリス火の秘法?一定時間後相手ブレイブを固定する---
マンドラゴラ光合成?一定時間ブレイブ回復を加速する---
メーガス三姉妹デルタアタック相手ブレイブを半減し、一定時間基本ブレイブも半減するマップブレイブを入手された
モーグリモーグリダンスランダムで他の幻獣の効果が発動
発動時はその技名が表示される
---
モルボル臭い息一定時間相手に近づくと相手のブレイブを減少させる---
ラムウ裁きの雷一定時間相手の召喚石を封じるマップブレイブを入手された
リヴァイアサン大海嘯一定時間相手ブレイブを減少し続けるマップブレイブを入手された
リッチ土の秘法?一定時間後相手ブレイブを0にする---
ルビカンテ火炎流ブレイブが3倍になる(相手が召喚石を使用する)---

UT版

バトル中の召喚石にAUTOは「A」、マニュアルは「R+○」、カウンターは「C」が表示されるようになった。
当然相手の召喚石には表示は無いので戦闘中に相手の召喚獣を見分けることはできない。

DDFF

以下の召喚獣が追加された。待望のFF12・FF13の召喚獣も登場。
各召喚獣につき1種類の追加なので若干少ない。
AUTOと分けて2種類ずつの追加くらいは欲しかった所。
登場作品が少なかったり登場自体ないものを選んだのでグラフィックの面などを考えて断念したのだろう。
どの召喚獣にもAUTOの表記は無いが、死の天使ザルエラはAUTO発動のみで戦闘中には「A」の表記がある。

一覧

(五十音順)

名称技名効果(発動条件)
名称技名効果(発動条件)
カルコブリーナひとみ相手のBREAK状態を強制的に解除する
死の天使ザルエラディバインデス相手ブレイブをBREAK(相手ブレイブが9999)
シルドラサンダーストーム発動中の召喚獣の効果を消し去る
真竜パラドクスの咆哮?(CPUデスペラードカオス専用)ランダムでさまざまな効果が発動、何度でも使用可
聖天使アルテマ完全アルテマ一定時間、EXブレイクorアシストブレイクされた時に自分もマップブレイブを獲得する
バブイルの巨人ルナティック・レイ?お互いのブレイブの30%をマップブレイブに移動する
ブリュンヒルデムスペルフレイムマップブレイブを2倍にする
一定時間ブレイブ基本値が2倍になる
ヘカトンケイルガイアサルヴォーマップブレイブを0にする
ランドウォームすいこみ一定時間、相手から遠ざかるほど相手のブレイブが減少する

FFB

2012年4月19日から、召喚獣やレジェンドがこのシステムに変更された。
イベント中に出現する緑チョコボがくれる他、キャンペーンでも入手できることがある。
幻獣戦で全力攻撃を指定することで召喚獣(レジェンド)が持つスキルをぶっ放す。
ダメージは自分のATKの召喚石のBRVを元に決まる他、弱点を突くと更にダメージが増加する。
使用回数に制限がなくなった代わりに使用するまでの過程が変わった。
召喚石を装備して幻獣と戦うと、通常攻撃で1ポイント、全力攻撃で3ポイントだけチャージされる。
召喚石ごとに決められた数値までチャージされると使用できるようになる。
使用後はチャージが空になり、再使用時は再びチャージする必要がある。

チャージは地道に幻獣と戦って貯める他、
フェニックスの羽を使用して装備中の召喚石を1個だけ最大までチャージすることが可能。


ちなみに、仕様変更時までに残っていた召喚回数はハイポーションになって配布された。
それまでに何かしらの召喚を使いきっていたプレイヤーには
使いきったレジェンドの同じ召喚石が配布されたようだ。


召喚石にはコストが存在しない代わりに召喚石のレア度や成長速度ごとにチャージ回数が決まっている。
成長速度が遅いほど、レア度が高いほど要チャージが多くなる。
必要チャージ数は上限進化させることで減らすことができる。
入手しやすいRは上限強化しやすいこともあって威力が低い分素早くチャージできるが、
基本的に入手が困難なSRになると威力は高いがなかなかチャージが完了しないということになる。

またアビリティや武器のように強化でレベルを上げることも可能。
レベルを上げることで召喚技のダメージのもととなるBRVを底上げすることができる。
それに伴って新しく「召喚の印」各種が入手できるようになった。
イベント中に幻獣を撃破したりイベントボスの撃破で手に入ることが多い。


*1 アルティマニア 687頁