FF12
【ヴァンとの出会いで彼女の心に変化が生まれる…。】
アーシェの人物紹介より。
公式HPにも載っている有名な一文だが、
発売直前に出たワールドプレビューや攻略本には見られない。
そして本編は、というと…。
どうみても詐欺です。本t(ry
- 発売前だったから色々妄想できた言葉。
それこそ空賊ルーキーの主人公ヴァンが色々宿命背負ったヒロインの皇女アーシェをFF9のジタンがガーネットをさらうようにキザな誘拐をして、FF10のティーダとユウナみたいな恋愛イベントを二人がやって、アーシェがラスボスにさらわれるなりなんなりされてそれを助けるためにヴァンが身を挺して巨悪に立ち向かっていく―――みたいなストーリーかと皆思ってたんじゃないのかなぁ。同じスクエニで働いている人たちも。
この言葉が出された当初はまだヴァンの性格もイマイチよくわからなかったし
パンネロの存在も発表されていなかったから。 - 共に力を求めたため破魔石による幻が視えていた事と、大灯台での台詞などから、
「ヴァンとの対比でアーシェの心の変化を表している」と言うのが正しいと思う。 - この発言の真意が集約されたセリフがこれ。
身分は違うが、戦争で肉親を失い復讐を望む「同じ境遇の二人」が出会い心境が変わるという意味。
つまり心の変化とは復讐心の変化で、ラスラの影がそのサインになっている。
「男女の関係」を期待していた人にとっては肩すかしかもしれないが、松野氏は「恋愛を描くのは不得意で野島氏に敵わないので、違う方向を目指す」と語っていたわけで。 - 彼女は共に行動する仲間や旅で出会う人々。また敵である帝国と軋轢しやがて変化していく。
つまりはヴァン一人が変えていく訳ではないが、アーシェにとって彼の役割は彼女との対比にこそある。
復讐を求め破魔石に囚われ続けるアーシェと、過去を断ち切り彼自身の夢を追い求めるヴァン
ヴァンがアーシェにレックスの死を忘れる事が出来ず、故郷で燻り続ける自分を見て己を見つめ直した様に
またアーシェもヴァンに復讐を捨て、夢を追い求める自分を見て変わる切欠を掴み取っていく。
つまりはそういうお話である。
全体の流れを見てみると実際にそれなりの影響は与えていると言えるだろう。
…ただそれが当人の出番や見せ場と関連しているわけではなかっただけのことである。
- ヴァンとパンネロがいなかったらパーティに癒し役というかムードメーカーがいないので相当殺伐とした旅になっていたかもしれない。その結果アーシェが頑ななまま復讐を捨てないなどの問題は起こったかもしれない。
一般市民の同年代の等身大の男の子と女の子との旅はアーシェに地味だがかなりの影響を与えているだろう。……一応バルフレアも年齢は近いが(22歳)。- 仲間同士の関わりが希薄だがFF12のパーティは決して仲が悪い訳では無い。
ただ3人中2人が(元)帝国サイドであるゲストキャラクターとは立場上警戒せざるを得ないので
アーシェと彼らとの橋渡し、または空気の緩和として重要な役割を任せられている。
- 仲間同士の関わりが希薄だがFF12のパーティは決して仲が悪い訳では無い。
一応お前はやめての言い方がだんだんやわらかくなってきてるんだよな
- 「お前はやめて!」
「お 前 は や め て」
「お前はやめて…」
「お前はやめてよ…」
って感じでなw
関連項目:セリフ/【バルフレアーッ!!】
DDFF
DDFFのヴァンのストーリーでは、文字通りとある少女の心に変化を生んでいた。
FF12本編よりもヴァンが主人公やってる代表的行動の一つ。
- 本編でもこれくらい活躍できていれば、上記の人物紹介も看板に偽りなしと言われただろう。
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジーinいただきストリートSpecial
FF12発売前に宣伝キャラとしてヴァンとアーシェがセリフはないが参加。
この作品のアーシェのプロフィール説明がこれ。
解釈はプレイヤーによって様々だろう
バレンディア大陸 オーダリア大陸の回廊として位置する小国
ダルマスカ王国の王の一人娘にして 唯一の王位継承者。
王国がアルケイディア帝国に占領された後 祖国解放のために
レジスタンスに身を投じる。
帝国軍の激しい追撃の中 自分の無力さにくじけそうになるが
その時出会ったヴァンという少年が彼女を変えていく……・
- まあヴァンと出会わなきゃ復讐心に凝り固まったままだったろうから嘘じゃないけど勘違いされそうな説明である。
- ↑同意。まるきり嘘ではないあたりが非常に納得し難い。もうちょい二人の関係性(影響与え合うような)は掘り下げてもよかったと思う。別に恋愛でなくていいから。ヴァンにはパンネロいるし