ブロンズシリーズの次に入手することになるのがこの鉄で出来たアイアンシリーズ。
ブロンズシリーズを凌ぐ防御力なのだが、店に並ぶタイミングが微妙なために
「アイアンシリーズは買わずに金貯めて、次の町でミスリルシリーズを買おう」
と思われてしまいがちで影は薄い。
中盤手前では、鉄や鋼の防具を購入するのが目標になる場合が多い。
FF4のものはカインの初期装備として登場。
しかもアイアンシリーズのフル装備であった。強い。
が、カインがプレイ開始早々パーティを離脱するため、剥ぎ取られて換金される運命。
しかも主人公のセシルが暗黒装備しか装備できないため、最も不遇なのかもしれない。
FF1
この頃はまだ日本語表記だった。
鉄ヌンチャク(武器)
鉄鎧(鉄の鎧)
ナイトの鎧
鉄の盾
鋼の小手
GBA版以降のナイトの鎧の説明に「こうてつのいたをかこうしたよろい」という鉄製だと素材を明言した説明が追加されているので、今作ではナイトの鎧もこのシリーズに入る。
材質には言及されていないが、値段や入手時期を見るに兜もこの仲間かも知れない。
いずれも抜群のコストパフォーマンスを誇るので戦士がいるなら買って損はない。
- ただの兜を入れていいなら大兜や鎖帷子辺りも同様にこの仲間に入る可能性がある。
- 武器である錫杖もGBA版以降から追加されたゲーム内の説明文にて「せんたんに てつのわがついた つえ」とあるため、この仲間に入る可能性がある。
先端に鉄の輪がついているという説明があるだけで全材質が鉄製とはされていないので、かなり微妙なラインではあるが。
FF1(PSP版以降)
新たに追加されたマクシミリアンの説明文が「こうてつでできたよろい」のため、単に「鉄製の(鉄製だと明言されている)防具」という区別だけなら一応このシリーズに入っているとみなせる。
ただし、この鎧はナイト(戦士)・赤魔用の最強の鎧かつFF1の全防具中最高の防御力の数値55を誇るうえに入手もラスボスより強い隠しボスを倒す必要があり、立ち位置が他のアイアンシリーズ製品とは全く異なるので、素材こそ確かに鉄製なもののはたしてこのシリーズに含んでいいのかはかなり微妙なところである。
FF2
今作には鉄・鋼・鋼鉄・アイアンといった名を冠する装備品は存在しない。
一応前作FF1と同名のナイトの鎧は登場するものの、今作では素材は特に明言されていないのでこのシリーズに含まれるかどうかは微妙。
FF3
鉄の矢がある。っていうかこれだけしかない。
無論、アイアンクローさんはモンスターなので、ここには含まれない。
ミスリルシリーズがごく序盤に登場するためだろう。
- 登場が同時期なのに、ミスリルの矢はない。
FF3(ピクセルリマスター版)
ガントレットの説明文曰く、
ナイトが愛用する鉄製の小手
との事。
FF4
鉄の矢(武器)
アイアンシールド
アイアンヘルム
アイアンアーマー
鉄の小手
鉄の腕輪
鉄&鋼は初代FF1から存在するが、「アイアン」という名を冠する装備品は今作が初登場。
FF1では頭防具には存在しなかった(兜と大兜は材質が不明)が、今作で頭装備にも明確に鉄製とわかるものが登場したため、今作で初めて全ての部位において明確に鉄製とわかる防具が一式揃った。
また、腕輪も今作が初登場(部位は小手と同じだが装備可能者が全く異なる)。
微妙に暗黒系統の装備に見劣りするシリーズ。
弱い弱いといわれる暗黒騎士だが、あの世界のあの時代では強いほうなのだろう。
忍者?竜騎士?あいつらはその道最強の規格外ですよ。
仮に最初にカインから剥ぎ取ってもセシルがパラディンになるまでは装備出来るキャラがいない。
ただ、パラディンセシルの初期装備は服だけなので、ミシディアやバロンで売ってる防具買う余裕がない時は
繋ぎとして使えなくもない……か?
- パラディン用防具は高額なので安価な光の盾でアンデッド防御を得て、残りはこれで試練の山では十分な繋ぎとなる。
ただ、それ以降はとっておいてもシドに一時凌ぎとして渡すくらいしか使い道がない。
そもそも磁力の洞窟では行きは使えない上に、帰りもねじり鉢巻と拳法着の方が強い。
今作にもナイトの鎧が存在するが、聖なる力に守られている&暗黒騎士時代のセシルは装備不可のため、素材は明言されていないものの今作では鉄製ではなく何か特殊な素材製である可能性が高い。
FF4イージータイプ
「アイアン~」だった装備がそれぞれ「鉄の盾」「鉄兜」「鉄鎧」と和訳された。
一方で鉄の腕輪は「ブレスレット」に改名され、材質が不明瞭に。
鉄製だといかにも重そうで、非力な魔道士や吟遊詩人には向いてるように思えない……と判断されたのだろうか。
FF4(DS版)
相変わらずカインの初期装備であるので、シリーズ経験者であれば序盤に外して売ってしまうだろう。
だがギルが溜まりにくくなっているので、パラディン転職後の暫定装備として使えなくもない。
- 確保される防御性能や能力値補正などの方向性の違いがあるので一概には断言しがたいものの、周回プレイでオニオンシリーズがあったらば、その機会すら無くなり得る。
とは言え、オニオンシリーズの装備可能者は最終メンバーの5名のみ(暗黒騎士セシルすらオニオンシリーズはいずれも装備不可)。入手自体も困難なため、アイアンシリーズによる戦力確保を検討する機会は十分あり得る。
なぜか密かにDS版ではアイアンシールドのみ暗黒騎士セシルも装備可能になっているが、当然ながら暗黒の盾があるので装備されることはほぼない(一応暗闇耐性が欲しい場合には装備する意味はあるが)。
FF4TA
TAでも地位は変わらず、初期装備のブロンズシリーズより一段上という程度。
ちなみに真月編(集結編)をデータ引き継ぎなしで始めた場合、セオドアはこれらで謎の少女の「タイダルウェイブ」「メガフレア」「メテオ」等に立ち向かわなくてはならない。
FF5
性能としては序盤相応の品という程度。
ただし販売されているのが第一世界の間だけ入れるウォルスの町のみという微妙にレアな存在。
鉄つながりなのか一部は最終盤で登場する鉄巨人から入手する事もできるが、アイアンシールドだけはウォルスの町で購入することでしか入手できない完全な時期限定の品でありちょっとしたコレクター泣かせとなっている。
FF5(ピクセルリマスター版)
ガントレットの説明文曰く、「ナイトが愛用する鉄製の小手」との事。FF3ピクセルリマスター版と同一の説明。
- FF5は元々ミスリルシリーズ>アイアンシリーズの構図だったため、小手に限ってガントレット(アイアンシリーズ)>ミスリルの小手(ミスリルシリーズ)という逆転現象になってしまっている。
素材だけが防御性能の優劣を決めるものでは無いのだろうけども。
FF6
FF7&CoFF7
FF9
FF11
FF12
アイアンソード(武器)
アイアンヘルム
アイアンアーマー
鉄棒(武器)
FF14
アイアン(黒鉄)製の武具や道具がこれに当たる。主にLv20台の装備。
ブロンズ(青銅)以上、スチール(白鋼)以下といった立ち位置。
FFT
FFTA
FFTA2
FFCC
アイアンアーマー
アイアンシールド
アイアンウォール
アイアンメット
アイアンベルト
聖剣伝説
DFF
アイアンソード(武器)
アイアンシールド
アイアンヘルム
アイアンアーマー
DDFF
上記にプラスしてアイアンバイザー
ちなみに鉄刀木刀も名前に鉄と入っているが、「鉄刀木」という木を材料にした木刀なので鉄ではない。