よく、プラウド・クラウドと間違えられる。
FF7
自分たちの失態の原因はクラウド一行にあると逆恨みしたハイデッカーとスカーレットが結託し、
ミッドガル八番街で共に乗り込んで襲い掛かってくる赤い巨大ロボット。
本体のHPが60,000もある上、
ジャマーアーマー(HP20,000)がある間はこちらをリフレク状態にする「マテリアジャマー」を使ってきて鬱陶しい。
通常はパンチによる通常攻撃や腋下の銃撃、「ニーファイア」「ニーブレンド」「リストレーザー」といった技を使う。
しかし火力が全体的に低く、普通に進めている程度のレベルなら大きなダメージを喰らうことはまずない。
HPをある程度減らすと使ってくる必殺技の全体魔法攻撃「ビームキャノン」(1200ダメージ程度)も、
1ターンの土下座チャージを要するので、仮にHPが減っていたとしても回復や防御などで簡単に凌げてしまう。
しかもMPの関係でたったの4発しか撃てない。それ以前にMPを枯渇させてしまえば撃つことすら出来ない。
撃破するとそのまま中の人たちも巻き込まれてお亡くなりに。合掌。
- しかもビームキャノンを撃てなくてもチャージだけはする。要するに無駄行動。
- ステータス異常は(ジャマーアーマーを含めて)実用的な物はほぼ無効化されるので、足止めが難しい。
"Proud Clad"
和訳すると「身に纏った誇り高いもの」、転じて「虚栄」とでもなるのだろうか。
名付け親はシスター・レイと同じくスカーレットだと思われるが、流石に自虐的過ぎる…。
- いや、英語版FF7では"Proud clod"(誇り高きカタマリ)だったぞ。
- 上記のように名前の読み間違えが多いボス。プレイヤーはこれまで「クラウド」という文字列を見慣れてしまっているため勢いで読み間違えやすい。
- 倒すとクラウドの武器「ラグナロク」を落とすので尚更。
スカーレット曰く「対ウェポン用兵器」とのことだが、この強さで対抗出来るとは到底思えない。
殆どのプレイヤーは「神羅最強のメカはキャリーアーマー」と認識していることだろう。
アルティマニアΩでも「こんなのでウェポンに勝てると本気で思ってるのか?」「最強技の威力が低い」「しぶとさだけは認めよう」「ウドの大木」などと言われたい放題であった。
- 某検索エンジンでは「キャリーアーマー 強い」と検索すると、関連検索に「プラウドクラッド 弱い」が表示される悲しい事態になっている。
- 同時期出現のメカで比べると、火力はグロスパンツァーの方が上。
ついでいうと本体(53)よりも装甲部分のほうがレベルが上(62)なあたり余計に哀れになってくる…
- 発射に2ターンも準備を要する大技の土下座キャノンが、
キャリーアーマーが溜めなしでバカスカ撃ってくるラピスレーザーより弱いというのが哀愁を誘う。 - 製作時点でプレイヤーがガハハとキャハハへの怒りをぶつけるためのサンドバッグとして設定しておいたので弱い…だったら、なお哀愁を誘うなw
- HPだけは無駄に高いので「とっとと壊れろよデクの坊」とむしろイライラが募った。
- 俺は丁度いいとばかりに手に入れたばかりのナイツオブラウンドの試し切りにありがたく使わせてもらった。一撃で終わった。
- FF7ではクリティカル率の計算に敵のレベルが関わってくるので、恐らく堅牢さを演出するためにレベルを高くしたものと思われる。
…本体も堅牢でいいと思うのだが。
HPでやっとインターナショナルで追加されたダイヤウェポンに勝ってる程度。
アルテマウェポンなんて論外。
イベントで撃退されるウェポンらの強さは知らないけど本当に、どうやって倒そうとしたんだろう。
スカーレットやハイデッカーは人一倍プライドが高そうだからな。
これが我が社が持てる最高傑作だと社長におすすめしたんかな!?
スカーレットは「お前たちでは役不足だがこの私の絶対の自信作!」
「このプラウド・クラッドの破壊力!見せてあげるよっ!」と言い放った。
「クラウドたちにとって、この兵器と戦うのは役不足」ということではなく、「この兵器にとって、相手がクラウドたちでは役不足」ということだろう。
- 補足。「役不足」は「役」が「不足」している状態を表す言葉。
具体的に言うと、『俺にそんな(レベルの低い)ことをやらせるのか!(もっとすごいことができるぞ!)』ということ。
力不足や役者不足といった言葉は真逆の意味なので、誤用しないよう注意。- 当時は割と他のゲームやメディアでも誤用されていた。
- 「役不足」は近年誤用の代名詞のほうが有名だが、ネガティブなニュアンスもあり正しい意味(褒め言葉)でも使用するのがやや難しく、死語に近いためリメイクではこのセリフは使われない可能性が高い。
- この手の熟語は言語を変更するとわかりやすい。
英語版では"You guys are worthless" (お前達じゃ価値はない)
- 誤用されやすい単語を正しく使っているにもかかわらず、誤用の方で解釈した方が筋が通るのは何とも皮肉のような……。
実は量産機で、バトルスクェア・闘技場裏バトルの最後の敵としても登場する。
相変わらず火力が低いお陰で殺られる心配はあまりないのだが、HPが無駄に120,000もあるため、本編での戦闘時に輪をかけて鬱陶しい。
(ハンデでこちらの火力が下がっている場合は尚更)
- 実は本編よりも先に会うことができる。
裏バトルの参加条件が最速で満たせるのは大空洞のバリア消滅イベント後、アルテマウェポンを倒してからなので……。- 本当に量産機なら、多角的な包囲戦を仕掛ければあるいは…
- 実体を持ったホログラムという可能性もなくはない。
- その高いHPのため、超究武神覇斬でも大抵1回では倒せない。
ちなみに一番威力が高いのはわき下付近にある技名も出ないバルカン砲だったりする。
- 隊列の影響を受けるので後列にしておけばこれも安全。
戦闘BGMが戦闘曲ではない。
- 登場時のイベントで「神羅カンパニー」が流れ、そのBGMのまま戦闘に突入する。
演出は格好いいが、肝心のプラウド・クラッドの強さが追いついていない。
正直ここで幹部が二人まとめて巨大ロボとか、展開がやっつけ臭い。
- インフレに取り残された中堅幹部がしぶとく生き残っていると、最後に切り札を用意してくるのは常套手段である。
実力的には、誰でも星を制圧できる兵器を自作したレベル。
宝条という終盤ミッドガル最大の山場を前にして、前座で盛り上げる訳にもいかないかもしれないが。 - というかここで神羅勢が事実上全滅してるといってもいい。
これまではプレジデント神羅とツォンしか死ななかったのに、ここにきてルーファウス神羅爆死→タークスの残り3人との決戦→ハイデッカー&スカーレット爆死→宝条死亡
と、既に仲間になってるリーブと、忘れられたパルマーを除き全員が壊滅している。
もっとも、後付け設定で何人かは助かっているが…
なぜ遠隔操縦にしなかったのだろうか。
そうすればプラウド・クラッドがやられても自分達は死なずに済んだのに。
こんなものが作れるなら、遠隔操縦ぐらいできるはず。
スカーレットは絶対にやられないとでも思っていたのだろうか。
- スカーレットがハイデッカーを「アンタに手柄をあげる」的な甘言に乗せてひとりだけ搭乗させ、 負けたらハイデッカーに犠牲になってもらって自分は逃げる、という展開も面白かったかも。
- サディストのスカーレットだけに、クラウド達が痛めつけられる様を特等席で見たかった、って理由な気がする。
- よっぽど自信があったんだろ。だがこの弱さ…
- 倒した後に八番街では雨が降り始める描写がある。戦闘中に自然に天候が変わったのか、それともプラウド・クラッドの出した放射熱か何かで一時的に雲ができたのかは不明。
演出の都合か死亡エフェクト及びボスが倒される時のアクションが用意されておらず、HPが0になった時点でいきなり戦闘が終了する。
本編では勝利ポーズのないまま戦闘が終了し、直後に爆破消滅するので違和感はない。
一方で闘技場では勝利ポーズ中にプラウド・クラッドの姿が被ったりとおかしな絵になったりする。
八番街で撃破した直後、ケット・シーが「時間がないんや!はよしてください!」と特別なセリフをしゃべる。
後に戦う宝条を含めて、元同僚と直接決別をした事について完璧なまでにバッサリ(と同時に、人民保護心に満ちた立振る舞い)。
FF7R
リメイク版ではあまりの危険性から開発が凍結されたロボット兵器とされていたが、そのデータをベースにチャドリーが仮想空間で実体化させている。
こうしてプラウド・クラッド零号機はバトルシミュレーター最後の相手として待ち構えている…のだが…
FF13
12章で登場。PSICOMのロッシュ中佐が操縦している。雷神と風神をモチーフとした外見が特徴。
防空モード、デストロイモードを使い分け、全体に中ダメージのミューオンバスターを連発、
ブレイク後には強烈な報復攻撃を使用、リミッター解除後には自身をヘイスト、ブレイブなどで強化し、全体に大ダメージのナイトメアストームを使用するなど、FF7とは違いなかなかの強敵になっている。
- 正確には9章ラストのムービーが初登場。
バルトアンデルスに促され飛空艇でパラメキアを脱出したライトニング一行を撃墜せんと猛攻を仕掛けてくるが、バルトアンデルスの思惑により首都エデン上空に侵入されやむなく追跡を諦めた。
ちなみに、搭乗者のロッシュ中佐もこの戦闘後に死亡している。
が、例の神羅重役2名とは違い、軍人らしい見事な散り様であった。
…というより、コレに搭乗する事が死亡フラグと化しているような気がする。
- ↑ロッシュの死因は自爆。
ちなみにマシーンからは降りている。
ウシュムガルと同じだと思ってたらビット(?)の攻撃があって驚いた。
2回目では報復攻撃のあとのナイトメアストームでやられることが多いので、防空モードの時に攻撃、デストロイモードでは防御してブレイクしないように。
闘うと時間はかかるが確実に勝てる。
ここまででメインロールを全て育成している場合、強化した後にぼこぼこ殴りたまに回復するくらいであっさり勝てる為、その辺の雑魚の方が厄介かもしれない。
- 一応1ブレイクでも倒すことは可能。高い攻撃力とチェーンゲージを極限まで上げる手段が必要だが。
- 時間がかかり、星0を覚悟できるならむしろブレイクを狙わない(ブラスターを一切使わない)ほうが楽。
- 防空モードでの通常攻撃は最早ファン○ル。
- ジャマーのアビリティは全て無効。デスペルさえ効かない。
2回目のみ一応デプロテとデシェルは効かなくはないが、リミッター解除の効果を考えると狙う意味はほとんど無い。 - ファング、ライトニング、ヴァニラのパーティーで、ヴァニラもアタッカーになれるようにする。
全員、ブレイク不可能の武器を装備。防空モードのとき、全員アタッカーで攻撃し、味方のHPがある程度減ったらディフェンダー、ヒーラー、ヒーラーにし、挑戦状をしてからリベンジモードを繰り返す。
再び防空モードになったら、全員アタッカー。この方法でも倒せる。
あのクリスタリウム&改造禁止縛りのストーリー攻略では、コイツの2戦目が新たな壁となっているようだ。
死の宣告がないので極端な話ただ耐え続けているだけでもいつかは倒せる(TP自然回復からの召喚獣)のだが、リミッター解除後の攻勢が激し過ぎてあっという間に戦線が崩壊してしまう。
逆にそれまでならなんとか戦線維持出来るようだが、現状は改造を解禁しなければ勝てないとのこと。
- ただしEASYモードであれば成長&改造縛りでも倒せる見込みはあるらしい。
2018/10に「クリスタリウム&武器改造禁止縛り」…つまりアクセサリーのみ改造可の縛りで初撃破された。
海外での表記は「The Proudclad」。FF7の「Proud Clod」とは違う表記になっている。
PFFNE
AREA17-3の3戦目に1体登場する。
FFRK
FF7、FF13からボスとして登場。
メビウスFF
異世界コクーンのテクノロジーで建造された機動兵器です。
FF13コラボのアビリティカード「プラウド・クラッド:FFXIII」が登場。
風属性のレンジャータイプのアビリティカードで、アビリティは「風の暴威?」。
イラストレーターは仙田聡。
余談
海外wikiのFF13のほうの記事に「(FF7のほうとは)主人公たちが終盤、かつての地に戻ってきたときに出現するという共通点がある」とか面白いこと書いてた。
- 多分13のあの展開自体7のオマージュなんだろう、乗ってた指揮官が死んでもしばらく手下は暴れ続けるのも同様。