作品/【Final Fantasy VI Android版】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 09:02:27

概要

ファイナルファンタジーVI」をAndroid端末向けにリメイクした作品。
2014年1月16日に配信開始された。
スマホアプリとしては珍しくAndroidから先に配信された。


GBA版を基にしているため、追加魔石やダンジョンが反映されており、当然回避率バグも消滅している。
先に移植されたFF5と同様に、キャラのドット絵も渋谷員子さんにより新しく書き起こされているが、やはりというか原作に強い思い入れのあるプレイヤーには賛否わかれている。

  • キャラの歩行・戦闘グラフィックは説明書などで使われているデザインそのものになっている。
    • マップチップこそ当時のままであるが、キャラチップは無駄にでかくなっている。
      この仕様はPSP版のFF1-2から始まっており、2DのCG寄りになっている。
  • フィールドのグラや敵グラは原作グラを元にそのまま細かくしたようで原作のイメージのままである。
    洞窟の入り口の鍾乳石まで再現されている。
    • 敵のグラフィックはオリジナルのドット絵に補間処理でもかけているのだろうか?
      5のように描き直した感じではないのだが…
      • 四倍に拡大しドットを細かくしてるのではないでしょうか?ところどころ4ドットのままにしてる部分もあります
        魔導アーマーに煙が追加されてたり補間だけでなく手も入ってる様子
  • フィガロ城はお馴染みのお城グラではなく、フィガロに入った時のマップがそのまま3Dになりフィールドマップに表示されているので驚くかもしれない。
    • ただし汎用の城グラフィックをフィガロ城の姿に設定しているためか、ドマ城もマップ上ではフィガロ城の姿になる。
    • 城のほか、町や塔も3D化されている。文字通りの「3D」で高さも生まれ立体的になっており、特にチョコボで移動しているとわかりやすい。
      他のフィールド構成物、森とか山とかは従来通り平面2D表示なので、正直浮いてしまっている感はあるのだが…まぁ、目的地が視認しやすいというメリットはあるが…。
      このため、ファルコン号を低空飛行させると狂信者の塔瓦礫の塔とぶつかるという現象も。実際はぶつかると言っても「すり抜ける」のだが。
    • この3D化の影響なのか飛空艇操作時のスピードがオリジナル版や今までの移植作より明らかに遅い
  • 倒れた女、顔のでかいレイチェル、ナルシェのスイッチなど、原作ではどうなっているのかわかりにくいドットもわかりやすくなっているのも見どころ。
  • OPの魔導アーマーの足音、戦闘に入るときの演出、台詞の表示方法("」"で括弧閉じ、一部顔グラフィックあり、表示行数が通常最大3行・戦闘中は2行)など、SFC版ではなくGBA版での演出をベースにしてグレードアップしている模様。

戦闘中のATBの表示が「キャラのステータス枠が徐々に浮き上がる」というものになっている。

  • キャラクターがせり上がり、順番が回ってくると音が鳴るのでエレベーターと呼ばれている。
  • コマンド位置が固定の5と違いあちこちタップする必要があるので少し手の移動量が増えるかもしれない、どのキャラでもすぐ行動できるように考えられたUIだと思われる。
  • 下記にもある通り、アップデートでタブ方式のコマンド入力も用意された。この場合ATBはキャラ名の部分が左から黄色くなっていく(黄色いバーが伸びていくとも言える)という表示形式になり、多少従来に近いか。

戦闘時の機能としてオートバトルが搭載されており、カーソル位置を記憶しておけば同じコマンドを連続で使用してくれるのだが、マッシュの必殺技も固定できるので、一度コマンド入力に成功すればコマンドミスの心配がなくなる。


FF5とは仕様が大きく違いフィールド移動がドット単位ではなく原作同様マス単位になっている、防衛戦などのフィールドイベントとの兼ね合いからだろうか?
BGMSEの音量調節もなく、セーブの削除もなくなっている、セーブをバックアップして他の機種で使う事も通常はできない。

  • おそらく歩数ダメージなどの兼ね合いで「歩数を正確に記録する」必要があるからと思われる。
    ただし、原作とは異なり斜め方向への移動が可能になっているため低歩数クリアの理論値は短縮される可能性がある。

GBA版に存在したラスボスでティナ増殖バグ等は修正された。
ただし、飛空艇バグはそのまま残されている模様。
テント回避が不可能でモグタン将軍バグは当初修正されたと思われたが通常の入力の仕様でできないだけで、GamePadを用いれば可能な模様。

  • 飛空挺バグはアプリリリースの直前近くになって知られるようになったバグなので、修正する間が足りなかったのだろう。
    もちろんその後も何度かアップデートがありバグ修正も行われているのだが、フリーズ等のゲームへの致命度<既存アプリを改修する手間で放置又は先送りにされているものと思われる。

GBA版より音源が良くなり、原曲に近くなったが
妖星乱舞蘇る緑の流れるタイミングのズレは直っていない。
またオペラの曲のつなぎ合わせるタイミングもおかしくなって、前の曲が終わっていないのに次の曲が流れだしたりするようになってしまった。

  • 情報によるとSFC版の音源を録音して流しているらしい。だが、スペックの問題でPS版と同じような現象が起こっているのだろう。
    それから、これは特に何でもないのだが、妖星乱舞はSFC版と違ってプツ切りである。リメイク作品全てでそうなのだが。

ひっさつわざ及びひっさつけんの仕様が変更されている。

  • 必殺技は上下左右に加え斜め方向の矢印キーを順番にタップし、最後にパンチアイコンをタップするように変更された。
    このため全てのコマンドが方向キーのみに変更され、斜めを4方向で代用する簡易入力は削除されている。
  • 必殺剣は使用したい技を選ぶと選んだ技に応じた時間チャージして発動し、チャージ中は他キャラクターへのコマンド入力が可能となっている。

iOS版でバグ確認しました。世界崩壊後のコーリンゲンの宿屋前の石畳の道が通常キャラの下に来なければならないのに1マスだけ設定を間違えて歩行グラフィックの上に表示されてしまうというもの。ガードの生き残りがいるあたりのマスでセッツァー復帰直後に宿屋を出た時にて確認。実害はありません。崩壊前は未確認。


2014年10月にアップデート。
移動時・戦闘時のUIが改善され、機種間でセーブデータの移行ができるようになった。
特に戦闘時のコマンド入力はタブ方式を選べるようになったので、スマホの小さな画面でも比較的入力しやすい。

  • 過去作と比べ、コマンドパスのタイムラグが小さくなった上、ウインドウの下位に位置するコマンドも選び易くなった。

携帯機同様、中断セーブ機能があるが、詳細が携帯機版と異なる。

  • 中断データはタスク削除によるゲーム終了では消えない
    そのため、バトルやイベントで失敗しても、直前から何回でもリトライ可能。
    • なんと、中断セーブはティナ防衛戦や幻獣防衛戦の最中でもできてしまう。
    • 魂の祠のインターバル間でも中断セーブ可能。
      このため、落ち着いて連戦に挑戦することができ、貴重入手後に全滅してパー、という最悪の事態を防ぐことが可能。
    • ただし、全滅してしまうと消えてしまうため、危ないと思ったらすぐにタスクを消去すること。
  • 中断セーブはマップ切替やランダムエンカウントの際にオートで実行される。
    そのため、セーブ忘れによる大幅な戻りを防ぐことができる。
    • 無論、上述の通り全滅の危機を察知できればの話だが。
    • 中断セーブ下での、ジャボテンダーとのエンカウント時のアプリ強制終了に関しては未だに修正されていないので、ジャボテンダーとのエンカウントフラグを建てる前のセーブデータは必ず残す事(モンスター図鑑のサボテンダーの倒した数が10未満の状態)。
  • 中断セーブのデータでは次回エンカウントテーブルは保存され(次のエンカウントは何度繰り返しても同じ相手。バトル中・バトル終了後のオートセーブ前に強制終了するとそのバトルの相手とエンカウントする)、通常のセーブデータからロードすると次回エンカウントテーブルはリセットされる。ただし、魔大陸のみ例外で中断データでもエンカウントテーブルはリセットされる。
    この仕様を理解し利用するとレア盗みラグナロック変化、それらや低レベル攻略獣ヶ原等でのエンカウント調整など諸々の作業が劇的に効率良くなる。

スマホ版の宿命ともいうべき、癖のある移動システムの影響で、序盤は思うように移動できない場面も頻発する。
その上、プレイヤーに有利な戦闘関連のバグも軒並み修正されているため、過去作より難易度が高く感じるかもしれない。
しかし、それを補って余りある中断セーブデータの仕様により、ストレスを最小限に抑えることができる。
GBA版が高騰していることもあり、アドバンス版を楽しむならこちら一択。

  • アプリとして物理コントローラー操作にも対応しているので、どうしてもタッチパネルでの操作にストレスを拭えなければ市販のBluetoothかUSB(micro-USB/USB-C/Lightningへの変換アダプタも要るが)接続のゲームパッドを買ってスマホとペアリングすれば従来機種とほとんど変わらない操作感でプレイできる。

やはり一番の問題点はPSPのFF1、2、4とios版FF5と同じくパソコン用RPGツクールで作った的なツクール臭半端ないグラが賛否両論だろう。
それが気に喰わなくて竜の巣、魂の祠も楽しみたいならGBA版がおすすめ。

  • ただし、グラは単に劣化したという訳ではなく、倒れた姿が分かりやすくなったなど改善点もある。
    また、GBA版はプレミアがついた価格の高さとひどい音割れという、無視できない問題点がある。
    それが気に喰わなくて竜の巣、魂の祠も楽しみたいならiOS/Android版がおすすめ。

AndroidOS8.0以降の端末では強制終了が多発。
帝国軍陣地のテント、魔導工場のトロッコetc,etc…
機種によってはまともにプレイできるレベルではなくなってしまっている…
更新も1年以上放置状態で対応はもはや絶望的である…

  • FFVのAndroid版が2019年になってアップデートされているのでこちらもまだ希望は残っている…かもしれない…
  • 2019/12/23にアップデート。上記の強制終了ポイントが解消され、ようやくまともにプレイできるようになった。

効果音の一部差し換えられているが、変更された部分は新規に変わったわけではなく
既存の6の効果音を使い回しているだけなので、実際には一部縮小・削減と言う方が正しい。

GBA版との比較

メリットBGM、効果音がSFC基準でほぼ完全再現(効果音は極一部に差異あり)。
・上記の中断セーブ機能の搭載(各ダンジョン踏破、特に「魔大陸」「魂の祠」の攻略難易度ダウン)
・戦闘中のターンパスが容易
 (順送り・逆送りを意識しなくてもタップで任意のキャラコマンドに移動可能)
・カイエンの「必殺剣」上方修正(チャージ中も他のキャラのコマンド選択や行動が可能)
オート、早送り機能の実装(レベル上げ/盗む作業効率化の他、これを利用して戦闘を有利にする小技もある)
・セーブ数増加(ソフト内で4つ。クラウドセーブも含めると実質5つ)
・普及率が非常に高いiPhone/Androidを所有していれば、1800円(セール時はそれ以下)で購入可能
・外出時、ゲーム機(GBA)を余分に持ち出す必要がない(荷物が少なくてすむ)
デメリット・グラフィックが賛否両論(特に歩行/戦闘時の主人公キャラ、ただし改善されたグラもあり)
タップによるマップ移動は操作性に癖があるため、一部ダンジョンやイベントの難易度上昇。
 (ゴゴのダンジョンや追加ダンジョンの一部トラップ、帝国会見前の時限イベントなど。
  ただし、トラップは前述の中断セーブ使用によりある程度難易度の低減は可能
  ゲームパッドの導入で解消は可能。)
アイテム増殖技ができないため、英雄の盾増殖不可

アチーブメント

★ファイナルファンタジー6 スマホ版(iOS/Android)達成項目 実績一覧

名称条件ポイント
お買い上げありがとうお買い上げありがとうございます。500pt
彼女の真実ティナに秘められた真実とその力。500pt
孤島での目覚め世界崩壊イベントを見た。500pt
国王様よりよっぽど…ロックを見つけて、仲間にした。500pt
なかまクポ!モグを見つけて、仲間にした。500pt
特技は骨彫刻ウーマロを見つけて、仲間にした。500pt
はらのなかにいるゴゴを見つけて、仲間にした。500pt
まっててね、おじいちゃん仲間を全員集めた。500pt
蘇る緑ゲームをクリアした。500pt
修羅の道シャドウの夢を全て見た。500pt
メカマニアエドガーの「きかい」を全て入手した。500pt
免許皆伝!マッシュの「ひっさつわざ」を全て習得した。500pt
剣の達人カイエンの「ひっさつけん」を全て習得した。500pt
さすらいのギャンブラーセッツァーの「スロット」で全ての役をそろえた。500pt
百獣の王ガウの「あばれる」を全て習得した。500pt
稀代の魔導師ストラゴスは「おぼえたわざ」を全て習得した。500pt
ピンチをチャンスに全ての隠し必殺技を見た。1000pt
貯める喜び、使う楽しみ所持金が100万ギルを超えた。1000pt
冒険家の鑑宝箱開封率80%を超えた。1000pt
頂点への登竜門コロシアムで10勝した。1000pt
幻獣界へのロード魔石を全て集めた。1000pt
しつこい? しつこい?最後までオルトロスを撃退し続けた。1000pt
会いたい時に会えないデスゲイズを倒した。2000pt
ゴールの証明魂の祠をクリアした。4000pt
竜の覇者竜の巣をクリアした。4000pt
賞賛オメガウェポンを倒した。4000pt
FFVIマスターアチーブメントをコンプリートした。5000pt