FF1
FF1のラストダンジョン。2000年前の、朽ち果てる前のカオスの神殿。最奥にはカオスが待ち構える。
フロアは現在のカオスの神殿とはうって変わって非常に広く、
左右対称の単純な構造かと思いきや、嫌らしい所に行き止まりの壁が設置されていたりする。
当然出現モンスターも手ごわく、一筋縄ではいかないダンジョンとなっている。
カオスへの道中には、これまで戦ってきた4カオスが強化された状態で復活し、立ちふさがる。
エンカウントする場所は固定で、必ず通らなければならない場所に設定されているので戦いを回避することができない。
また、何度でもエンカウントするので、倒しても1歩戻って1歩進むとまた戦うことになってしまう。
ここまで来て無駄な戦いをするハメにならないよう注意したい。
ちなみに、4体のカオスが出てくるフロアでは、そのダンジョンに関わる敵が出現する。
アースの洞窟に該当するフロアでは、元々通常攻撃しかしないモンスターが多かった為なのか本来出身のモンスターがアースエレメントしかおらず、クレイゴーレムやアースメデューサといった雰囲気のあるモンスターで埋め合わせている。
- エンカウント場所はノーヒントのため、初回プレイでは準備せずに戦闘に突入してしまったプレイヤーも多いだろう。
特に最初に登場するのが開幕フレアーのリッチであるという点が嫌らしさを増長させている。
マリリス以降なら細い道を通る前に準備をしておくという発想もしやすくなるだろうが……。
ちなみに、FF9の記憶の場所ではこれらと同様に4体のカオス達と決められた場所で突然エンカウントするようになっている。
原点回帰を謳うFF9ならではのオマージュといえるだろう。
ちなみにB4Fのティアマットが居る場所には超レア敵であるアイアンゴーレムが出現する。
GBA版ではモンスター図鑑を完成させる為に戦闘すべきだが、出現率が低い上に周囲のモンスター達の経験値も高く、Lvが99になってしまう可能性があるので、クリア後の2周目からの戦闘をオススメする。
- 一応GBA版以降はどこでもセーブ可能になったおかげで、B4Fでセーブ→こいつが出てくるまでリセットという方法を使えばレベルを極力上げたくない場合でもなんとか遭遇が可能。
もっとも、当然ながら遭遇には相当な根気がいるので、どうしても極力レベルを上げずに図鑑登録をしたいというプレイヤー以外にはおすすめはしない。
ここへは現在のカオスの神殿からタイムトリップしてくるという形で突入するため、
出口が存在しない。脱出にはテレポ・ダテレポのいずれかが必要。
ただし、GBA以降のリメイク版では突入ポイントにワープゾーンが設置され、そこから脱出可能となった。
- 1Fでは、神殿の外の芝生や通路などを確認することができるが、
残念ながらブロックらしきもので塞がれていて過去の神殿から外のフィールドに出ることはできない。
過去の神殿の外がどうなっているのか気になるところではあるが。 - ワープゾーンはWSC版からのデザインであり、これまで倒したカオスがいたダンジョンの出口にあったものと同じ。カラーは黒。
なぜか神秘の鍵で封印されている扉が存在する。
神秘の鍵を持たずにここに来ることはできないので、まったく意味はない。
- それはおそらく神殿の扉の偉大さの演出だろう。神秘の鍵の凄さの演出でもある。
- 現在のカオス神殿にも同様のドアはあったので、宝物庫がもともとここにはたくさんあるという演出にもなっている。
- 神秘の鍵の項目にもあるが、この鍵が2000年前にも存在したとも考察できる。
深部よりも入り口付近の方が敵が強いという珍しいラストダンジョン。
地下部分はかつてのダンジョンに出てきた敵の再登場ばかり。
既にレベルも上がっていて装備も充実しているはずなので戦闘にはほとんど苦労しない。
ある意味、FF1のストーリーを振り返る演出的なものかも知れない。
- ただし、深部の方は出現数が増えて登場するモンスターもいる(レッドドラゴン×4など)
まあ、この時点まで来たプレイヤーなら負けることはないだろう。
ただしマインドフレイアには注意。 - 復活したカオスたちが待ち構えるフロアに出現するモンスターは、各カオスと同属性と思しきものたちで構成されている。
最下層はエンカウントのないフロアと思いきや、極稀にエンカウントする。デスビホルダーともエンカウントするが、それ以外にはレア敵は出ない。
- 最下層のエンカウントは256歩に付き1回。
階段からラスボスの元までは約40歩ほどあるので、ここまでの歩数経過次第では踏まないとも言い切れない。
マインドフレイアが出るパターンが含まれているのが地味に怖いところ。ちなみに最レア枠には何故かダークウィザードが設定されている。- 実例として、極限低レベル攻略のために上層階で逃走不可エンカをエンカ数ずらしで回避してきた場合はピンポイントで踏んでしまうようである(参考)。
この場合はEXP1のデスビホルダーのパターンだったため事なきを得たようだが。
- 実例として、極限低レベル攻略のために上層階で逃走不可エンカをエンカ数ずらしで回避してきた場合はピンポイントで踏んでしまうようである(参考)。
- リメイク版でも最下層のエンカが存在するのかは不明。
GBA版で10分うろついてみてもエンカせず、なくなっている可能性もありそうである。 - ピクセルリマスター版ではエンカウントを確認。
ただ他の階層と比べるとやはりエンカウント率は低い。
ピクセルリマスター版では何故か単に「カオス神殿」表記となっている。
もちろん現代のカオス神殿のコウモリの台詞等を読めば過去の時代に飛ばされることはわかるが、これに気付かなかった場合はガーランドの元に辿り着くまで「過去に飛ばされた」ことに気付かないままプレイすることになるかもしれない。
またゲームの仕様として固定マスエンカウントが廃止されているため、階段の上に4カオスのオーブが配置され倒さないと通過できないという仕様に変更された。
ピクセルリマスター版でも固定シンボルエンカウントのデスアイはフロア入り直せば何度も戦えるし、エリクサー量産にも利用できる。
但し、道中の4カオスは従来の機種と違ってまさかの一回切りになった。再入場した際に無駄な浪費はせずに済むが甘口過ぎて物足りない。
よってモンスター図鑑バトルしない限り、正宗持ち込めるボスもティアマットとラスボスだけになってしまった。
FF14
次元の狭間オメガ:アルファ編1層、カオスとのバトルフィールドとして登場。
これまで同様、オメガが検証のために作り出した仮想世界である。
外観は宙に浮かぶ石畳というリメイク版FF1のラストバトルに近いものになっており、それにカオスの鎮座する巨大な玉座が追加されている。
DFF
「過去のカオス神殿」というマップの一つとして登場する。
神殿の内部である下層とムーブアクションで登れる上層の二重構造になっていて、
柱や天井などは破壊することもできる。
上層は主に空中戦の得意なキャラが戦うのに向いており、下層では相手を壁に叩きつける攻撃が有効。
玉座のある下層にはFF1で登場した4体のカオスの絵が飾られている。
真のカオス神殿になると、一定の間隔でブレイブを削り取られていくため、戦いが長引くことが多い。戦術には工夫が必要。
- 相手をブレイクさせた後すぐにHP攻撃を叩き込まなければならないため、派生アビリティを持つキャラが断然有利となる。
ブレイブを奪えるHP攻撃でも代用できるが、それすら難しいキャラ(アルティミシアやケフカなど)には厳しいステージ。
素早くHP攻撃を当てられるようコンボを工夫するか、EXバーストに頼るのも一つの手。
DDFF
続編である今作でも登場。
真マップの特徴も変化なしだが、今作ではアシストシステムの追加によりHP攻撃が当たりやすくなり、
全体的な火力低下などにより、大量のブレイブを保持し続けることは少なくなった。
そのためどのキャラでも前作ほど有利不利の差は大きくない。
しかしブレイブ吸収が厄介なことには変わりないので、やはりブレイブは手早く放出したほうがよい。
FFRK
FF1のダンジョンとして登場する地名。
ノーマルダンジョンでは2つに分けられており、その各ボスは下記のようになっている。
なお、FF1のラスボスであるカオスはイベントには登場しているが、ノーマルダンジョンに登場していない。