FF5
終盤、エクスデスの手によってタイクーン城をはじめさまざまな場所が『無』に吸い込まれてしまい、複数の場所が穴が開いたように真っ黒になってしまう。
そして、タイクーン城のあった場所がFF5のラストダンジョン、「次元の狭間」への入り口となる。
- 真っ黒の空間は世界各地に出来るが、次元の狭間へはタイクーン城があった場所の穴からしか入ることができない。
デジョンに成功すると「次元のはざまに放りこんだ」と出るので、たどり着く場所はここだと言われている。
もちろんプレイヤーは味方にデジョンを使うなどしても侵入できないが、ギルガメッシュは度重なる失態によりデジョンで放りこまれるはめになった。
飛空艇によって出入りが可能。
飛空艇が手に入った時点で侵入が可能なので、石版を集めなくてもさっさとエクスデスを倒しに行くこともできる。
- 特に用もないのにうっかり上空を通過しようとして吸い込まれた際には「んがーーーッッッ!!」となる。
流石にラストダンジョンだけあって長いが、次元城までなら何処からでもテレポで離脱できる。
最低限テレポを使えるような備えをしておけば、「詰み」の心配はしなくていい。
極端な話、エーテルかエリクサーをどちらか1つと、乙女のキッス1つあれば帰還可能。
次元の狭間の森エリアと、ラストフロアからはテレポで離脱できない点に注意が必要。
ピクリマ版では森エリアでもテレポで脱出できるようになっている。
BGM「虚空への前奏曲」がさらに妖しくも広大な空気を演出する。
入口の砂漠から始まり、
遺跡→蜃気楼の街(実物?)→森→滝の洞窟→図書室→空に突き出た塔らしきものと続き、
次元城を経てようやくエクスデスの待つラストフロア(無の世界)へ至る。
- 途中の蜃気楼の町は時間が止まっているため店が使えないが、回復の壺だけは利用できる。
砂漠に到着した際、
「エクスデスは『無』の力を 解き放つ… 我ら魔物の世界 闇の世界が生まれるのだ!」
というシーンで次元の狭間のボス7匹が登場する。
彼らはエクスデスが次元の狭間のボス12匹をけしかけるイベントシーンで後列に控えていたボスたちである。
向かって左から順に、アポカリョープス・カタストロフィー・カロフィステリ・ネクロフォビア・ハリカルナッソス・ツインタニア・アパンダが並ぶ。
以降、次元の狭間ではカロフィステリを筆頭にボス戦を戦うことになる。
第1の石板を入手して封印を解かずに第2以降の石板を入手して封印を解いた場合、倒されたボスがこれらの中からいなくなっている。
なお、ピクリマ版ではこのイベント自体がカットされる。
遺跡や森など統一性が全くない珍しい所。
夢幻というか、トリップ感というか、ともかく次元城までの雰囲気が非常に秀逸。
各エリアへの繋げ方もあまり違和感はない。
- 砂漠=流砂の砂漠、遺跡=ロンカ遺跡、森=ムーアの大森林、洞窟=地下大河、図書館=古代図書館、塔=バリアの塔、城=エクスデス城や第一世界の城
と、全てもう入ることのできなくなった場所のマップグラフィックを使っているが、ここは1000年前に無の力と共に封じられた空間であり、無に吸い込まれた場所と関係はない。
次元のはざまには、邪悪な森や
洞窟が、恐ろしい魔物ごと
封印されたとあります。
(古代図書館の学者)
遺跡や塔は、エヌオーの時代の建造物かもしれない。
大半の人は「滝の洞窟」のセーブポイント直後にいるオメガに気づかない罠。
しかし一度は
セーブ→気になる→エンカウント→死
のコンボを経験した筈である。
空より現われし、心を持たぬ者…「オメガ」… それを追って来た者…「神竜」 12の武器を持つ勇者達でもかなわない… しずかに、次元のはざまに、眠らせておくべし… 決して、かたりかける事なかれ
この情報を入手できる場所が、オメガのいるフロアの後に存在するというのが何とも…。
- そしてトラウマと一緒に記述されている神竜に触れないようにしようと誓っても、何の変哲も無い箱などノーマーク確実。
こいつらの配置を考えた人は相当意地悪だと思う。
過去に登場したモンスターに低確率で遭遇できる。
- 砂漠ではドルムキマイラ、遺跡ではロンカ遺跡のモンスター、洞窟には飛竜の谷のモンスター
- 洞窟エリアではメタモルファ
- 次元城ではレッド・ブルー・イエローの三色ドラゴン、ムーアの大森林のマモン、ガジェラガジェリ、ミニマジシャン、エクスデス城のマジックドラゴン・アレイジ・ブラインドウルフ
のパーティーが出現する。
つまり、GBA版で操るバグを使って正宗を増やすのは第三世界からでも可能ということである。
- 低確率で出現する過去モンスターたちの存在は、GBA版なら中断バグで簡単に確認できる。
ゴーレム、ラムウのファイナルアタックによる会話が未発生ならばそれぞれ洞窟と次元城で遭遇可能。
ゴーレムは第三世界でも飛竜の谷に入れるが、ラムウを覚え忘れた場合は有難いだろう。
- ラムウ取得済みであれば、エンカウント枠がミスリルドラゴンに替わるのも第一世界から引き継いでいる。
忘れた頃にミスリルドラゴンがただ一匹で現れる様は場違い感満点。 - シヴァ、カトブレパス、カーバンクルは現れず救済措置はない。
飛空艇に乗れるようになればいつでも入れるので、先にここで宝箱を回収してしまうのも手。
(99個盗みを使わずに)買うと高い天使の指輪やエルメスの靴、
順番通りに進めるとイストリーの滝までお預けになるエンハンスソードなど優秀なアイテムを拾える。
- 次元の狭間のモンスターはレアアイレムを落としたり盗めたりするため、アイテムコレクターはここに籠もることになる。
- ランドクローラー「ディフェンダー」
- グレネード「フレイムシールド」
- バルダンデルス「天使の指輪」&「ルーンのベル(落)」
- ドラゴンエイビス「アルテミスの弓」
- ファルファレッロ「リリスのロッド」
- ジュラエイビス、水晶竜「飛竜の槍」
- デスクロー「トールのハンマー」
- ソードダンサー「エンハンスソード」
- 用心棒「あめのむらくも」
- ネクロマンサー「ボーンメイル」
- マインドフレイア「マインゴーシュ」
- キングベヒーモス「ブラッドソード」
- フューリー「呪いの指輪」
- ベルフェゴール「ライジングサン」「アイスシールド(落)」
- ゴーキマイラ、ハリカルナッソス「イージスの盾」
- ツインタニア「巨人の斧」&「ティンカーベル(落)」
- 神竜「竜の髭」
- アパンダ「すす」
- アポカリョープス「巨人の小手」
- ギルガメッシュ「源氏の盾(五回目)」「源氏の鎧(六回目)」
- ネクロフォビア「盗賊の小手」
「水属性攻撃に弱い」モンスターが多い。
モスフングス、アケローン、オルカト、ドラゴングレイト、メタモルファ、ドラゴンエイビス。
次元城にはデスクロー、鉄巨人、フューリー、レッドドラゴン。
ラストフロアにはキングベヒーモス、ゴーキマイラ、ネクロマンサーとこんなにもいる。
リバイアサンや水遁、レナのエレメントアタック(GBA版)で一掃したい。
- キングベヒーモスだけは魔法攻撃に対して強力なカウンターが来るので厳禁。
ラストダンジョンだけあって、エクスデスに会うまでに沢山のボスが待ちかまえている。
一部戦わなくてもよかったり。
※太字は必須戦闘
- 森「カロフィステリ」
- 滝の洞窟「オメガ」
- 図書室「アパンダ」
- 次元城「アポカリョープス」「ジュラエイビス(アルテ ロイテ)」「カタストロフィー」
「ハリカルナッソス」「ツインタニア」 - ラストフロア「ギルガメッシュ」「ネクロフォビア+バリア」「神竜」
- ギルガメッシュはエクスカリパーを入手していない場合は必須戦闘はおろか出現自体しない。
ハリカルナッソスを筆頭に初見でも楽に倒せる弱い敵も多い。
そのため、上記にもあった封印の武器の回収よりも先にこちらの宝を回収するという攻略法でも大体無理なく相手を出来る。
ラストフロアでエクスデス戦の直前、樹木化したエクスデスに話しかけずにそのまま引き返し、次元の狭間から脱出するとイベント発生。
「時空が歪み 時が遡ってゆく…」という文章がでて、エクスデスのイベントで無に吸い込まれた場所(カタパルトや海賊のアジト)が何事もなかったように元に戻る。
このイベントを発生させても倒したボスは復活しない。
時間が戻ったせいで、またエクスデスの長いイベントを見る羽目に。
- ピクセルリマスター版ではver1.0.6まではテレポ脱出では表示されていなかったが、ver1.0.7から飛空艇を操作しての脱出時・テレポによる脱出時の両方で表示されるようになった。
この独特のつなぎ合わせた地形が巡っていて楽しい。
図書室で本が読めたり、滝でショートカットしたり、次元城の牢屋にアルテロイテを一匹だけ閉じこめたり、ハリカルナッソスにキスしてもらったりと遊び心がいろいろ。
- FF6のがれきの塔も「つぎはぎ」構成のダンジョン。
この流れがFF5から出てきたというのは、ある程度うなづけるかもしれない。
無の力や現在のモンスターよりも遥かに危険な太古のモンスター達が生息する土地など、この世に存在するとまずいものがまとめて放り込んであるゴミ捨て場のような場所。
EDでは無に飲み込まれた城や街などが復活していたが、次元の狭間を構成していたこれらの危険地帯も世界のどこかで再生してしまったのかもしれない。
- ラスボス討伐後には無の力が失われたことで次元の狭間への入口は閉じたが、次元の狭間という空間そのものが崩壊したわけではない。
仮に崩壊していたら蜃気楼の町も無くなってしまう。よって、危険地帯及びモンスターたちはそのまま次元の狭間に閉じ込められたままだと思われる。 - ラスボス戦で戦闘不能になったキャラがエンディングで消息不明になっているのがその証拠。
少なくともラストフロアはこちらの世界に来ていない。来ていたら戦闘不能キャラも見つかっているはず。
FF14
レイド「次元の狭間 オメガ」の舞台となる亜空間、および同レイドの進行で訪れるインスタンスエリア名。
巨大な卵のような形をした「被験世界」が多数浮遊しており、内部にはオメガによって様々なバトルフィールド・モンスターが再現されている。
プレイヤーはこれらの内部で行われる「検証」という名の戦いに挑む事となる。
エリアにはレイドクリア後は入れなくなるが、レイド自体は繰り返し参加することができる。
ちなみにオメガのセンサーとしてレベルチェッカーが各所に大量に存在する。
レイドとしては紅蓮のリベレーターのパッチで順に実装。従来と同様、通常版以外に高難易度の「零式」もある。
第1章デルタ編はFF5の次元城を模しており、3Dで再現されたボスキャラクター達と戦う事になる。
第2章シグマ編はFF6をフィーチャーしており、様々なマップを舞台に一風変わった趣のボスたちが登場する。
最終章アルファ編ではカオスとの戦いを経て、「弱き勝者」である光の戦士たちの強さを究明するための最後の「検証」に挑むことになる。
登場するボスモンスター達は以下の通り。
デルタ編 | シグマ編 | アルファ編 | |
---|---|---|---|
モチーフ | FF5 | FF6 | FF1・オリジナル |
1層 | アルテ・ロイテ | 魔列車 | カオス |
2層 | カタストロフィー | チャダルヌーク | ミドガルズオルム |
3層 | ハリカルナッソス | ガーディアン | オメガ(兵器) |
4層 | エクスデス | ケフカ | オメガM/オメガF(人型) |
4層後半 (零式のみ) | ネオエクスデス | ケフカ(第四楽章) | オメガ(最終) |
FFL
大皇帝の鎧を倒した後出現したゲートに入った先がこの次元の狭間であった。
終章後編はここが舞台となり、今作のラストダンジョンである。
入り口のダークゲートの四隅から非の道、不の道、未の道、虚の道を通り、
二度目の次元変動の際、うまく元の世界に戻れなかったルクス城、アルフヘイム、ファルガバード城、ブルトガング城に行く事ができる。
だがそこにいる人達は「無の軍勢」と呼ばれる魔物達に希望や信頼や夢や愛といった感情を奪われて絶望しており、
魔物たちの親玉を倒す事で解放できる。
4か所すべてを開放すると中央のゲートが開くが、そこから溢れ出た無の力が暴走し、
あらゆるものを飲み込み始めるが、ヴァータの犠牲で止められた。
中央のゲートに入ると無の世界となり次元の森、次元の山、次元城を経てようやく次元の果てで大皇帝の元にたどりつける。
- ひー、ふー、みー、よー…もとい…きょー。
中央のゲートが解放された後は奥にもう一つ入り口が出現する。
ここは幻獣神の山に続いており、奥にはバハムートがいる。
雪原の様な白い地形が骨の様なものでつなぎ合わせられている。
ここにあった無の力を利用して大皇帝は光の世界と闇の世界両方を行き来していたようだ。