防具/【盾】

Last-modified: 2024-02-15 (木) 21:37:58

全般

防具の種類のひとつ。腕に装着する。
主に攻撃を回避して防御力を上げるもの。


装備しても防御力そのものはあまり上がらないので、FF2~4など初期の作品だと盾の恩恵に気付かないプレイヤーも多かった。


作品によっては、両方の手に盾を装備することも可能。
防御力が大きく上がる反面、攻撃力は雀の涙ほどになってしまう。


ドラクエなど、他のRPG(及びFF1)では、鎧・兜と並ぶ防具の1種類という扱いが多いが、スクウェアのRPGでは「防具の中でも特殊な存在」として扱われていた感がある。
防御力ではなく回避率を上げるものだったり、戦闘中に使わないと効果が無かったり、二刀流の影で冷遇されたり。

  • 二刀流と盾使用の切り替えが自由に出来る作品では時にプレイヤーを悩ませる。
    それもそのはず。「武器と防具のどっちかを付けられる装備スロット」があるわけで、武器に割くか防具に割くかという選択を迫られることになるのだから。

一部の作品では、両手武器を装備していたり、武器を両手で持っていると盾が装備できなくなる。
だが、盾は本来手首に装着するもので、手に持つものではない。(FF4~FF6のプレイヤーは勘違いする人が多い。)
小さい盾なら装着した状態で武器を両手で持つことは可能。

  • 大きい盾なら手で持つ物もあるが、戦闘時に用いるというよりは人間の壁を作る為。
    身近な所で言えば、日本警察の機動隊の大盾を思い浮かべるとわかりやすいだろうか。
    ファンタジーだと全身鎧を纏ったお城を守る兵士とか。
  • 盾のサイズによるが、腕に盾を装備する場合、両手持ちポールウェポンを武器にしていると干渉しかねないため取り回しが難しそうではある。
    ゲームならちょっとぐらいグラフィック的に柄が盾を貫通したりしてても気にならんのだが。
  • 一方で巨大な盾は装飾として非常に有用だったりする。

盾は時としてサブウェポン的にも用いられることがあり、現実世界でも盾で殴りつけるという戦術があったという。


日本では両手で扱う武器が主流で、盾といえば矢雨を防ぐための大型の置き盾だった。
鉄砲が登場してからは竹を束ねたものを盾とする「竹束」が普及してるが、これも片手で扱うものではない。
FFに登場する源氏の盾は西洋風にアレンジされたものなのだろう。詳しくは源氏の盾の項を参照。

FF1

戦士ナイト忍者が装備できる。
ただし、マントやバックラー等、魔道士でも装備できるものもある。


FF1の盾は基本的に回避率は0であり、重量が無い以外はほかの防具と変わらない。
もちろん、防御力や耐性を得るので装備させる価値は大きい。

  • GBAから追加された盾(源氏の盾、英雄の盾など)は回避率が上昇する。

盾の中で唯一重量のある源氏の盾を除き、基本的に盾:重量なし・マント:重量ありとなっている。


リメイク版では、「盾(マント)を装備した状態で攻撃を回避するとその盾の性能に拘わらず盾を構えることがある」。
上記の通り盾さえ装備していればどんな状況でも出るし、また出たり出なかったりはランダム。
GBA版・アプリ版・PSP版すべて共通。


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FF2

今作の盾はほかの作品とまた違った設定で、武器の分類である。
武器なので装備しても防御力はなく、回避率を上げる(アイスシールドのように耐性はある)効果が大きい。


FF2ではそもそも剣や斧にも回避という「回避率の上昇に関わる数値」があり、武器レベルが上がることで回避率も上がるのだが、回避は低く設定してあるためレベルを上げても回避率はほとんど上がらないのである。
(他の武器は大抵回避力は1だが、盾は最低でも4。例外的にマインゴーシュやディフェンダーは高く設定してある。)

  • 攻略本には明確な数値は不明(?)と表示されていた。

利き腕に得意武器、もう一方の腕に盾を装備させることで、得意武器と盾のレベルの上昇と共に、攻撃力と回避率が上がっていくのである。こんなシステムはいかにも河津秋敏氏らしい斬新な発想である。


他の武器と盾の違いを挙げておくと、他の武器の特徴は「回避」が低く「攻撃力」が高いのだが、
盾の特徴は、他の武器に比べて「回避」が高く「攻撃力」は低い(リメイク版では、そもそも攻撃しない)。


素早さの値が上がれば盾は必要なくなる。
なので最終的にFCは片手、他の機種では二刀流にすればよい。

  • 防御力の高い相手に武器でダメージを通したい場合は、リメイク版でも片手の方が良い。
  • 素早さが高くとも回避率が低いと無意味なので、他の装備を身に着けた状態で回避率99%にならないのであれば装備した方がいい。

FC版では、属性防御があることやグラフィックが存在しない以外は、完全に武器と同じ扱い。
攻撃力と命中率はほとんど無いが、片手持ちすればちゃんと盾で攻撃する(グラフィックは素手)。
リメイクでは扱いが他の武器と少し変更されていて、片手持ちは「素手+盾」、両手盾は空振りになる。
しかし武器+盾で装備すると内部で二刀流同様の判定をしていて、盾のヒット回数がこっそり足される謎の仕様になっている。
おかげでヒット数とダメージがズレる。バーサクをかけるとこの盾も馬鹿にできない威力を発揮する。


リメイクFF2の場合は、物理攻撃で0ダメージのときに盾を構えるグラフィックになる。
例えば源氏装備+バックラーでゴブリンの攻撃を受けると、回避できてないのに盾を構える。


WSC版まではしっかり魔法干渉が存在する。
しかも、生半可な重装備よりも高い値が設定されているので、魔法を使うキャラは後列に置かざるを得ない。
もし、前列に起用するのであれば、マインゴーシュや素早さを上げる装備で固めておくといいだろう。


FF2では装備画面で数字が変わらないが、ネットの普及で盾の性能が優れている(回避率至上主義)ことが広く知られたため不遇を脱した。
ネット普及以前は二刀流スタイルのプレイヤーも多かった。

  • 二刀流(盾装備含む)時、利き手と逆側の攻撃力を無視するルーチンがわざわざ組んであるため、少なくともFC版制作時の二刀流はたぶん意図した仕様と思われる。

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FF2(ピクセルリマスター版)

仕様が見直されており、盾が武器として扱われることはなくなった。
片手に盾を持てば利き手と関係なく反対の手の武器(素手)で攻撃する。
両手盾で攻撃をキャンセルする仕様もなくなり、両手盾は片手素手と同じパンチになった。
WSC以降のように武器と盾の二刀流扱いになることもないし、ファミコン版とも仕様が違い、リマスターFF2ではどのように装備しても盾が攻撃判定を生じることはない。
攻撃力も設定されていない。代わりに、従来の盾の攻撃力と同じ数値の防御力を持っており、回避率とは別に付与されるようになっている。


武器と盾の魔法干渉が復活しているため、魔術師タイプの使用は注意。


武器も盾も回避率が従来の2倍に強化されており、盾を使うと序盤から回避率99%になりがち。

FF3

今作では武器の二刀流をしないとヒット数が上がらず、ダメージが低くなるのでFC版もDS版も盾はイマイチ装備されない。
ただ、こちらの被ダメの軽減量はバカには出来ないので、安全に行くなら装備したほうがいい。
でも、やっぱり二刀流のほうがかっこいい。
なお、二刀流の仕様上、盾を左右両方の腕に装備することも可能。
ナイトの「かばう」と併用するなどの戦術で生存率を飛躍的に高めることができる。
また、赤魔道師は盾を二つ装備して後列から魔法攻撃を仕掛ける姿が多く見られる。

  • 盾を装備することで相手に与えるダメージは半減することになるが、受けるダメージも減る。
    二刀流するとしても先制攻撃やバックアタック対策として装備しておいて損はない。

攻撃こそ最大の防御である!!!!!!!!
FF3では装備画面で防御力のみが表示され、回避値の変動が分からない。
FF3でも盾の防御性能は決してバカにならないのだが、盾を装備する必要がないほど二刀流が強い。


HPカンストを狙う際、LVUP時の増加量が高い空手家は、装備面などの関係で常に敵から受けるダメージが大きい脆弱な欠点を抱える。
バイキングは空手家程増加量は高くないにせよ、増加量自体はトップクラスで、強力な重装備も出来るので空手家よりも生存率が高い。
そして、この盾を装備すればその生存率がますます上がる。


装備すると回避率とともに防御回数(要は回避判定の回数)が上昇する。
軽視されがちだが実は非常に有用。状況にあわせて二刀流と使い分けていくとかなり楽になる。

  • 戦闘中につけ外しできるところもポイント。
    相手に合わせての属性防御もお手の物。
  • 意外と防御力も高い。兜とかよりも硬いことがザラにある。
    というか、盾なしだと前衛が後列の魔道士より柔いことが多い。
    • 兜なんて目じゃない。素材によるが鎧を上回る物理防御・魔法防御・回避率を持っていたりする。
      二枚装備するとさらに倍!
      でも装備できるキャラに攻撃が来ないと意味がない。
  • 本作は全体的にの性能が非常に低い反面、盾の性能はステータス面のみで見ても非常に高くなっている。
    それに上記の防御回数ボーナスが入ることで高い防御性能が実現可能…というかここまでやらないと軽装備や魔法装備ジョブにすら劣る紙装甲と化す。
    明らかに意図的なバランス調整であると思われる。
    • ……のだが、そもそもパッケージからして二刀流の戦士の本作で、盾装備の重要性に気づくプレイヤーがどれほど居たものか…。

とまぁFF2が盾を装備する事を強く推奨されてる様に、実はFF3も安全に戦うなら盾は装備した方が良いのである。

  • 後列で盾を持って円月輪でも投げようものなら重戦車気分である。
  • 盾を装備することの重要性は、次のFF4に近い感覚と言えよう。防御回数のアップは重要。

本作では小人状態での攻略を強いられるダンジョンがいくつか存在する。
小人になると攻撃力・防御力はゼロになってしまうが、回避率・防御回数・魔法防御力・魔法回避率・魔法防御回数はちゃんと機能しているので盾を持てるジョブは忘れずに装備した方がいい。
この特性を活かせるのは赤魔道師くらいとなる。

  • 残念ながら本作では、小人になっても0にならない回避率・防御回数・魔法防御力・魔法回避率・魔法防御回数はちゃんと機能していない。
    小人時の防具装備で意味があるのは、耐性と能力値アップくらいか。

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FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版ではFC版より大幅に強化されている。
全種類の盾が、何かしらの状態異常耐性機能を備えている。
最弱の「皮の盾」すら防止の機能が追加され、イージスの盾リボンの如く全ての状態異常を防ぐという変貌を遂げた。
また、雑魚モンスターも物理攻撃の追加効果で状態異常を与えてくる敵も多くなったので、石化、混乱などの危険な状態異常攻撃の際にはそれに対応した盾で対抗するのも良いだろう。

  • 理解して使い分ければ便利なのだが、作中では「一部の状態異常を防ぐ」としか表示されないのがネック。
    どこか外部から情報を仕入れてこない限り、耐性を有効活用するのは難しい。
    またアイスシールドダイヤシールドも同様の表記であるため、「属性耐性」のほうも分かりにくかったりもする。
  • ダイヤシールドの雷属性耐性はDS版には無い。盾でカバーできる属性はアイスシールドの炎耐性のみである。
  • そして何より切ないのは、そこまで下調べして使い分けてもなお、火力重視のユーザーにとっては「二刀流の方が強いんじゃないか?」という疑問が湧いてきてしまうことだろう。
  • 二刀流より盾を装備した方が安定性はあると言える。
    しかし、盾を装備して戦う子にはタイトルロゴのお兄さんが夜な夜な夢に出てきて「二刀流にしなさい!」と脅しかけてくるのは、ほんのジョークである。

DS版ではバイキングの「挑発」と相性が良い。上手くいけばボスの攻撃もほぼ無力化できる。
また防具が貧弱になった忍者も両手盾装備での「なげる」が重要となる。
ジョブ特性を活かした戦術には欠かせない存在。

  • 上記に限らず、アイテムや魔法など戦う以外の行動をするときは、装備できるキャラは面倒がらずに装備しておくべし。バックアタック対策に移動中は常に装備しててもいい。

裏ボスの鉄巨人は物理攻撃の破壊力がすさまじいため、盾を装備して防御力を高める必要性が高まっている。
ゴリ押し戦法なんかで倒せる相手ではないので、長期戦覚悟で「防御」を重視することになる。


盾は装備している方の腕熟練度が上がらないため、雑魚戦では出来るだけ武器を二刀流にしていた方がいい。

  • 両手盾だと表示上の攻撃力は0になるがこの状態で攻撃すると両手素手相当のモーションとダメージが出る。

盾の防御力とは別に、盾を装備している事による減ダメージ補正があるらしい。

  • 盾を装備(片手でOK)しているだけで盾の種類・敵の攻撃属性に関係なくダメージ-25%の補正がかかる。
    後列に置けば半減補正との相乗効果でダメージが37.5%にまで減る。
    例え「かわの盾」であっても効果があるので攻撃力の高い敵と戦うときには装備させておくべき。
    ちなみに両手盾にしたからと言って25×2=50%にはなりません。

FC版と同様に小人状態でも防御力以外の数値は有効。
上記のダメージ25%カット能力もしっかり発揮される。
リメイクによって赤魔道師が大幅強化されたのと併せて、小人ダンジョンで大活躍してくれる。


戦闘中に「たたかう」や「ふみこむ」以外の行動を取るとき、盾を装備できるジョブはなんでもいいから両手に盾を装備するようにすると安定性が大幅に増す。
(すっぴんで魔法やポーションを使うとき、戦士に回復アイテムを使わせるとき、ナイトでディフェンダーを使うとき、シーフで盗むときetc…)
ウィンドウイレースのバグがあったFC版と違い、むしろ積極的に戦闘中は状況に合わせて武器と盾を装備しなおしたほうが良いだろう。
残念ながら盾を装備できないジョブも多いうえ、装備変更に手間がかかってしまうのが難点だが…


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FF3(ピクセルリマスター版)

種類はFC版準拠、性能はDS版準拠……ではない。
DS版には全ての盾になんらかの状態異常耐性があったが、ピクセルリマスター版では比較的装備可能なジョブの多いアイスシールドまでは何も状態異常耐性を持たなくなった。
状態異常耐性を持つのは装備可能なジョブが限られてくる勇者の盾以上の盾となる。
イージスの盾も状態異常耐性を持つが、DS版のように全ての状態異常への耐性という訳では無いので要注意。
また、(盾に限らないが)ゲーム中の説明文に何の状態異常耐性を防ぐかが明記されたので使い分けしやすくなった。

FF4

セシルやカインなど、戦士系のキャラクターが装備できる。
盾が持つ回避率は帽子や軽鎧よりも高く、装備しないときつい戦いになりがち。
エッジは戦士系なのに二刀流をするため装備ができない。
この場合は他の防具で補うことでボコボコにされにくくなる。ヤバかったら分身効果に頼ろう。


FF4では装備画面で防御力のみが表示され、回避値の変動が分からない。
防御回数が劇的に増加するので変動は見比べればわかるのだが、肝心の装備画面に防御回数の変動が表示されていないため見比べにくかった。
このため気づかないプレイヤーが多くやや不遇の存在だったと言える。


シドも装備できるが、ハンマーが両手武器なので基本的に必要ない。
店で「シドの分も買っておくか…」と思って二つ買うと泣きを見る。

  • ただしハンマーは命中率がいまいち低く、ダメージの期待値ではセシルやヤンに劣るので、シドには敢えて盾を装備させてハイポーションなどで回復役に回るというのもあり。

鎧・兜・小手は回避率が0%なので、両手で扱う武器を装備する際(盾が装備できないとき)には注意が必要。
中盤以降で回避率が0%の状態では、少々防御力が高くとも相当なダメージを受ける。
逆に黒帯胴着や黒頭巾など回避率のある服や帽子と盾を同時に装備することによって、防御力の数値は下がっても受けるダメージが減少する場合もある。

  • FF2に少し似ているな。
    特に服・帽子系の方がステータスUPや状態変化防止機能もあるのでこっちの方がいい場合が多い。
    SFC版・PS版なら裏技でローザやリディアもミスリルの盾を装備できるメリットがある。
    • GBAorアプリ版なら普通に英雄の盾を装備できる。
    • 英雄の盾は、両利きキャラなら両手に1枚ずつ装備できる。
      攻撃力の数値がレベルと力に完全に依存しているヤンにこれを2枚持たせると、命中率低下と引き換えに恐ろしいドーピングがされる。
      エッジの場合も投げる戦法との併用が極悪。

他の防具類と違って、「レア」アイテムが存在しない防具系統。


装備することによって、回避回数が見違えるほどに変わる。
また、軽装備でいく場合、セシルやカインの属性耐性は盾に依存することになる。


盾を装備していない場合、防御回数は(素早さ/8)回で計算されるのに対し、
盾を装備している場合、防御回数は(素早さ/8)+(レベル/16)回となり、
レベル96以上なら実に6回も差が出てしまう。
これは盾を装備しているか否かのみで判定される物で、盾の性能とは別物であるため、アイアンシールド等のような劣悪な盾であっても結果は同じ。
強力な防具である黒装束を装備出来るエッジが、その割にやたら脆いのもこれが一因である。
本来であれば盾を装備出来ないローザやリディアにミスリルシールドを装備させるバグがあるが、バグを使用する事に抵抗がないのであれば、たかがミスリルシールド等と考えず装備させてあげよう。

  • GBA版以降は英雄の盾が手に入ることにより、その時点での仲間全員が装備できるため、ますます盾を持たせるかどうかの選択が重要になってきている。
    弓や両手で持つ武器を使う際は後列に置いた方が無難である。

同時期に売っている兜・鎧・小手と比べると、何故か投げ売りと言っていいレベルで値段が安い。
前衛用の防具としては最優先で購入するべきものなので、攻略の上ではありがたいのだが。


『盾』一覧はこちら
『盾』一覧(DS版)はこちら
『盾』一覧(FF4TA)はこちら

FF4(GBA・PSP版)

両利きキャラは、両方に武具を持つとレベルや力の影響が倍になるので本来の武器2つ以上の性能を発揮できるが、武器だけでなく盾にも適用される。
つまりこのケースでは、防御回数だけでなく、攻撃力を上げるための盾装備という側面が出てきた。

  • 両利きキャラはエッジとヤンの2人。
    エッジが装備できる盾は英雄の盾のみ。
    英雄の盾はヤンでも装備可能。だからヤンの盾二刀流も出来る。
  • FF4の盾の仕様は、FC版FF3と似たようなもの。
    エッジは、盾を装備できるようになったことで、二刀流か盾を持つか、FF3と同じように選べる。
    • 「攻撃力を上げるための盾装備」というのは、エッジが装備した場合に限り盾は攻撃力0の武器として扱われるため。
      ようはと同じである。
      両手盾の場合はヤン・エッジ共に「攻撃力+0・命中率+50%(=素手と同じ)」状態で判定される。
      ただしエッジは二刀流時の基礎攻撃力計算式がちゃんと反映される(バトル/【攻撃力】#FF4を参照)。

FF5

前作までの「防御・回避アップ」効果とは大きく異なり、盾の効果は(防御力も上昇するのに加え)「回避率そのもの」となった。
つまり盾ごとに設定された回避率(革の盾なら10%、ミスリルシールドなら25%など)で、物理攻撃を回避してくれる、という見た目にも分かりやすく頼もしい効果。
小人化すると、この回避率は2倍になる。

  • 回避に成功すると「カンッ」という効果音と共に青い盾が表示される。

戦士系ならだいたいのジョブが装備できる防具。
忍者は装備できないが、基本、殺られる前に殺るのでそんなに困らない。
赤魔道士も装備できないのだが、これは結構危ない。

  • ナイトのLv4アビリティ盾装備を付ければ、どのジョブでも装備可能となる。

基本は物理攻撃回避機能が目当てで装備されるが、フレイムシールドアイスシールドなどの属性攻撃を吸収する盾も大事。
また、イージスの盾は一部以外の攻撃系魔法を回避するという他では真似できない効果を見せる。


一方、両手持ち二刀流など強力なアビリティがあり、前衛職は片手武器だとやや攻撃力に不安が生まれる。
盾の有無には熟考を要する良バランスである。

  • 両手持ちや二刀流を付けている状態でも盾を持つことはもちろん可能である。
    攻める時は盾を外し、守る時は盾を持つ、といった臨機応変な戦い方さ。
    • 両手持ちできる装備武器を持つジョブはほとんどが素早く動けないので、アビリティ枠が使えないことも含め、臨機応変な戦い方をしようとすると結構スキが大きい。
    • 現実的には、両手持ちを取るか盾と別アビリティを取るかの2択になってしまうだろう。
      特に前衛の両手持ち武器ジョブはいずれも重装備可能なので、常にこの選択が脳裏にチラつく。
  • 攻防一体を目指すなら格闘の出番。力を最大にすることで、武器の攻撃力と盾の効果を両立できる。
    攻撃力だけ見ればバーサクも強いのだが……
  • モンクに盾装備のアビリティを付けて盾を装備させつつ蹴っていけば、与ダメは減らさずに守れる。敵が1体なら残念だが。

逃げている時に盾が発動すると後ろを向きながら盾で回避する姿が見られる。
(シールドドラゴンから逃げている時によくある)


『盾』一覧はこちら

FF5(iOS/Android版)

敵の得意技の解析一覧(GBA版)
http://x11.s11.xrea.com/ff5montech.txt


物理攻撃中、クリティカルおよびそれに準ずる1.5倍撃の得意技(タトゥ系の「突進」など多数)がの回避の対象外となった。
攻撃上昇効果がない得意技は回避できるので、クリティカル全般は盾で防げなくなったが、ギルガメの「亀の甲羅」などは防げるという事。

  • 上記解析一覧中の「攻撃上昇」と「防御無視」のいずれかに該当する得意技は盾回避不可。
  • GBA版ではアイアンドレスの突進は盾回避可、スマホ版では不可を確認。
    神竜改のクリティカルも同様。ベルフェゴールのクリティカルやグルームウィドウの「はり」など攻撃上昇効果のない得意技は盾回避可能。

逃走中に盾が発動するとちゃんと敵の方を向いて防ぐようになった。

FF6

本作においては盾が重要防具である。
防御効果も大きいが、吸収、無効等の耐性や回避効果がまた重要。
両手持ち二刀流が強いのは前作同様だが、これらを使えるアクセサリは希少品。
全員がこれというわけには中々いかず、それに加えオリジナルコマンドが強いので武器攻撃しないというキャラもおり、盾の出番は大幅に増した。


魔法回避率回避率が個別に装備品によって大きく変動する仕様であり、128に達すると完全な回避が可能になる(もちろんそもそも回避不能の必中攻撃もある)。そのため、回避率を高く保つために盾は欠かせないのである。

  • SFC版・PS版では設定ミスで魔法回避率の数値がそのまま回避率に使われており、表示されている数値通りの回避率を発揮していない盾も多い。
  • 一例として魔法回避率0のクリスタルの盾は回避面では全く役に立たない

とはいっても、単純に盾の装備による防御力の上昇量が高めであり、防御力はしっかり上がる(過去作と異なり、兜・頭防具よりも高い)ので装備させる意味は大きいといえる。
敵の攻撃は魔法系・物理系共に、ゲーム後半戦では「盾」がないと厳しいものとなる。
盾を持たない(回避しにくい、防御力低い)二刀流のせいで予想以上に大ダメージをくらってしまうことも。


武器でも回避率アップ効果のあるものが多いのだが、SFC版・PS版では回避率は反映されていないのでやっぱりあまり活躍できない武器も多い。


回避のほか吸収効果も大きく、「敵味方全体・防御無視炎&風属性攻撃魔法のメルトンを、敵にダメージを与えつつ、味方はフレイムシールドで吸収し回復」、なんて戦法もある。


これまでのシリーズ作品とは異なり、ウーマロ以外の全キャラが盾を装備できる。
キャラによっては装備できない盾もあるが、だいたいの重要どころは誰でも装備できるので活用するべし。


回避率に関するバグのせいで、防御力の上昇はともかく、売りであるはずの「回避」が発揮できないものが多い(購入可能な盾は全てそう)。
GBA版以降ではこのバグは修正されており、ちゃんと「回避」ができるので安心。


一部の盾では魔石のように魔法が習得可能なものもある。他の系統の防具でも習得可能なものはあるが、盾には特に多い。
究極魔法アルテマは場合によっては英雄の盾からしか習得できなくなる。


シャドウのように盾が似合わない人物だからといって、二刀流にしたり両手持ちにしたりすると、攻撃力の高い敵を相手にしたとき痛い目に遭いやすい。


フレイムシールドアイスシールド雷神の盾の3つはアイテム使用することで魔法防御無視の各種ガ系魔法を発動して壊れるという、ロッドの強化版としての使い方がある。
量産可能とはいえどれも非売品なので贅沢な使い方ではあるが。


盾で魔法を回避すると、「ミス!!」の表示の前に構えた盾の色がそのたびに変わるという凝った演出がある。
属性や状態異常によって色が異なる。

  • 盾の色は回避した魔法のエフェクトのカラーパレットが関係しているようで同じファイア系でも色が異なっていてかなり多様。
    フェニックスの召喚を盾回避するとその効果やイメージと異なるドス黒い盾が表示されたりする。
  • ピクセルリマスター版では通常の盾回避と同じ処理で行われている。
    (FF5のイージスの盾による魔法回避と同じ処理)

意外と勘違いされがちなのが、FF2~FF5と異なり多くの盾の回避率は低いということ。
店売りされている盾は、安価なバックラーから最高級のクリスタルの盾に至るまで全て物理回避率10・魔法回避率0で統一されている。

  • つまり回避率バグ修正前のバージョンだと両方0となってしまう。

一方で非売品の盾であれば店売り品よりも物理・魔法回避率共に高く設定されているため、多少防御力が低くてもこちらの方が有用な防具として機能する。
上記で「回避率を高く保つために盾は欠かせない」と言われているのは、これら非売品の盾のことのみを指すと思っていいだろう。
回避率が低くても物理・魔法防御力に関してはちゃんと得られるため、店売り品でもないよりはあった方がいいのは間違いないが。


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FF7

FF7では盾の概念がなくなり、武器の扱いに両手を使うようになった。
一応ミスティールのような回避に特化した盾的役割を果たす防具もあるが、回避するとリミットゲージが溜まらないので一長一短である。

CCFF7

防御系の効力を持ち、名前に盾とついた源氏の盾が登場するが、ゲームの性質上アクセサリ枠となっており、これを持って攻撃を防ぐことは出来ない。

FF9

「シールド」と名のついた腕用防具は登場するが、盾そのものは登場しない。
ただ、腕用防具全般が回避に関わっており、これまでの盾のような役割をしている。

  • 盾を腕に装着するという使い方に沿ったとも言える。

FF10

ティーダ用の防具には盾/シールドの名前が与えられている。湾曲した小型の盾。
ほとんどは英語で○○シールドという名前だが、一部「○○の盾」やカタカナの違った名前のものがある。
グラフィックは5種類あるが、どれも全体的にグレーの縁取りに青っぽい色。

  • グラフィック上は手首に小さな盾が申し訳程度についている。

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FF11

詳細はこちら→


サブウェポンスロットに装備可能な防具。盾防御の発動率やダメージ軽減率によって大きく6つのタイプがある。
盾防御では物理ダメージ軽減が可能。「盾スキル」を持つジョブのみで発動する。
それ以外のジョブでも防御力やステータス補正を目的にした装備が可能で、全ジョブで使用できる物も存在する。


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FF12

回避力を高める防具。防御の数値を高める効果はない。中には属性耐性を得られるものがある。
盾を装備すると両手武器は装備できない。


敵対心デコイなどシステム面の恩恵がとても大きく、ゲームバランスを左右する装備。
盾役不在だとMPがすぐ尽き、複数敵の対処が辛く、入念に狩りをしてLvと装備の強化をしないといけない。


回避無視は物理回避のみに適用され、魔法回避には影響しない。
盾の回避率に限り、盾回避率UPで最大+15%も強化される。
多少弱い盾でも強力な防御性能なので、倹約する上では欠かせない。


雑魚モンスターで全滅するのは、デコイをかけた盾役がいなかったことが大半の原因。


序盤、バルフレアがバッシュのことを「盾にはなるだろ」と言っていたが、言葉通り、本当に人を盾にして進むのがこのゲームである。


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FF12IZJS

ゾディアックジョブシステムの盾不在構成も考慮してか、盾の重要度は下がっている。
HP+、防具性能、武器回避の強化で耐久力があり、回復魔法を使いつづける持久力もある。
またアクセサリに属性耐性を持つものが増えた。

  • 殲滅力も上がっている。
    IZJSは防御よりも攻撃志向と言われる。

明らかにバランス調整を放棄している盾が追加。
しかし最狂装備のザイテングラートは、盾を持てない両手武器である。

LRFF13

主にHPとガード時の防御力を上げ、ATB速度を増減させる。さらに7種類に分類され、このなかで5段階のランクがある。

  • 戦盾 HPとガード防御力が中くらい上がる。改造ができるようになればATB速度をわずかに上げることができる。
  • 大盾 ガード防御力がわずかに上がりHPが非常に高くなる。さらに敵の攻撃からひるみにくくなるがATB速度が下がる。
  • 尖盾 HPとATB速度がわずかに上がり、ガード防御力が大きく上がる。
  • 軽盾 HPは中くらい、ATB速度が大幅に上がる。ガード防御力が割合で軽減される。
  • 妖盾 ATB速度と魔法攻撃がわずかに上がる。かわりにHPは増えず、ガード防御力もそこそこ。
  • 篭手 妖盾と同様だが物理攻撃が増える。
  • 宝盾 HPが高めで、ガード時に特定の属性防御力が大きく上がる。ATB速度が下がる。

FF14

剣術士(ナイト)が用いる防具。
レベル50までは幻術士白魔道士)や呪術士黒魔道士)も一部装備可能。
設定された「ブロック発動力」に応じた確率で、「ブロック性能」に応じた割合のダメージを軽減する。


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FF15

ノクトが使用する武器の一つ。
敵の攻撃に合わせガードをすると、敵の体制を崩すことができる。
グラディオもサブ武器として設定可能。


ノクトは通常通り防御に使い、グラディオは武器として使用している。


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FFT

武器欄に装備する。
汎用ジョブではナイト・風水士・弓使い・竜騎士が装備可能。
また、PSP版の獅子戦争では暗黒騎士・たまねぎ剣士も装備可能。

装備することで回避率が増加する…が、終盤になるとリアクションが充実するため軽視されるような。


二刀流の方が強い場合もあり、盾なんか持たず武器を二刀流にして物理攻撃は白刃取りで防ぐ、という戦法が見られる。
ただ、防御を重視するなら、白刃取りに盾を装備するほうがより安定している。

  • 後ろに穴があり、二刀流を併用できる白刃取りやフェザーマント+見切るが選ばれやすいため通常プレイでは若干不遇である。
    むしろなぜマントが正面も回避率が上がるかが謎…

白刃取りは物理系攻撃しか回避できないため、白刃取り愛好家にとっては、魔法回避を補えるイージスの盾が重宝する。

  • 強エスカッション+白刃取りも安定する。
    見切る」を装備しなくても回避75%魔回50%を得られるのが魅力。
  • モンスター相手に通常攻撃をすると高確率でカウンター(白刃取りでも防げない)を喰らうが、盾ならこれを防げる上に「見切る」ならその確率を2倍に出来る。

剣技系の技を持っているキャラだとわざわざ二刀流にする必要が無いので(直接殴るより剣技で遠くから攻撃した方が安全&楽)装備する事が多いかもしれない。
その場合は白刃取りをつけて優秀な盾を持たせておけばかなりしぶとくなる。
剣聖に至っては闇の剣があるためほぼ不沈艦である。


当然、汎用キャラでも非常にしぶとくなる。
終盤、盾とマントを装備したナイト系に正面から切りかかるのはほとんど無駄と言わざるを得ない。
まあ回避率無視攻撃も沢山あるので大した問題ではないが。


背後から攻撃されると、盾の回避が無視される(マントは無視されない)。
また、「見切る」をセットするなどで回避率が100%に達すると、敵AIは無意味な行動をしないので、100%回避される攻撃はしかけてこなくなる。
こうなると、そのユニットを無視して他のユニットを攻撃するようになったり、あるいは、普通は選択しない特技を使い出されて戦局を狂わされる場合もある。
イージスの盾+見切り装備キャラを対象にした魔法攻撃で人間爆弾戦法など活かしようは沢山あるが、やっぱり殴った方が早いことの方が多かったり。

  • なお、背後に適用されないのは物理回避率のみ。
    魔法回避率は方向問わず発揮されるので安心しよう。

刃を用いた武器での物理攻撃をガードした場合、「ギギィーン!」という豪快な金属音が発生する。


盾装備可能でジョブを問わず装備できるようになる。
基本的に片手が空きっぱなしであろう魔道士系ジョブの防御面を補うために付けておくのも悪くはない。


相手の盾を破壊するシールドブレイクという技がある。
……が、何故かこの技も盾で防がれることがある。
見た目だけでなく、実際の成功率で盾による回避率の影響を受けている。
当てれば破壊できる技というわけではないのだろうか。

  • 盾を破壊する技を盾で弾くという匠の技。

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FFTA

回避率に関係するが、正直必要がないくらい回避が変わらない。
吸収属性などで使うのが主じゃなかろうか。
デフォルトで盾を装備できるジョブがそれほど多くないというのも逆風。

  • とはいえども、実はこれ以外の装備系統のものより回避率上昇値は大きい(そもそも回避率ボーナス自体が付いてない装備品がほとんど)のため、回避率を最重視する場合には嫌でも世話になることになる。
    …耐性や攻撃力を犠牲にしてまでも回避率を最優先するような変わったプレイスタイルをとる人間がそもそも存在するのかというのはともかくとして。

常用するに足る性能を持っているのは、終盤で手に入る聖騎士の盾くらいか。

  • しかしながら、耐性目当てなら天使の指輪バレッタで同様のものが得られるため、実際にはプレイヤーによってはこの盾すら全く出番がない可能性も高い。

サポートアビリティの「盾装備可能」があれば一応どのジョブでも装備可能になるものの、サポートアビリティの種類に乏しいバンガ族以外の種族は残念ながらわざわざ貴重なサポートアビリティ枠を消費してまで装備する価値は皆無に近かったりする…。


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FFTA2

回避率に関係する。
盾装備可能」を付けるとどのジョブでも装備可能。
もちろん両手武器を持っていなければの話だが。


アビリティなしでも素で盾二刀流ができる。
回避率は前作よりマシだが余り上がらないので、吸収属性で使うのが主。

関連項目:キャラクター/【黒王ノワール】


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FFCC

クラヴァット専用装備。
但し後のシリーズでは登場しない。


他の種族の専用装備が、防御力自体は素材ごとに一律なのに対し、クラヴァットの盾のみ異なる。
具体的には、初期装備の盾の性能が高い代わりに銅の盾(ブロンズシールド)が存在せず、鉄の盾(アイアンシールド)は他の鉄素材の防具より弱い。
また、他の種族の最強装備はダイヤシリーズだが、クラヴァットはその上に更にチョコボシールドがある。
クラヴァットの強みである防御力は、実際にはこの盾の性能に依存していると言える。
(他にも専用の最強装備にガイアアーマーがあるので、更に防御力は高くなる)
また、これら盾とは別にアーティファクトでイージスのたてが存在する。


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FFUSA

防御力も回避率も同等に上がるが、素早さ+5ボーナスがあり若干回避性能のほうが高い。
フェイは何気にを同時に使いこなしている。

  • 地味に主人公が装備できるものは正規ルートでは絶対入手できないものばかりである。
    (一応、ヴィーナスの盾だけは進路方向にあるが、鍵が必要)

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聖剣伝説

防御力は上がらないがアイテムごとに設定された耐性があり、その耐性があれば攻撃を無効化してくれる。
ただし盾を持っている正面から受ける必要があり、モーグリ状態では効力を発揮しない。
また正面を向いていないモンスターを押したりできるが、こちらを向くとダメージを受けるのであまり意味はない。
普通に進めていれば遺跡の洞窟で入手できるドラゴンシールドがあれば大抵は事足りる。
逆にないとドッペルミラーのミラー攻撃やニンジャの手裏剣など防げず被害が大きくなる。


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DFF

多くのキャラクターが装備できる腕用装備として登場。
他の腕用防具と違ってDEFしか上がらないもののその上昇量は非常に優秀。
コンビネーション効果を持つものが多いのも特徴の一つ。
また一部装備は激突HPダメージ減少や魔法カウンター力上昇などの追加効果を持つ。


DFFで盾といえばWoLを真っ先に思い浮かべる。
彼ほど盾を己のアイデンティティとしたFFキャラも珍しいだろう。あと角とか。
盾を利用した様々な攻撃方法にも個性が伺える。
しかし意外なことに元絵では盾を装備していなく、PS版リメイクのムービーでも盾は使用していない。
それなのに中々どうしてしっくりくるのか。描いた野村氏に聞いてみたいものである。


攻撃アビリティで盾を使用するキャラクターはWOLの他に、シールドバッシュ使用時のフリオニールや、WOLのものまねをするバッツなどが挙げられる。
「敵の攻撃を防ぐ障壁」というのであれば、エクスデス先生のガード技も該当するかもしれない。


盾と両手持ちの兼用といえばDFFのフリオが良い例だろうか。手首に盾を装着した上で、武器を両手で扱っていることが多い。

  • WoLとフリオを比べるとよく分かる。大きめの盾を片手、武器をもう片手に持つWoLのスタイルだと、両手剣は扱えまい。
    逆に、多様な武器を使用するフリオのスタイルだと、大きい盾は使えず、小さい盾を手首に装着するスタイルになる。
  • 特にWoLは盾を積極的に使うスタイル。手首につけていてはブン殴ったり投げたりは難しいのだろう。

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DDFF

今作から「大盾」のカテゴリが追加された。
「盾」との性能の違いは該当記事を参照。
また盾への影響点としては、盾の付加効果が激突HPダメージカットに統一されたこと、そして「ラージシールド」と「イージスの盾」が大盾カテゴリへ変更されたことに限られる。


前作までのDEF値最高の防具カテゴリ単独トップの座からは転落したものの、デメリットなしでDEF値を最も高められる腕防具なのは変わらない。
今まで同様、お世話になる機会の多い装備品として重宝されている。


攻撃アビリティで盾を使用するキャラクターに、DDFF新キャラのヴァンが追加された。
SW時のソード&シールドがそれにあたる。


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光の4戦士

基本的に防御・魔法防御・回避・魔法回避が上がる(一部例外)
むしろ属性防御が重要な今作なので、属性耐性の盾は人数分そろえるべき。
そのため、属性耐性の無い盾は使われない傾向になってしまっている。
ランダムダンジョンなどは…属性よりは防御を重視した方がいいけども。
なおFF10のように腕に付けているのか、両手武器だと思われる物を装備しても装備できる。

  • おそらく設定ミスで盾の回避率は実際には機能していないようである。

今作は二刀流や両手武器の概念がないため、常に盾を装備していることになる。

  • 盾無しのメリットはアイテム欄が1つ空くことのみ。

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FFL

すっぴん、戦士、赤魔道士、竜騎士、メモリスト、ナイト、暗黒騎士が装備可能。
基本後半になるにつれて強力な盾が出てくるが、両手持ち二刀流が登場するとほぼ装備されなくなる。


両手持ちのできないメモリストや、両手持ちや二刀流をしない赤魔道士を使う場合にはお世話になる。
また、全状態異常無効の英雄の盾は両手持ちを使わない場合には便利である。
なぜなら、光の側の最終的な攻撃手段であるファイナルヘブンはすぐダメージカンストしてしまい、限界突破武器を装備していないと両手持ちの恩恵を受けにくいからである。


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FFEX

今作は原則として、主にメイン武器との兼ね合いで盾を装備できるかが決まる。

  • 盾装備可能…メイン武器が剣やナイフなど片手で扱えるもの。
  • 盾装備不可…メイン武器が弓や銃火器など両手で扱うもの。

また二刀流システムがあり、片手武器を両手に持つことが出来るがその場合も当然盾は装備できない。


さらに盾も「重盾」と「軽盾」にカテゴリ分けされていて、前者はナイトなど一部のジョブでのみ装備できる。
後者はどのジョブでも装備可能。


盾装備のメリットとしてはやはり従来通り防御面や回避、耐性面をカバーしてくれることだろう。
ジョブや役割によっては武器二刀流で火力を出すより片手を盾にしてキャラの場持ちを良くした方がよい。

  • 特に敵の攻撃を引き付け続けるタンク役や、味方の継戦能力を支えるヒーラー。

SOPFFO

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PFF

盾というカテゴリは無いが、装備品(アクセサリ)として登場しており誰もが装備可能。
HPと物理防御が上がる傾向がある。

FFRK

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サガシリーズ

初期シリーズ(GB版サガ1・2)ではFFシリーズのものとは異なり、単に所持させるだけでは全く意味がなく、戦闘中に使用することで初めて効果を発揮するという仕様だった。


ロマサガ2、3では高確率で防御力を上げる「盾」と、低確率で完全回避する「ガーダー」に分かれていたが、だんだんと回避型の装備へと変遷していく。
が、両手を使う行動を取ると回避が発動しないというのは共通している。手首への小型盾ではなく、大きいものなのだろう。

  • 魔法盾を発生させる術も登場。こちらは装備・行動に関係なく発動する。これでしか防げない攻撃もある。
    威力の大きい両手行動の隙をカバーし、また術者のステータスに依存しないことから、非常に高性能と言える。

属性防御・ステータス防御を持つものもある。入手難度は高めだが、効果は絶大。


ロマサガ2の「ワンダーバングル」やミンサガの「セルフ盾」など、どこか調整に穴がある。実にサガらしい。