FF15
イオスに存在する神話で、「創星記絵画」と呼ばれる絵画と共に伝わっている。
内容は一種の予言のようなもので、内容は下記の通り。
邪悪なるもの 瘴気を招き 空を淀ませ 大地を蝕む 勇敢なる王と騎士 「剣」を携え 神と共に戦い 闇を振り払う
久年の平和を祈り 神は人の王に「光耀」を授ける ”魂を継ぎ 聖石を譲り いずれ来る災厄に備えよ”と
創星記 第15章 序の二 災厄の果て より抜粋
それぞれのワードを考察すると、
だと大体想像できる。
内容を読む限り「邪悪なるものが瘴気を招く為、それに備えよ」という警告的な教えだと思われる。
創星記絵画は、この世界の著名な画家が数百年前に描いたという設定。
本作のタイトルロゴの女神や、六神、女神の左右にいる騎士達、翼を生やした天使か死神のような者に退治される怪物達などが描かれている。
- 六神は右側にシヴァ・タイタン・ラムウ、左側に抱き合うバハムートとリヴァイアサンが描かれている。
だが、イフリートのみ姿が描かれていない。 - 女神の左右にいる騎士達は恐らく、光耀の指輪に宿る英霊達だと思われる。
- 怪物の中には、オルトロスやリヴァイアサンに似た怪物の姿が確認できる。
怪物達の正体は光を嫌がっていることから分かるように「シガイ」である。 - 中央には四人の人物がいる(分かりにくいが、よく見ると右側の人物が目を包帯で覆った人物を担いでいる)。
物語が進行すれば分かるが、ノクト達4人のことを示している。
インソムニア王宮の玉座の間に続く広間には、壁にこの絵画が描かれている。
- 体験版「EPISODE DUSCAE」でもクリア後の特典映像でこの絵画を見ることができる。
- 映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」でも、王都城内にこの絵画が飾られているのが確認できる。
この神話を記述した「CosmoGony」という本があり、イオスの成り立ちについて、おとぎ話のように詳しく書かれている。
表紙には「剣神から聖石を授かる王」と「槍と蒼い花を持った神凪」が描かれている。
一応星を闇から救うという目的は重要な事ではあるが、この絵に描かれた真の王と闇の戦いは左隅に居る剣神の壮大マッチポンプであった事を考えると、何とも複雑な気分にさせられる。
- 切羽詰まった人間はこういう伝説に縋るというのをよくわかっていたのだろう。
やはり奴は人間をよく知っている。