FF15
イオスを守護する神々で、従来のシリーズにおける召喚獣。
神話の時代にルシス王家と共闘していたと言われており、かつて王家に聖石と指輪を授けた。
該当するのは、巨神タイタン・雷神ラムウ・水神リヴァイアサン・氷神シヴァ・剣神バハムート・炎神イフリート。
しかし、炎神イフリートは他の神々を裏切り、神話の時代に魔大戦を引き起こしたことから「裏切り者の神」と呼ばれている。
それぞれ性別や人格を持っており、ノクトのみが呼ぶことが出来る。
- 人格を持っているとあるが、その行動原理は人間とは全く異なっており、星の病の進行を危惧している。
- 喋ることもできるが、六神の言葉は人間には理解できず、時には頭痛を引き起こす。神凪のみ六神と対話することが可能。
- 六神の言葉は何かの逆再生っぽく聞こえる。
- ゲンティアナ(シヴァ)やバハムートのように普通に人の言葉を話すことも可能。
普段は各地で眠りについており、星の危機が迫ると神凪の呼び掛けに応じて目覚める。
そのため人間の前に姿を現すことはめったにないが、代わりに自分達の意志を伝える使いとして「二十四使」がいる。
「星を守護する神々」と聞こえは良いかもしれないが、かつて人々を寄生虫の脅威から救おうとしたアーデンに対し、星を脅かす力で不死になった為にその存在を許さず星の敵として始末しようとする等、神ゆえの冷酷・傲慢な面が見られる(特にリヴァイアサン、バハムートが顕著)。
- リヴァイアサンに至っては、完全に人間を見下しており、イフリートとは別の意味で問題のある神。
- あくまでも彼等は「星を守る神」であって、そこに住む人間の生死については深く考えていないのかもしれない。
- 「真の王」が最終的に命を落とすことについても、「人間一人の命を捧げるだけで、世界が救われるのだから安いもの」という感覚なのかもしれない。
- 彼等が時折見せる傲慢・冷酷な面は、純粋に「星を守る」という神としての務めを果たしている故のもの(確かに人間からしてみれば堪ったものではないが)。
ニフルハイム帝国は六神の力を脅威として恐れており、六神の討伐を目指している。
過去にシヴァを討伐しているが、シヴァは人間大のサイズとなって生存している(帝国に討伐された元の肉体は亡骸として、ニフルハイム領地のグロブス渓谷に残っている)。
このことから、六神は人間の力では倒すことができないと思われる。
だが王都におけるイフリート戦では、最終的にイフリートはシヴァにトドメを刺されて死を迎えていることから、同じ六神同士なら倒すことが可能らしい。
最終的に六神の思惑通り、ノクトは「真の王」となってアーデン(と裏切り者のイフリート)を倒し、命を捧げて星の病とシガイを消し去った。
星の脅威だけでなく、王の一族も神凪の一族もいなくなった世界を「神」としてこれからも見守っていくのだろう。
六神だからと言って別に合体はしない。
ロイヤルエディション
インソムニアのケルベロス戦後、ルーナに率いられる形で勢揃いするムービーが追加された。
アーデンの張った魔法障壁とシガイの群れを蹴散らし、ノクト達の進むべき道を作った。
また、イフリート戦後のシヴァのセリフが頼むようなニュアンスに変更され、イフリートを憐れむセリフも追加された。
その為、オリジナル版に見られた高慢さはある程度和らいでいる。
The Dawn of the Future
2019年冬~春にかけて配信予定のDLC「The Dawn of the Future」において、第1弾「アーデン "The Conflict sage"」では、「2000年の時をかけてルシスへの憎しみを募らせていくアーデンの様子や六神との衝突」が描かれ、第4弾「ノクティス "The Final Strike"」では、「ノクトが六神と袂を分かち、全ての人々にとって理想的な未来を切り開くため、最後の戦いへと旅立つ」というエピソードが描かれることが発表されている。
いずれのエピソードも、本編では一応味方の立場にあった六神と明確に対立することが明かされており、特に第4弾はエピソード・イグニス同様、本編とは異なるエンディングを迎えそうである。
……かと思いきや、エピソード・アーデンを除き残りのDLCの制作が中止されたため、結局エピソード・ノクティスにおける結末は不明となってしまった。
- エピソード・アーデンでは、FF15の物語は星の病を消滅させるための六神の筋書きで、アーデン(とノクト)はそのための生贄だったという点が強調されている。同エピソード最後(本編開始前)の選択肢で神の定めた運命に抗うことで、後々のシナリオに影響を及ぼしていく予定だったとのこと。
後に発売された小説では、バハムートは上位の神であることが明らかになっている。
バハムートのすべてを滅ぼすテラフレアをほかの五柱で抑え込むなど、残りの神は人間並びに星の味方として行動する。
最後はバハムート=クリスタルがシガイの闇とともに滅んだことで彼らも滅ぶこととなり、時代は神のいない人間の時代となったのだった。